徳島で出会った羨ましい話
14日、早朝神戸出発、夜明け寸前の明石海峡を越え(幻想的な景色!)淡路島を経て阿波の国へ。今日は徳島阿南でのカンタータのコンサートでオルガン仕事。(クランツ・ストリングアンサンブル演奏会) 厳しい寒さの中車で一夜を明かしたオルガン君は芯まで冷え切った様子。ホールで1時間温めても中々ピッチが上がらない。こういう時は「長年の勘」を頼りに本番までの楽器の変化を慎重に読みながらの調律となる。(読み間違えれば使えないゾ) 今日はリハ本番共に結構上手くいったとの手応えあり。(ホッ) 今日のオルガン奏者はイタリア人でウィーンで活躍するマリオッティ氏。現在は徳島の大学で教鞭を取っているとの事。自己紹介の中で「ピアノを中心にオルガンも弾きます。フォルテピアノも少々弾くよ」との事で、「私もフォルテピアノ持ってます」と申し上げると「どんな楽器?」「ワルターです」「それは何年のワルター?」と立て続けに質問攻めに。最後に「その楽器はオリジナル?」「トンでもない!コピーですよ」「僕のウィーンの家には何台か古いピアノがあるよ。1890年頃のベーゼンドルファー、もちろんウィーンアクション。それに1790年代のフォルテピアノ、残念ながらサインがない楽器~」と羨ましい話が続々と出てきてビックリ!(18世紀のフォルテピアノなら無名でもトンでもない貴重な財産ですぞ) 四国にも「デキル」演奏家がいらっしゃるようです。リハの合間にホールの方と雑談。これまた「チンドン屋」「大道芸人」「四国お国事情」などの様々な話に花が咲く。(四国某所のホールでスタインウェイのフルコンが盗難にあったなどという凄い内緒話まで飛び出したが本当か?) 帰りは地元の方ご推薦の阿波の地酒「芳水」山廃純米酒を入手。
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