2025年10月30日 (木)

洋館でクラヴィコードリサイタル

1_2025103022520130日、スタジオで出陣前の英国製ブントフライクラヴィコードの最終チェック。楽器にフィットする調律ハンマー選びが中々大変、多数試すも結局製作家が用意したハンマーが一番合うと判明。

3_20251030225501次に若い衆の工房でお馴染みの洋館での自主企画2台のチェンバロのリサイタルで出陣予定の仏蘭西製初期フレンチ1段のご機嫌伺い。海外製なのでこの夏の異常な猛暑には少々バテ気味だった様子、各部リフレッシュさせてナントカご機嫌直ったか・・・。本番での日仏チェンバロ対決見物ながらもうチケット完売であります。

2_20251030230101工房近くの新潟へぎそばのお店でランチ。本場の味で量も多く行列必至と思いきや昼時でもゆったり食事出来る穴場のお店。

5_20251030230501夜はお馴染みの洋館での自主企画クラヴィコードリサイタル本番。モーツァルト所有の旅行用小型ゲブンデンクラヴィコードのコピー(ウィーン製)の豪快な鳴りに感嘆! 製作家の腕とモデルとなったシュタインの設計の良さと築百年余の洋館の音響の素晴らしさが相まってクラヴィコード演奏には最高の組み合わせとなったのでしょうね。抜群の鳴りを引き出した奏者の見事な鍵盤コントロールにも脱帽。

2025年10月18日 (土)

クラヴィコード争奪戦

Photo_2025101816530118日、久々にクラヴィコード争奪戦が勃発し私も楽器担いで東西往復1000km爆走する羽目に。国内にクラヴィコード製作家はほんの僅かだし(絶滅寸前か?)中古楽器も滅多に出ないし「すぐに弾きたいのですが」という要望には全く応えられないのが実に残念。折角気温下がり秋到来と思っているとまたもや残暑復活か?お陰で湿度も上昇気味で除湿器再びフル回転に。本来なら一番楽器管理しやすいはずのこの時期湿温度変化が激し過ぎて楽器のご機嫌取りかなり厄介ですぞ。

Photo_20251018200401クラヴィコードという楽器、入手するのも難しい楽器ながらその生音に触れる機会も滅多に無いのですが、久々にクラヴィコードのソロリサイタルを10月30日(木)お馴染みの池袋の洋館で開催予定。百年前の洋館の極上の音響の元でクラヴィコードの極上の微音を間近で聴けますぞ!お聴き逃し無く!

2025年10月17日 (金)

連日のクラヴィコード試奏

Photo_2025101716310117日、連日の英国製ブントフライクラヴィコードの試奏、昨日の西から500km運んで今日は東のスタジオで。最近クラヴィコードに興味持つ方はチェンバロ奏者よりモダンピアニストの方が多し。古楽と接点無かった方でもネットで存在知ったとクラヴィコードに関心持つ方増えている様でアリガタシ。初めて触る方でもピアノの鍵盤テクニックに精通されていればタッチ難しいクラヴィコードにもすぐに適応出来る様ですね。

2025年10月16日 (木)

英国製ブントフライクラヴィコード試奏

2_2025101621170116日、スタジオで英国製ブントフライクラヴィコードの試奏。まだ少し残暑で湿度も高目、スタジオでは冷房と共に除湿器今だにフル回転。この調子なら秋は短く急に乾燥の冬が来そうな予感。

2025年9月27日 (土)

クラヴィコード試奏会

1_2025092722460127日、スタジオで英国製ブントフライクラヴィコードの試奏会。西のスタジオではまだ湿度高く除湿器活躍中。夜東のスタジオに戻ると除湿器ONのままだった為か冬並みに乾燥しておりビックリ。東西で季節の進み具合随分違うもんです。

2025年9月23日 (火)

水抜きのお陰

4_2025092321260123日、ドッグ入りしていた英国製ブントフライクラヴィコード、数日乾燥したスタジオで水抜きしたお陰で鳴りが随分良くなった様子。やはり古楽器は湿度の影響大きいですぞ。

3_20250923212901先日偶然知らないレーベルから10代の頃愛聴していたアメリカンロックの渋い名盤が大量に再発されている事を知り大人買い。しかしこれらが台湾盤なのでビックリ。昔は大手レコード会社から出ていた盤も年月経てば版権切れるのかドマイナーな会社からでも出せる様になったのでしょうね。昔LPレコードで聴いていた演奏もデジタル化されすっきりした音で聴き直すと新たな発見多く改めて感動する曲多し。

2025年9月21日 (日)

英国製ブントフライクラヴィコード

1_2025092117550121日、英国製ブントフライのクラヴィコードがドッグ入り。早速総分解して内部チェックするも(クラヴィコードは鍵盤外すだけですが)各部殆ど支障無くご機嫌上々でひと安心。英国のベテラン製作家の楽器だけに年月経つもボディの捻じれが殆ど無いのには感心。大概のクラヴィコードは弦の張力に負けてボディが捻じれてしまうのが宿命なのですが・・・。

2025年7月31日 (木)

信州から帰還

8_2025073117020131日、昨日の津波騒動で混乱している都心に戻るよりはと急遽信州に泊まり早朝ノンビリと景勝地徘徊しながら移動。山間部の気温都心よりも10℃以上低く実に快適で帰路の脚は鈍るばかり・・・。

11_20250731170701途中夏の古楽音楽祭で長年通った田舎街を通ったので久々に吉田うどんの店を訪問。超辺鄙な場所ながら開店と共に満席という人気店。歯応え満点の不揃いの太麺を味噌出汁にキャベツを入れて食べるという独特の組み合わせのうどんながら讃岐に負けない位渋いお店多くうどんマニアには堪らないエリア。

Photo_20250731171501首都圏に戻り早速国産クラヴィコードのご機嫌伺い。トラブル発生で流石この猛暑で夏バテか?と心配するもただの経年変化で簡単にご機嫌直りひと安心。

 

2025年7月17日 (木)

日本最初のクラヴィコード録音?

Lp-2117日、珍しい日本録音のクラヴィコード演奏のLPレコードを入手。野宮綾子さんという演奏家が1977年に西独逸製のクラヴィコードで録音したLPながら片面録音で45回転という不思議な盤。残念ながらレコードプレイヤー故障中で演奏はまだ未聴。もしかしてこれが日本で最初のクラヴィコードの録音盤なのでは?

2025年6月26日 (木)

現代ピアノの御先祖様

1_2025062619250126日、朝車で移動中ふと見ると雲で先端隠れたスカイツリーはまるでバベルの塔の様。

2_20250626192801今日はまず現代ピアノのご機嫌伺いから。しばらく古楽器ばかり相手していたので久々に弾くと鍵盤重くて深すぎ、また調律ピンも固くて回すのにひと苦労、弦の数も多いし・・・と文句言いながら調律するも環境変化殆ど影響しないので意外に作業はスムーズ。

3_20250626193701ランチは訪問先近くの卸売市場の場内海鮮食堂で中落定食。観光客全くおらず市場関係者と地元民だけしか来ない上に海鮮の店沢山あり昼時でも行列無くすぐに座れるのがアリガタイ。

4_20250626194001次はゲブンデンクラヴィコードのご機嫌伺い。2年振りの調律ながら部屋の湿温度管理のお陰で調律余り崩れておらずビックリ。午前の現代ピアノの御先祖様の様な存在ながら2台の調律の手間が余りにも違うのが面白い。

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