天平の匠
28日、久々に早朝川辺散策で木陰に潜むカワセミに遭遇。見つけるのが難しい鳥も夜明け頃から望遠カメラ担いで追掛ける熱心なウォッチャーに居場所を教えて頂けるのでアリガタシ。河口にはロシアから越冬の為渡来してきた鴨が居残りで通年過ごす鴨に混じって遊泳中。
今日はご近所の資料館で開催中の1200年前天平時代の建造物の修復記録の紹介展へ。今とは比較にならない程シンプルなテクノロジーの時代ながら先人達の巧みな知恵と工夫の成果には驚くばかり。最近でこそ見直されたものの近代の科学的と称する中途半端な修復が実は良い結果を得られなかったという話はチェンバロ技術者にとっても身をつまされる思い。
昼はご近所にある御贔屓隠れ家蕎麦屋で店名物のうどんの様な超太麺のもり蕎麦。喉越しでは無く歯応えで味わう太い蕎麦を刺身醤油で頂くスタイルがユニーク。超人気店も自粛解禁後まだ以前のような行列出来ておらずホッ。
腹ごなしにこれもご近所の名滝を半世紀振り?に訪問。主要駅から僅か数百mで自然に囲まれた名勝が見えるとはナントも贅沢。今日はもう一つの名物のウリボウには遭遇せず。
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