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    my Cembalo by R・Yoshida

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2017年10月 2日 (月)

アナログの魅力

2_640x4272日、遥か昔、まだ幼き中坊の私にアナログオーディオや蓄音器の魅力や様々なポップカルチャーの面白さを教えてくれた「人生の師」とも言える元レコード店店主のお宅を久々に表敬訪問。あの頃から40年以上経ってデジタル全盛時代となってもLPレコードに拘りアナログオーディオの素晴らしさを熱く語る師の姿に改めて感動。古楽器や蓄音器の魅力を現代に広めようとする私の原点を改めて確認した次第。

2017年2月26日 (日)

古楽は嫌いだ!間違っている!

2_640x47926日、都心を分断する(大迷惑な?)マラソン大会を避けて午後から中心部へ。今日はコンサートで10数年振りに名門ホールへ出動・・・というのは嘘で通り掛かりに気になり立ち寄りましたが今だに建物は昔のままですね。ホールや貴重なパイプオルガンはどうなっているのやら・・・(その後の動向全く噂になりませんね、いつのまにか消えて無くなったりしませんように)。

7_640x480夕方から古音盤専門店での蓄音器コンサートへ。20世紀初頭からのオケの演奏様式の変遷をSPレコードを聴きながら解説するという興味深い内容ながらサブタイトルに「文献をもとにした古楽器研究は本当か?」とありどんなお話が飛び出すのかと勇んで駆け付けた次第(チェンバロの重鎮W氏もお越しでしたが)。解説された音楽評論家の方はどうも古楽が大嫌いのご様子で冒頭から敵意剥き出しのお話しを連発されビックリ、まあ最近ストレートに古楽を否定される方のご意見を聴ける機会も無かったので貴重な体験でした。しかしアコースティック録音時代の旧盤も同時代の最高級の蓄音器や電蓄(1934年英国製)で聴くと極上の音色でありました。


2016年9月21日 (水)

蓄音器でピアノ11社聴き比べ

10_640x48021日、お馴染みの洋館での蓄音器コンサート、今回はピアノ特集との事で20世紀前半に名を競い合った墺仏米独の4か国のピアノメーカー11社の音色を当時の巨匠達の名演のSPレコードとラッパ型蓄音器で聴き比べ。これだけ多くのメーカーのピアノを連続して聴いたのは実は私も今日が初めて・・・、いやそれぞれのピアノの音色に強烈なお国柄の違いがここまであるとは正直驚きました。同時に20世紀前半のピアニスト達の情感溢れる演奏の素晴らしさにも感嘆。楽器も演奏も実に羨ましい時代であったようですね。

3_640x480洋館の庭で彼岸花を発見。こちらのは赤では無く珍しい黄色い花ですね(こちらは何故か赤は咲かず黄色や白ばかりとの事、彼岸花マニアの隠れた名所であります)。


2016年9月 5日 (月)

蓄音器でピアノメーカー11社の音色を聴き比べる!

229月21日(水)池袋の歴史的洋館で開催の蓄音器コンサート、今回の特集は「ピアノ」であります。現代ではコンサートに登場するピアノはたった数社の独占状態になり下がってしまっておりますが(?)、ピアノ黄金時代たる20世紀初頭の名演奏家は皆お気に入りのピアノを選び独自の音色を競っていました。今回は当時の代表的ピアノメーカー11社の多彩な音色をオリジナル音源で聴き比べます!19世紀生まれの巨匠達の現代では途絶えてしまった(?)風格ある演奏だけでなくこれまた現代ではもう聴けないピアノの銘器達の個性的な音色を是非お聴きください(演奏曲目の明細が決まりましたのでご覧ください)。これだけのピアノ銘器の音色を聴き比べ出来る貴重な機会、是非お聞き逃し無く!

東日本大震災復興支援コンサートwith明日館
 明日館蓄音器コンサート
~ ピアノ黄金期の巨匠達の音色はこんなに多彩だった!
      オリジナル音源で味わう巨匠達の歴史的名演奏 ~ 
2016年 9月21日(水)19時 (18時半開場)
自由学園明日館 Room1925  (1921年建築 重要文化財) 
 
音盤解説  松原聡 梅岡俊彦
蓄音器    EMG mark Ⅸ (1930年英国製)
 
料金     2500円
申し込み   umeoka-gakki@nifty.com  (梅岡)
 
コンサートの収益から東日本大震災と熊本地震への義援金を寄付いたします
 
 
皆様のお越しをお待ちしております。
 

演奏予定曲目

〈オーストリア〉
■ベーゼンドルファー(1828年創業)
モーリッツ・ローゼンタール
ショパン:マズルカ Op.33-4、Op.50-2(1935・6年録音)

〈フランス〉
■エラール(1780年創業)
リカルド・ビニェス
ファリャ:火祭りの踊り(1930年録音)

■プレイエル(1807年創業)
ロベール・カサドシュ
スカルラッティ:ソナタL.449・L.387(1937年録音)

■ガヴォー(1847年創業)
ロベール・ロルタ
ショパン:華麗なるワルツOp.34-1(1931年録音)

 
〈アメリカ〉
■クナーベ(1837年創業)
レオポルト・ゴドウスキ
ショパン:軍隊ポロネーズOp.40-1(1922年録音) ※旧吹込

■ニューヨーク・スタインウェイ(1853年創業)
セルゲイ・ラフマニノフ
ショパン:ワルツホ短調遺作(1930年録音)

■ボールドウィン(1862年創業)
ヴラディーミル・ド・パハマン
ショパン:ノクターンOp.32-1(自身のコメント入り・1925年録音)

〈ドイツ〉
■グロトリアン(1835年創業)
ワルター・ギーゼキング
グリーグ:トロウドハウゲンの婚礼の日(1931年録音)

■ハンブルク・スタインウェイ(1853年創業)
アレキサンダー・ブライロフスキー
リスト:愛の夢第3番(1928年録音)
■ブリュートナー(1853年創業)
モーリッツ・ローゼンタール
ショパン:ワルツOp.64-2(1930年録音)

■ベヒシュタイン(1853年創業)
ワルター・レーベルク
グノー=リスト:ファウスト円舞曲(1928年録音)

2016年9月 4日 (日)

アナログオーディオに浸る

2_640x4804日、浪速の郊外の街に何件かの用事で出動。最初の訪問地近くに地元で噂の隠れ家蕎麦屋があると知り早速訪問。のどかな田園地域のややこしい住宅裏にひっそり建つお店でのんびり頂く店主拘りの蕎麦とツユは中々美味で満足度高し(実は山葵も本場モンで素晴らしかったのですが)。

1_640x480蕎麦を手繰りながら小綺麗な店内を見回すと何故か蓄音器が鎮座しておりビックリ。蕎麦屋ながらコンサートや落語会なども開催されているユニークなお店らしいのでこの蓄音器も出番あるのかも・・・。

28_640x480仕事も終わりこれまたご近所で昔何度かお邪魔したJazz喫茶を久々に訪問し一休み。3m近くはあろうかという巨大コンクリートホーンで聴く往年のモノラルLPレコードの生々しくド迫力なサウンドに耳を傾けながらコーヒーをすするというのはもう40年前の若かりし日にタイムスリップした気分。分厚いリクエストブックを持ってきてコーヒー1杯でLP3面までリクエストOKというシステムも懐かしい限り。

29_640x480掛ける音楽は勿論アナログLPレコードのみ(多分CD再生装置は無いのでは?)、アンプは勿論管球アンプという拘り様。今時ここまで「昭和」の香りが残るJazz喫茶はもうどこにも残っていないはず・・・、天然記念物級のお店でありました。




2016年7月29日 (金)

9月21日蓄音器コンサート

2229日、今日は9月21日に池袋の洋館で開催の蓄音器コンサートのご案内。今回の蓄音器コンサートの特集は「ピアノ」、20世紀初頭のピアノ黄金期の巨匠達がどんな音色で弾いていたかを当時の音源と蓄音器で検証いたします。 当時の巨匠達は実は様々なメーカーのピアノを使って独自の音色を競っておりました。 今回は11社ものピアノメーカーの音色を巨匠達の演奏で聴き比べていただきます。 ピアノ演奏が一番華やかだった時代の個性的な演奏の数々を是非お聴きください!

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東日本大震災復興支援コンサートwith明日館
 
 明日館蓄音器コンサート
 
~ ピアノ黄金期の巨匠達の音色はこんなに多彩だった!
      オリジナル音源で味わう巨匠達の歴史的名演奏 ~  
 
20世紀初頭の名演奏家は皆お気に入りのピアノを選び独自の音色を競っていました
当時の代表的ピアノメーカー11社の多彩な音色をオリジナル音源で聴き比べます
 
 演奏予定 (ピアノメーカーと演奏家) 
ベーゼンドルファー(1828年創業)  モーリッツ・ローゼンタール
グロトリアン(1835年創業)       ワルター・ギーゼキング
ハンブルク・スタインウェイ(1853年創業)  アレキサンダー・ブライロフスキー
ベヒシュタイン(1853年創業)      ワルター・レーベルク
ブリュートナー(1853年創業)      モーリッツ・ローゼンタール
クナーベ(1837年創業)          レオポルト・ゴドウスキ
ニューヨーク・スタインウェイ(1853年創業)  セルゲイ・ラフマニノフ
ボールドウィン(1862年創業)      ヴラディーミル・ド・パハマン
エラール(1780年創業)          リカルド・ビニェス
プレイエル(1807年創業)         ロベール・カサドシュ
ガヴォー(1847年創業)          ロベール・ロルタ
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2016年 9月21日(水)19時 (18時半開場)
自由学園明日館 Room1925  (1921年建築 重要文化財) 
 
音盤解説  松原聡 梅岡俊彦
蓄音器    EMG mark Ⅸ (1930年英国製)
 
料金     2500円
申し込み   umeoka-gakki@nifty.com  (梅岡)
 
コンサートの収益から東日本大震災と熊本地震への義援金を寄付いたします
 
公式HPはこちらをご覧ください。
 
皆様のお越しをお待ちしております。

2015年12月26日 (土)

今年最後のリハ

726日、今年最後のリハはナント自分が出演のコンサート(1月16日)のためでした。ちゃぶ台がある和室で80年前のチェンバロの優雅な音色を聴くのも中々粋なモノで有ります。乞うご期待!夜は西へ移動するも幸い帰省ラッシュに遭遇せず西のスタジオへ到着。

2015年12月25日 (金)

和室で蓄音器

225日、年明け早々の1月16日開催の蓄音器コンサート、殆んど宣伝していないのですがちょっと変わった内容が噂を呼んだのかチケット残りあと僅かとなってしまいました。今回は約80年前の蓄音器で当時発売されたSPレコードを聴いて頂き、また当時発売された音楽雑誌なども展示して、昭和初期の日本人がいかにチェンバロに関心を持っていたかを検証する企画でして、当時の音楽愛好家達のチェンバロへの熱狂振りを見て頂く予定です。

9また会場もユニーク、いつも蓄音器コンサートは歴史的な洋館で開催しているのですが今回はあえて昭和の香り漂う和風の部屋での開催です。80年前の日本人が蓄音器でまだ見ぬ憧れの楽器「チェンバロ」の音色に酔いしれていた様子を皆さんにも追体験して頂けるはず。まだ数席余裕ありますのでご興味ある方はお早目にご予約ください。

2015年8月13日 (木)

文豪の名作に登場した(?)蓄音器

713日、今日は最近判明したウチの爺様の蓄音器と昭和の文豪との興味深い関係のお話を。私の兵庫県西宮市にある実家は戦前に建てられた古い2階建ての家だったのですが(阪神大震災で被災し惜しくも解体)、家の横には近所では「一本松」と呼ばれる道路の真ん中に生える大きな松の木があり文豪谷崎の名作「細雪」にも登場する旧跡でもありました。細雪執筆当時阪神間に居住していた文豪はこのご近所に知人がいたそうで良く立ち寄っていたとの事。そのため文中でこの一本松近くの家を訪問する様子を詳しく描写しているのですが昔からどうも我が家をモデルにしているのでは?と言われておりました。最近偶然改めて細雪を読み返してみるとナント我が家らしき御宅の描写に「2階の窓から蓄音器の音色が聴こえた・・・」という描写があるではないですか・・・。もし文豪が執筆のため下調べをしたならば調査で訪問した際の情景を結構使っているはず、どうも当時のウチの周辺の家数件の特徴を混ぜた設定で描写したと思われるのですが文中の「表札が新しい」という条件に合うのは当時どうもウチだけとの事。そうなれば取材中に偶然一本松の傍の家の2階から蓄音器の音が聴こえた風景を文中で描写したのでは・・・というのが私の推測であります。

10文豪が細雪執筆当時ウチの2階は私の親父の部屋だったそうで当然蓄音器の音色が聴こえたのならウチの爺様の蓄音器を掛けていたはずとの事。もし取材当時の情景をそのまま使ったとなると文豪はウチの爺様の蓄音器を聴いて細雪に登場させたと言う事になります。今となってはこれ以上検証する事は難しいかもしれませんがかなり可能性高いお話ではと思うのですが・・・。イヤ突然飛び出してきたウチの爺様の蓄音器と文豪の名作の関係に興奮してしまいましたね。

2015年8月 9日 (日)

浪速で蓄音器コンサート

129日、浪速での蓄音器と即興演奏とのジョイントコンサート本番。会場は日頃コンサートには縁が無い運河沿いの隠れ家的撮影スタジオとの事で御出迎えはこんな目立つ方が担当する事に・・・。今回は噂を聞きつけ遠方からお越しになったお客様も多く開演前早くから会場入りする程熱心な御客様もおられ熱気に包まれジョイントコンサートはスタート。

5今回はお馴染みの英国製大型ラッパ式の他に最近我が家で再発見した(?)2台の小型蓄音器も登場し各種を聴き比べ。特集のJazzをメインにクラシックやタンゴ、そして流行歌まで幅広いジャンルの名盤珍盤を披露するも生演奏も含めると3時間超えの長丁場ながら皆さん熱心に聴き入って頂き仕掛け人としては大変有難し。蓄音器によるオリジナルサウンドで聴くJazz黄金期の名手達の名演、いや本当に凄かった!

30また古盤の雑音混じりの音の中から懸命に演奏を選り分けて聴いていた耳で生演奏(今回はTpとBclとCbの即興)を聴くとこれがまた新鮮でありました。後半は御酒と農園直送の贅沢な料理を頂きながらリラックスムードの中での珍盤特集。今回初登場の超小型携帯用蓄音器の実演なども大受けでありました。

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