2009年11月 1日 (日)

神戸でモツレク

1 1日、神戸でのモツレク本番。創立記念のメデタイ公演との事で写真撮影や記念曲の録音など普段と違う催しが朝から目白押し、今日もオルガンにとっては厳しいスケジュールとなるも幸い昨日より調律が全く変化なく助かった!本番もいつもは照明の熱気で暑くなる厄介な舞台ながら指揮者の「今日は暑いね、エアコン入れて!」という季節外れのアリガタイ指示で楽器もご機嫌で調律イラズ、結果調律師にとっては出番がほとんど無い1日。

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2009年10月31日 (土)

海上からアート鑑賞

Photo 31日、今日も朝からモツレク公演リハ。一晩車中泊で冷えたオルガンを会場搬入・調律たった30分という厳しい条件に一苦労。こういう時こそ長年の勘がモノを言う場面でもありますが・・・。幸い何とか読み通りの変化でホッ。

28 リハが思いの他早く終了、突然空き時間が出来たのでちょうど開催中の神戸の港周辺が会場のユニークな現代美術祭へ。

9 観光名所の波止場ではコンテナをズラリと並べてその中で様々な作品を展示。面白い作品もあるものの使える空間が限定されているためか少々似通った作風が多かったのは残念。

53 神戸ならでは!という面白さを発揮したのは港内を船で巡って鑑賞するという海上の作品群。海上に突然出現するオブジェを船から眺めるのは中々新鮮。船内でも舞踏などのハプニング的なパーフォマンスもあり楽しい遊覧観光。

50 中で一番のインパクトは孤立した防波堤に出現の奇妙なオウチ(?)。エグイ女装というアッパレなお姿の作家自らのお出迎え付きというナンとも豪華な作品には船内一堂大ウケ。

68 海上遊覧が終わり今度は美術館前で上陸し館内の作品を鑑賞。美術館では偶然チェンバロのコンサートがあった様子ながら気が付いたときには終了しており聴けず。誰か顔見知りの技術者が来ているのか?と姿を探すも見つからず、替わりにピアノ運送業者のトラックを発見。チェンバロをピアノ運送屋に運ばせる方もいるんですね。今日は路上ではなく海岸でゆっくりと夕焼け鑑賞。

72 久々の神戸でのOFFなのでディナーは老舗のロシア料理へ。名物シチューつぼ焼きや香草ウォッカなどを堪能。派手さが全く無い味付けがまた神戸の老舗レストランらしく地元民には嬉しい限り(東京だと受けない味でしょうねえ) 実はここ数日別働隊が東京で奮戦中なのに肝心の親方地元で羽伸ばしてますね。(たまにはこんな時もないとね・・・)

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2009年10月30日 (金)

神戸楠公さん散策

1 30日、神戸でのモツレクのリハにポジティフオルガンで出動。今回はオケでは無く合唱団の練習スケジュールに合わせてとのことで音出しが搬入1時間後とオルガンには中々厳しい条件。歌手はオケのような指慣らしや調弦が不要ですぐに練習開始出来るんでしたね。

2 リハの待機時間にご近所の楠公さん(地元民は湊川神社をこう呼びますな)周辺を散策。まずは参拝ついでに珍しい備前焼の大きな狛犬を拝見。南北朝の忠臣楠公を祭る神社ながら由来を見ると明治維新頃の建立と比較的新しいのが意外。

5_2 公園の片隅に眠る巨大な石の建造物は初代兵庫県知事だった伊藤博文の銅像跡。日露講和条約の内容に怒った市民暴徒に銅像を倒されたり、戦時中の金属提出で銅像が失われたりと中々興味深い由来のよう、現在は立派な台座のみ。そういえば10月26日が伊藤博文がハルピンで暗殺されて100年目。

8 ランチは洋食激戦区の中でも味と量と値段の三拍子揃いの人気店へ。揚げたてのヘレカツとハンバーグ美味し。小ライスが普通の店の大盛並み、大ライスはさぞかし山盛りなんでしょうねえ。これで800円。これでもあまり行列は出来ないのが神戸の魅力では。

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2009年9月29日 (火)

池袋ショッピング

1 29日、今日もリハの1日。合間に買物で池袋を徘徊。クタビレタ工具カバンの代わりを探すも最近はソフトで軽量なモノが主流なのかタップリ収納出来る昔風のアタッシュケースを見つけるのに一苦労。(不況のご時勢何でも選択肢は減る一方では?) カバン探しは苦労するものの途中携帯電話のバーゲン(半額!)を発見しこちらは即決で購入。(機能と年式が値段と比例しない価格設定は何とも不思議) 買物も済み某教会に20世紀モデルの高性能チェンバロをお届け。調律イラズの優れもの君最近結構活躍中(苦笑)。

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2009年9月24日 (木)

ギター&オルガンデュオ

2 24日、朝から年季の入ったチェンバロのご機嫌伺い。長い年月を経てくると「栄えある向こう傷(笑)」が結構あるものの練れた響板の堂々の鳴りっぷりに一安心。

9

昼から名古屋の新しいホールにポジティフオルガンで初参上。昨日に続きギターとオルガンのデュオ公演。この会場、300席という室内楽には(特に古楽器!)理想的な席数、ゆったりとした舞台空間、しっかりとした内壁の豊かな響きを持つ素晴らしい音響、個人が作った(!)ホールとしては日本一贅沢な空間では? アクセスの良さと共に呑み屋街がすぐそばというのも魅力かも(打ち上げはとても便利!) もっと古楽の公演やってください!

18 ギターとオルガンという珍しいデュオ演奏、実は2台の音量差が激しく中々バランスが取れず一苦労。結局オルガンのフタを全部閉めてOKが出るものの今度はオルガンの譜面台が使えない・・・(フタと譜面台が兼用でした) 最初ピアノの譜面台を乗せて試すも黒光りするイカツイ怪物は全く似合わないしと困っていると、ホールから「これをお使いください」と特注の譜面台を提供していただき万事解決。(ロビーの飾りだったとか) 色といい形といいあまりに我が楽器にピッタリで思わず出た言葉が「これからずっと使いますので広告料下さい・・・(笑)」

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2009年9月20日 (日)

優雅な時間潰し

18 20日、有楽町のホールでの合唱公演にオルガンで出動。某巨大音楽祭開催で有名なこの会場、多数のホールが同じ建物内に同居するという複雑怪奇な構造のため出演者、スタッフ共に目的地に中々辿り着けず遭難者続出・・・。携帯でSOSを求めても皆さん今自分がどこにいるかも判らず救出に行くことも出来ず・・・。リハ開始時間にオルガニスト以外全員到着出来ずという異常事態に(結局リハ開始は半時間遅れ)、私も何度行っても迷子になるし。演奏は600席の講演会場ながら意外に残響があり演奏者にとってはアリガタイ。

4 しかし早い時間に搬入後長い待機時間を持て余すかと思っていると、ナンと会場内で盛大な骨董市が開催中。古物ガラクタ好きにとっては1日いても時間が足りない。お目当てのSPレコードは収穫無し、もっぱら目の保養でブラブラ。深夜また関西に移動。連休中日で大渋滞を覚悟するも幸い高速道路はガラガラで拍子抜け。

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2009年9月14日 (月)

オルガン・スパラ入りでヴィヴァルディ

2 14日、四谷のホールでのオールヴィヴァルディ公演にポジティフオルガンで出動。この公演、最初チェンバロで出動のはずが急遽オルガンへ変更に(チェンバロは奏者の楽器を使用)。 プログラムは御馴染み「四季」をメインに横笛の御大が大活躍のフルート協奏曲、まだまだ世界を見渡しても奏者が数えるほどしかいない稀少楽器スパラ2台でのチェロコンチェルトなど盛り沢山。数年前に来日の古楽界の人間国宝(笑)シギス率いるベルギーの「LaPetiteバンド」でも聴いたスパラ入りの「四季」。(その不思議な軽くシャープな演奏に最初戸惑いましたがすぐに耳が慣れると快感になりましたが・・・) その時と同じ最小編成ながら今日はコンバスとオルガン入りのお蔭で低音成分がぶ厚くこれまた心地よい!またチェンバロと違い持続音が出せるオルガンの音色が意外にヴィヴァルディにマッチしビックリ! 日本古楽界の主流派(笑)によるバロックの超人気曲(もう手垢にまみれた名曲と言って良いほどですが・・・)の演奏が今だに存分に刺激的ということが一番嬉しかった一夜。

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2009年8月10日 (月)

ブルージュコンクール続報

ブルージュで見事アンサンブル部門2位入賞の福間彩さんから少し詳しい情報がはいりました。

2009年ブルージュ アンサンブルコンクール
会場:Concertgebouw - Kamermuziekzaal
予選:8月4日、5日      14組のアンサンブルがエントリー
本選:8月8日          出場アンサンブル:3組
- Diamanté
- L'Art du Bois
- Estampes
結果
1位 Estanpes : 川久保洋子(Vn)、Myriam Rignol (Vg), Julien Wolfs (Cem)
2位 (2組)
    Diamanté : 宇治川朝政(Rec)、木村理恵(Vn)、Robert Smith(Vc&Vg)、福間彩(Cem)
    L'Art du Bois : Verena Fütterer (Rec)、Margret Görner (Rec)、Lena Hanisch (Rec&Ft)、 Maria Ferré (Lute,Theorbo,Baroqueguitar)、Judith Sartor(Vg)
現代曲特別賞 Estanpes
聴衆賞 L'Art du Bois
審査員:
Johon Huys 、Bruce Dickey、Dominique Visse、Nicolau De Figueiredo

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2009年8月 9日 (日)

ブルージュコンクール速報

88 9日、ブルージュの2009年古楽コンクールの本選結果の速報です。今年はオルガンとアンサンブル部門。現地時間8日に本選があり深夜に発表があった模様。(最近は公式HPで素早く結果を発表するので比較的すぐに結果が判って便利、写真は昔の授賞式の模様)

2009年ブルージュ古楽コンクール オルガン部門

Eerste prijs: Ben Van Nespen (B)
Tweede prijs: Jean-Philippe Merckaert (B)
Derde prijs: Simone Vebber (It)
Eervolle vermelding: Litz Aoki (JP)

Prijs van het publiek: Jean-Philippe Merckaert (B)

 アンサンブル部門

Eerste prijs: Estampes
(Yoko Kawakubo, Myriam Rignol, Julien Wolfs)
Tweede prijs ex aequo:  Diamanté  en  l'Art du Bois

Prijs van het publiek:  l'Art du Bois

オランダ語はよく判りませんが(誰か訳して!) オルガン部門の本選出場の青木理津さんは残念ながら入賞ならず? 2位のJean-Philippe Merckaert氏 (ベルギー)は徳岡めぐみさんの御主人とか。

アンサンブル部門は川久保洋子さんが参加の「Estampes」が優勝。宇治川朝政&福間彩両氏が参加の「Diamanté」は2位だった模様。

皆さん、おめでとうございました!

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演奏ピッチ

2 9日、港町横浜にオルガンで出動。前日にオケから「ピッチはA=441でね」との連絡が。どうも管楽器(440)と弦楽器(442)の希望ピッチが合わなかった様子。本番調律前に両者から「内緒で良いからこちらの希望ピッチでお願いね!」と言われても・・・。(難問も苦心のピッチ設定で何とか乗り切れた様子)

3 もうひとつの難問は最近オケマンはほとんど持っている小型のチューナー。これが結構高性能でこちらの仕事(というか思惑)がすぐにバレテしまうのが厄介!(笑) まあこちらが何を狙っているか判ってもらえれば問題無いのですがね。

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2009年7月25日 (土)

上野縦笛祭&モーツァルト

2 25日、今日から2日間上野で開催の縦笛祭にオルガンで出動。業界主要メンバー総出演+豪華伴奏陣+アマチュア出演者多数+展示ブース充実!ということでホール内では大御所から若手まで縦笛演奏家&業界関係者で溢れてました。

3 これだけの縦笛奏者や縦笛入りアンサンブルが同じステージに結集するのは初めてでは?チェンバロ業界ではこんな催しは出来ないよねとは鍵盤奏者達の裏の声、確かに出演者の選考だけでも紛糾すること間違い無しでは(笑)

19 ベテラン奏者達は皆さん一味違う演奏を聴かせようと独自の渋い選曲で勝負!となった様子。(これだけ名手が並べば確かに名曲オンパレードはやりにくいでしょうねえ) 

9 ロビーでは多くのメーカーが大量の笛を展示・即売。(オランダから製作家の斉藤氏まで来ておられましたね) 皆さん熱心に色々な笛の試奏に熱中されてました。縦笛愛好家の層の厚みを改めて実感。

1 夕方のオルガンの出番終了後急いで護国寺の教会へ移動。夜は大井浩明(Fp)+阿部千春(Vn)モーツァルトデュオリサイタル。この公演、私の新入りのルイ・デュルケンモデルのフォルテピアノのお披露目コンサートでもありました。(それなのに持主が本番に遅刻してしまいましたが) 同じ曲でも共演者と楽器が変われば全然違うテイストになります!と大井氏が宣言していたように、2週間前の突然の寺神戸亮氏との演奏とはまた一味違ったモーツァルトの世界が出現。

2 今日は本番前は若手O君が担当、休憩は私にバトンタッチと連携プレーでフォルテピアノの調律を担当、違う技術者の調律を客席で比較出来るのは実は貴重な体験、やはり個性が音色に現われるような気がしましたが・・・。 湿気に弱いと聞いていた18世紀スタイルの木製カプセルを使ったアクションも何とかトラブルもなく最後まで無事完走、アメリカ製の楽器はやはりタフなのかも?。

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2009年6月27日 (土)

暑いのが幸い・・・

4 27日、朝から練馬にポジティフオルガンを持って出動。梅雨はどこにいったのか練馬は晴天猛暑オマケに光化学スモッグ注意報まで。(練馬の最高気温がニュースになっていましたね) 今日の会場は年季の入ったホールのためか照明が強く舞台上は28℃を越えてオルガンには厳しい環境・・・のはずが運んでいる最中にもう充分楽器は猛暑で温まってしまった様子(舞台より外の方が暑かった!)、お蔭で調律はビクとも変化せず、リハ本番と調律のやり易かった事!猛暑様々の1日でした。

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2009年6月 5日 (金)

今日は都会の学校へ

6 5日、昨日までの過疎の学校から一転、今日は自分のポジティフオルガンを持って都心の某大学へ出動。田舎から戻ってみると街中の騒々しさの凄い事!(普段は気にならないのですが) 夜は来日最終公演という「私の一番お気に入りの神様」を拝観に横浜へ。先日の東京公演よりこなれた演奏で最後まで一挙一動に釘付け。(まだまだ元気で安心しました) いつかまたそのお姿を再び拝めるのか?

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2009年6月 4日 (木)

山奥で響くオルガンの音色

1 4日、今日も元炭鉱の町の山間部の学校2校へ出前コンサート。初めてポジティフオルガンを見る子供達を前に今日も私は調律と共に楽器解説でお話も。同居する小中学校合わせて学童が10人に満たないという山奥の学校などは皆兄弟のような雰囲気で純朴そのもの。自然と素直さを満喫の2日間。

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2009年6月 3日 (水)

カワイイお客様

4 3日、朝ホテルでボンヤリTVを見ていると突然画面に自分が映し出されてビックリ。前夜のコンサートの模様が地元ニュースで流れてました。(そう言えば本番を録画してましたね) 結構タップリと紹介された様子。

10 今日はポジティフオルガンを持って郊外の小学校への訪問コンサート。(前日と同じく演奏はU氏、私もまたもや楽器解説で登場) 子供達は初めて間近で見るポジティフオルガンに興味深々。渋いバロックのオルガン曲にも熱心に耳を傾けて聴いてくれました。子供からの質問コーナーでは元気良く手を挙げた男の子からの最初の質問が「Uさん、結婚してますか?」(笑) 給食直後でお腹一杯になったのか演奏している奏者のすぐ横でスヤスヤ居眠りする子供などもいて何とも楽しいひととき。

15 昼はたった7人という山間部の学校で子供達と一緒に給食を頂く(学校給食なんて40年振りかも・・・) 最近の給食は食材に気をつけているようで結構美味しい(昔と大違い!)

27 夜は連日地元の方を講師に課外授業で「いわき食文化」のレクチャーに参加。今日は解禁したばかりのウニの貝焼きが絶品。

31 旬の「カツオ」や地元名物の小魚「メヒカリ」、小ぶりながら美味だった「ヒラガニ」など連日いわきの「食文化」のレベルの高さに感嘆!

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2009年4月18日 (土)

2段鍵盤

9 18日、スタジオにポジティフオルガンを戻し数組のリハーサル。チェンバロ・フォルテピアノの他に新顔(?)の鍵盤楽器がスタジオに登場。(買った訳では無く調整で入庫中)       早速ポジティフオルガンの上に乗っけてみると2段鍵盤の楽器に見えて中々格好良い!コンサートで使えるかは少々疑問ですが・・・。 何故か楽器の上には骨などから最新技術で復元された「バッハの素顔」(!)がジャケットというCDが。(今日入手!) 

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2009年4月17日 (金)

あれから4年

1 17日、4年前に起こった痛ましい鉄道事故の追悼コンサートの本番。「良く聴こえる」オルガンでモツレク他を演奏。終演後すぐに帰京。1000円ポッキリという週末割引に釣られて高速道路のパーキングは深夜・明け方にも関わらずどこも乗用車で満杯!しかし関西から東京への高速代は残念ながらには1000円にはならず・・・(それでも8割引程度にはなって助かってますが)

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2009年4月16日 (木)

音量自在

Photo 16日、ポジティフオルガンで尼崎に出動。楽器搬入前に地元で人気の洋食屋へ。おかずの品数豊富ボリューム満点の定食はさすが関西!(欲を言えばスープが付いていれば・・・) 

4 今日は演奏家から「いつもより音量が欲しい」との事で特別仕様のオルガンに。演奏中に音量を自在に調整出来るので指揮者から「そこもっと大きく」など細かいリクエスト有り。いつもはほとんど聴こえない「モツレク」もオルガンがしっかり活躍の様子。「この曲は間違えないとオルガンは聴こえない」との恒例のギャグが今日は通用しなかったです。

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2009年1月31日 (土)

チマローザのレクイエム

1131日、今日はポジティフオルガンで神戸のベイサイドのホールに出動。さすが港町だけあって野外テラスもあるロビーから見る景色が豪華。

6 ただ震災後新しいファッションエリアとして賑やかだったハーバーランドも三宮・元町に客足を取り戻されつつあるのかビルのテナントも歯抜け状態で少々寂しい様子。人気挽回の切り札なのか、珍しい水陸両用バス(初めて見ました)がホール周辺をウロウロ。波間に浮かぶバスは船より揺れていましたが乗り心地はいかに?

3 今日はアンサソブル神戸と地元合唱団の共演でオールチマローザプログラム。ポジティフオルガンはレクイエムで出動。このホール、冬場はいつも暖房と照明で異常に暑く乾燥する「危険なホール」。(過去チェンバロの響板が割れたとか鳴りっぱなしが起こったとか怖いお話がテンコ盛り) 今日も劣悪な環境を見越した調律で準備していると、「リハ始まってすぐに歌手からこんな暑さはイヤ!とクレームが来たので温度下げますよ」との事。多分冷房(!)を入れたのか舞台上は急に4℃以上も下がって「並みのホール状態」に。お蔭でオルガンのピッチも下がる下がる!慌てて再調律(汗)。このホール、今まで散々苦労してきたのにやれば出来る!(怒)。 怖い乾燥もまだ許容範囲で収まってましたし(それでも30%近かった)。冬場のオルガン仕事としては上出来の結果で無事終了。ヤレヤレ。

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2009年1月18日 (日)

冬場のオルガン

3 18日、朝から四谷のホールでの合唱団の公演にオルガンで出動。前日搬入のお蔭で朝から楽器は充分暖まっておりすぐに調律可能な状態で大助かり。(このホール、昼夜問わず温度変化がほとんど無いのが素晴らしい!) もし当日朝一番の搬入なら冷え切った楽器を暖めるのだけで1日大騒ぎだったはず。(下手すると1/4音下がっているかも・・・) 冬場の厳しい条件の中でのオルガン仕事、ましてピアノとピッチを合わせてとのオルガンには苦手(笑)な要望も頂きながら無事任務達成でヤレヤレ。

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2009年1月17日 (土)

お江戸情緒

2朝から震災を思い出しつつ池袋に立ち寄ると何故か沢山の消防車が駅前の繁華街に結集中。幸い大きな火事では無かった様子(ボヤ程度?)だが少し14年前の神戸を思い出させる風景でドッキリ。

6 池袋で所用を済ました後、急に落語を聴きたくなり寄席を訪問。いつもは寂しい地元の寄席も正月気分がまだ残る週末のお蔭か立ち見も一杯の超満員。昼席の浅い出で「文楽」「小さん」などの大看板を聴けるとは正月からメデタイ事(出来ればどちらも先代を聴きたかった・・・)。 それでも名人だった目白のお師匠様の息子と人気の孫を続けて聴けたのが収穫。

11 少し寄席で正月のお江戸情緒を味わった後は、明日本番の四谷のホールへポジティフオルガンを事前搬入。冷えた朝に楽器を運搬しなくて良いのは助かった!ホールのご好意に感謝!夜は寄席で「時そば」を聴いたお蔭で急にお江戸風情の蕎麦屋に行きたくなり、ホールの帰りに神田の老舗「M」を訪問。昔からご贔屓だった様子のご年配のお客様で繁盛の様子。今日一日で古き良きお江戸の香りを堪能。

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2009年1月 9日 (金)

オルガンにはつらい日

4 9日、今日は宵戎。私の生れ故郷の西宮では今日から3日間は「十日えびす」として1年で一番盛り上がる時期。(今年は行けないのが残念) 明日は最近全国的に有名になった福男選び(早朝表大門から本殿まで走り参りで先頭の3人が今年の福男に)の模様がTVで何度も流れることでしょう。今日は合唱団のリハーサルにオルガンで出動。合唱団から楽器搬入後すぐにリハを始めたいとの要望があり「スタジオで調律していきますのでまあ時間が無くても大丈夫です」と安請け合いしたものの、朝から雪降る厳しい寒さにビックリ。空調完備のスタジオでも壁伝いに冷気が入り込んでいたせいかオルガンのピッチが予想以上に低下、この状態で調律すると今度はリハ会場でのピッチの上がり過ぎは必至。こういう場合はどんな手段を使ってでも楽器を暖めないといけない・・・、結局少し反則技と多少の幸運のお蔭で何とか約束の時間にオルガンの調律が完了。それでも約3時間のリハの間に4ヘルツもピッチが上昇してしまった様子。こんな日のオルガン仕事は厳しいっス。

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2008年12月24日 (水)

クリスマスコンサート INいわき

15 24日、夜明け前に目白を出発。今日も路上朝焼け鑑賞会。日の出・日没というお天道様の1日2回の美しい贈り物を拝むたびに心身共にに活力アップ! 私の健康の源です。(朝焼け鑑賞健康法と言う名前で広めてもよいかも・・・)

23 今日はいわきのホールのロビーでランチタイムにクリスマスコンサート。先日のチェンバロお披露目コンサートに続きMarieさんがポジティフオルガンを演奏。(1曲チェンバロも登場) ロビーの特設舞台ではクリスマスツリーや電飾も賑やか。

46 Marieさんはクリスマスとの事で自前のサンタの衣装で登場(中々やりますねえ~)。 ほのぼのトークと切れ味鋭い演奏のコンビネーションが楽しく聴き応え充分。

43 演奏したロビーは石の床にしっかりした壁面、5階分の吹き抜けの広大な空間はまるでヨーロッパの大寺院のよう。パイプオルガンには最適な音響の空間でしたね。4ストップのポジティフオルガンながらまるで大オルガンのような迫力! 今後もこの素晴らしい音響のロビーコンサート沢山企画してください!(古楽器には最適!)

52 先日このホールでのお披露目コンサートに登場し、その迫力ある音色に度肝を抜かれた16f付きチェンバロの次回の登板が今日いよいよ発表。 次回は日本とイタリアの実力派チェンバリストの競演が4月に開催と発表。(東京といわきの2回のみ、16fチェンバロはもちろんいわきのみの登場です) 演奏家も日伊対決ながら、チェンバロもホール所有のドイツの重戦車のような楽器と張り合うのは我ジャーマンの予定、楽器もドイツとオランダのお国対決です。ホール所有の16f付きチェンバロと我がジャーマンの鳴りっぷりの聴き比べが楽しみ!

53 今日は昼間のコンサートなので終演が13時、すぐに帰るのも勿体無い!との事で小名浜漁港に寄り道。美味そうな魚を鑑賞後、豪勢な海の幸のランチ。夕焼けを鑑賞しながらノンビリ帰京。

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2008年12月22日 (月)

何という温度差!

118 22日、起床後トイレに行くといつも濡れている窓が結露していないのにビックリ。朝気温が20℃まで上がったと聞いて納得。(9月並みの暖かさだったとか) 午前中はポジティフオルガンの調律変更。1/6ミーントーンから平均律へのチェンジながらあまり大きな上げ下げが無いのは、1/6ミーントーンが18世紀ウェルテンペラメント並みにバランスの取れた調律法なせいかも。午後は池袋の電気屋で買物。3年間無事故で今だ長距離ドライブの必需品として活躍中の我がIpodもそろそろバッテリーがへばり気味・・・。ダウンする前に新しいIpodにバトンタッチということで120Gを購入。容量は倍ながら本体の厚みは薄くなっているし値段も安い。性能が数段上がった上に値段が安くなるなんていう現象は我々生楽器の世界では信じられないのですがね。 電気店を徘徊中にパソコン売り場で偶然製作家のY氏と遭遇。メールも絶対やらない主義というY氏が何故パソコン売り場にいたのかがちょっと不思議? お会いするとすぐにクラヴィコードのお話で大盛り上がり。日頃難しい専門用語を振りかざすパソコン売り場の店員の横で「ゲブンデン」や「ブントフライ」など彼らに理解不能な用語を連発する我々はちょっと「アブナイ」お客に見えたかも・・・。夜は今度ポジティフオルガンを使う合唱団の方が試奏でスタジオ訪問。夜は午前中の暖かさから一転雨と共に厳しい寒さに。ただ雨のお蔭か冬の本格的な乾燥が来ずに助かってます。

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2008年12月 4日 (木)

オルガンビルダー・エテンヌ氏

20 4日、我がオルガンの製作家エテンヌ氏が現在来日中との事で数年振りにメンテナンスを依頼。(何と歌手としての来日だったとの事、彼は実は売れっ子合唱メンバーでした) 我が楽器、連日の舞台での活躍で調子は良好なのでパイプのヴォイシングなどは「このままで大丈夫!」とのお墨付きを頂き一安心。チェックする演奏を聴いているとさすが製作家は素晴らしい音色を引き出すもんだと感心しきり。

16 折角のメンテナンスなので日頃触れない内部まで分解して念入りにチェック。今は大丈夫ながら数年後には危ないかも?といった箇所を中心に調整。

17 パイプの調整には残念ながら工作机が無いので急遽オルガン運搬用台車の裏側が作業台に変身。「日本の職人みたいだろう!」と日本大好きなエテンヌ氏が自慢するので「日本の職人は畳に立膝で仕事するんだよ」と言うと「僕は膝を組んで座れないよ」。

21 午前中はジックリと我がオルガンの調整。昼からオルガン奏者Nさんの楽器が到着しこちらもメンテナンス。結局珍しくエテンヌ氏のポジティフオルガンが3台も一箇所に結集する事に。

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2008年11月26日 (水)

Kさんのオルガン

Photo 26日、朝から大阪枚方の教会に出動。今年惜しくも急逝されたオルガニストKさん愛用だったポジティフオルガンを調律。関西では数少ないコンサート用ポジティフオルガンとして私もオルガン2台のコンサートなどにお借りしたりと思い出の多い楽器、改めて触らせて頂くも持主の愛情を込めた弾き込みのお蔭か見事な鳴りっぷりと弾きやすさに感心。午前中時間を掛けて丁寧に調律、もうこの時期は冷え切ったオルガンが暖まるまで時間の掛かる事!

7 午後に一旦神戸に戻り久々に地元でランチ。六甲に新しく出来た蕎麦屋訪問。細切りの蕎麦中々美味し。ただ丁寧な調理のお蔭か(まだ慣れていないのか?)、洋食のコースが食べれるほど時間が掛かるのが玉にキズ?午後はツァー最終地の北海道へ向けて神戸を出発。高速を使わず山道を抜けて日本海へ。

8 小樽行きのフェリーに赤レンガの倉庫が並ぶ港町・舞鶴から乗船。20時間の船旅へ。

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2008年11月16日 (日)

川口でカンタータ

3 16日、朝から川口にポジティフオルガンで出動。合唱団と小編成のアンサンブルでバッハのカンタータのコンサート。若い舞台スタッフの丁寧な合唱台設営のお蔭で(怒!)リハーサル前のオルガンの調律時間はほとんど無し。(いつまで経っても本番明りにならないし・・・) 幸いスタジオでの下調律の読みが当たり何も触らずリハーサル突入へ。リハ終了後またも読みが当たり本番前も軽く手直しするのみで調律終了。休憩中も手直し無し。調律師としては何とも快調な1日。運勢が良いのか勘が冴えているのか、それともただの偶然だったのか?

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2008年11月 3日 (月)

メサイアIN仙台

9 3日、前日関西での公演終了後速攻で東京に向うも高速道路は大混雑。(事故渋滞50kmなんてのにも遭遇・・・) 連休の真最中というのを忘れてました。深夜楽器を積替えすぐに今度は仙台に出動。さすがに早朝は高速もガラガラで無事仙台到着。今日は地元合唱団のメサイア公演にポジティフオルガンで出動。

7 オケのメンバーは御馴染みの方が多く「昨日の夜は仙台の美味しい物を堪能しましたよ」とは羨ましい限り。こちらは日帰りの強行軍、折角海の幸の豊富な北の街に来ているのに残念!

3

帰り道、肌寒い蔵王のお宅へ寄り道。もう夜は氷点下の気温だそうでまもなく初雪降るとの事。猫君が暖かな薪ストーブの前でリラックス。連休の帰宅ラッシュを避けて深夜帰京。午前0時を過ぎるともう高速道路はガラガラで助かった!

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2008年10月 7日 (火)

「オルガン・ノーブル」 IN すみだトリフォニー

1 7日、今日も朝からアントニオ氏が練習のためスタジオ来訪。細身の体ながらフォルテピアノからいとも簡単に強靭な音を出せるのはやはり肉食人種の体格の違いなのか・・・。(日本人には中々マネが出来ない芸当だなあ)

22 昼から昨日に続いてすみだトリフォニーホールへ。今日は「オルガン・ノーブル ル・ドゥーブル」というタイトルで勝山雅世・近藤岳オルガンデュオリサイタル。今回は大オルガンの正面にはスクリーンが登場、映像でも楽しめるコンサートに。

28 本番前には別会場で「ポジティフオルガン体験教室」を開催。(講師は飯沼彩氏) 皆さん初めて身近で触れるオルガンに興味深々。中にはすぐにレッスンを始めたい!とおっしゃる方もいらっしゃった程。こちらには今回参加のオランダ生まれのポジティフオルガンが出動。

16 コンサートはまず2人の大オルガンの連弾からスタート。バッハのブランデン3番は「4手4足」のオルガン連弾版で演奏。その後はお二人交代でバッハやメシアンのソロ。

39 前半のハイライトは大オルガンと我がポジティフオルガンのデュオでバッハの「トッカータとフーガ・二短調」。心配した大小のオルガンのバランスも良好で音色の対比が面白い!映像では演奏家の見事な指裁きをアップ。

54 後半最初は近藤氏が2台のポジティフオルガンのために作曲の「3つのストラクチュール」。色彩豊かな映像が映し出される中2台のオルガンの音色が溶け合い、また個性を主張しあう見事な作品。突然ふいごの風が止まり段々消えゆく音色で終わるというエンディングも面白い。オランダ・ベルギーのオルガンコンビ、中々相性良い様子。また出番があればどこでも出動いたします!

64 後半続いてハキムの連弾作品、ラングレ・フレスコバルディのソロ、そして最後には迫力のサン=サーンスで締めくくり。アンコールではアシスタントで参加したオルガン奏者も交えて3台のオルガン+パーカッションで賑やかにエンディング。近藤氏はスネアドラムで大活躍!オルガンの様々な魅力を万華鏡のように見せてくれた素晴らしいコンサートでした!

3 私は途中で抜け出し、今度は北とぴあ音楽祭「騎士オルランド」公演のリハーサル会場に。波多野睦美・櫻田亮など実力派の歌手と寺神戸亮(指揮)・上尾直毅(フォルテピアノ)・懸田貴嗣(チェロ)というメンバーで歌合せ&演技指導。まだ衣装や舞台セットは登場していないので全容は未見ながら今年も過激な舞台セットになる様子。リハ終了後突然の雨の中フォルテピアノを搬出。(誰が雨男なんだろう?) 深夜ふいご屋氏がオルガン2台を積んで無事帰還。

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2008年10月 6日 (月)

大小オルガン3台の豪華な共演

1 6日、午前中からふいご屋氏が昨夜搬入のポジティフオルガンを調律にスタジオへ。自分のスタジオで他の技術者の調律を眺める機会は滅多に無いので興味深々!昼過ぎまで明日本番のポジティフオルガンデュオのリハーサル。夕方オルガン2台を積み込んでリハーサルのため錦糸町のホールに移動。

21 明日すみだトリフォニーホールでのパイプオルガンのコンサートはホールのオルガンだけでなく、大オルガンとポジティフオルガンのデュオ、ポジティフオルガン2台のデュオなど多彩な組合せ。今日はまず大オルガンと我がポジティフオルガンのデュオのリハから開始。音量差が圧倒的に違うので小オルガンが聴こえないのでは?と危惧するも位置やレジストレーションを工夫して何とか2台が対等に聴こえるバランスの確保に成功。大オルガン相手に負けない音量を持つ我がオルガンは頼もしい限り。

36 次に4月に近江楽堂でも披露したポジティフオルガン2台のための新作デュオ曲のリハーサル。2台の音色の混ざり方が絶妙で聴き応え充分!(2台がオランダとベルギー生まれというご近所お同士なのが良かったのかも?) 広い空間での2台のポジティフオルガンの見事な鳴りっぷりが素晴らしい!他では絶対体験出来ない3台の大小オルガンの聴き比べを是非お見逃し無く!

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2008年10月 3日 (金)

いわきの港は秋到来!

Photo 3日、夜明け前知多半島を出発、一路東北へ。今朝も路上朝焼け鑑賞会。今日は愛知県を振り出しに東北のいわき市を経て最後は目白に帰還、1日で延べ12もの県を通った勘定に・・・。

4 東北・いわき訪問の前に近くの小名浜漁港に寄り道。漁港で早速刺身が盛り沢山の海鮮丼のランチ。

8 秋真っ盛りとの事で漁港ではピカピカ光る秋刀魚が大売出し。さすが漁港のお店だけあってどれも新鮮で驚くほど安い!

9 市場の店頭で美味そうな焼きたてのうに貝焼きを発見。早速試食。中々の量で食べ応えあり。

12 いわきの海の幸を堪能してからいわきアリオスホールを訪問。半月前にベルギーから到着したばかりのポジティフオルガンのご機嫌伺い。24時間コンピューター管理の空調のお蔭でオルガンの調律はほとんど狂い無しで一安心。帰りはまたもやホール近所の酒屋で会津やいわきの知られざる銘酒を探索。福島は中々の酒ドコロの様子。

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2008年9月16日 (火)

いわきアリオスホールにオルガン到着

Or_4 16日、九州から早朝帰京。雨の中1200kmを14時間で走破。休む間も無くご近所のG社に荷物をお届け(福岡音楽祭でご一緒だった某古楽業界紙のマダムのご要望で宅急便役もこなす羽目に) その後大渋滞の都心を抜けて成田空港へ。ベルギーから到着のポジティフオルガンを受け取りすぐに福島県いわきへ。(九州から東京経由で東北まで1日で移動した事に・・・)

Or_35 今年オープンした本格的な音楽ホール「いわきアリオス」にベルギーのオルガン製作家ETIENNE DEBAISIEUX氏の4ストップのポジティフオルガンが到着。私のオルガンと兄弟楽器ながら随所に新しい工夫が盛り込まれている様子。(出来れば交換したい!)

Or_44 ホール搬入後に早速長旅のオルガンの健康診断するもそのまま曲が弾けるほど調律も安定しており一安心。(ヨーロッパからのツライ長旅だったはずなのに) 今回同行のふいご屋氏が早速試奏。出来たての初々しい音色も魅力的でした。

Or_50 新しいオルガンは12月頃にお披露目の予定。10月には同じくいわきアリオスにこれまた凄いモデルのチェンバロがドイツから到着の予定。明細は後日発表します。乞うご期待! 

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2008年9月 5日 (金)

神風吹いた!

5日、明け方ネットをチェックしているとふいご屋氏のBlogでユーロが下がった!との記事を発見、早速調べてみると何と昨日だけで6円近くもユーロが下落。近日中のヨーロッパへの大口の送金を抱えていた身には正しく「神風吹いた!」。早速朝から興奮気味に銀行へ出撃。昨日のレートを見ると152円台という信じられない好レート。しかし大口送金は朝11時の「今日のレート」でしか送金出来ないとの事でしばし待機。半年前に同じく前日に急激に円高になったので翌日慌てて銀行に走ったものの結局当日朝に6円も円安に逆戻りと知り窓口でずっこけた経験もあるので今日も内心ヒヤヒヤしながら新レートの発表を待つ。10時半にいよいよ新レート発表となるも「やはり少し戻りました」との事ながらまだ153円台。一週間前に163円だった事を思うとそれでも「信じられない円高!」になった模様。一時期は172円台まで円安が進行した事を思うと本当にラッキーでした。

2 昼からその幸運の知らせを届けてくれたふいご屋氏と合流。御礼に私の持ちネタの蕎麦屋にご招待し「天せいろ大盛」をご馳走させていただきました(笑) ふいご屋様、特ダネ情報に感謝! 昼からはふいご屋氏と一緒に先日工房を閉めたと話題のT工房のオルガンのご機嫌伺い。その独特の作風を堪能しながら二人でじっくりオルガンと格闘、数時間掛けて何とかご機嫌を取ることが出来た様子。

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2008年8月30日 (土)

辻オルガン工房45年の歴史に幕

1964年創業の日本パイプオルガン界の立役者「辻オルガン工房」が8月24日に閉鎖されたとの事です。(複数のパイプオルガン製作家のHPにアップされてます) 長年に渡りヨーロッパの歴史的パイプオルガンの魅力を日本で再現しようと努められていた辻さんの高い志には敬服しておりましたが、その伝統を伝える工房が消えてしまうとは残念です。

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2008年8月15日 (金)

八ヶ岳も暑かった!

6 15日、お盆(終戦記念日)。昨日までのベイサイドから一転今日は山でのお仕事。帰省ラッシュならぬ「不況なので近場で夏休み」という家族連れで早朝から中央道は大混雑。去年に引き続き夏休み恒例「まあこんな日に出かけなくても」のお仕事シリーズか。

21 今日は標高1500mという八ヶ岳の音楽堂でポジティフオルガンのソロコンサート。都心と違いさぞかし涼しいのでは(もしかして寒いかも?)と気合を入れて長袖シャツにジャケット持参で向うも、今年は八ヶ岳も異常な猛暑との事でガッカリ。もちろん木陰でそよ風に当たれば快適でしたが8月に「八ヶ岳は寒かったよ」と言って皆を羨ましがらせようという目論みは見事ハズレ。

26 贅沢な木の内装のドーム型のホールの響きはポジティフオルガンには最適。しかし本来は夏でもエアコン知らずのはずが猛暑で舞台は普通のホールよりも温度が上昇した様子。スタジオでA=415のピッチが舞台では何と423でした!会場は窓を開け風を入れての自然冷却のみ。この暑さは結構ツライっス。

24 このホールに過去出演の著名人としてこんな写真が・・・。この楽器は確か最近新聞などで有名になっている例のチェンバロでは?

47 本番終わった10分後にはもう楽器は車に積込みすぐに八ヶ岳を出発。昼本番だったので明るい内に東京に戻れるかと期待するも帰省Uターン組と近場観光組で中央道上りは大渋滞。結局帰宅は結構夜遅く。明日から都留音楽祭です。恒例の密着レポート乞うご期待!

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2008年8月 4日 (月)

お江戸も暑かった!

1 4日、久々の東京での朝、関西よりは涼しいのではと期待するもこちらも蒸し暑い!違いは蝉が少々静か位かも。(何故?) 関西で湿気をタップリ吸い込んだ楽器2台をスタジオで水抜き。今回の楽器は結構タフなようですぐに回復の様子。

3 午後からリハーサルが2件。まずは戻ったばかりの楽器ともう1台でどちらを本番で使うかの選択から開始。演奏会場が真夏の軽井沢の個人宅となれば蒸し暑いのは必至(最近は夏の軽井沢も暑いんですよ!)、パリダカ仕様の楽器かF1仕様の楽器かで迷う演奏家。F1カーでジャングルを走られては大変とパリダカ仕様に決まって欲しい私。結局様々なやり取りの末F1仕様の出動と決定。(演奏家の粘り勝ちか) 夕方からはこちらも真夏の八ヶ岳でのコンサートで出動のポジティフオルガンのリハーサル。八ヶ岳はさすがに夏でも涼しいのでは?と期待。ただ行楽地への大渋滞が心配・・・。 聞けば海外旅行や遠出をやめて近場での旅行が人気との事で軽井沢や熱海が大賑わいとか。(熱海なんて閑古鳥の象徴だったのに) やはり不況は底無しか。

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2008年7月21日 (月)

大宮でロ短調ミサ

2 21日、今日は夏祭見学ではなく(今日も各地でお祭りがあるようですが)お仕事で埼玉へ出動。180人という大人数の地元合唱団によるバッハ「ロ短調ミサ」。照明が強く冷房が反響板の中まで届かない「困った」舞台上は28℃を越える「真夏日」状態。しかし舞台裏は震える程冷房が効いており待機する我々裏方にはムチャ寒い!これだけの人数になると舞台出入りだけでも時間が掛かり中々大変、休憩中のオルガン調律時間が無いのでは?と恐れるもピッチは全く変化無しで助かった!(車で運搬中にオルガンが充分温まってしまっていた?) 厄介な条件ながら我がオルガンはもう「夏仕様」に変身しているのか手間イラズのお仕事となりホッ。

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2008年7月15日 (火)

指揮者は背中で勝負?

1 15日、昨日に続き大宮でロ短調ミサのリハーサル。会場に一番乗りしてみると舞台のオケの配置が普通に逆戻りしていてビックリ。聞けば昨日リハ終了後に指揮者から「やっぱ、普通がいいなあ」との要望があったとか。やはり舞台最前列で客席に背を向けないと落ち着かなかったのかも?

8 夕方は田端で10月に開催の北とぴあ国際音楽祭のメイン公演・ハイドンのオペラ騎士オルランドのリハーサル。(まだ3ヶ月もあるのにオペラの練習は驚くほど長期間!) チェリーやムッチャンなど(誰か判る?)売れっ子が参加との事で本番が楽しみ!本番はフォルテピアノ使用ながら代理を務める我がフレミッシュチェンバロ、現在日本で唯一(多分・・)のA=430仕様の貸出楽器では? 明日は再びA=442の世界に逆戻りの予定・・・。弦は大丈夫か?

11 夜は再びロ短調ミサのリハ。合唱団は相変わらず客席なので今日はオケとお見合い状態。舞台が狭いと大変!

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2008年7月14日 (月)

たまには指揮者を正面から見よう!

Photo 14日、朝から連日水抜き作業中のチェンバロのご機嫌伺い。昨夜やっとカバーを外し今朝やっとフタ開け。楽器の鳴りはほぼ回復したもののピッチは相当下がったまま。慎重にピッチ上げをするもののまだご機嫌が直らないチェンバロ君、またもや「プッツン」と抗議行動。この時期一回水分を吸い込むと厄介な事!

昼からポジティフオルガンを持ち込んで大宮のホールでリハーサル。「たまにはお客様に指揮者の姿を正面から見てもらいましょう」とのユニークなアイデアで何とオケは客席に背を向けて演奏、いつも後姿ばかりの指揮者が今日は客席から良く見える!いつもは奥に追いやられるオルガンも定位置ながら今日は最前列だ。反響板のお蔭で音響はさほど変わらず中々面白い雰囲気かも。

11 実はアマチュア合唱団のバッハ「ロ短調ミサ曲」のリハーサル。リハ会場の舞台が狭く100人を越える合唱団は舞台にのる事が出来ず(オケもこぼれそう・・・)客席で歌う羽目に。

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2008年6月28日 (土)

「パルナッスの歓び」IN兵庫

1 28日、今日は早朝から兵庫のホールにポジティフオルガンを持って参上。コンサートではホールのチェンバロも使うとの事でチェンバロ調律は別の技術者が担当。(珍しいパターンかも) ポジティフオルガンとチェンバロを一緒に使用する場合は2人の技術者の経験と呼吸が揃わないと中々上手く行かないのでどんな技術者の方とご一緒になるかと緊張するも、今日のお相手は旧知のY氏(From東京)で一安心。仕事の合間も業界四方山話で楽しく雑談(中々興味深いお話の応酬になった様子)

4 今日は京都出身の野入志津子(Lu)を中心にD・プランティエー(Vn・フランス)、M・アムライン(Vc・独系スイス)、A・マルキオル(Cem・Or・イタリア)という多国籍のアンサンブル「パルナッスの歓び」公演。(一体公用語は何語だろうか?) 演奏はヴァイオリンが大活躍のJ・J・ヴァルターやJ・P・ヴェストホフという17世紀後半ドレスデンで活躍した作曲家やリュートのヴァイス(野入さんのソロは絶品!)、マルキオル氏大活躍のバッハのトッカータのチェンバロソロ(これ位しか有名な曲が無かった!)という本当に渋いプログラム。

6 演奏も素晴らしかったですが、この渋い曲目でも完全ソールドアウトという驚くべき集客力を見せ付けた兵庫芸文の勢いにも感嘆!(今古楽公演の開催では日本一勢いがあるのでは?) 写真はヴァイオリンで不思議な「ウクレレ奏法」を披露するプランティエ氏(実は皆でピチカートの曲)。彼の驚異的なピチカート奏法は一見の価値有り!東京公演は7月3日武蔵野のみ、必見のグループです。(残席ある?)

7 今日のランチはホール内のスタッフ食堂の定食(650円で安い!) 中々CP高し!

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2008年6月16日 (月)

オルガン弾き比べ

1 16日、今日も爽やかな天気。朝神戸出発、新名神~伊勢湾岸道を使って東京へ移動。給油せずに一気に東京まで走行出来るのはやはり新名神の完成で距離が30kmも短縮されたお蔭か?(実はもっと短くなったのでは?) 気分的には相当移動が楽になったような気がしますが・・・。夜は合唱団の方が来訪、スタジオでオルガンの試奏。「練習用の楽器も見たいのですが」とのリクエストで、初めてポジティフオルガンと電子楽器を同時に試奏。2台の音色の差は歴然ながらスイッチひとつですぐに調律やピッチ、音色まで変えられるのはやはり現代の技術の成果か?

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2008年6月13日 (金)

今日は舞台の裏表とも関西系?

9 昨夜目白を出発、深夜快適なドライブで西へ。早朝神戸で翌日使用のチェンバロを保管場所へ。現在東京神戸間は東名高速~伊勢湾岸道~新名神~名神と使えば以前より約半時間(距離で約30km)早くなった様子。これはアリガタイ!しかしながら愚図つき気味の天気の東京から神戸に来ると爽やかな盛夏真っ盛りというお天気にビックリ!(日陰は涼しいながら日なたは灼熱の様子) 今日は昼から兵庫のホールで若手ソプラノ歌手の進元一美リサイタル。

4 透き通った美しい声の持主の新鋭をサポートするのは「関西系」の強力伴奏陣。ガンバの平尾雅子(京都出身)、リュートの佐野健二(大阪在住。今日はギター、リュート、テオルボと贅沢に3台も出動。弦数は数えると合計55本!もうチェンバロ並みでしたね。調弦ご苦労様!)、チェンバロ・ポジティフオルガンの上尾直毅(大阪出身。今日は2段積みでは無くて助かった!)の3人+調律の私ももちろん関西系ですね・・・。舞台スタッフからマネージメントまで舞台での会話はすべてベタベタの関西弁というのも中々新鮮でした!今日偶然にも先日の○○マルコちゃん率いる伊国怪僧一座と同じ楽器を同じ舞台で提供。さて、本番はどんな風に聴こえたのでしょうか?(新鋭Sop女史、中々健闘されていましたよ!) 終演後チェンバロを翌日出動の楽器と積み替え。

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2008年6月10日 (火)

昨夜の雷様大暴れでした。

1 10日、スタジオに来られた演奏家とのご挨拶が「昨夜の雷凄かったですね!」。私も西武池袋線のダイヤが乱れたお蔭で昨夜は近所の踏切で合計1時間弱も足止め食ってました。(ウチの近所は踏切しか無い!) オルガニストのNさんは「ホールの中まで落雷の轟音が聴こえました」との事。イヤハヤ大変な夜でした。今日は一転晴れ間の見える初夏の暑さ。スタジオ内も冷房を切ると暑い時期になりました。(ポジティフオルガンのピッチは上がり気味) 今日はOrとVgのリハーサル。久々にオルガン演奏でのバッハのガンバソナタを聴けました。演奏家との雑談で「ビルスマ(Vc)とボブ(Or)のガンバソナタは名演なのにチェンバロとガンバの組合せのガンバソナタのCDに決定盤は無いのは何故?」なんていう不謹慎な(?)お話も・・・。

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2008年5月30日 (金)

明治学院「オルガンとカンタータ」

5 早朝仙台を出発、雨のみちのく路を南下。相変わらず10℃と寒い!(明後日から暦では夏なのに・・・) 午前中目白スタジオに帰還。東京も寒いのでビックリ。昼から明治学院バッハアカデミー公演。ポジティフオルガンの調律後毎回楽しみな学生食堂でランチ。今日の看板メニューはカレー+カツ丼という高カロリーの組合せ(550円は安い!)。今日は長旅でお疲れ気味、しっかりエネルギー補給のためにあえて若者メニューに挑戦。何とか完食。

15 今回のバッハアカデミーは「オルガンとカンタータ」。廣江理枝さんのポジティフオルガン独奏でヴェックマンのトッカータやバッハのコラール前奏曲など、古楽器アンサンブルを交えてバッハのカンタータやモテット。改装後のチャペルはパイプオルガンとの相性が良さそうな響きの様子。秋に延びているというパイプオルガンの完成が楽しみ。

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2008年5月14日 (水)

雨上がりの沼津を訪問

3 14日、朝に雨の東京を出発。今日は所用で静岡・沼津を訪問。まずは腹ごしらえと沼津漁港へ。名物の天日干しの干物がズラッと並び壮観か。

4 小魚の干物だけでなく大型魚の頭やカマなども勢揃いでさすがは観光客に人気の漁港。どの店も朝から多くのお客様で賑やかな様子。

8 ランチタイムには行列が出来るという人気定食屋で少し早い昼食。この店名物の「海鮮かき揚」は何と高さ15cm!隣のテーブルのご婦人が注文されてましたが、ボリューム満点で食べても食べても減らない様子。さすがに揚げ物の塊では飽きるのでは?と私は盛り合わせの天丼を注文。揚げたての小魚が最高!生しらすも美味かった!

19 沼津で所用を済まし今度は富士市の個人サロンを訪問。19世紀フランスを代表するパイプオルガンの銘器・Cコル社の楽器(20世紀初頭の作とか)を拝見。この貴重な歴史的オルガンの存在感ある音色に感動。バロックオルガンとは違う19世紀的なキャラクターとタッチには驚きました。毎月コンサートを開催されているというヨーロッパの小さな教会のような天井が高く残響豊かなサロンも素晴らしい!

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2008年5月 6日 (火)

有楽町熱狂音楽祭

4 6日、有楽町で連日開催の「熱狂」音楽祭に出動。(2年振り!) ポジティフオルガンの出番は13時ながら混乱しそうな舞台裏を予想し安全策として朝一番(何と7時!)に楽器搬入。今年の「熱狂音楽祭」、最終日も朝9時15分開演のコンサートから大入りで相変わらず人気の様子。今年はシューベルト特集、さすがにチェンバロは出番は無いもののポジティフオルガンやフォルテピアノの出番が多いのでは?と期待するも結局ポジティフオルガン使用のコンサートが一回のみ。ちょっと古楽器系には縁の薄いシューベルト特集でした。

私の担当はOE金沢とドイツ勢の共演したステージ、オルガンはミサ曲で使用、別の曲でもピアノの出番もあるという盛り沢山の内容ながらリハはたった15分。同じステージで1日8公演も演奏という強行軍では仕方無いスケジュールか?演奏家にも技術者にも厳しい進行は相変わらず。それでも本当に多くのお客様の来場は嬉しい限り。私はすれ違いながらマエストロ・コルボ氏の元気な姿を間近で拝見出来て大満足。

ところで今日夕方のTVニュースで「本日東京の最低湿度が10%と5月としては史上最低を記録」と報道していました。皆さんの楽器は大丈夫でしたか? 地方では8%と一ケタというトンでもない記録が出たそう。(いつもありがたくない記録更新の常連地・甲府だった様子) 当分は乾燥にご注意あれ!

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2008年4月22日 (火)

ポジティフオルガン2台競演!

2 22日、今日はポジティフオルガン2台を使ってのコンサート。午前中はスタジオで下調律。今日の相方のふいご屋氏も念入りに調律。車1台にオルガン2台(1台はハードケース入りの上にレガールのオマケ付きだ)を積み込むのにまずは四苦八苦。何とか積込み近江楽堂へ。

15 勝山雅世オルガンリサイタルはポジティフオルガン2台を使っての意欲的なプログラム。私のベルギー製のOrとふいご屋氏のオランダ製のOrの鳴りっぷりの違いが聴きドコロか?最初音量差が気になるもリハが進むにつれて2つの楽器の音色が上手く融合するようになり一安心。写真の奥は心配そうにリハを見守るふいご屋氏。

30 今回は近藤岳(Or)の他、坪田一子(Vg)、廣海史帆(Vn)が共演。ソロの他通奏低音楽器としてのポジティフオルガンの魅力も存分に堪能。

39 今回の一番の聴き物は2台のオルガンの競演。B・パスクィーニも面白かったですが、何よりも近藤岳氏作曲の2台のポジティフオルガンのために書き下ろしの新曲が迫力ありました。ベルギーvsオランダのオルガン対決はどちらも魅力を存分に出し合い一歩も譲らず、勝負は引き分けだった様子。折角の珍しい2台オルガンの好勝負ながら立会人が少々少なかったのが残念!

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2008年4月20日 (日)

ポジティフオルガンがやって来た

Photo 20日、明後日近江楽堂での勝山雅世さんの2台ポジティフオルガンのコンサートのリハーサルのため、石井氏所有のポジティフオルガンが目白スタジオに登場。二人で狭いスタジオを苦労しながら組立。今回石井Orはレガール付きとフル装備での参戦。 さて、2台のポジティフオルガンの音色がどんな風に聴こえるのか楽しみ!

34 午後からリハ開始。まずは勝山雅世(石井Or)+坪田一子(Vg)の演奏。奥に控えるのはオルガン提供の「ふいご屋」 I氏。新調のメガネ似合いましたよ。

38 続いて勝山雅世(Or)+坪田一子(Vg)+廣海史帆(Vn)。自分のスタジオで初めて他のポジティフオルガンの音色を体験するもその違いが大変興味深い!

40 私にとっては一番楽しみな2台ポジティフオルガンの共演。B.パスクィーニでの掛け合いも聴き応え充分ながら、やはり今回のために作曲された「近藤岳/3つのストラクチュール」〜2台のポジティフオルガンのための(2008)〜(委嘱初演)が最大の聴き物かも? 様々な奏法や音色が飛び出し面白そうです。(私は隣の部屋で漏れ聴こえる演奏を聴いていただけですが・・・) 

4月22日19時開演・近江楽堂で開催の「勝山雅世オルガンリサイタル」、お聴き逃しなく!

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2008年4月11日 (金)

最古の中華そば屋は拝観料込み?

2

11日、明日から始まるフォルテピアノの伊藤深雪さん達の最後のリハーサルを少し見学。明日の京都・宮津公演のみフルートが共演で楽しみ。午前中は六甲山の麓のお宅でピアノ調律。桜は散りかけながら野鳥の声を聞きながらの仕事は楽しいもの。

3 午後から尼崎へ。ランチタイムは庶民的な尼崎の商店街を散策。ここで日本で多分現存する最古(大正元年創業とか)の中華料理屋を訪問。歴史の重みを感じる店内かと思いきや普通の下町の垢抜けない中華屋で拍子抜け。

4 早速中華そばと炒飯を注文。「炒飯は大・中・小・ミニとあるけどどうします?」との事、そのキメ細かいサービスにまずは感心!ミニを注文すると出てきた量は結構あるのでまたまた感心!さすが100年近くも続く由緒ある中々良い店だと喜んでいると・・・

6_2 いよいよ出てきた中華そばは、丁寧に足で踏んで作るしっかりとした麺と具の多さで中々の一品。ダシも古き良き時代の味でこれまた興味深い。まあまあ満足で支払いをすると何とミニ炒飯が500円、中華そばが800円との金額にビックリ!普通の下町のお店なら半額では? 日本最古のお店となると料金に拝観料が含まれているのかも・・・。

15 食事後もディープな大阪下町の商店街を散策、ここはやはり阪神タイガースの本場!何しろ「優勝までマジック133」なんていう大看板があるし、「タイガース勝利の翌日はビール半額!ただしお一人様15杯(!)まで」というのけぞる様なサービスまである。(15杯もビールを飲む人がいるのか?) ナニワの活気溢れる雰囲気を満喫出来ました。

13 夜はモーツァルトの「レクイエム」公演本番。いつもよりポジティフオルガンの音がクリアに聴こえると違う曲のように感じてしまい興味深い。何度聞いても名曲です。

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2008年4月10日 (木)

東西同時進行

Photo 10日、今日は東西で4元同時進行という慌しさ!まずは相模湖での録音セッション3日目(最終日)。関西での先約と重なったため前夜録音終了後に舞台で賞味期限の長い(笑)調律をして深夜西へ移動。今日の録音はO君が現場立会いで私は遠隔操作役。朝一番にO君からの報告で「チェンバロ全然狂っていません。ピッチも昨日のままです」との事。「出来るだけ触らないように」との指令をして録音の状況を逐一遠隔から監視。結局録音はスムーズに終了し夕方「もう終わりました!」との連絡あり一安心。O君お疲れ様!

1 夜明け前神戸到着、早朝から某音大に緊急出動。昨日何故かチェンバロのフタの蝶番が3つ中2つも脱落、新学期のレッスン初日に先生がフタを開けようとしたらフタが外れ蝶番が曲がってしまった!とのSOSを頂き慌てて修理で訪問。(響板にフタが当たらなくて良かった!) いつのまにか純正部品が紛失しており代用品の心棒がゆるい為脱落した模様。学校はどんなトラブルが発生するか判らないものです。

9 午前中はまもなくスタートの伊藤深雪(Fp)河村典子(Vn)の関西ツァーのリハーサルのため神戸東灘区のリコーダー・トラベルソ製作家の星加清人氏の工房で東京から運んできたフォルテピアノを設置。私の関西での楽器倉庫として一部お借りしている部屋は管楽器の調律のために年中温度を一定に保っているのでチェンバロやフォルテピアノにはありがたい!

16 午後からは尼崎のホールで明日の3年前の痛ましい「福知山線脱線事故」の追悼コンサートのリハーサル。(地元合唱団によってモツレクなどを演奏) 今回のホールのすぐ近くで起こったあの大事故は知人の方も多数利用する路線だったもので他人事には思えない。今まで何度もオルガンを提供した「モツレク」、いつもオルガンがほとんど聴こえない悩みの種の曲だったのですが(間違えないと聴こえないよといつも言っているのですが)、今日は何故かオルガンがクリアに聴こえるのでビックリでした。

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2008年4月 9日 (水)

相模湖での録音2日目

6 9日、相模湖での録音セッション2日目。昨日に続きポジティフオルガンが活躍の曲からスタート。写真右端で幽霊のように見えるのはマイクから遠く離れてエコー役のリコーダーを吹くE氏。今日はお天気は回復し順調にセッションは進行中。

13 昼前にポジティフオルガンは出番終了。通常のチェンバロを交えたアンサンブルで後半スタート。花冷えのお蔭か暖房・冷房が無くても舞台の温度が変化しないのがありがたい!いつもこんなに楽なら良いのですがね。

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2008年4月 8日 (火)

豪雨の録音セッション

Photo 8日、朝から相模湖のホールで録音セッションのためチェンバロとポジティフオルガンを持って出動。雨の中楽器をホールに搬入していると外でけたたましいサイレンが鳴り始めてビックリ。雨で相模湖が増水したのでダムの放水開始を知らせる警報だとか。放水中はずっと鳴りっぱなしとかで録音に支障が出るかと心配するものの朝だけでした。午前中から順調に録音セッションが進行するものの、今度は午後にホールの方から「国道20号が豪雨で通行止めになったよ」との一報が入りビックリ。無事帰宅出来るかこれまた心配するも夜には雨の弱まり無事目白へ帰還。何故かデジカメのデータが消えてしまい今日の写真は無しです。チェンバロ奏者のMさん、今日はポジティフオルガン演奏に専念し大活躍!オルガンも魅力的な音色で鳴っておりました。CD完成が楽しみ! そういえば今日は東洋のクリスマス(?)である花祭りでしたね。

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2008年4月 3日 (木)

昭和のジャズ喫茶がまだあった!

10 3日、今日は大阪でポジティフオルガンの移動と調律で出動。オランダのK社製の楽器は軽くて運送にはありがたい。枚方の教会に搬入後、調律前に楽器を環境に慣らすため長めのランチタイムを頂き周辺を散策。温度が安定してから調律開始。滅多に触らないオルガンはパイプの配列を忘れてしまっているので音はすれどパイプが行方不明という事が多く中々厄介。結構時間を掛けて無事調律終了。

4枚方と言えば確か10年以上前に来た不思議なジャズ喫茶を思い出し久々に訪問。住宅地の真ん中にあるお店は果たしてお客が来るのか心配するほど見つけにくい。営業中の札を見て店内に入ろうとすると庭先にいたお婆さんが「お客さんだね?今呼んで来ますから」と隣の自宅へ店主を探しに行かれてました。先に店内に入ると中は真っ暗、しばらくすると老店主が現れ照明を点灯(それでも我々の席だけというのが不思議でしたが)。飲物の注文前に分厚いリクエストブック(懐かしい!)を持って来て「リクエストどうぞ」。「何でも良いですが」と言っても「聴きたい盤を言って!」と中々頑固な店主。50年代のブルーノート盤をリクエストするとしばらくレコード棚をゴソゴソ探してから「これで良いかな」。やっと音が出たのでオーディオ装置を眺めると、スピーカーは開口部2m以上もある巨大なコンクリートホーンをメインに4WAYのマルチホーンシステム、真空管アンプ駆動でモダンジャズの迫力のあるサウンドが凄い!CD出現前のアナログオーディオ全盛期の音が今だに聴けるとはビックリ!(凄い音量でも疲れないぞ) 店内は「昭和のジャズ喫茶」が凍結保存されていたかのような雰囲気、まるで時間が止まっていましたね。こんなお店はもう絶滅していたと思っていましたが枚方の住宅地の奥でヒッソリと生存していたとは・・・。

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2008年3月29日 (土)

桜満開のキャンパスでコンサート

7 29日、今日は小金井の大学のホールで女声合唱団のコンサート。キャンパス内の桜が満開、朝早く到着したのでノンビリ校内を散策。本当はコンサートなど忘れてお花見で一杯といきたいほどの絶好の花見日和。結構外部の方もお花見で来訪の様子。

17 ポジティフオルガンを舞台に搬入していると、合唱団の方が「梅岡さんでしょ!」と声を掛けていただいたのでお話を聞くと何と弟の住むマンションの大家さん。兄が楽器関係の仕事をしているのは弟から聞いていたそうですが、まさか自分のコンサートで会えるとはと大変喜ばれておられてました。相変わらず世の中狭いものです。

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2008年3月 1日 (土)

ヨハネ受難曲 IN 安土

13 1日、明日本番のオラトリオ滋賀の「ヨハネ受難曲」のリハーサルで朝から安土・文芸セミナリヨへ。早朝神戸は雨、安土は雪では?と心配するものの雨で一安心。ただホールに除雪車があるのはやはり雪が多い証拠?リハの合間にホールに隣接する信長の館を見学。

1 1992年のセビリア万博で展示されたという信長建立の安土城天守閣の豪華さに感心。復元といえ細部まで凝った装飾が凄いです。

7 ここ安土に日本で最初の神学校「セミナリヨ」があったという事は「日本での西洋音楽の事始」と「日本で初めてパイプオルガンが演奏された場所」でもある訳ですね。(九州のセミナリヨとどちらが早かったんでしたっけ?) 滋賀県内で唯一の大型パイプオルガンを持つというホールも西洋音楽の聖地に相応しいのでは?

18 オラトリオ滋賀のヨハネ公演、今回はポジティフオルガンで出動。朝一番にホール到着、車の中で冷え切った楽器を少しでも早くに暖めたいと急いで舞台に楽器を搬入するも舞台が外と変わらないほど寒い!ここ数日コンサートが無く暖房が入っていなかったとの事。午前中時間を掛けてゆっくりと楽器を暖める作戦に急遽変更へ。昼頃やっと予定のピッチに上昇にヤレヤレ。夕方までリハに立会い夜は東京へ移動。深夜無事目白に帰還。

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2008年2月11日 (月)

古今バッハ調律聴き比べ

Photo 11日,池袋「SPACE・1F」でのオルガン研究会例会に楽器提供で参加。演奏・解説は桒形亜樹子さん。古典調律体験シリーズとして今日のお題は「20・21世紀のバッハ調律」。様々な時代のバッハ調律を聴き比べと言う事でポジティフオルガンに「バッハ/リーマン調律(2004/5)」「1/4ミーントーン」「ヴェルクマイスターⅢ(1691)」、チェンバロに「バッハ/ケルナー(1975)」「平均律」と欲張って5種類も調律。まず前半は「バッハの曲はミーントーンで結構弾けるんです」という意外な説を桒形さんが実際の演奏で実証。確かにバッハの周辺にはまだミーントーンオルガンが多数あったはず。バッハ自身もミーントーンとの接点が多かったのではと演奏を聴いて納得。

11 後半、まずはバッハ調律の20世紀代表としてケルナー調律を解説。王冠の紋章に調律法が隠されているという説には当初ビックリでしたが、1/5PCというヴェルクマイスターⅢ(1/4PC)と、ヴァロッティやヤング(1/6PC)の中間という収まりの良さで一時期は話題だったのですが今や殆ど使われなくなったのでは?桒形さんは結構好きで今でも使っていますとの事。

7 最後に今だに海外のネット上で真偽の激論が続く21世紀代表のリーマン調律が登場。バッハが平均律第1巻の自筆譜に自ら書き込んだ不思議なグルグル文様から解読されたという話題の新説は、バッハ関連とは関係なく意外に融通の利く優れものの調律法か。私も何度もコンサートで使いましたがモダン楽器相手でも結構違和感が無い!(その時の奏者はリチャード・エガー氏) 謎のグルグル文様はバッハが同時代の別の作曲家の楽譜の表紙に描かれた文様に影響されたのでは?という新説の登場に少々興奮! F・Suppig が1722年に出版の楽譜にある文様と比較すると確かに影響があったのでは?と確信出来るほど似てました。(どちらが先かがまだ確定していないようですが) 「影響を受けたバッハが表紙の余白に後からグルグル文様を書き込んだようでしょ」との大胆な推測が面白い!

ミーントーンとバッハ/リーマン調律をコンサートで体験したい方は、2月27日池袋明日館でのシーベ・ヘンストラ チェンバロリサイタルをお聴き逃しなく!

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2008年2月 9日 (土)

バッハ調律を体験!

2 9日、朝から明後日11日に開催の日本オルガン研究会2月例会の準備。今回は「バッハの音律再発見? 不等分と12平均のはざまで」というタイトルで、ポジティフオルガンとチェンバロ(フレンチ2段)を使って最近話題のバッハ調律を様々な代表的な調律法と解説付きで聴き比べという企画。演奏・解説は桒形亜樹子さん。2台の楽器でなるべく沢山の調律法を聴き比べ出来るようにと、チェンバロは下鍵盤と上鍵盤で違う調律(1/5PCと1/12PCがこんなに違うなんて!)、ポジティフオルガンはミーントーンとバッハ調律を違うストップに(もうカプラーは絶対使えない)。明日はオルガンは別のコンサートに出動の予定、今日桒形さんの練習の後に再調律です・・・。あまりに組合せが複雑で朝一番うっかりミーントーンのピッチを半音間違えて調律。オルガンで良かったものの、チェンバロなら楽器がゴネて弦がプッツンだったかも・・・。 バッハ調律とミーントーンの聴き比べが出来るコンサート、2月27日明日館でのシーベ・ヘンストラ チェンバロリサイタル もお聴き逃しなく! ヨーロッパで活躍中のチェンバロ奏者が奏でるバッハの響きに興味深々。彼は自己HPの冒頭にバッハ調律のコメントをアップしているほど入れ込んでますね。バッハの自筆譜から発見されたと話題のバッハ調律、レクチャーとコンサートの2連チャンです。乞うご期待!

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2008年2月 3日 (日)

西のオルフェオはシンプルだった!

8 3日。朝から名古屋のホールで楽器搬入との事で前夜に東京出発。またもやエコドライブで一般道ノンビリ旅のつもりが箱根で大雪に遭遇。雪道のスリップに気を使いながらソロソロと山越え。(この時は雪は箱根だけ) 少々クタビレながら明け方名古屋到着。今日は名古屋の創立42年という老舗合唱団「Cor Chorale」のコンサート。公演直前にメンバーの方が急逝されたとの事で急遽追悼コンサートに。

23 コンサート前半は合唱のみ、後半に去年から開催が続くモンテヴェルディの「オルフェオ」(抜粋)を演奏。器楽陣は九州からのメンバー、合唱は名古屋と言う事で事前の練習が充分出来なかった様子。楽器搬入後すぐに練習したいとの事で楽器のコンディションをチェックすると、昨日スタジオで6ヘルツもずらして調律したオルガンとチェンバロ、読み通りリハ時にはピッチが揃っていたので一安心。ゲネ前の調律は無しで練習開始。

5 今回のオルフェオの器楽陣はオルガン・チェンバロ・ハープを2人で分担、それにヴァイオリン+リコーダーだけとたった4人!先日の東京での大編成を競った南北オルフェオ公演とは一転して非常にコンパクトな編成。また追悼の意味を込めて故人が歌う予定だったオルフェオのパートはカット、何と主役のオルフェオ抜きで約1時間弱の演奏にするために大胆な再構成をしたとか。それでもシンプルながら結構聴き応えのあるオルフェオとなったのでは。

32 本番前、照明や演出などの確認をしながらの練習となりゲネが何と開演15分前まで続く。(昼本番でした) 結局2台の楽器の調律時間は開場後たった15分。中々タイトな仕事になった様子。(それでも意地で時間内に調律しましたが) 終演後名古屋から高速を飛ばして帰京、世田谷での別件リハーサルの楽器搬出時に何とか滑り込みセーフ。名古屋は雨だったのが東京は大雪だったのでビックリ。こんな日に雪国への出張ではなくて良かった!(ご近所の同業S氏、何とこんな日に東北へ向ったそうですが意外に東京周辺の方が雪多かったそうな・・・)

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2008年1月30日 (水)

回転しないオルガンですが・・・

2 30日、午前中ご近所で保管中のチェンバロが再びスタジオに帰還。またもやスタジオ内は楽器6台で満杯状態。昼からご近所のお仲間G社のS・S両氏がスタジオ来訪。今度調律をお願いする楽器のチェック&打ち合わせでお越しいただくも、先日終了の南北オルフェオ公演の裏話(目白駅前商店街組合がどちらも参加してましたね)を手始めに業界ネタ話の応酬合戦に。(本来なら新年会の酒の肴話だったのですが) 午後からポジティフオルガンの練習でKさん来訪。昨日の別口のオルガン試奏の際、古典調律の比較のために急遽8fは平均律、4fはミーントーンに調律。今日のKさんは普通の練習との事で元に戻そうとするも、念のために「今違う調律を仕込んでますが・・・」とお伺いするも「面白いのでそのままでOK」とのお返事あり。1台のオルガンで初期物も近現代物も同時に弾き分けられるとあって楽しそうに様々な曲を練習されるKさん。さながらご近所池袋の某ホールの回転オルガンのように便利なオルガンに変身出来たかも? 今度2月11日の池袋「SPACE・1F」で開催予定の日本オルガン研究会の例会でも、4種類の調律法をポジティフオルガン・チェンバロの2台で聴き比べの予定。調律法の響きの違いを体験するには同じ楽器で比較するのが一番有効か? 最近バッハの研究で一番エキサイティングな話題という「バッハの平均律クラヴィア集の自筆譜の表紙の渦巻き模様」から発見されたというバッハ調律を中心に、色々な調律法を体験出来ます。お聴き逃しなく!

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2008年1月29日 (火)

ポジティフオルガン2台の競演

2_2 29日、久々にスタジオに戻り各楽器の調律やコンディションをチェック。約1ケ月振りの調律となる楽器もピッチ調律共に変化無くすぐに出動可能なので一安心。寒い中密閉した部屋で24時間エアコン・加湿器稼動のお蔭か。先日出動のイタリアンは次回のコンサートのために再調律、同じミーントーンながらピッチが半音違うので中々大変!音によっては1/4音ほど上下するので断弦を警戒しながら何度かの調律でやっと安定。  夕方から4月に近江楽堂でコンサートを予定の演奏家お二人が来訪しポジティフオルガンを試奏。

5 このコンサート、中々凝ったプログラムのようで、ポジティフオルガン2台を使っての珍しいオルガンデュオでパスクィーニ、ヴァイオリンやガンバの共演でS・A・エレディア、P・A・ロカテッリ、D・オルティス、そして注目はこのコンサートのための2台オルガンのための委嘱作品(近藤岳作曲)など多彩な選曲。今日はもっぱら新作の構想を練るためにオルガンでの様々な特殊奏法をテスト。本番では反則スレスレの特殊奏法も繰り出される様子。2台のポジティフオルガンのオランダvsベルギーお国対決の聴き比べも注目か。お聴き逃しなく!

 勝山雅世 オルガンリサイタル Vol.1  2008年4月22日(火)19時開演 近江楽堂 料金3000円 出演 勝山雅世(Or) 近藤岳(Or・作曲) 廣海しほ(Va) 坪田一子(Vg) 使用ポジティフオルガン ★石井賢所有 W・V・D・Putten(オランダ)2004年製作 2007年レガール部拡張  ★梅岡楽器サービス所有 E・Debaisieux(ベルギー)1994年製作   詳しくはまもなく発表との事です。

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2008年1月26日 (土)

サリエリのレクイエム本邦初演

21 26日、今日は神戸のホールで昼本番ということで朝からオルガンを暖めながら会場入り、9時に搬入のつもりで搬入口の外で待機するもいつまでたってもドアが開かない!大概のホールなら時間ピッタリに搬入口を開けてくれるのにオカシイなあ?と思いつつ待つもやはり誰も来ない。1時間も待って事務所の方がやっと出勤。聞けば「オルガンの搬入は11時と聞いてました」との事。昼本番なので朝一に搬入可能と思っていた私も甘かったか?(そういえば打ち合わせ無かったゾ)

3_2 このホール、海沿いなので景色は最高!ビルの社員食堂もそんじょそこらのデートスポットよりも見応えあるのでは?(味に文句言うとバチがあたるかも?)

8 今日は地元アンサンブルによるサリエリのレクイエム。(オーケストラ版は本邦初演とか) リハ前からオルガニストは誰かと探すも全然姿無し。リハ1分前に初めて現れたのは何と徳島でもお会いしたイタリア人奏者のM氏。この方、ピアノ奏者ながらフォルテピアノを何台もお持ちで(18世紀のオリジナル楽器をお持ちとか!)、今日も相変わらずフォルテピアノ談義。先日私のドイツの友人がベーゼンドルファーの製造番号18番を入手したと申し上げれば「僕のベーゼンドルファーは製造番号6番! でも状態が少し問題でねえ・・・」といきなりハイレベルの応酬開始。前回お会いした際も「僕はフォルテピアノ持ってますよ」「それは何年製ですか?」「2002年作です」「何だ!コピーですか。僕は18世紀のオリジナルのピアノ持ってますよ」との凄いやり取りでノケぞったんですが・・・。

19 今日のコンサートの目玉はサリエリのレクイエムの本邦初演。遠方からわざわざお越しのお客様から「その曲は前に演奏しましたよ」との指摘があったそうですが、オケ伴奏は今日が初めてとか。やはり本邦初演の名誉には皆さんコダワリのある様子。

20 今日のホール、冬場の乾燥で「怖い」と評判なのですが、今日は幸い乾燥が酷くなくたった22%。(笑)普通はもっと凄いんです! 一番怖いオルガンの鳴りっ放しも無くホッと一安心。舞台スタッフの方から「ウチは乾燥と熱気が凄いので、リハから本番照明あててるとトンでもない状態になりますよ!」とのアドバイスを頂き、リハの間は暗めの照明、開場・休憩時は舞台は真っ暗と、通常ならチェンバロ調律師なら卒倒しそうな条件をオーダー。それでも暗転の間でもピッチがドンドン上がるという中々厳しい環境、この非常手段が功を奏し、本番は何とかピッチが保てた様子。舞台スタッフの方に「チェンバロがよく来るホールなので、毎回調律師は大変でしょ」と申し上げると「皆さんいつも泣いてますね。そういえば少し前にチェンバロが演奏中に大きな音を立てて割れてましたよ」との事。それ私のチェンバロでした・・・。中々手強いホールです。

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2007年12月22日 (土)

みなとみらいメサイア本番

39 22日、みなとみらい小ホールで渡邊順生指揮のザ・バロックバンド「メサイア」本番。10時過ぎからゲネプロとの事で通常より早くにホール到着。昨夜から車に積みっぱなしのオルガン・チェンバロが冷え込むのを心配するも、最近考案の秘策が功を奏し舞台に運び込んだ時点でもう調律不要な位楽器は暖まっており一安心。(普通なら3時間暖めても駄目な場合が多いのですが・・・) 昼本番なので早速早い時間から音出し開始。隣の大ホールでは年末の名物・第九の本番。何と朝10時過ぎからの朝(!)本番と、夜本番の2公演とか。(オケは同じながら合唱団が違うとの事) 指揮者曰く「メサイアと第九が同時に同じ建物で演奏なんてのは他では無いゾ」 確かに年末の風物詩の競合というのも珍しいかも?

21

長時間の「メサイア」公演を分かり易く解説するのは御馴染みアナウンサーの朝岡氏。曲の区切りに軽妙なトークが入り、お客様も3時間を越える演奏もアッと言う間に感じたのでは。舞台上では冬場の厳しい環境を覚悟していたものの、お客が入った時点で楽器にベストの湿度温度という理想的な環境で楽器も非常に安定していた様子。

28 今日のコンサート、実は3時間半も掛かると覚悟していたのですが、「僕はこの後別件のリハがあるので時間の延長は絶対イヤですよ」とのコンマスの要望により、出来るだけ時間を節約する事に。解説は開演前から開始、話の間に演奏家入場&調弦を終了、休憩中もすぐに指揮者と朝岡氏のトークが入るなど各所を節約モードで努力すると何と終演が予定より30分も早かった!「やれば出来る!」との思いもあるも、調弦や演奏家入場がいつもはいかに時間掛かっているかがよく判った次第。

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2007年12月21日 (金)

メサイアリハ最終日

1 21日、昨夜から猛烈な歯痛に襲われ仕方無く朝から近所の歯医者へ。まあ虫歯との事ながらもしかするとストレスと過労から来たのかも?(ストレスの元であるギャラ未払い問題早く解決して欲しいですぞ!某音楽祭様!) そういえば12年前の阪神大震災の直後にも深夜激しい歯痛に襲われ我慢しきれず救急車を呼ぶも「こんな時期に命に別状の無い病気では救急車は出せません」と冷たく言われ(確かに救急病院も一杯だったかも)、仕方無く濡れタオルで患部を冷やしながらで一晩中七転八倒していた事もありました・・・。歯痛侮るべからずか。

3 治療後はメサイア公演のリハへ。楽器準備の後今日も懲りずに大森の蕎麦屋探索。まずは昔の洋館を改造した不思議な内装の蕎麦屋へ。11時半からとの案内ながら実際開店は12時過ぎ、ノンビリムードの店内ではランチタイムながらあまり客も来ずこちらとしてはゆっくり蕎麦を堪能。丁寧な仕事の上品な味が素晴らしい!(量も値段も中々上品でしたが)

10 まだ満腹には程遠いと今日ももう1件訪問。今度は盛りの量が凄いとの評判のお店。「大盛り」と注文すると「本当に多いよ~」との警告を店員さんから頂き、それではと「中盛り」を注文するも、写真のような山盛りの凄い量!(3人前あるかも?) 大盛りはどうも5人前はある様子。 食べてるうちに山が崩壊する蕎麦の盛り付けというのは初体験。並で500円、中盛り(3人前)で650円、大盛り(5人前)で700円というのが素晴らしい! 量が質を凌駕している中々立派なお店でした。

13 メサイアのリハーサルは今日が最終日。幸い歌手陣の風邪での脱落も無く順調に仕上がっている様子。明日のみなとみらいでの本番が楽しみ!

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2007年12月20日 (木)

メサイアリハ三日目

3_2 20日、朝からリハ用にスタジオでジャーマンチェンバロを調律中に珍しく断弦。そう言えばこの10日間でバロックピッチ(略してB)ヴァロッティ、モダンピッチ(略してM)平均律、Bヴァロッティ、Mヴァロッティ、Mヴァロッティ(ピッチ低し)、M平均律、Mヴェルクマイスター、Bヴァロッティ、最後にMヴェルクマイスターと目まぐるしく調律とピッチ変更が続き、さすがのタフな楽器も疲労気味だった様子。特に古典調律でピッチ変更は厳しいかも。 昼前にメサイアのリハ会場へ。楽器を準備して今日はゆっくり大森の街を散策。蕎麦屋が多いようで今日は2件もハシゴ。1件はまさに「昔ながらの町のお蕎麦屋さん」といった風情、セイロは安いものの天婦羅系は結構値が張る様子。(私はもっぱら セイロ専門ですが・・・)

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昼からメサイアのリハ。相変わらず厳しい乾燥でチェンバロもピッチが不安定。暖房入れると暑いし切ると寒い!冬場の2台調律は中々難易度高し。

36_2 リハ途中からいよいよトランペットやティンパニーが入り賑やかな演奏へ。バロックティンパニーも皮が湿度に敏感に反応するので乾燥には警戒している様子。酷いと皮が破れるのだとか。チェンバロの響板が乾燥で割れる時のような大音響は出ないそうですが。やはり日本の冬は古楽器には厳しいなあ。

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2007年12月19日 (水)

メサイアリハ二日目

3 19日、早朝からメサイア公演で使うバロックティンパニーを受け取りに埼玉県の奥地へ。寒さが厳しいのか畑は霜で真っ白、都心と違う景色を堪能しながら楽器を積込み、再び都心へUターン。心配した通勤ラッシュにも巻き込まれず予定より早くメサイアのリハ会場に到着。それではと余った時間で大森の老舗の蕎麦屋を訪問。

2 年季の入った情緒ある店内で大モリを注文。飛び切り濃厚な味のツユにビックリながらピカピカの蕎麦との相性も良く美味し。さすが老舗の貫禄か。(値段も少々貫禄モノでしたが・・・)

6 メサイアのリハーサルは2日目。今日からオケが参加。体調不良での欠席が少々、歌手陣は風邪の気配があると早目の休養か。オケの中には「時間になっても来ないなあ~」と携帯に連絡入れると「まだ韓国です(!)」との返事のツワモノも。(連絡の行き違い?) リハ冒頭の調弦でコンマスの宮様から「ピッチ少し低いでしょ」と言われビックリ。確かにポジティフオルガンは演奏中のピッチ上昇を見越して最初は少し低めに調律していたのだが(それでも414.7ヘルツですよ!)、僅か0.3ヘルツの違いが判るとはさすが耳が鋭い!今回はチェンバロ・ポジティフオルガンと温度によって違う狂い方をする組合せなので中々シビアなお仕事になりそう・・・。頑張ります!

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2007年12月17日 (月)

「バロックバンド」のメサイアリハ始まる

3 17日、朝からチェンバロとポジティフオルガンを車に積み込むと、スタジオではすぐに24日のオペラシティでのイベントのリハーサル(Cem砂原悟、Vn鈴木理恵子、作曲・藤枝守)。 いつもは楽器で溢れているスタジオも2台も持ち出せば少しはスペースに余裕あり。午後からは大森で22日のみさとみらい小ホールでの「メサイア」公演(渡邊順生指揮ザ・バロックバンド)のリハーサル。初日は合唱のみということでポジティフオルガンとチェンバロ2台で伴奏。

1 会場が湿度25%という「まっとうな」冬の環境になっており楽器には厳しい様子。さらに照明が暗いのでとスポットを全開にすると暖房と相まって楽器は「照り焼き」状態。バロックピッチのはずがいつのまにか皆さんモーツァルトピッチで歌っておられました(苦笑)。オルガンのピッチが凄い上昇だった様子。

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2007年12月 9日 (日)

江東区散策

2 9日、今日は江東区で地元オーケストラ&合唱団でブラームス「ドイツレクイエム」のコンサート。寒い朝のポジティフオルガン運搬で楽器の冷え具合を心配するものの、防寒対策のお蔭でリハーサルは調律無しでOK。前日のスタジオ調律での読みが上手くいった様子。本番も比較的スムーズに調律。しかしロマン派の音楽ではポジティフオルガンは中々聴こえない・・・。巨大編成のオケの中ではもっぱら音の厚みを支える「後方支援部隊」かも。

6 夕方に公演が終わり、帰りにホール近くの商店街「砂町銀座」を散策。焼き鳥屋、オデン屋など軒先で美味しそうな匂いを漂わせる店多し、日曜の夕方というのに(?)狭い通りに沢山の人出で大賑わい、物価も驚くほど安く庶民の味方と言える活気溢れる商店街か。全国チェーン店がほとんど進出していないのも素晴らしい!

5 夕食に安さで評判の魚屋直営の寿司屋へ。普段は大行列のお店なのに時間帯が良かったのか並ばずに入店。噂のテンコ盛りの海鮮丼の量と安さにビックリ!このあたりは何と住み易い街だと感心しきり。

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2007年12月 3日 (月)

25歳のパイプオルガン

1 3日、今日はまず練馬の洒落たお宅のお座敷で営業の蕎麦屋で昼食。太く歯応えのある変り蕎麦が美味し。その後「西武線沿線楽器組合」のお仲間ふいご屋氏と一緒に、さるお宅のパイプオルガンの調律へ。室内用の4ストップの小型パイプオルガンながら調律はイスによじ登ったり、床に這いつくばったりと結構体を駆使しての作業となる。

4 間も無く25歳となるというパイプオルガン、内部に飾られたバッハの肖像を見ても判るように持ち主に長年愛用され続けている「幸せな楽器」の様子。

夕方目白スタジオに古楽器と古典調律を使ったユニークな作品で活躍中の作曲家藤枝守氏がオペラシティで12月24日に開催の藤枝氏の作品のコンサートの打ち合わせで来訪。チェンバロだけでなくクラヴィコードも登場(演奏は砂原悟氏)、共演に野々下由香里(MSop)鈴木理恵子(Vn)と豪華メンバーの予定。チェンバロの調律もヴェルクマイスターⅢの予定ながら、色々試しましょうとのお話に。さすが調律の研究家だけあって様々な古典調律のお話が延々と止まらない!

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2007年12月 1日 (土)

築80年の洋館に響くブクステフーデ

Photo 1日、朝から千葉へ向うも週末なのを忘れてウッカリ首都高で浦安方面へ。東京ディズニーランドの駐車場入口がこんなに目白に近いとは・・・。(浦安まで延々と大渋滞!) 今日はロゴス・アポカルプスィスのブクステフーデ没後300年記念のコンサート。会場の千葉市美術館「さや堂」は昭和2年建築の銀行跡。石造りの豪華な内装が素晴らしい!

21 歌手5人とヴァイオリン・ガンバ・ポジティフオルガンと言う器楽陣のアンサンブル、特にガンバ奏者が5人も登場という贅沢な編成か。艶やかな弦とオルガンの音色が心地よい。

42 まるでヨーロッパの教会のような長い残響も、お客様が入ってちょうど良い響きになった様子。雰囲気といい音響といい日本では無いような気分になりそう。

54 今日の主役は何と言っても歌手5人の声のアンサンブル。夢心地のようなブクステフーデの世界が出現!(何とシブい選曲か!) 今年がスカルラッティ没後記念だけでは無かった事を見事に証明してくれたのでは・・・。

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2007年11月25日 (日)

群響「ロ短調ミサ」本番

1_2 25日、群響「ロ短調ミサ」富岡市での本番。早朝から会場でポジティフオルガンを使って余裕のアートパフォーマンス?、いや冷えたポジティフオルガンを照明が付く前から必死に暖めてるだけ。昨日の半分の時間でピッチを上げないといけない強行スケジュールも何とか「奥の手」2連発でリハに間に合い一安心。

3 ポジティフオルガンとチェンバロの2台担当のTさん、分厚い楽譜を持って2台の楽器を忙しく往復する事に。先週のように2台の楽器の合体技もありかもと思うも、重い2段鍵盤のチェンバロをオルガンに載せるのは厳しい? 本番前、ポジティフオルガンの調律も無事終了、ヤレヤレと思っているとこの3日間オルガンの事ばかり考えていたのを嫉妬したのか日頃トラブル無しのジャーマンチェンバロ君、本番15分前の調律最後でいきなり「プッツン」(珍しく断弦)。急いで弦を張り直し本番にはセーフ。確かに厳しい環境だったのはオルガンだけではないのは判るんですがね。(笑) 2台の楽器が舞台で張り合ったのかも?

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群響+地元の合唱団によるバッハの「ロ短調ミサ」も無事終演。東京へ戻る関越道は何と40km近い大渋滞。そういえば今日は連休最終日でしたね。

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2007年11月24日 (土)

冬はツライヨ!(オルガン編)

18 24日、昨日に引き続き群響の「ロ短調ミサ」のリハーサル。本番会場の富岡市かぶら文化ホールはまだ新しく中々音響の良さそう。昨夜移動のため車中泊の楽器を舞台に設置してチェックすると何とオルガンはピッチが7ヘルツも低下。早速舞台で暖房や照明でオルガンを暖めても夜間車で冷え切ったためか中々ピッチが上がらない。2時間暖めても効果無く最後は非常手段でピンチを凌ぐ羽目に。リハ開始に何とかピッチは上がりヤレヤレ。明日は9時から暖房が入るのに10時半リハ開始と今日以上に厳しいスケジュール。舞台上に楽器を置きっ放しといえ寒さの厳しい時期、夜間の防寒対策でまたもや最近考案の「奥の手」を繰り出す事に。(人間用の防寒グッズを転用) やはり冬の寒さはオルガンにはツライ!

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2007年11月23日 (金)

「ロ短調ミサ」IN群馬

6 23日、群馬交響楽団の「ロ短調ミサ」のリハーサル初日。早朝高崎へ向けて出発、連休で関越道は大渋滞、ギリギリに会場到着。冬本番と言う事で新潟方面はチェーン規制の様子。昨日頑張って冬タイヤに交換したのでもう上州の奥地で雪に遭遇しても大丈夫と思いきや、群響の人に「高崎は東京より雪は降りませんよ」と聞かされ拍子抜け。雪は心配なくても寒さは厳しい!高崎の会場にポジティフオルガン・チェンバロを搬入するも、運搬中にシッカリ冷えた楽器を暖めるのがひと苦労。前日にピッチを合わせたはずの2台の楽器がもう6ヘルツも違う!ここは「長年の勘」で2台の楽器を暖まり具合を見ながら慎重に調律。リハ中に高崎の街を少し散策、オラが街から首相が出たとお祝いの看板が多数出るも、古い街並みは少々活気が薄く寂しい様子。夜は高崎の老舗ホテルに宿泊。周辺は古い雰囲気の「歓楽街」、食いモン屋もコンビニも無く古風な大人の(笑)飲み屋ばかり。いつもは全国チェーンのレストランの進出を敵視する私も、少しは進出しろよと思ったほどですが・・・。

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2007年10月25日 (木)

オルフェオへの道

16 25日、早朝より横浜・東戸塚のサロン「ジャルダン・デ・ミュージシャン」を訪問。小さな個人サロンながら吹き抜けのコンクリート壁のお蔭で残響が豊か!良く観察すると細かい音響効果のための工夫が多数ある様子。備え付けの小ぶりながら趣味の良いストップを持つパイプオルガンの音色もサロンの豊かな響きと相乗効果で素晴らしい。古楽器の演奏には本当に贅沢な空間で羨ましい限り。オーナーのこだわりに敬服する次第。

1 サロンオーナー所有のレガール付きのポジティフオルガン。私と同じメーカーながら随所に違いが見られ興味深い。

1_2 午後から北とぴあ国際音楽祭のオルフェオ公演で使う楽器の準備。イタリアンチェンバロはメカニックを総分解してA=465の高いピッチへ鍵盤移動。ピッチ移動後に早速ミーントーンで調律。

4 引き続きポジティフオルガンもピッチ移動の準備。こちらはただ鍵盤を横にスライドするだけでピッチは変わるものの、A=465の時しか使わない最高音の鍵盤とパイプは久々の出動か。他の鍵盤とフェルトなどの消耗具合が違うので分解し慎重に調整。

1_3 夜は先日つくばで初めての共演を成功させた岩村かおる(Fp)・田中潤一(Ft)両氏の次回企画のためのリハーサル。沢山の候補曲の中からの選曲作業は結構面白そう。次回もユニークなプログラムになりそうで楽しみ。

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2007年10月16日 (火)

噂のレガール拝見

15 16日、今日は珍しく2つめのネタです。本当は平穏な1日のはずが昼にフイゴ屋のIさんから連絡あり。「今からならレガール見れます」との事で急遽予定変更で荻窪の教会へ。ポジティフオルガンの上に新たに製作のレガールを搭載して2段鍵盤へのバージョンアップが完成との事。ふいごは兼用、レガール部分を覆うフタが開閉可能との事で鮮烈なルネッサンス向きの音色にも、ソフトな音色にも可変との事。その他様々な工夫がされている様子。

2_2 音色の確認の他、調律のし易さなどをチェック。レガールはまもなく公演のモンテヴェルディの「オルフェオ」公演で活躍する楽器だけに、フイゴ屋さんのレガールの音色も魅力的だと少々思案中。それでもこんな特殊な楽器をよく注文されたものだとフイゴ屋さんのオルガンに対する熱意に敬服!今後この楽器の活躍を切に願う次第。

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2007年10月14日 (日)

兵庫芸文大ホール初見参

6 14日、兵庫県立芸術文化センター大ホール(長い名前!)でコンサート。小ホールは何度かお伺いするも噂の大ホールは初見参。今日は大阪ゲヴァントハウス合唱団創立25周年記念演奏会、ゲストにベルリンから合唱団とその指揮者、オルガン奏者を招いてのバッハ「ヨハネ受難曲」(第2稿)。

3 ドイツ組はさすがに長身な方が多く、オルガン奏者もまるで子供用オルガンを演奏しているような格好に。腕の肘が脚に乗ってます。(日本人には無理な格好か)

12 初体験の兵庫芸文の大ホール、中々残響はありそうながら座席によって相当聴こえ方が違う様子。天井が高く容積が大きいのが原因なのか、後ろや上の座席の方がクリアーな印象でした。今日は残念ながら本番での響きを聴けなかったのでお客様が入るとまた違った響きなのかも?

16 一番奥の4階の座席から舞台を見るともう真上から眺めている状態か。いつもと違う景色で結構面白い席かも?今度2月22日に同じ舞台でオランダバッハ協会合唱団&管弦楽団の同じく「ヨハネ受難曲」をお手伝いする予定なので古楽器はこの大きなホールでどう聴こえるのかこちらも楽しみ。

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2007年10月13日 (土)

From USA To KOBE

Photo13日、夜明け前にUSAを出発、日の出を拝みつつ九州を北上。ほとんど信号が無い一般道を100kmで疾走するトラックが恐ろしい!

2 関門海峡を行きは海底トンネル、帰りは高速橋で通過。橋なら海峡を渡るのはアッという間か。山陽道の秋景色を満喫しながら快調に東へ走行。昼過ぎに無事神戸に到着。

6 午後はチェンバロを神戸の工房に降ろしてから宝塚の教会で預かっていただいたポジティフオルガンを引き取り。木管パイプの柔らかな音色はこの「白鯨」を模したと言う不思議なチャペルにマッチした様子。

7

教会で50歳近くになりながら未だ現役で頑張る電気アクションのパイプオルガン。鍵盤の印は「危険なので弾かないように」という目印との事。他の楽器はトラブルが起こると音が出ないものだが、パイプオルガンはトラブルが発生すると音が鳴りっぱなしになるという厄介な構造。このご老体のオルガンは演奏中に「ピー」というトラブルが頻繁に起こるので危険な鍵盤は弾かないようにしているとの事。トラブル慣れのオルガン奏者の皆様は今や突然の鳴りっ放しの対応もプロ並みとか。

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2007年10月 9日 (火)

白鯨の教会

10 9日、朝から連休明けで大渋滞の東京を出発、西へ移動。信州は稲刈りの最盛期で秋の風情を満喫。夕方しばらくポジティフオルガンを預かっていただく宝塚の某教会を訪問。名建築家・村野藤吾が「巨大な白鯨」をイメージして作ったというユニークな礼拝堂が素晴らしい。写真左に見えるパイプオルガンは、阪神大震災で倒壊した夙川教会のオーベルタンOrの前にあったという曰く付きのオルガン。奇跡的に震災を無傷で潜り抜けた後、現在はこの教会で活躍中(もう50年近く経つので満身創痍の状態ですが)。

6 教会にある古い電気アクション式のパイプオルガンや、最近の電子オルガンとは違う木管パイプの柔らかな音色に教会の皆さん興味深々の様子。斬新なデザインの建物は天井が良く響くお蔭か音響も素晴らしい!

Photo 礼拝堂の片隅の看板を見ると、はて?どこかで見たデザインだなあとしばし注目、もしかするとこれは○○の一部ではないですか!(何か判りますか?)

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2007年9月 9日 (日)

椎名町の秋祭り

6 9日、朝から墨田のホールへ向うも日曜とあってスイスイ到着。時間調整でホール周辺を散策するとフリーマーケットを発見。お目当ての骨董品は無く残念。

10 今日は混声合唱団のコンサートでポジティフオルガンを提供。先週と同じく9時オルガン搬入、9時半音出しの上、オルガンだけの伴奏ということで責任重大ながら秘技「瞬間調律」を使い9時15分には調律終了。(やれば出来る?)隙間を見て滅多に来ない錦糸町を探訪。朝8時から繁盛している居酒屋や立食い蕎麦屋が昼から立飲み屋を兼業(飲み屋の方が満員!)などオッチャンのオアシスがテンコ盛り。さすが庶民の街!

11 コンサート終了後、昨日に続き横浜のお宅にお伺いして楽器調律。錦糸町に続き横浜野毛を通るも、こちらも場外馬券売り場などがあるせいかオッチャンの姿が目立つ!訪問先のお宅で幼き愛犬「英(ヒデ)」をパシャリ!お客にも愛想振りまき本当に可愛いワンチャン!

19 夜遅く椎名町に戻り駅前に買出し。秋祭りの最後と言う事で威勢の良い地元の若人衆が縁日に溢れている!オッチャン界隈を巡回の後はアンチャンワールドを探訪。まだ残暑厳しい時期なので縁日も金魚すくいなどの「水物」が多い様子。秋の涼しさが待ちどおしい!

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2007年9月 1日 (土)

下町の鰻

Photo

9月1日。朝から墨田のホールでリハと言う事で月初めの渋滞を見越して早く出発するも道はガラガラ。1時間も早くホールに到着。楽屋口には早朝から大勢の行列が。本日ご一緒の合唱団の方も朝から熱心だと思っていると、今日は1年後のホール予約の抽選会だとの事。中々競争率の高いホールとの事で皆気合の入った怖いお顔でした。9時ポジティフオルガン搬入、9時半音出しと言う事で私も気合を入れて楽器搬入。(搬入30分でオルガン準備は相当厳しい!) ところで墨田の某有名小ホール、搬入口が一方通行の通路と逆向きに作られている!一体どうやってこんな不便な設計になったのか不思議。(設計の単純ミスか?)

5 久々の墨田の小ホールで混声合唱+ポジティフオルガンのリハーサル。ホール十周年の記念企画の一環と言う事で一週間前に本番同様の舞台で練習という贅沢なリハ。

10 リハ終了後庶民的な街錦糸町を散策、下町風情の小さな鰻屋へ。上品な量(笑)の鰻ながらマグロや冷奴など盛り沢山の庶民価格の定食を頂く。(結構満足感あり) 店内は秋祭りの準備の地元の男衆が昼間からビール&鰻で威勢良く盛り上がっている様子。

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2007年8月16日 (木)

続・何もこんな日に行かなくても・・・

Photo 16日、昨日に続き早朝に目白出発、今日は軽井沢へ。お盆休みの人気の避暑地という事で大混雑を覚悟して乗り込むも幸い時間が早かったのかそれほど渋滞せずに到着。それでも朝9時頃にはもう中心街のお店には観光客がチラホラ。今日は先日スタートした素晴らしい音響のサロン「Villa Cecilia」でポジティフオルガンの調律。

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今年の猛暑で涼しいはずの軽井沢でも結構暑い!ポジティフオルガンのピッチも上昇中。コンクリートに囲まれた地下室だったのですが。

16 昼頃街中に出てみると、もう軽井沢中車で大渋滞。この時間に軽井沢に到着していたら大渋滞の列に恐れをなして引き返していたかも・・・。(峠から10kmを越える車列!) お盆休みの大渋滞の恐ろしさを存分に味わいました。(幸い反対車線でしたが)

19 軽井沢のお店はどこも一杯なので帰りの上信越道のSAで名物「峠の釜飯」を。立派なお釜はまだ使えそうと持ち帰りリサイクル。

21 夜は地元椎名町の最近出来た庶民的なとんかつ屋へ。お江戸のとんかつ文化のレベルの高さを堪能。

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2007年8月14日 (火)

お盆休みの都心はスイスイ

6 14日、朝から目白から川崎に向うもお盆休みで車は少なくスイスイとホールに到着。今日はミューザ川崎でSaxの須川展也+東京交響楽団(指揮金聖響)のCD録音。オルガン参加はフォーレのたった1曲ながら、先月金沢でのソプラノの森さんの録音と同じ曲、同じ指揮者、同じ演奏家(辰巳美納子さん)、同じ録音チーム、同じ楽器という偶然にしては良く出来た組合せ。それでも歌とSaxという音の違いなのか同じようには行かない様子。

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2007年7月30日 (月)

ベルギーのオルガン製作家訪問

3329日、今日は朝からコンクール2次予選のリハーサルということで知人の練習を少し見学。友人に審査員役になってもらい本番同様に進行し演奏中の緊張感を予習するというユニークなリハに感心。

40 夕方からブリュッセル郊外の歴史的な街Leuvenの郊外の村にある私のポジティフオルガンの製作家エティンヌ・ドゥベジュ氏の工房を訪問。売れっ子の製作家ながら実は合唱団で歌うプロの歌手でもあるので結構忙しい様子。(日本でも歌うオルガン技術者が近所にいたような・・・)

61 これは近日ベルギーの教会に納品予定の中規模のパイプオルガン。歌手として豊富な舞台経験がコンサート用のポジティフオルガンのアイデアに生かされている様子。毎回新しいアイデアを盛り込んだ設計に感心。雑談の中でベルギーのラプティットバンドの中国公演のために現地にポジティフオルガンを空輸したのだが、手違いで何と全公演楽器が到着しなかったとの事。(笑) ご馳走になったディナーではお互いの舞台での裏話の交換会となる。

79 美しいLeuvenの街での楽しいディナーの後、最終の電車でブルージュへ移動。寝てしまい終点まで行くともう大西洋まで出てしまうので(汗)、眠いのを無理やり我慢して何とか深夜宿舎へ帰還。

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2007年7月25日 (水)

横浜みなとみらい

1_37 25日、横浜みなとみらい小ホールで地元の女性合唱団コール・モモのコンサート。私はポジティフオルガンでの参加。古今東西の多彩な曲を衣装や音響効果、照明など練りに練った演出で中々楽しい演奏会。(その分段取りの打ち合わせに手間取りましたが・・・) 隣の大ホールでは100円(1ドル)という超お徳なパイプオルガンのコンサートとか。オルガン調律でどら氏が朝から活躍されていた様子。

7_18こちらのコンサート、ゲストのリュート奏者永田斉子さんを交えてのルネサンス舞曲や、ガムラン風の曲など民族音楽、果ては日本民謡まで驚くほど幅広い選曲。オルガンの出番が終わった後は急いで帰宅、全然出来ていない旅行準備で一苦労。夜成田に移動。大手のホテルのネット予約の「極安」の部屋を予約するも、何故かツインの結構広い部屋へご案内。「「得をした!」と喜ぶもエレベーター横の深夜でもウルサイ「問題部屋」だった!道理で安いはずだ。安いので文句も言えないし・・・。

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2007年7月24日 (火)

夏晴れの信州路を行く

1_36 24日、早朝神戸を出発。爽やかな夏晴れの信州路を東へ向かう。ご贔屓の休憩場所の諏訪湖SAからの景色もいつにも増して美しい!ここ一週間連日のポジティフオルガンの調律で無理な姿勢での作業が続きどうも腰が悲鳴を上げている様子。最近治療に行ったばかりなのに念のため一週間も空けずに再び鍼灸院へ。過去海外旅行で腰を痛め帰国後しばらくギックリ腰で動けなかった痛い経験もあるので用心!用心! 夕方から久々の目白で旅行の準備。

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2007年7月20日 (金)

大阪でメサイア公演リハ初日

1_34 20日、今日は大阪センチュリー交響楽団練習場でメサイア公演のリハーサル初日。私のオルガンと共にオケ所有のチェンバロも登場との事で、珍しく他の調律師との共同作業となる。チェンバロ担当のA氏とはもう30年近くのお付き合いなので非常にやり易くありがたい。待機時間には若葉マークの調律師Sさんも交えて業界雑談話。

3_26 今回の公演のOr奏者は御馴染み東京からのNさん、Cem奏者は指揮者の推薦の名古屋の方との事で初めてお会いする新人Oさん。ところがOさんとの最初のご対面で「梅岡さんじゃないですか!ご無沙汰です」との元気なご挨拶。はて?存じ上げないお顔と思っていましたら、何と中学・高校時代にピアノ調律で頻繁にお伺いしていたお宅のお嬢様。(すっかり大人の雰囲気で判りませんでした) 今やピアニストとして活動中、今回は特に指揮者の強い推薦でチェンバロに初挑戦との事。初々しい演奏が楽しみです。

6_17 今回の指揮の外山氏と緊張気味にマエストロの指示を待つステマネのY氏。両者の身長差が凄すぎます!全国に長身のオケステマネが多いのは何故?先日の金沢の録音の際も長身のスタッフに囲まれ、「小柄な梅岡さん」と呼ばれていました・・・。

10_12 リハーサル初日は順調に進行。心配したチェンバロとオルガンのピッチのズレも2人の調律師のコンビネーションの良さのお蔭かほぼピッタリの様子。

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2007年7月19日 (木)

軽井沢に新サロン登場

19_5 19日、早朝東京を出発し軽井沢へ。相変わらず濃い霧で前が見えず山道を慎重に運転。意外に軽井沢は近いのか2時間で到着。

14_10 軽井沢駅から徒歩10分ほどの静かな木立の中の別荘地帯に目指すお宅が・・・。人も車も通らない素晴らしい環境が羨ましい。

15_5 オルガニストの和田純子さんがプロデュースされた新しいサロン「Villa Cecilia」。この7月21日から毎週土曜日の14時半開演で「夏のバロックコンサートシリーズ」を開催との事。

16_8 サロンの外見は少し大きな別荘建築に見えるも内部は驚くべき構造になっていた!

9_12 天井は3階の高さか?コンクリートのしっかりした内壁、音響を良く考えた形状、ほとんど温度変化がない密閉された空間、まるでヨーロッパの古い教会のよう!残響7秒という豊かな響きは日本では味わえない贅沢さかも。今日はポジティフオルガンの調律でお伺いするも、あまりの音響の良さにオルガンのモーターノイズがどうしても気になってしまうとの事でモーター周辺を防音したり、オルガンの位置を変えたりとしばらく奮闘するも最後にやっと解決。豊かな残響の中でもオルガンの音色がクリアに聴こえるのには驚きました。

6_16 ゆったりとした客席にも特注の木の椅子が。(製作が間に合わず少しだけでしたが) オーナーのコダワリを各所に感じる素晴らしい空間のサロンでした。7月21日からのコンサートシリーズには、野々下由香里、桐山建志、三宮正満など実力者が次々出演との事。料金は2000円(限定50席) お問い合わせはヴィラ・セシリア Tel&Fax 0267-41-4075  cecilia.organo@docomo.ne.jp まで 他にワークショップも開催。

7_16 昼に急いで東京に戻り、午後から川口リリアホールで渡辺克也(Ob)リサイタル。(Cem水永牧子) ヴィヴァルディ・バッハ・テレマンのOb協奏曲を一夜で演奏するという豪華なプログラム。曲間のお話でたまたま(?)お客で聴きに来ていたOb奏者の三宮正満氏の名前が演奏家から連呼され本人が客席でビックリとの余興もあり。隣接の大ホールでは季節柄自民党の大会があり官房長官が来訪との事でホールは護衛で溢れかえっていましたが、目つきの悪さで誰がSPかとはすぐに判明出来ました(笑)。深夜またもや西へ移動。

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2007年7月13日 (金)

歌姫のミラクルヴォイス!

32_3 金沢でのCD録音は無事終了。今回の録音で一番驚いたのは森さんのミラクルヴォイス!もうこの世のモノとは思えない美しき「天使の歌声」。録音の休憩時に歌姫が歩きながら練習される歌声をたった50cmの至近距離で聞けましたが、もうすっかり「悩殺」されました。

43_1 美しい歌声と共に完璧な音程にも感心。聞くとここ半年今回の録音予定の曲を存分にコンサートで歌い込んで準備したとの事。道理で録音のファーストテイクから一発OKと言いたくなる万全の仕上がり。伴奏陣も負けじと「熱い」演奏で歌姫をバックアップ。CDの仕上がりが楽しみです。(11月に発売予定とか)

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2007年7月12日 (木)

金沢録音3日目

2_13 12日、金沢での録音3日目。今日も曲によってチェンバロとポジティフオルガンが交互に出動。歌手の喉の調子を見ながら次の録音曲を決定するので相変わらず賞味期限の長い調律で準備。

Photo_163 次に演奏する曲が直前まで決まらないのでハープや打楽器などの参加曲が少ない奏者はお声が掛かるまで我慢強く待機。あまり長時間喉を酷使出来ない歌手の録音はやはり進行具合が独特な様子。

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2007年7月11日 (水)

金沢録音2日目

4_16 11日、今日も金沢で録音セッション。開始前に念入りにマイクチェックをする録音エンジニアのS氏と歌手になって歌うプロデューサーのN氏。

2_12 「ハイポーズ」と申し上げると華やかなソプラノ歌手を全身で表現するN氏。この優秀な録音コンビのプロフェッショナルな仕事振りにはいつも感心。手際が良いので録音の進行が早い!

6_15 録音セッションは順調に進行。今日は前半ポジティフオルガン、後半チェンバロと2台共出動。録音時には冷房が止まるので2台の楽器に賞味期限の長い調律を提供するのが中々厄介。

16_7 夕方には録音終了。夜は恒例の加賀食文化研究及び海産物鮮度比較研究及び北陸地酒研究のために香林坊のご贔屓のお店へ。相変わらずのハイレベルの海の幸と酒を堪能。満員を予想するも意外に空席あり。金沢駅周辺が再開発で飲食店が増え香林坊が少し寂しくなっている様子。

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2007年7月10日 (火)

金沢でCD録音

5_12 10日、早朝神戸出発金沢へ。早く到着したので(予定通り?)北陸の新鮮な魚が並ぶ近江町市場へ寄り道。開店前の活気ある雰囲気が楽しい。市場の一部が改装中ということで早朝から開いている魚料理の店が少なく朝食代わりは揚げたてのコロッケ(旨い!) 

12_8  今日は石川県立音楽堂で人気ソプラノ歌手森麻季さんのCD録音(共演は金聖響指揮&アンサンブル金沢 Or・Cem奏者は辰巳美納子さん)。当日まで録音の曲順や編成が決まっておらず、まあ現場でノドの調子を見て音を出しながら決めましょうといういかにも歌手が主役らしい進行。テスト録音で曲が変わる度にポジティフオルガンとチェンバロを交換するなど最初は慌しいものの、途中で「今日はオルガンに決定!」との事でチェンバロはお役御免。曲が決まるまで結構手間取るも一旦録音が始まると、森さんの「完璧な歌唱」で順調に録音セッションは進行。器楽の録音では考えられない短時間で初日のセッションは終了。

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2007年4月25日 (水)

軽井沢は関西圏?

W 25日、朝からスタジオの楽器のご機嫌伺い。先日の甲府のコンクール本選で多くの演奏家に弾かれた楽器をチェックすると、いつもより音量はあるものの少し音色が興奮気味か?やはりコンクールを競い合う奏者の気持ちが多少染み込んだかも。 午後から知人のオルガンを軽井沢へ運送。現地に着いて早速電源を入れてオルガンを弾こうとすると何故か音にビブラートが掛かりっぱなし。しばらく原因が判らず立ち往生するも、もしやと思い地元の方に確認すると何と軽井沢は電気の周波数が60Hz。私達は関東以東は50Hzで関西以西は60Hzと大雑把に考えていたが、軽井沢が60Hzの関西圏とはビックリ!

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2007年3月10日 (土)

高山右近ゆかりの教会

_12_13 10日、今日は大阪高槻の高山右近ゆかりの教会でコンサート。石作りの素晴らしい音響の聖堂ながら冬の朝は建物の中も冷えきっていてオルガンには厳しい環境。早くから練習したいとのオケからの要望があるも夜通し車に積みっぱなしで冷え切ったオルガンのピッチは超低空飛行のまま。

Photo_104 仕方無く非常手段でピッチ上昇を図る。いつもなら我慢して自然に暖まるのを待つのですが・・・

_9_20 今日は柴田大氏率いるコレギウム・ヨハネスのコンサート、ヴィヴァルディやフォーレ、ドビュッシーなどを演奏。夜は再び東へ向かう予定。東京と関西の移動は実に簡単(と思いたい!)

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2007年3月 4日 (日)

高知バッハカンタータフェライン

Photo_102 4日、高知バッハカンタータフェラインコンサート本番。小原浄二氏率いる高知で本格的なバッハを演奏したいとの思いで結集したメンバーの10周年という「メデタイ」記念コンサート。高知でバッハの「熱い演奏」を楽しみに来られたお客様で広い会場も満杯の様子。

Photo_103 充実した2時間を越える演奏の後は、グループ恒例の大打ち上げ飲み会との事でしたが、神戸まで帰る予定の私は残念ながら辞退申し上げ一路帰宅へ。帰りは徳島経由で何と3時間で神戸に到着し驚きました!昔はフェリーに乗って四国に渡り山道の国道を走って8時間は掛かったものでした。便利な時代になったものです!

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高知でバッハを!

_3_33 3日、高知バッハカンタータフェラインのリハーサル。ホテルを出て街中を走っていると懐かしいボンネットバスを発見。思わずバスが止まるまで追っかけて写真撮影。私の高校時代の旧友で変わったヤツがいて、趣味がボンネットバスの収集!(北海道で廃棄されていたボンネットバスを修復したとの事) どうやって飾っておくのか?

_11_10 高知は路面電車が今だに活躍中。狭い道路もギリギリのすれ違いの妙技に感心。線路の上を車で走るのは不思議な体験でした。

_21_3小原浄二氏が率いる高知バッハカンタータフェラインの全体リハーサル。器楽陣の中には旧知の東京組が多し。オルガンの鈴木優人氏はオランダから駆けつけた様子。熱のこもった練習が夜まで続く。

_12_12 オレンジの目立つ服でリコーダーを吹く、自称ベルギーにリコーダーで留学していたという謎の奏者。何故か緊張して吹いていましたが結構上手かった!リコーダー以外の時は高い声で歌っていましたけど・・・。(初めての器楽演奏に挑戦?の上杉清仁氏でした)

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2007年2月12日 (月)

関西で30年

_2_31 12日、朝目が覚めると何故か神戸でした(そんな訳は無い!)。 またもや忍法「瞬間移動の術」で深夜東京から関西へ。今日は大阪いずみホールで関西室内楽協会30周年記念コンサート「J・S・バッハ マタイ受難曲」。演奏の大阪チェンバーオーケストラは、ドイツから帰国した河野正孝(ob)河野まり子(Cem)夫妻が中心となり大阪島之内教会(かつては落語からロック・フォークやアングラ演劇まで受け入れていたユニークな教会でした)を会場にした30年で約300回の月例コンサートや、関西各所での様々な公演を開催するなど関西のクラシック界で活躍するアンサンブル。

_7_10 今日の演奏は本山秀毅指揮で大阪チェンバーオーケストラ+京都バッハ合唱団+岸和田少年少女合唱団という組合せ。最近流行の古楽器による「軽い」バッハでは無く、本山氏流の正統派ドイツの「重厚でゆったりとしたバッハ」を披露。溢れ出んばかりのお客様(満席どころか60人以上入れなかったほどの人気だったとか)を交えての「時を忘れてしまうような」バッハが味わえました。個人的には30年近くチェンバロの技術を学びつつ競い合ったA氏と久々に一緒に仕事が出来た事が大きな喜びでした。(私はポジティフオルガン、A氏はチェンバロの調律) 昔はコンビで日本各地をチェンバロを持って走り回っておりました。まだ関西では珍しかったチェンバロについてお互い熱く語り合ったあの頃が懐かしい!(今日も相変わらずチェンバロの話に花が咲きましたが・・・)

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2007年2月 4日 (日)

海外出張?

_3_31 4日、早朝神戸着、すぐに海外出張へ?本当は明石と鳴門の海峡を越え徳島の北島町で1月に続きクランツストリングアンサンブルのバッハのカンタータのコンサート。搬入口で楽器を降ろす際初めて数年前に来たホールだったと思い出す。(記憶力の悪さは相変わらず・・・) 小ぶりなホールの舞台は照明が近く、温度は上がり湿度は下がる冬特有の環境。我がポジティフオルガンは何とか持ちこたえたがオーボエはリードが割れたとの事。冬はやはり厳しいなあ。今日のオルガン奏者は1月と同じ徳島在住のイタリア人のマリオッティ氏。休憩中に彼の所有のフォルテピアノのお話を伺うも、「19世紀のベーゼンドルファーを2台持っていて、1台は1820年代の製造番号が何と6番(!)、サイン無しの18世紀のフォルテピアノはシュタイン系の楽器かな」などと羨ましいお話が次々と出てくる。モダンピアノ奏者といいながらフォルテピアノの知識と経験は相当お持ちの様子。ウィーンのスコダ氏のコレクションや先日私がお手伝いしたジュリアーノ・カルミニョーラ氏のイタリアでの評判など多彩な話題が飛び出し、短い休憩がアッという間に過ぎてしまい、いや楽しいひと時でした。終演後はまたもや海峡を2つ越えて1時間強で神戸到着。以前は神戸から徳島までフェリーで4時間掛かったのに本当に早くなったものです。(昔なら泊りがけの仕事も日帰りになってしまい現地で終演後泊まって呑める楽しみも減りましたが・・・)

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2007年1月31日 (水)

銘酒抱えて1000km

31日、早朝岩国を出発、一路東へ移動。瀬戸内の夜明けや信州の雪景色を眺めながら快調に約1000kmを9時間半で走行、夕方4時前に無事目白到着。楽器2台をスタジオに戻し新大久保の教会へ。_3_30

今日は翌週にコンサートで使うポジティフオルガンの事前調律。奏者からバッハの調律に興味があるのでとリーマン調律を要望される。自宅でもこの最近話題の調律法を試してみて面白かったとの事。やはり古典調律は自分で存分に確かめてから舞台で使うべきかと思います。おもちゃのようなチューナーでしか調律した事が無い方のは難しいかも? 久々に触るG社の木管パイプのポジティフオルガン。1本意地悪なパイプがあり、奥に隠れて見えないし手が入らない。この隠しパイプで結構手こずりました。

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ポジティフオルガン調律後、夜は山口から持ち帰った銘酒を頂く。写真は周東町の「デキル酒屋」で入手の3本。遠心分離の純米酒がユニーク。3500円でも美味しいので10000円のお酒はどんな味なんだろうか?(さすがに買えないけど一度は味わいたい!)

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2006年12月 3日 (日)

古き良き高槻

Photo_53 3日、昨日に続き高槻で「モツレク」の本番。会場の「高槻現代劇場」は京阪神でも相当早い時期に建てられた市民会館のようで、あちこちの設備は歴史を感じるものが多く、何と楽器搬入などは最近まで外階段で2階上げだったそうです。(日比谷公会堂みたい!) キツイ照明で舞台は暑いが250人という大人数の合唱団の出番待ちの舞台裏は主力のご年配のメンバーには寒さが応えたようです。(早く舞台に上がらせて!との悲鳴もあり) 本番には強力な暖房もOFFになると言われ、でも今日は満席ですとも言われ暑いのか寒いのか判らない本番となるが、幸いオルガンの調律も安定していた様子。手強いホールでした。

_1_23 古いといえば高槻の会場周辺は歴史を感じさせる古い街並みがまだ多数残っているようでリハの合間に楽しく散策。

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2006年12月 2日 (土)

西は天候不順

2日、前夜の「月の世界」公演終了後、すぐに西へ移動。早朝神戸着。師走に入ったせいか高速はトラック多し。昼に前日東京で積み込んだチェンバロを千里のお宅へ。晴天から一転雨模様の中急いでの運び入れ。お天気男を自認するも他人の楽器には神通力が通じないのか?_1_22

午後は高槻で地元合唱団(何と250人以上!)の「モツレク」公演のリハーサル。会場は中々年季の入ったホールで搬入口は野外のリフトで3階上げ。辛うじてリフトに屋根はあるものの風が吹くと楽器はズブ濡れ間違い無し。今日は幸い雨の合間の搬入でした。オケマネの方と関西の今だに残る「トホホ搬入口を持つホール」の話題で盛り上がるも筆頭は滋賀県長浜の某ホール。手すり無しのただの平らな野外リフトで驚くほど高い搬入口(確か5階?)へ昇るシステム。(もちろん屋根なし) 手すりも無く暗くて危険だとオケから苦情を言うと翌年から投光器が1台設置されたそう。(それだけだったとの事) 私が大昔にこのホールへパイヤール合奏団の仕事で伺った際は、いつもは就寝時間なのに賑やかな音楽で目覚めてしまった先住民「コウモリ」君が本番中に舞台を乱れ飛んでおりました。堺の某ホールも搬入口から舞台まで段差の連続でまるで障害物競走の様子、大阪の某ホールはロープの1本天秤釣りの台に危ないバランスを取りながら荷物を積みこむ方式。まだまだ「トンデモ」ホールは沢山あるようですね。また今日の会場は古いだけあって照明はキツク舞台は暑い!しかし照明を落とすと暖房掛かっていてもあちこちからの隙間風で舞台がすぐに冷える!困った環境でした。「月の世界」千秋楽は無事終了との報告を代理をお願いしたS氏から受ける。ヤレヤレ!

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