2025年11月10日 (月)

伊国Vg&Cemデュオ公演千秋楽

2_2025111022460110日、伊国新鋭Vg&Cemデュオ来日公演千秋楽は御江戸郊外の老舗ホールへ。以前は独自路線での集客で渋い古楽系公演を怒涛の勢いでやっていたホールながら最近は古楽系公演殆ど無く私も数年振りの参上か。

6_20251110225001今日の公演は某国営放送が映像収録していたのでいつかTVでこの2人の演奏見て頂けるはず・・・。ご両人今日で最後の公演という事もあり迫力満点の熱演振りでありました。

9_20251110225501今日の公演、久々の古楽系ながらチケット売出半日でもうチケット完売だったとか。お陰でチラシ配布する間も無かったのでこれが「幻のチラシ」であります。伝説の企画プロデューサーK氏が9年振りに復帰されこのホール名物の独特なデザインのチラシも絶好調!是非細部まで読んで頂くとその面白さが判るはず・・・。今日K氏とお話すると「またチェンバロの公演はやりたいなあ」との事で今後の企画に期待する次第。

3_20251110230101今日のホール、お伺いする他の楽しみのひとつが目の前の隠れ家パスタ屋。週4日のみ営業で店内たった3席という実にハードル高いお店ながらパスタは絶品。またすぐ近くのどマイナーなコンビニも今時サンドイッチ120円、おにぎり110円と昭和時代の価格のままという凄いお店。駅から遠いホールながら企画力とチケット低価格、そして周辺の魅力で今だチケット完売続きというのが素晴らしい!

2025年11月 9日 (日)

バッハ&ヴィヴァルディ

2_202511091812019日、御江戸お隣のベイエリアの駅前ホールでの弦楽オケ公演に白フレンチで出動。今日のプログラムはバッハ&ヴィヴァルディ。私は初見参ながら噂通り古楽向きの残響豊かな小ホールでした。しかし最新のニュースではホール近くで猪目撃と報じられておりどうやら危険地帯?に足踏み入れていた様子。数日周辺徘徊している様でやはり今回の猪はただ人気のネズミー王国に行きたかっただけなのでは?

2025年11月 8日 (土)

バッハ&コレッリ

1_202511082244018日、伊国の新鋭Vg&Cemデュオ来日公演2日目は西の人気ホールへ。リハ前の個人練習でCem奏者がいきなりゴールドベルグ変奏曲を弾き始め私1人で切れ味鋭い抜群の鍵盤コントロールで奏でる彼の名演を独占出来た至福のひと時(次回の来日は是非ソロリサイタルを希望)。昨日の初日公演はオールバッハプロながら今日はバッハ&コレッリプロ。バッハも凄いがコレッリのフォリアの熱い演奏が圧巻でした。

2_20251108224701今回は2人共電脳譜面を使用。今日のホールには電脳譜面専用スタンドが常備されておりビックリ。Vg奏者は有るならと専用スタンドを選択。最小限の面積のお陰で楽器の音量落ちる心配無いので今後は頻繁に舞台に登場するでしょうね。

9_20251108225201電脳譜面は譜めくりもフットスイッチで演奏しながら奏者自身で出来るので文明の進歩は凄いもんだと感心しているとCem奏者の電脳譜面のフットスイッチが突然作動しなくなり大騒動。もしかしてホールの携帯電波遮断装置が悪さしたのか?と疑うも最後まで原因判らず・・・。こういうトラブルあるのでまだデジタル機器は完全に信頼出来ないのですよ。

2025年11月 7日 (金)

伊国Vg&Cemデュオ公演初日

1_202511072352017日、初来日のブルージュ古楽コンクール覇者同士の伊国Vg&Cemデュオのツァー初日は都心の人気ホールから。今日のみBachのガンバソナタのみというプログラム。CD出たばかりらしく気合の入った演奏。しかし伊国Cem奏者なのにCDで使用のチェンバロは何故かマニアックな仏蘭西製でしたね。平日昼公演ながら結構な動員にビックリ、渋い古楽系は今後同様にマチネー増えるのでしょうね。

3_20251107235901若手奏者らしく2人共譜面はあいぱっど!まあ時代ですな・・・。

11_20251108000001今日のホールに来る楽しみのひとつはご近所の隠れ家定食屋。裏通りにあり入口が判り難くいので地元民しかこない年季の入った渋いお店ながら味も盛りも良いので大繁盛の様子。

9_20251108000301お店の壁には人気看板娘?についての注意書きが・・・。いや文化遺産の様なお店であります。

 

2025年11月 6日 (木)

伊国の新鋭Vg&Cemデュオ登場

4_202511061613016日、明日から初来日ツァーが始まる伊国の新鋭Vg&Cemデュオ2人がリハに登場。ブルージュ古楽コンクール器楽部門とCem部門の覇者がコンビを組んだ豪華なプログラム。切れ味鋭く推進力に富む新鋭2人の演奏は流石! 本番乞うご期待!

 

2025年11月 5日 (水)

猪出た!

34_202511051859015日、朝若い衆の工房にチェンバロ届けに行くと近所で猪が出たと大騒動。いくら川向うの場末とは言え23区内(それもベイエリア)で猪が出没したというのに仰天。ご近所の有名な猪肉専門店から逃げ出したのか?隣町のネズミー王国を見たさに山奥から出て来たのか?

Cem-1_20251105190301久々にハマの南部に出向いたので卸売市場の場内食堂で魚料理食べようと立ち寄るといつのまにか巨大ショッピングセンターが併設されており市場周辺大混雑。それでも海鮮食堂の定食ネタ新鮮で盛りも良く立ち寄った甲斐アリ。

Cem-4ネットオークションでチェンバロ落札した方から運搬依頼され出品業者の倉庫へ。楽器オーディオ専門の業者との事で巨大倉庫に面白そうな品多数有り。ただチェンバロは滅多に出ないそうな。

6_20251105191001急に季節が進みスピネットのご機嫌を伺ってほしいとの事で個人宅へ。急に乾燥始まったお陰で少しご機嫌斜めながらすぐに調子が戻りひと安心。

2025年11月 4日 (火)

日本古楽史の貴重な資料入手

Photo_202511041851014日、最近入手した書籍で面白かったのが明治時代から始まった日本の音楽博物館開設の歴史を論じたこの本。洋楽導入後かなり早くから日本でも音楽博物館を作ろうという動きがあったとの事ながら、注目は昭和12年に1年に渡り欧米を旅行し博物館開設に向けた視察を行った太田太郎の紹介文。この方は各地の音楽博物館や楽器工房、コンサートホールを訪ね回りそのレポートを音楽雑誌に発表していたのですが、中にはパリ郊外のランドフスカのサロンでチェンバロ演奏を鑑賞、世界初の古楽専門学校バーゼルスコラカントルムを訪問など日本の古楽界に大きな影響を与えた重要人物でもあります。また昭和12年日本人で初めてチェンバロとクラヴィコードをドイツの工房に注文した事も忘れてはいけない功績か(発注主の大倉喜七郎から委託され注文)。数年前に発刊された本ながら今迄見た覚えなく今となって書店に並んでいるのを発見したのが不思議。長年見逃していたのか?

2025年11月 3日 (月)

ブランデン全曲公演

1_202511031826013日、老舗ホールでの老舗古楽オケブランデン全曲公演にジャーマンで出動。バッハのこの名曲集が全部聴ける公演は滅多に無いせいか満席の盛況振り。先日まで病気療養中だったボス今日は指揮とおしゃべりの二刀流の大活躍(関西弁でまくしたてるオモロイお話毎回大受けですね)、かなりのご高齢ながらまだまだお元気な様子でひと安心。モダン楽器での演奏ながらチェンバロ3人中2人エンドピン忘れたのか?足で挟んでの演奏でした。

4_20251103183701今日の老舗ホール、5月から約3年もの改修工事で長期休館となるそうな。築65年という歴史あるホールだけにその素晴らしい音響は是非継続して欲しいモノ。こっそり伺うとまあ内装は余り変化はさせないでしょうとの事ですがね。果たしてどうなるのか・・・。

2025年11月 2日 (日)

チューナーソフトのデータ怪しいぞ

3_202511021730012日、海外の演奏家は調律法に凝る方多く間も無く来日する伊国Cem奏者からも珍しい調律法のリクエスト有り。数値データを送ってきたのでオリジナルの調律法か?と思いきやチューナーにもメモリーされているまあ有名な物。普通なら調律法の名前だけで良いのに何故数値送ってきたのだろうと各チューナー確認してみると同じ名前でも数値が違う!特に一番有名なチューナーソフトのデータが間違っているのにはビックリ。それがあるので調律法の名前だけでなく数値も送ってきたのでしょうね。

2025年11月 1日 (土)

まだ青春時代

13_202511012026011日、最近体調不良を感じていたので仕事を早目に切り上げ主治医の鍼灸師の元へ。体がかなりヤバイ状態ですねと言われ「最近の不調の原因何でしょうか?」と伺うと「まあ歳のせいが一番かな」との回答にガックリ。昨日90歳を超えながら若者よりお元気な方にお会いしたのですが・・・と申し上げると「中にはスーパーマンの様なお年寄りもおられるがそんな方は気力が凄い!」との事。確かに昨夜山田先生は「70代80代はまだ青春時代だよ、老人とは90代になってから」と凄い事おっしゃってましたね。わたしゃ体調不良抱える青春時代の若者という事ですかね(笑)

«山田貢先生宅訪問

2025年11月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ