仏蘭西の鬼才遂に登場!
30日、仏蘭西クラヴサン界の若き鬼才2年振りに登場(来日前は豪州、香港と回ってきたのだとか)。来日ツァー初日は珍しい能楽堂での演奏。何故かリハは蓋を閉めて弾くのが不思議・・・。今回のプログラムはバッハ&スカルラッティ、楽器を自在にコントロールした緩急を絶妙に織り込んだ多彩な演奏は相変わらず、精気溢れるバッハも絶品ながら爆発するスカルラッティが物凄い!スカルラッティが聴ける公演どれもほぼ完売との事ながらもしチケットあれば無理をしてでも聴くべし!
当初邦楽専門の能楽堂でチェンバロが客席までちゃんと聴こえるか心配するも実は我国の先人達の知恵と工夫は素晴らしく能舞台の床下には音量増大の為に共鳴用の大甕が沢山仕込んでありました。今日の演奏でも能舞台とチェンバロの相性の良さはお判りいただけたのでは・・・。来年9月のスイスの実力派チェンバロ奏者の来日ツァーでは全国3か所の能舞台を回る予定だとか(今回の会場にも登場の予定)。
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