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2019年12月 2日 (月)

師走恒例上野でゴールドベルグ変奏曲

4-640x427_201912022147012日、今や師走恒例となった独逸在住の関西の実力派Cem奏者の上野老舗ホールでのゴールドベルグ変奏曲リサイタルにジャーマンで出動。欧州で揉まれている方だけにそのタフな鍵盤コントロールは見事。しかしこの人気絶大なるバッハの名曲調律師にとっては僅かな調律の狂いもすぐにばれてしまう実に厄介な難曲でもあります。今日は奏者のリクエストで純正五度8個というかなり調性感がはっきり出る調律法だったので(最近この曲では珍しいかも・・・)最後まで舞台裏で冷や汗タラタラ、特に最後のアリアの冒頭で例の2オクターブのGの音が重なるところなど調律の持ち具合の試験の様で心臓に悪い・・・。

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