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    my Cembalo by R・Yoshida

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2017年3月17日 (金)

残響7秒の響き

1_640x48017日、ご近所の大聖堂でのモンテヴェルディ生誕記念公演にポジティフオルガンで出動。久々に残響7秒という豊かな響きの中での歌と器楽の演奏を堪能。meantone調律も実に綺麗に響いておりました。やはり西洋古楽はこのような音響の中で作られて来たのだと改めて実感した次第。

2017年3月16日 (木)

モンテヴェルディ生誕450年

3_640x49016日、今年はモンテヴェルディ生誕450年ですね。それを記念する公演のリハにオルガンで出動。久々にオルガンをMeantoneに調律、昔はMeantone調律でのアンサンブル演奏は中々難しかったのですが今や管・弦楽器共にしっかりと対応出来る時代になったようで頼もしい限り。中々対応難しかったリュートも「分割鍵盤(フレット?)」なる仕掛けでクリアしているとの事。時代は進む!と感じる此の頃であります。

2017年3月 4日 (土)

コンピューターに完敗

24日、みちのくのホール所有のチェンバロ・ポジティフオルガンの公式御機嫌伺いを終え今度はスタジオで出陣間近のウチの楽器陣の御機嫌伺い。エアコンと除湿・加湿器を24時間作動させてスタジオ内の温度湿度管理に気を配っているものの留守がちで常時監視している訳では無いのでやはり外気の変動に多少は影響されてしまい楽器も季節を跨ぐと結構コンディション変化してしまってますね。実はしばらく出番無かった1台の楽器の御機嫌斜め振りに仰天し半日掛かってやっと元に戻した次第(更なる待遇改善を訴えてのストライキだったのかも・・・)。数カ月放置していても殆どピッチも調律も変化していないコンピューター管理のホール楽器には完敗であります(そこまで徹底して楽器管理しているホールも少ないと思いますが)。

2016年10月16日 (日)

手ふいごのオリジナルオルガンを聴く

Or_19_640x48016日、素晴らしい空間とオルガンをお持ちのこちらで18世紀イタリア製のオリジナルオルガンのレクチャーコンサートを開催。南国イタリアらしい鮮烈で芳醇なオリジナルのパイプの音色に感嘆、また歌伴奏での人の声とオルガンの融合具合の素晴らしさにも驚いた次第。

Or_15_640x4803オクターブ半のショートオクターブの1段鍵盤、プルダウン式の小さな脚鍵盤付きで6ストップというシンプルなスタイルのオルガンながら、その各音色の表情の多彩さはやはり数百年の年月を経たオリジナル楽器ならではの真価でしょうね。テンペラメントが気になって調べてみるとミーントーンでは無く比較的なだらかなナイトハルト系の様子(18世紀のままなのか近年のアレンジなのかは不明)。

Or_9_640x480そして何よりも注目だったのはふいご師による手ふいごでの送風による演奏でした。試しに電気モーターと手ふいごを交互に演奏しましたが明らかに音色も表現力も違いましたね。手ふいごによる演奏のニュアンスの豊かさに改めて感嘆!日本ではまず聴けない18世紀当時のオルガンの演奏スタイルを忠実に再現出来た貴重な機会でありました。

Or_22_640x480終演後には別の部屋にある現代の名工Ahlend氏作のオルガンを聴けるおまけもあり盛況の1日でありました。







2016年9月22日 (木)

オリジナル楽器を聴く!

1322日、昨日の蓄音器コンサート、19世紀の演奏スタイルが色濃く残る巨匠ピアニスト達の歴史的名演にすっかり魅了されてしまったひと時でありました。どの演奏家も他とは全く違う独自の音色を持っていた時代、ピアノメーカーの選択肢も幅広く(昨日だけで墺仏米独11社のメーカーが登場しました)コンサートでもレコードでも実に多彩なピアノの音色を味わえたとは実に羨ましい!

さて、次の私の企画は18世紀イタリア・トスカナ製のパイプオルガンのレクチャーコンサートです。奇跡的に日本に渡ってきた約300年前のオリジナルオルガンを、現代の電気モーターでは無く製造当時のスタイルに忠実に手ふいごで送風して演奏いたします。バロック時代のオルガンの音色を体験出来る貴重な機会是非お聞き逃し無く!人数限定の公演でチケット残り少なくなってきておりますのでご予約はお早目に。

32そして池袋の洋館で連続開催中のオリジナル楽器シリーズ、10月11月はついにチェンバロ界の至宝ルッカースチェンバロが登場いたします。極上の響きの空間で味わうオリジナルチェンバロの演奏も是非お聴き逃しなく!詳しくはこちらをご覧ください。こちらもチケット残数僅かですのお早目にご予約を!



2016年9月 1日 (木)

18世紀オリジナルオルガンを聴く!

3_640x5101日、今日は来月10月16日(日)につくばのバッハの森で開催されるオリジナルオルガンによるレクチャーコンサートをご案内いたします。

今回のレクチャーコンサートの主役は、最近イタリアで発見され苦労の末に奇跡的に日本に運ばれたという18世紀イタリアのトスカナ地方で作られたオリジナルのオルガン(1段鍵盤+プルダウンの足鍵盤 6ストップ)です。

5_595x640今回はこの約300年の年月を経たという歴史的なパイプオルガンを解説と演奏を交えてご紹介していきます。出演は宮本とも子(オルガン) 望月裕央(カウンターテナー)。 また今回は18世紀のオルガン演奏のスタイルを忠実に再現するため、バロック時代同様に手ふいごによって風を送り演奏いたします。現代のオルガンに装着されている電気モーターによる画一化された送風では無く、演奏に合わせて人力で風を送る「人の声のように揺らぐオルガンの音色」を是非体験してください。

8_480x640バロック時代のオルガンが果たしてどんな音色で鳴るのかを至近距離で味わって頂ける貴重な機会となります。限定30名での開催ですのでご予約はお早目に!

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「手ふいごで奏でる18世紀イタリアンオルガンの神秘なる響き!」
~ 木のぬくもりに響く300年の年月を経たオリジナルオルガンの音色 ~
2016年10月16日(日) 14時開演 (13時半開場)
 会場  つくば バッハの森  (茨城県つくば市東光台2-7-9)  http://www.bach.or.jp/
 
 駐車場有り(数限定 要予約) 交通アクセスは公式HPをご覧ください
前売  2500円   当日 3000円    限定 30名
 主催  バッハの森  
 共催  日本クラヴィア協会
 お問合せお申込み  梅岡  umeoka-gakki@nifty.com
出演  宮本とも子(オルガン) 望月裕央(カウンターテノール)
曲目

 Ms.B.226,8 ピストイア18世紀 作曲者不詳 

   Messa in Quinto Tuono より 第5旋法のミサ曲より 

  ・奉献の為のトッカータとフーガ Per l’Offertorio Toccata, Fuga

      ・聖体奉挙           Elevazione

 聖体拝領後 Post Communio

 Girolamo Frescobaldi (1583-1643) ジロラモ・フレスコバルディ

Toccat Quinta (トッカータ第2巻より)トッカータ第5旋法

Capricccio III Sopra Il Cucco 「カッコー」のカプリチオ

Toccata per l’Organo col contrabasso overo Pedale 低音ペダル付きトッカータ

 Christian Erbach (1570-1635) クリスチアン・エアバッハ

 Magnificat primi toni 第1旋法のマグニフィカト (歌唱とオルガンの交唱)

 Alessandro Grandi ( ca.1575-1630) アレッサンドロ・グランディ 

 

 Cantabo Domino 主に向かって歌え (カウンターテノール と オルガン)

 Tarquinio Merula (1594/95-1665) タルクィニオ・メールルラ

 Intonazione cromatica del nono tono 第9旋法のイントネーション

 Jakob Hassler (1569-ca.1622) ジェイコブ・ハスラー

 Fantasia noni toni 第9旋法のファンタジア

2016年8月28日 (日)

真夏の馬太受難曲

1_640x48028日、ポジティフオルガンを携え合唱団の馬太受難曲公演に出動。昨日に続き今日も途中で大観光地(鼠王国らしいです)を通るので遅刻すまいと朝早くから出発するも渋滞全く無く現地に1時間も早く到着してしまい拍子抜け。今日の舞台も昨日に続き外は雨ながら乾燥気味でビックリ(冬にはアブナイ舞台なのかも・・・)。いつもは寒い時期に聴く事が多い馬太受難曲、真夏でも受難曲だけあって暑さ吹き飛ぶ清涼感漂う演奏・・・と思っていると外も秋到来を感じる涼しさでしたね。

2016年8月27日 (土)

冬はアブナイ、夏はアリガタイ

1_640x48027日、人気観光地近くのホールでの合唱団公演にポジティフオルガンで出動。夏休み最後の週末だけあって都心脱出から観光地周辺までどこも大渋滞で危うく遅刻するところでありました。良くお伺いする今日の会場、冬場は舞台が異常乾燥する「アブナイ」ホールなのですが(毎回チェンバロが壊れそうになる程酷い!)、雨の日でも乾燥気味なので夏は「アリガタイ」ホールでありました(オルガンよりもご一緒したティンパニーの方が「今日の楽器は本革なので助かる!」と喜んでおられましたね)。

2016年8月20日 (土)

夏祭り

3_640x48020日、早朝より雨の中ポジティフオルガン担いでリハ会場へ。初めて伺う会場ながら(公共施設なのですが)1階ロビー奥には神輿、祭壇が鎮座し入口には御酒が山積み、大音量で御神楽を流しっぱなしとすっかり夏祭り会場と化しており仰天。どうやら荒天の為急遽避難してきた様子。

2016年7月30日 (土)

夏休み渋滞

1_640x48030日、ハマの人気ホールでの合唱公演にポジティフオルガンで出動。ハマは今や高速も整備され昔みたいに時間掛からないはずと油断していると夏休みの週末でしたね。各所で行楽客(海水浴?)の大渋滞の上に素人運転で事故多発、危うく遅刻するところでありました。こちらのホール、大オルガンがご自慢だけあって舞台上の温度湿度はもう完璧で調律師はやる事が無い位(今日もリハ前調律無しで済みましたし)、後は楽器搬入のスロープだけ作って頂けると百点満点差し上げるのですが・・・(搬入し難いホールなのですよ)

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