2024年9月 2日 (月)

パイプオルガンご機嫌伺い

7_202409022224012日、さる教会で大御所T氏作のパイプオルガンのご機嫌伺い。私はベテラン製作家のサポート役ながら調律も一部担当。しかし自分の体格が高所作業には向いていない事を再確認した次第(痩せなければ・・・)。もう30歳を超えるオルガンも保管環境が良いお陰か鳴りも良くメカニックも安定しておりひと安心。

12_20240902223101昨日は台風直撃か?と思いきや途中で消滅してしまったと聞き胸を撫で下ろすも作業中嵐の様な荒天となりヒヤリ。帰路に着く頃には晴天となり大きな虹も。

2024年5月10日 (金)

西国巡礼旅南国へ

1_2024051018220110日、西国巡礼旅3日目は南国へ。讃岐に負けないうどん王国にいるので朝飯は早朝から大繁盛の地元有名店でごぼ天うどん。食べる時柔らかくモチモチの麺が唇に纏わりつく感触が素晴らしい!

11_20240510183001南国まで足を運んだのは2017年作の横田宗隆氏により歴史的製法で製作されたパイプオルガンの見学の為。完成後少しづつ熟成しているオルガンの音色を堪能。

4_20240510183401他の方にもこの素晴らしいオルガンの演奏を聴いて頂きたいので手伝ってね!と急遽ふいご師として登板する羽目に。大型オルガンのふいご中々難易度高し。教会でお会いした方がベルリンから来られた天正遣欧使節伊東マンショの研究家の方と知りビックリ。ちょうど昨日隠れキリシタンの史跡巡りをしたお話をするとお互いの情報交換で大盛り上がりとなった次第。

15_20240510184601今日も秘湯巡りで活火山エリアの温泉地へ。ドライブ中の車からでも猛烈な湯煙と硫黄臭が味わえ期待値爆上がり。

19_20240510185301山奥の秘境温泉を久々に訪問。ここは鮮烈な青白い色の濃厚なお湯が素晴らしい! 幸い貸切で秘湯を独り占め出来ご機嫌。混浴露天風呂は怖気づき入浴出来ず。

22_20240510190101夜はまた山奥の隠れ家湯治温泉宿に宿泊。ここはすべての部屋に源泉掛け流しの内風呂があり入り放題なのがアリガタシ。横の川のかわずの大合唱を聞きながら温泉三昧の至福の一夜。

2024年3月23日 (土)

オルガンご機嫌伺い

4_2024032322420123日、日本オルガン界の大御所T氏初期作の小型オルガンのご機嫌伺い。年月経てど今だ健在なのはバランスの良い設計のお陰か。作業終え隣にあったモダンチェンバロを触らせて頂くも昨日の革のツメと今日のデルリンのツメのタッチ音色の違いの大きさを改めて実感。スタジオに戻るとお隣の旅館の高校球児宿泊の看板が無い・・・、残念ながらもう敗退していたのか。

2024年3月16日 (土)

ポジティフオルガンソロ公演

1_2024031621140116日、ポジティフオルガンソロ公演本番。今回は建築とBachの関係を語る対談もあり大物建築家も登場。しかし客席向いて演奏出来る楽器なのにオルガニストは大オルガンと同様に後ろ向きで演奏を希望。幸いウチのオルガンは音の志向性が殆ど無く後ろ向きでも客席まで充分音が届いた様子。

4_20240316212901終演後スタジオに戻りブントフライクラヴィコードの最終チェック。長い冬眠から目覚めてから大分調子が出て来た様で鳴りも調律も安定してきてひと安心。

2024年3月15日 (金)

A=465でバッハを

2_2024031519210115日、オルガンソロ+トーク公演のリハにポジティフオルガンで出動。今回奏者からの調律オーダーは「バッハを弾くのでA=465のミーントーンアレンジでお願いします」と中々のこだわり振り。ウチのオルガンはこれからA=465の公演増えるだろうとわざわざ20年前に買い替えたのにその後そんな仕事は殆ど(全く?)無く今回やっと4段階ピッチ可変の真価を発揮出来嬉しい限り。

2024年1月28日 (日)

EVで泣き笑いの1日

1_2024012818280128日、ハマの人気ホールでの合唱公演にオルガンで出動。四半世紀前贅沢な作りのホールとしてスタートするも何故か楽器搬入にスロープもEVも無い非バリアフリーの設計に毎度四苦八苦。しかし最近の改造でやっと楽器搬入出来るEV出来たと知り今日初体験。これなら1人で簡単に搬入出来ると喜ぶも舞台へのEV急に関係無い階で止まってしまい立ち往生、聞けば大きな地震有り緊急停止した為との事。今日はEVで泣き笑いの1日か。

2_20240128184201久々の大ホール、今日はポジティフオルガンと大オルガンの2台が交互に登板なのでオルガニスト移動で大忙し。公演後帰宅してみるとスタジオ内結構物が崩れておりビックリ、かなり強い揺れだったのですね。

2024年1月27日 (土)

バリアフリー

1_2024012720380127日、ハマの公共ホールでの合唱公演リハにオルガンで出動。初めての会場ながら重量あるオルガンを1人で搬入、古い施設ながら舞台も客席もバリアフリーに改造されており大助かり。高さ約1mの舞台に車椅子を持ち上げる昇降機まで用意されてあり感心。ホールお隣の濃厚味で人気のラーメン屋週末のせいか百人近い大行列に仰天、

2024年1月20日 (土)

合唱公演リハ

8_2024012022410120日、個人宅の小型チェンバロのご機嫌伺い。スピネット風ながらジャックがすべて同方向という不思議な設計、でもそのお陰でヴォイシングのバラツキが殆ど無く実に優秀。

10_20240120224401次はまだ新しいホールでの合唱公演リハにオルガンで出動。このホール残響豊かで客席の構造も良好で古楽向きか?照明も最新のLEDなので舞台熱くならずアリガタシ。

7_20240120224801移動の途中漁港近くの海鮮食堂で海鮮丼ランチ。魚屋直営だけにネタの鮮度が抜群。店は舌が肥えた地元民で大繁盛の様子。

3_20240120225001ご近所に著名浮世絵を無料で見せてくれる施設有り見学。ちょうど北斎が多数展示。浮世絵も版によって色がかなり違う事判り収穫。同じ作品でもかなり価値が違うのですね。

2023年12月24日 (日)

救世主公演

1_2023122421470124日、西洋花まつりイブは観光地近くのホールでの救世主公演にオルガンで出動。朝一の楽器搬入で渋滞怖いと夜明け前に出発するも障害無くあっと言う間に現地到着。時間調整でご近所?の名所見学へ。

4_20231224215201今日の公演、オルガンと共に持ち込みのチェンバロも入ると伺うもそちらの調律は演奏家自身でやるとの事。乾燥酷く厳しい環境で調律苦労されているのを横目に自分の任務をさっさと完了。最初チェンバロの調律出来ないオルガン技術者のふりをして誤魔化すも素性ばれてしまい色々アドヴァイスする事に・・・。

2023年12月 9日 (土)

富士山が見えるホール

5_202312092240019日、オルガン調律師の朝は早い!車中泊で冷え切ったオルガンを暖める為夜明け前から車で移動開始。お陰でこんな景色も見られたのですが・・・。

7_20231209224301会場近くで時間調整となり久々にモーニング海鮮丼。漁港で早朝より開店の観光客相手の食堂でどこまでボッタクられるか試しに入るも量は少ないがネタの質はマアマアでした。しかし朝7時から繁盛の様子。

8_20231209224801時間調整の続きで富士山鑑賞の名所の海岸へ。今日の公演会場のロビーからも良く見えるそうな。

11_20231209225201富士山が見える駅前ホールで老舗古楽グループのモンテヴェルディ公演本番。景気が良かった約30年前に建ったホールは贅沢な内装材がふんだんに使われており音響実に素晴らしい!

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