グルックの合間
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11日、北とぴあ国際音楽祭の最後を飾る目玉公演、グルックのオペラコミック・「思いがけないめぐり会い、またはメッカの巡礼」の最終リハーサルが順調に打ち上げ。豪華歌手陣も絶好調で本番を待つばかり。エキゾチックな舞台や華やかな衣装(女性陣色っぽいですぞ!)も見物です。
オケ陣も親しみやすく時には妖しいグルックならではの旋律をゴージャスに奏でてます。実は会場の1階席と2階席では結構聴こえ方違うかも。(全体のバランスが良い1階vs各器楽&歌がストレートに聴こえる2階席といったところかも?) やっぱりこのホールはバロックオペラ向きですね。本番は第1回目が13日(金)19時(まだ残席あるそうです!)、第2回目が15日(日)15時(こちらは残席少なし)開演です。是非お聴き逃しなく!
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10日、浪花の新ホールでイケメンCT&多国籍一座の日本最終公演。去年新しいビルの中で再オープンした50年の歴史を持つ名門ホール、ポップスや芝居の公演がメインとのことで多分古楽器アンサンブルは初めての登場では?(私が最後にここの旧ホールに来たのは確か30年近く前のライ・クーダーのソロだったかも) ヨーロッパのような舞台床が黒、客席も黒と中々シックな内装のホール。(少々ドライな響きながら室内楽でもOKかも)
ただ都心の巨大ビルの中のホールとのことで楽器の搬入は中々面倒・・・、楽器車の駐車場は有料で高額(外に留めた方が安い!)、搬入リフトは驚くほど巨大ながら中はこれまたビックリするほど狭い! お客様にとっては梅田駅と地下道でつながっているので便利なのですが・・・。
コンサートは今日もアンコールだけで30分も熱演する大ウケの一座、ヨーロッパで大人気を誇るだけあってその絶妙のアンサンブルの魅力を存分に発揮したタフなステージに脱帽。看板歌手2人の熱唱、Vnとコルネットの丁々発止の掛け合い、妖しいリズムを紡ぎだす打楽器など聴きドコロ一杯ながら初めて舞台で聴くプサルタリーの音色がナンとも魅力的。(調律大変そうでしたが)
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9日、北とぴあ音楽祭のオペラ公演リハで今日も王子に出動。先日読んだ文化論(?)の本で某評論家は「街の文化度は朝から営業の居酒屋がどれだけあるかで測るべし」「東京で文化度が高いのは赤羽!」と力説しておりました(笑)。ここ王子も赤羽に負けず午前中から堂々と営業する有名な居酒屋があり早速訪問。朝から酒を楽しむオッチャンに混じって昼定食を注文。(ついでに沫だつ麦茶も・・・) 最初酒を注文しないといけないお店だと思っていると結構昼は食事だけというお客も多く拍子抜け・・・(でも毎日通えるかも!) 北区の文化度の高さを存分に体験。
グルックのオペラのリハも順調に進行中。3幕とも快調に話が進み休憩2回を挟みあっという間の2時間半の公演の様子。器楽陣ではピッコロフルートが全編大活躍!(奏者に聞くと難易度高い演奏ばかりで大変とのことですが・・・) その張りのある音色での超絶技巧の演奏をご期待あれ。
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8日、北とぴあ国際音楽祭の目玉公演グルックのオペラも本番会場でのリハーサルが今日からスタート。今年はエキゾチックな舞台での心地よい旋律の演奏とコミカルな演技が小気味良く進行する軽快な18世紀オペラコミック。モーツァルトも変奏曲のテーマに選んだというグルック作曲の親しみ易いメロディーはすぐに口ずさめそう!(モーツァルト版グルックの変奏曲は2月来日のフォルテピアノ奏者クリスティアン・ベズイデンホウトの公演でも演奏の予定)
今回のオペラは日本人の台詞は日本語で、歌は原語(仏語)でと曲の雰囲気はそのままで判り易いのが特徴で、唯一の外人歌手フルヴィオ(貫禄の演技が素晴らしい!)の仏語と日本勢の日本語での台詞のコミカルな会話も聴きモノでは?豪華歌手陣も楽しみながら寺神戸亮指揮レ・ボレアードの演奏(今回はA=430です)も聴き応えあり!本番は11月13日(金)15日(日)の2公演です。お聴きのがし無く!(北とぴあ音楽祭での大規模なバロックオペラは今年で最後かも・・・)
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7日、朝からイタリアンとオルガンを持って名古屋へ。週末の高速大渋滞を予想して相当早く出発するも、都心いたるところの道路工事のお蔭で(怒)まず高速の入口まで中々辿り着けず、高速に入ると予想以上の大渋滞(汗)。地方公演で遅刻はシャレにならないゾと制限速度遵守でブッ飛ばし(笑)何とか無事名古屋到着(ヤレヤレ)。早速ランチは「安い・早い・美味い」と評判のカウンターのみという牛丼屋のような今風の櫃まぶし屋へ。目の前で焼き具合を見ながら待ち出来たてホカホカをその場で食べれるというので期待するも、コスト削減のための手抜きは丸見え、盛り付けも牛丼のように盛る様子が判るなど鰻を食べる時の「情緒感」が全く無くさっぱりオイシク感じられない・・・。鰻は風情も味のウチと納得した次第。
今日は名古屋の素晴らしい音響を誇るホールでのイケメンCT&多国籍一座の公演。もう日本で5公演目とメンバーは絶好調の様子、その上今日は名古屋のお客様の反応が熱狂的で曲中で手拍子は出るは、アンコールの度に全員スタンディングオベーション、メンバーもノッテしまいナンと40分もアンコールを披露(!)。コミカルな演技も噂のサングラスショーも大ウケ、いや名古屋のお客様のノリの良さは凄かった!最終公演(10日大阪)もご期待あれ!
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5日、イタリアンチェンバロとポジティフオルガンで銀座に出動。楽器搬入までの空き時間にあと177日でお別れという歌舞伎座周辺を散策。この風格ある建物が無くなるのはナンとも寂しいもの。
歌舞伎座と言えば名物の蕎麦屋も名残惜しい!(移転するのか?) 10人も入れば満員というカウンターのみの本当に小さな蕎麦屋ながら大将と女将の芸術的な立ち振る舞い(!)が素晴らしいっス(あまりの見事さに味は忘れてしまいそう・・・)
もう一軒歌舞伎座近くと言えばやはり有名老舗インド料理を外す訳もいかず・・・。相変わらず店に入るなり「お客さん、ムルギーランチね!」と有無を言わさず名物店主が注文を指定。(まあ皆さんコレ目当てなので良いのですが) 味と雰囲気は昔から変わらず、1500円とお値段の張るランチながら銀座の有名店なら仕方無いのかも。ランチの後は歌舞伎座裏の珍しい蓄音機とSPレコードの専門店を訪問。高級蓄音機や新品同様のSPレコートは目玉が飛び出そうな程の高価な値札がついており蓄音機で再生録音したという復刻CD(19世紀に産れたVn奏者ばかりという珍品)を買っただけで早々に退散。
今日もイケメン歌手と多国籍軍(勝手に命名ですが)の公演、今日はノリノリというよりジックリ聴かせる濃厚なアンサンブルを披露!演奏の余興ではカウンターテノールの裏声(この場合は低い声ですね)や謎のサングラス歌手(?)まで登場し満員のお客に大ウケ!今日の公演は早々と完売だったそう、追加公演が決まるも先に開催だったので聞き逃した方多かったのでは?
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4日、今月13日15日に開催の北とぴあ音楽祭の目玉公演、グルックのオペラのリハーサルにチェンバロで今日から出動。演奏は寺神戸亮指揮のレ・ボレアード。今回もコンミスの若松さん以下、古楽界の精鋭メンバー揃ってます!
歌手も実力派がズラリと並ぶ豪華なラインナップ。中でも北とぴあでは御馴染みフルヴィオ氏のコミカルな演技と歌が冴え渡ってます! 本邦初演という珍しいオペラ、エキゾチックなメロディーが魅力的で意外に聴き易いオペラかも。
ここ数日の冷え込みで湿度は真冬並みの乾燥が来てますね。リハ会場も20%台突入で慌てて加湿器が登場。これからしばらくは楽器には辛い乾燥シーズンが続きますゾ!加湿器の準備お忘れなく。
リハ会場の滝野川周辺は実は蕎麦屋密集地帯。いつもはリハ期間中に連日蕎麦屋巡りをするものの今年はここでのリハはたった1日のお付き合い。こりゃ頑張らないと!ということで今日1日で3軒の蕎麦屋をはしご。まずは週に数時間(数日では無いんです)しか開店しない上、外見はただの骨董屋で様々な美術品に囲まれた狭い店内で蕎麦を頂くという不思議なお店へ。骨董屋の御主人の道楽にしては本格的で中々侮れない蕎麦が出てきます。
2軒目は外見から内装まで凝った本格的な蕎麦屋へ。美味しい蕎麦を食べて余韻を楽しんでいるといつも始まる店主の蕎麦ウンチク話。店に来るお客は皆蕎麦フリークでウンチク話は大好きのはず!と思い込まれているご様子。特に新蕎麦の時期なので話し出すと果てしなく・・・、早々に退散。
最後は庶民的なお店でモリとアサリ丼という江戸風味溢れる組合せを注文。年季の入った店内と素っ気無い客扱いが心地よく、今日の蕎麦屋の中では一番落ち着くお店でした。
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3日、イタリアンとポジティフオルガンでご近所の大ホールに出動。今日は人気の仏人イケメン高音歌手とLu、Vn,Cem,Or,Per.の他コルネットやプサルタリーなどの珍しい楽器を含むダンサブルな墺仏伊独日の古楽器多国籍軍の公演。(本当は国民的人気Pf奏者が主役のようですが)。即興を交えた17世紀イタリア音楽がメインのアンサンブルとのことで、以前来日の伊国怪僧一座と近い音楽性ながらこちらはちょっと北欧のテイストも混じるユニークな調べ。生のプサルタリー演奏初体験(調律大変そうだなあ)。複雑なリズムを奏でるパーカッションが凄い!久々に会うコルネット奏者はいきなり「ワタシハコガクオタクデス!」と相変わらず変な日本語でご挨拶(笑)。コルネット奏者とVn奏者(この人の演奏も凄い!)のコミカルな舞台芸も注目では。このグループのツァーは東京(売り切れとか)、名古屋、大阪と続きます。お聴きのがしなく!
夜はチェンバロの運送で埼玉のお宅へ。ヨーロッパでは何度か見ていた評判のイタリア製の楽器を日本で初体験。(ロベール爺さんのお宅にもありました) 意外に(失礼!)丁寧な作りとイタリア風味タップリの音色が面白い。
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29日、今日からしばらく関西シリーズ。初日は宝塚の教会で岡林淳子(Cem)バッハ「フーガの技法」公演。バッハ最晩年作の名曲ながらあまり演奏されない難曲秘曲の代表格では?私は大井浩明氏のクラヴィコードでの演奏を聴いたのが最後かも・・・(2年前のご近所の音楽祭での公演でしたね。そう言えばこの音楽祭の主要メンバーの1人が最近自己破産しました・・・、私百万円単位のギャラ踏み倒されの様相(トホホ)・・・、いまだに音楽祭からギャラ払ってもらっていない演奏家も複数いますし・・・、この音楽祭は一体ナンだったのでしょうね)
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27日、チェンバロ愛好家に朗報です!先日モーリス・シュテーガー(R)との来日公演でアグレッシブで超絶技巧な演奏を披露し我々のドギモを抜いた北谷直樹氏が2月に再来日、今まではアンサンブルの中で数曲のソロ演奏しか披露していなかった彼のチェンバロ演奏をトコトン堪能していただくため(!)、日本で初のチェンバロソロリサイタルの開催が決定。先日の彼の演奏にシビレテしまった方、今度は存分にチェンバロを味わえます!まだ未体験の方、噂の「世界のNAOKI」のチェンバロの音色を是非お聴きあれ! 東京公演は古楽向きの素晴らしい音響を誇る重要文化財の洋館「明日館」。神戸公演は古い酒蔵での日本酒の利き酒付きの「ほろ酔い(?)」公演。是非お聴き逃しなく! (北谷直樹氏の来日公演は他にもあり)
北谷直樹 チェンバロリサイタル
『バビロンの流れのほとりにて』
「17世紀&18世紀の鍵盤楽器の為のオリジナル及びアレンジ作品を集めて」
~アーノンクール、シュタイアーに学び、バルトリ、カルミニョーラ、ホリガーなどと共演、現在ヨーロッパ古楽界で最も活躍する日本人実力派チェンバリスト、初の帰国ソロリサイタル!~
★ 神戸公演 ~お酒と楽しむ 酒蔵バロックコンサート~
2010年2月1日(月) 19時開演(18時半開場)
神戸酒心館ホール (利き酒付) http://www.shushinkan.co.jp/
★ 東京公演
2010年2月3日(水) 19時開演(18時半開場) 池袋明日館講堂 http://www.jiyu.jp/
(料金) 3500円
(お問合せ・申し込み) ●両公演共に 梅岡楽器サービス umeoka-gakki@nifty.com
神戸公演 神戸酒心館イベント係
TEL 078-841-1121(10時~18時)
info@shushinkan.co.jp
東京公演 オフィス・ブリュボワ
FAX 050-7518-0425
blue-bois@xpost.plala.or.jp
(企画) 梅岡楽器サービス http://homepage3.nifty.com/umeoka-gakki/
(プログラム)
G. フレスコヴァルディ 100のパルティータ
L. クープラン 組曲 ハ長調
H. パーセル 組曲 ト短調
F. ジェミニアー二 タンドルマン
J. S. バッハ パルティータ イ短調
ヴィヴァルディーバッハ コンチェルト ト長調 他
(使用楽器)
Alain ANSELM 1997年作 初期フレンチ1段(P・Dennisモデル)
Jan Kalsbeek 2000年作 18世紀ジャーマン2段(Mietkeモデル)
チェンバロ 北谷直樹 Naoki Kitaya
北谷直樹は日本で生まれ、はや青年時代からヨーロッパの舞台で活躍している。ニコラウス・アルノンクール、ヨハン・ゾーンライトナー、アンドレアス・シュタイアーに師事。チューリッヒ音楽大学で三年間、通奏低音の教鞭を取り、現在はチューリッヒを拠点としてフリーの演奏家として幅広い活動を行っている。北谷直樹を語るマスメディア全般の批評は、情感のこもった演奏の中に巧妙な技術を駆使し、音色は色彩的表現に富み、高い即興的流麗を醸しだしていると異口同音に絶賛する。ソリスト活動と平行して、世界的名歌手のチェチリア・バルトリを筆頭に、ヒラリー・ハーン、ジュリアーノ・カルミニョ-ラ、アルブレヒト・マイヤー、ステファノ・モンタナーリ、モーリス・シュテガー他と定期的に共演している。音楽監督としても非凡な腕前をもち、アンサンブルを率いてバロック器楽曲とオペラ曲の指揮を取っている。さらに国際的審査員として今後の活躍が期待され、2006年ボン、2009年ベルリンで催したドイツ音楽コンクールDeutsche Musikwettbewerbに、ヴィーランド・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、ミヒャエル・シュナイダー(リコーダー)、シェティル・ハウグスサンド(チェンバロ))と共に審査に参加している。北谷の音楽に捧げる情熱はバロックだけに留まらず、クラシックからジャズ、ポップ、さらに伝統的な東洋と南米の音楽へと幅広く及んでいる。自ずと作曲を手がけ、ヘルムート・ヴァルヒャとオリヴィエ・メシアンとの交友に強い影響を受けた。北谷の作品は、ラジオ、テレビやアンサンブル、オーケストラの依頼によることが多い。北谷のCDを絶賛する声は、独奏曲「ルイ・クープラン」(「クラシック・オンライン」の評価は10点満点http://www.classicstoday.com)と「ヨハン・セバスチャン・バッハ」(「クラシックー今日」の評価は、音楽の質・音色の質・全体的印象の3項目全てが10点満点http://www.klassik-heute.de)に限らず、デュオのパートナーであるモーリス・シュテーガー(リコーダー)と奏する数多いCD録音も注目を集め、何度も激賞を受けている。
北谷直樹氏参加公演
2010年1月28日(木) 19:00開演/18:30開場
日本キリスト教団 富山鹿島町教会(市電「諏訪川原」下車 徒歩5分)
2010年2月11日(木・祝) 14:30開演/14:00開場、19:00開演/18:30開場
近江楽堂(京王新線「初台」駅オペラシティ方面出口3分)
カウンターテナー 青木洋也
リコーダー 高橋明日香
Special Guest チェンバロ 北谷直樹
F.クープラン/恋のうぐいす
L.クープラン/組曲 ト短調
J.P.クリーガー/孤独
W. デ・フェシュ/3つの英語の歌曲
J.S.バッハ/リコーダーとオブリガート・チェンバロのためのソナタ BWV1020 他
〔チケットお申込み、お問合せ〕オフィス・ブリュボワ blue-bois@xpost.plala.or.jp
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26日、先日仕事でご一緒になった富山の方から美味しそうなます寿しを頂く。「有名店で無くても美味しいですよ」と伺うも確かに納得! 富山と言えば 2010年1月28日(木)富山鹿島町教会での「過ぎにし恋」公演(出演 青木洋也・高橋明日香・北谷直樹)のお手伝い(珍しく初期フレンチを持ち込みます)で久々に富山訪問の予定。冬の北陸の味覚も楽しみ!
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24日、東京で唯一の古楽音楽祭「北とぴあ国際音楽祭」が明日からいよいよ開幕!ホールにチェンバロ搬入後は空き時間に早速ホール周辺を散策。東京の居酒屋特集の常連という「呑み助のパラダイス」のようなお店は相変わらず繁盛の様子。某有名作家の居酒屋巡りの本の冒頭に登場していたのにはビックリしましたが。
こちらは「オバチャン・オッチャン」のためだけ(!)という凄いスーパー。店内皆お年寄りの好物ばかりという不思議な品揃え、魚はどれも姿のまま(若奥様には調理出来ないでしょ)、コーヒーなど洋モンより日本茶や味噌など和モノの品揃えが豊富、レジ横にはお菓子ではなくワンカップ酒がずらり・・・。こんなスーパーあまりないのでは?
今日は北とぴあ国際音楽祭のプレイベントとして寺神戸亮氏を中心としたアンサンブルの演奏と有村祐輔氏のお話を交えた生誕300年の「パーセル」特集。大ホールで約1000人近いお客様に生音の古楽器の響きを提供。昨日の小ホールより何倍も広いのに隅々まで古楽器の繊細な音色が届くとは!やはりこのホール都内有数の音響の素晴らしさでは?
有村先生の丁寧なパーセルの解説の後、グルックのオペラでは指揮者で登場の寺神戸亮氏(今日はスパラも弾かずヴァイオリン演奏に専念)率いるアンサンブルがパーセルの歌曲や器楽曲などを演奏。甘く切ない英国の天才の調べを存分に堪能。終演後は都内を横断し、さるお宅で重量級のチェンバロの階段降ろし。最近は晴れ男の神通力が弱ってきているのか雨の中の作業。幸い雨足は弱くずぶ濡れにはならずホッ。
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22日、北とぴあ国際音楽祭のプレイベントのレクチャーコンサートのリハーサル順調に進行中。会場は音楽祭の目玉公演、本邦初演(!)というグルックのオペラ・コミック「思いがけないめぐり会い、またはメッカの巡礼」公演のリハと兼用との事。まだチェンバロの出番が無く(本番はチェンバロ使用)私はオペラの練習は未見ながら今回はイスラム風味の物語とかでナニやらエキゾチックなセットや小道具がゴロゴロしており興味深々。
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21日、まもなく開催の北とぴあ国際音楽祭2009のレクチャーコンサート(24日北とぴあさくらホール)のリハ初日。今回は生誕350年というパーセル特集(そういえばヘンデルやハイドンに隠れてしまい誰もやっていない?)ということで新入りチビイタリアンで出動。(またもやチェンバロ奏者はNaoki氏だ!) マルチ奏者のNaoki氏、今回もお得意のギターを抱えてチェンバロとの二刀流を披露の予定。
リハ会場は北区滝野川の下町エリア。空き時間に早速周辺を散策。まずは何故か朝6時開店(!)というトンカツ屋を発見。このあたりは早朝からトンカツ食べたいという人が多いのか?
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14日、チェンバロ運搬で富士山麓の河口湖へ久々に出動。お隣の都留には毎夏伺っているんですがね。残念ながら富士山は見えなかったものの湖畔のドライブで幻想的な景色を存分に堪能。
湖畔の町は観光地ながら名物「吉田のうどん」でも有名。それでは!と早速ウドン屋巡り。まずは山間の民家のようなお店へ。靴を脱いで普通のお宅の座敷のような店内(というかそのものでしたが)でかけうどんを注文。讃岐より歯応えのある麺にキャベツとネギの具、味噌味のダシと個性的な味の饂飩をヤッツケて2軒目へ。
2軒目は街道沿いのこれまた民家の座敷風のお店。注文は讃岐風で厨房で「熱いのと冷たいの、どちら?」と聞かれるのみというシンプルな注文システム。常連は座敷に行かず厨房でいきなりズルズル饂飩食べてました。(笑) これでもか!とテンコ盛りのキャベツにこぼれるのを構わずタップリと掛けるダシの豪快なカケウドン。シンプルなダシながら野菜の甘みが加わり中々香ばしい味になってます。
3軒目は大衆食堂風ながらやっぱり靴を脱いで座敷スタイル。(キャベツ入りウドンの元祖のお店とか) ここはアゲ入りでした。どの店もウドンの美味しさと共に独自の味を競う唐辛子がピリリと利いた辛味噌風薬味が素晴らしい!3軒ともカケウドンはナンと350円(!)と財布にとても優しい値段ながら胃袋はもう限界(笑)。町にはまだまだ旨そうなお店が沢山ある様子。次回訪問も楽しみ。
はち切れそうなお腹を抱えてチェンバロを湖畔のホールに搬入。段差も無く簡単な作業でヤレヤレ。帰りにも気になるお店の前まで立ち寄るもののさすがにもうこれ以上ウドンは入らないとギブアップ!(気持ちに胃袋がついて来ない!) 富士山麓の魅力を堪能した1日。
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9日、今日はチェンバロ漬けの1日、まずは海外から到着のチェンバロの運送。空輸用の木箱を製作した技術者から「立派な箱作ったから!」と言われていたものの開けてみるとチェンバロ本体と大量の新聞紙のみ。(シンプルと言うかナンと言うか・・・)
今日携わったチェンバロを順に挙げると「イタリア製のフレンチ」「オランダ製のフレミッシュ」「フランス製の初期フレンチ」「ドイツ製のイタリアン」「フランス製の18世紀フレンチ」ともう百花繚乱状態。これだけ個性の強い楽器を連続で触る機会は滅多に無く貴重な体験。
運送後はスタジオで3台のチェンバロの弾き比べ。甘口のフレンチと辛口のイタリアンの17世紀対決や、17世紀と18世紀のフレンチ対決などこちらも滅多に無い贅沢な体験になった次第。いずれコンサートでもこれだけ贅沢な弾き比べを皆さんにも提供したいものですが。
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7日、台風接近の荒天の中デカイタリアンを持って京都に出動。搬入時間まで会場近くの錦市場で京風の秋の味覚を鑑賞。
さすが京都、 「産れは正真正銘丹波どす~」という本場モンの松茸が勢揃いしてました。この量はまるで札束の山では(笑)
先日より海外在住の方何人もから「Blog見てますよ。美味しそうなモノ写っていると海外では食べれないだけにタマリマセン・・・」と伺ったので、もっと悔しがってもらいましょう(意地悪?)
今日は京都の1906年建築という重要文化財の博物館で「神話を語る17世紀イタリア音楽」公演。日本ではないような豪華な内装と豊かな残響が素晴らしい!
上野訓子・笠原雅仁両氏が中心となって結成された「アンサンブル・プリンチビ・ヴェネツィアーニ」は、ナンとコルネット×2、サックバット×2、チェンバロ、ガンバ、ハープ、リュート・ギターという大編成の器楽陣に歌手2人という本格的な初期バロックスタイルのアンサンブル。
まだ日本では数少ない初期イタリア音楽専門の大編成のアンサンブルが関西から登場したことが何よりも嬉しい限り。今後の活躍を期待してます!
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6日、初台にチェンバロ2台で出動。今日は先日のシュテーガーとのデュオで皆のドギモを抜いた北谷直樹氏が今度はライプチヒやブルージュのコンクールで上位入賞の新鋭Vn平崎真弓嬢と「ドレスデンの花束」公演で共演。チェンバロは今日もチビイタリアンとジャーマンの二刀流。相変わらず切れ味鋭いチェンバロ演奏に脱帽。(斬新なフレスコバルディのチェントパルティータには興奮)
今日の驚きは北谷氏の演奏と互角に渡り合った平崎真弓嬢のこれまたダイナミックなVn演奏。今後が楽しみな才能がまた現われた様子。今日はお隣の大ホールでBCJ公演があり館内を散策するといたるところで顔見知りに遭遇。(2つが重なったのは非常に残念・・・、2公演掛け持ちの方もおられましたが)
生憎の雨の中での公演となり会場は湿気でチェンバロのピッチも上昇。演奏家は「あれ?ちょっとピッチ高いよ」とゴソゴソ取り出すのがナンと高性能チューナー内蔵の某携帯電話。こんなのでいつでも簡単にチェックされたら調律師はナンともヤリニクイ・・・。
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4日、スイスから来襲のダイナマイトコンビの兵庫公演(たった2公演とはなんともモッタイナイ!)。今日も3台のチェンバロが舞台に勢揃い(奥の楽器の小さいコト!ミニチュアみたい) 擂鉢状の客席というユニークな構造の客席で3台がどんな風に聴こえるか興味深々
初体験だった東京での2人の演奏の超絶技巧・レッドゾーン針振りっキリパナシというハイテンションには腰を抜かしましたが今日も勢いは止まらず快調な演奏。ただ飛ばすだけではなくギアチェンジ自由自在という多彩なニュアンスも憎い限り。最後まで2人の演奏に目が離せない!(モーリスのアクションも凄かった!)
個人的にはいきなりデビューのチビイタリアンの存在感ある音色に持主自身がビックリでした。製作家の個性が強いのか、御歳51歳という年季の入ったチェンバロが出せる熟成した音色なのか、どんな楽器でも魔法のように好みの音色を引き出す演奏家の技量なのか・・・。
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2日、Mシュテーガー(R)と北谷直樹(Cem)のスイスのダイナマイトコンビの日本初公演。当初は18世紀イタリアンとジャーマン2段の2台のチェンバロを予定するも、奏者の「この楽器気に入った!」との一言で急遽ウチの新入り17世紀チビイタリアンも参加し合計3台のチェンバロがズラリと並ぶ豪勢な舞台に。実はチビイタリアンの初舞台の上に兄弟楽器初揃い踏みになった次第。雨の中のタイトなチェンバロ3台調律と調律師にはどんな修羅場になるかと心配したものの、照明の熱と湿気が上手く相殺したようで本番でも調律は安定しホッ。最近は演奏家はチューナーですぐにピッチをチェックしてくるし・・・。IPHONEなんていうチューナー内蔵の携帯電話なんて出現する時代は正しく調律師泣かせ。
片や初来日のシュテーガー氏も9本のリコーダーを駆使しての超絶技巧の演奏を披露。その超ハイテンションでカラフルな演奏はまさ21世紀スタイルなのか?
踊るようにリコーダーを操るシュテーガー氏も凄かったがキャラクターの違う3台のチェンバロを曲に合せて自由自在にコントロールする北谷氏の豪腕振りにも脱帽!相変わらずチケット発売数日で完売という人気ホールでの公演なので見逃した方が多かったのでは? 4日に兵庫でもこのコンビの公演あり、関西の古楽ファンは是非お聴き逃しなく!(頑張ってチェンバロ3台持って行きます!)
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30日、朝からスタジオでチェンバロ4台スタンバイするものの楽器で溢れかえるスタジオは狭くて設置に一苦労。(それでもフォルテピアノが1台お出かけ中なので助かった!)
昼からスイスから初来襲(!)のダイナマイトコンビ M・Steger(R)&北谷直樹(Cem)がスタジオでリハーサル。いやこの2人の超人的な演奏に私ドギモを抜かれました!前代未聞の2人の過激さは是非生演奏で体験あれ!10月2日の東京公演は発売直後に完売という人気とか。10月4日の兵庫公演はまだ大丈夫では?
夜は明日館で中村忠(Ft)諸岡範澄(Vc)三和睦子(Cem)のベテラン3人によるヘンデルプログラムの公演。過去数多く使う明日館講堂も実はフォルテピアノが圧倒的でバロックアンサンブルの経験は数えるほど。しかし改めて古楽器に合う会場だと再確認。(1929年築の重要文化財の洋館ですし)
今日は別働隊が横浜でフォルテピアノ公演を担当。こちらは10月8日の近江楽堂公演もあります。聞き逃した方はこちらへ是非!
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27日、ジャーマンチェンバロで代々木のホールに出動。昨日の名古屋のホールに続きエレベーターで楽器を立てての難易度の高い搬入作業(助手無しなので)。EV内はよく見ると大型楽器の搬入の苦闘の跡あり、どうやら昨日の公演のフォルテピアノ搬入は相当厳しかった様子。(早く搬入用大型EV作ってください!) 今日は連日日本各所で開催のスイスウィークの千秋楽公演でトラヴェルソとチェンバロのデュオプログラム。バーゼル仲間という日仏2人の抜群のコンビネーションの演奏はもう貫禄充分。古楽の本場のレベルの高さを存分にアピールしたのでは・・・。これでスイスの実力派若手演奏家を日本に紹介する音楽祭もやっと終了、皆さん本当にお疲れ様でした!(数々の面白い裏話があったのですがまた宴会の肴でこっそり披露出来るかも・・・)
最近は古楽向きのホールとしてアピールの今日のホール、音響は素晴らしいが「出来るホール」の最低条件である(私の私見ですがね(笑))美味しいお店がご近所に無いのが残念だったものの、ホールすぐ目の前に行列の出来る饂飩屋があったのを遅まきながら発見(路地裏で判らず不覚でした・・・)。 早速参上するも店内で饂飩を「捏ねる」「切る」「茹でる」作業を間近に見れる本格的な饂飩専門店。ピカピカ光る打ちたて茹でたての腰のある饂飩と薄味の本格的なダシの素晴らしいこと!このホールの評価が一気に上昇しましたよ!
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26日、またもや名古屋の日本一贅沢な個人ホールにチェンバロで出動。ポジティフオルガンに続きチェンバロとも相性が抜群の様子で客席で迫力ある音色を堪能(もっと古楽やって!) 今日は連日開催のスイスウィーク・バーゼルの仲間のアンサンブル公演。
今回のメンバーは日本人とフランス人が4人。フランス勢はリュート、ガンバ等の古楽器を子供の頃から習っていたという恐るべき新世代。幼少から楽器が体に馴染んでいるのか全く力まず何とも自然態で演奏するもしっかりとした音が出るのに感心。今やこの世代が進出してくると大学で初めて古楽器に触れたような後進国勢(どこの国?)はちょっと敵わないかも・・・。素晴らしい演奏ながら客席が寂しいのが残念。(東京で彼らを見た業界人果たしてどの位いるのか?) 東京名古屋宝塚と3公演もあったのですが・・・。(宝塚は27日公演!)
名古屋での昼本番終了後、中京のフロリダ半島(どこの事だ?笑)に足を伸ばして夕焼け鑑賞。まだ蝉鳴いてました。秋はまだ遠い?
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23日、早朝よりポジティフオルガンで代々木に出動。ホール前は秋祭りの準備で大賑わい。まだまだお江戸から続く庶民の町内文化が根強く残っているもんだと感心。
今日は19日からスタートしているSWISS WEEK 「音の出会い」という音楽祭に参加。スイス・バーゼル在住の若手演奏家を日本で紹介するという企画で実は代々木のホールで7日間連続開催(他にも名古屋で4日連続他群馬や兵庫など全国4箇所で同時開催)。今日はポジティフオルガンとギターのデュオプログラム。これから古楽器系の公演が続くのでお時間のある方は是非ご来場を。日本勢の他にも日本初という活きの良い(!)ヨーロッパ古楽奏者が多数登場の予定。
今日は分身の術でヘンデル「OTTONE」公演本番にも参加。メモリアルイヤーながらヘンデルのオペラ公演に参加は初めてか? 聞けば流石に本場英国では連日ハンデル(笑)公演が続いているそうで羨ましい限り。我が国ではまだまだバッハ以外なマイナーな存在なのかも・・・。
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22日、明日のヘンデルのオペラ「OTTONE」公演(北とぴあさくらホール16時開演)のリハーサルにチェンバロで出動。2台のイタリアンを使用とのことで指揮者用にウチの18世紀モデルともう1台野神氏の楽器が舞台に登場。FF~g3というフルサイズの音域のイタリアンが2台も並ぶのは珍しいのでは(実は初めて?)。 日独チェンバロ競演も聴きモノです!(その音色の違う事!)
今回のヘンデルのオペラの目玉は英国から招聘の新鋭指揮&チェンバロ奏者L・Cummings氏の活躍振り。その艶っぽく躍動感溢れる音楽は流石ヘンデルの本場の中心人物だと納得。日本人オケの演奏が見違えるような「活きの良いヘンデル(笑)」に見事変身しております。 明日の本番を乞うご期待!
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21日、芦屋の能舞台を持つユニークなサロンでのバッハ連続演奏会の最終日。(私は今日だけの担当でしたが) 3日間でクラヴィア練習曲集1~4巻全曲演奏というトンでもない企画(本当にこの演奏家は他の方が絶対やらないような無理難題が御好きどす)のトリは、チェンバロで「イタコン」「フランス風序曲」「ゴールドベルグ」とバッハの超人気曲と、毎度御馴染みのチェンバロ委嘱新作初演2曲を演奏。毎度楽器奏法を大胆に変化させてきた(進化しているのでしょうねえ)奏者も、今回は脱力奏法のメソッドを確立しつつあるのか今までにないクリアで芯のある音色をジャーマンモデルのチェンバロから引き出してましたね。やはり最近CD録音までしたクラヴィコードを演奏することにより得たものは絶大では。 体調不良の中トライアスロンのようなバッハ企画で鍵盤楽器奏者の限界(?)に挑戦した奏者に改めて拍手!
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19日、神戸はまだまだ厳しい残暑。チェンバロを車中保管しているとこの暑さであまり放置出来ず維持が大変。(ゆっくり食事も出来ない) 本格的な秋の到来を首を長くして待つこの頃・・・。
今日は朝から神戸の老舗ライブハウスでピアノ調律。いつものRockではなくJazzのライブとの事。たまにはリハ位は覗きたいもののライブハウスの大音量のPAで商売道具の耳を痛めるのが恐ろしくいつも音出し前に退散。
夕方チェンバロを明日本番の会場に搬入。能舞台にチェンバロは意外に似合います。夜またもや慌しく帰京、今夜は珍しく新幹線を利用、週末割引の高速道路にお客を取られたのか大型連休なのに新幹線は空席多く助かった!(新幹線も高速道路に習って特急券一律1000円とか出来ないものですかね)
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17日、20日から開幕の第11回福岡古楽音楽祭のリハーサルが池袋でスタート。毎回国内外の古楽界の豪華メンバーが登場する音楽祭、今回は何と言っても古楽器ブームの第一世代のスターの中で最後の(!)初来日となったオーボエのP・ドンブレヒト氏の登場が注目では。日本チェンバロ界の恩人、御馴染みベルギーのロベール爺さんも春に続いての来日。
豪華ゲストにはおぐに音楽祭からでは5回目の参加というリコーダーの至宝W・ハウヴェ氏も元気に登場。
同じくリコーダーのS・マルク氏も再登場。日本の古楽界で活躍する実力派とヨーロッパ古楽界の至宝達が入り混じっての何とも贅沢な音楽祭、演奏を聴けるのが福岡のみというのが何とも惜しい! 豪華ゲスト陣の沢山の日本人弟子達が練習会場に入れ替わり立ち代り顔を出すのも微笑ましい!
華やかな音楽祭のオープニングコンサートの目玉はナンと25人もの演奏家参加のJ・F・ルベルの「舞踏の諸相」。
チェンバロも紅白2台のフレンチチェンバロが初共演。憧れの古楽界の至宝達と我が楽器を伴ってご一緒出来るのは何とも至福の1日。
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12日、朝から兵庫の某大学でチェンバロの調律。ノーマルなフレミッシュモデルの横に見えるは古株古楽関係者には御馴染みの(笑)前世紀中盤にゲルマン地方で流行した16f付き大型チェンバロ(ペダル付き)。この楽器をさる演奏家から「フォルテピアノに似た不思議なチェンバロ」と言われビックリしましたね。もうヒストリカルしか見た事が無い世代が中軸になっている時代なのか・・・。
仕事が終わり最近評判の新神戸駅近くの蕎麦屋を訪問。まずは蕎麦の種類を選べとのことで噂の太い麺を選択。「饂飩より太いですよ」と言われ期待膨らませて噂の蕎麦を待つとまずは普通のツユと薬味の他にたまり醤油(!)が登場。(刺身のようにたまり醤油に付けて食べる方法も美味しいとか) そしてついに出てきた蕎麦はビックリするほど太い!通常の手繰る・ススルという蕎麦本来の技法がここでは全く役に立たずただ巨大な麺を噛み切るのみ・・・。しかし丁寧に打った蕎麦の味をジックリ味わうには結構イケるスタイルかも・・・。(どうやって口に放り込むかが中々難しい形状なのですが) 〆のトロトロの蕎麦湯も上出来で大満足!関西の蕎麦屋もユニークさを競う時代に突入か?
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9年9月9日・・・。(ゾロ目ですな) 今日はリハーサルが2件。まずは没後250年というヘンデルのオペラ・オットーネ公演(9月23日16時・北とぴあさくらホール)のリハーサル。まだオケは入らずチェンバロ伴奏で実力派揃いの歌手の揃い踏み。日本ヘンデル協会のメモリアルイヤーの目玉公演だけにリキ入っています。乞うご期待! もうひとつはJ・S・バッハのクラヴィア練習曲集全4巻をコンサートホールの大オルガンとチェンバロで連続3日(9月19日京都コンサートホール、9月20・21日芦屋山村サロン)で演奏という前人未踏の壮大なプログラムに臨む大井浩明氏のチェンバロのリハーサル。相変わらずトンでもなくハードルの高い内容に挑戦するチャレンジ精神には脱帽!(他に誰もこんな大変な難行に挑まないのでは・・・ヨーヤリハリマス・・・) バッハの大曲の他にもライフワークである委嘱作品初演(今回はチェンバロ・オルガンソロの他にホーメイとの共演などある様子)もあり正しく盛り沢山。こちらも注目です!
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3日、明日本番の2人がスタジオで揃い踏み。息の合ったコンビはもう曲は仕上がっているのか余裕の演奏。明日の本番が楽しみ。デビュー間近の51歳のイタリアン、音色は若いものの見てくれは結構年齢を感じさせる「ヨタヨタ」(笑)風味。レジスターの装飾飾りもただの黒い紐というのがいかにも「爺様」趣味かも。
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2日、今日は新入りながら実はウチで一番高齢のイタリアンチェンバロの調整作業。1958年作(今年で51歳!)という現代ヒストリカルチェンバロ復興運動の最初期の楽器ながらまだまだ現役バリバリの鳴りっぷり。ウチの古株の兄弟楽器のイタリアン(こちらは1980年作でまだ29歳の若造か?)と作風はほとんど変わらないのがある意味凄い!生みの親であるブレーメンの老製作家(もう82歳だ)がヒストリカルチェンバロを作り始めた1950年代にもう製作技術を完成させてしまい現在までほとんど作風を変えずに作り続けているのには脱帽。(この方式はちょっとマズイんでないの?という箇所も全く改善せずに数十年・・・という部分もありますがまあ仕方無いか(笑)) まだまだウチ流に調整中ながらまもなくデビューの予定。10月6日近江楽堂で北谷直樹(Cem fromスイス)+平崎真弓(Vn 前回のブルージュコンクール入賞)のデュオコンサート、1958年作の17世紀モデルと1980年作の18世紀モデルの2台のスコブロネック製のイタリアンが登場の予定。
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22日、音響素晴らしい西宮の教会でのコンサートに白フレンチで出動。生まれ故郷のご近所との事で楽器搬入後は子供時代から有名な老舗お好み焼屋でランチ。90歳近いオバチャンは今だ元気にコテ裁き、宣伝を全くしないのに開店と共に満員で繁盛の様子。ジックリ焼いたカリッとした歯応えの老舗の味は相変わらず美味し!
今日は白木絵美(R)(fromブリュッセル) 青木好美(Cem) 頼田麗(Vg)の3人で「フランス宮廷音楽の憂愁美」というオールフレンチプログラムのコンサート。猛暑の中での演奏なので調律師はもっぱらチェンバロのピン回しよりもエアコンの微調整で音合せ。
帰宅するとパリで活躍するフォルテピアノ奏者の金子陽子さんから「今年3月に師匠インマゼールと来日時に受けたインタビューがCDジャーナルに載ったので見てね!」とのメールが。クラーク作(ワルターモデル)のフォルテピアノでの録音が順調に進行中の様子。
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21日、昨夜からスタジオで都留音楽祭から戻った楽器達の水抜き作業。今年は涼しかったもののやはり高湿度の会場で5日間も働いた楽器はタップリ水気を吸い込み音色にも相当の影響が・・・。それでもあまり急激に乾燥させると割れたりして危険なのでまずはカバーを掛けたまま乾燥気味のスタジオでしばらく様子見。白フレンチはすぐに関西のコンサートのため一晩簡易水抜き作業のみで再び出動。午前中は小型チェンバロをさるお宅へお届け。180cmのチェンバロはマンションの階段上げも玄関の曲がりも難なくクリア、やはり小さなチェンバロは小回りが利いて便利。昼から神戸に向かい中央道で西へ移動。目白~大月間はこの一週間でナンと7回も通過で流石に景色も食傷気味。(苦笑) 夕方神戸着。関西は蒸し暑い普通の夏の様子。(涼しい都留の後だけにコタエマス・・・)
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20日、第24回都留音楽祭は5日間のスケジュールを順調にこなし今日無事閉幕。今年は珍しく「涼しい都留」、初参加の受講生が多いフレッシュな雰囲気でした。
レッスンやコンサートも充実、特にルーファス・ミューラー氏リサイタル(滋味溢れ美声にシビレました)、東洋古楽で登場のウィグル族のダンサブルな音楽、最近日本との交流が盛んな韓国の古楽グループの熱演、そして御馴染み爆笑大宴会(トンでもない新人が乱入で大暴れでした!)、連日盛況だった夜の宴会、と例年以上に盛り上がった音楽祭となり参加者の皆さん大満足だった様子。お疲れ様でした! 来年はいよいよ都留音楽祭も25周年!超大物ゲスト講師登場の予定とか。乞うご期待!
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18日、都留音楽祭3日目。前夜楽器返却のため今日は目白から都留へ出勤。会場入りの前に初体験の都留のうどんで朝食。(このあたりはうどん文化圏の様子) 揚げとキャベツ(!)を具に、腰のある包丁で切ったと思えない太い麺と味噌味のダシという野趣溢れるシンプルさでたった300円!美味い!
音楽祭参加者の皆さんは朝から晩までレッスン、フリーコンサート、練習と古楽漬けの1日を満喫。その中で明日の宴会に備えて怪しげな隠密行動を取る方も出現。今年の宴会芸は大ネタ続出だよと聞いております。乞うご期待!(見れるのは参加者だけですが・・・)
明日開催の山梨古楽コンクール受賞記念コンサートに出演の「バッハゾリスデンソウル」のメンバーも都留入りし早速リハ。オルガンとチェンバロの2段積みを希望との事でここぞとばかり珍しい組合せを実現。オルガンは梅岡、チェンバロは久保田工房、後ろ脚は木村雅雄、譜面台はギタルラ社と4者合体の凄い楽器に変身(笑)。
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17日、都留音楽祭2日目。今年の都留は好天ながら湿気も低いようで涼しく過ごしやすい!朝からチェンバロフォルテピアノ12台を4人の技術者で手分けして調律。午前中は参加者の皆さんはレッスンタイム。ランチタイムはこれまた恒例のフリーコンサート。初日からやる気マンマンの皆さんの熱い演奏を聞きながら昼食。
夜は今年海外からのゲスト講師ルーファス・ミューラー氏のテノールリサイタル。前半は福沢宏(Vg)戸崎廣乃(Cem&Or)を伴ってのバロックプログラム。都留3回目という彼のバロックプログラムは実は初めてでは?
後半は一転小倉貴久子(Fp)の伴奏で古典派プログラム。細かいニュアンスを丁寧に織り込む美しい歌声に皆さん聞き惚れていたのでは? 実はこのプログラムで使うフォルテピアノが最初用意していた楽器では音域が足りない事が直前に判明、急遽追加でウチの5オクターブ半のワルターモデルを使用することに。(そのため昨日都留~東京間を2度行き来する羽目に・・・)
ミューラー氏の公演のアンコールでは突然「最後の曲はリュート伴奏で歌いたいのですが誰かリュート弾きはいませんか?」と客席に言うとすかさず客席からつのだたかし氏(Lu)が乱入し2人だけのしっとりとした演奏ででリサイタルを締めくくり。終演後私だけ追加の楽器を返却のために帰省ラッシュが続く中央道で渋滞にもまれながら帰京。(今夜は残念ながら宴会に参加出来ず)
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16日、今日から古楽界夏の名物「都留音楽祭」が開幕!(今年でもう24回目) お盆の渋滞に遭遇せず早く到着してしまったので「都留地獄」と言われていた旧会場を久々に訪問。あの頃参加された方には懐かしいのでは・・・。(会場はトンでもなく暑かったが皆さんの古楽熱も熱かった!)今は冷房完備の最新設備のホールでの開催なのでその快適さにビックリされると思いますよ。
こちらも夜の宴会で連日盛り上がった宿泊の学生寮。(まだありましたよ!) 狭い風呂、雑魚寝の大部屋、凄まじい宴会など思い出深い合宿生活でした。今もう一度やれと言われると出来ないですがね(笑)。
今年の音楽祭の参加者は若手が多いフレッシュな雰囲気。音楽祭初日の呼び物は講師によるコンサート。裏方も頑張ってチェンバロを舞台にズラッと並べて盛り上げてます。出演グループごとにすべて鍵盤楽器を交換するというこれまた贅沢な舞台、普通では絶対出来ないでしょうね。
今年はメモリヤルイヤの作曲家が多い年でしたね。渡邊慶子(Vn)中村忠(Ft)福沢宏(Vg)岡田龍之介(Cem)でヘンデルトリオソナタ。
先日の縦笛祭でも活躍の大御所2人の共演、吉沢実(R)大竹尚之(R)福沢宏(Vg)土居瑞穂(Cem)でバレンタインのトリオソナタ。
こちらもメモリヤルイヤーの作曲家、小倉貴久子(Fp)中村忠(Ft)西沢央子(Vc)でハイドンの三重奏曲。ウチの新入りフォルテピアノの2回目の舞台でもありました。夜は宿泊会場の健康ランドでの恒例の大宴会。いや1年振りの再開を祝い遅くまでワイワイ。昼も楽しみですが夜のほうが楽しいという方が多いのでは?
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16日、誰も言わないのが不思議なのですが、今日8月16日は現代チェンバロ復興の始祖・ワンダ・ランドフスカ女史(Wanda Landowska, 1879年7月5日ワルシャワ生まれ~1959年8月16日アメリカ・コネチカット州レイクヴィルで没)の没後50周年。(今年は生誕130年でもあったんですよ!) 彼女無くては現代のチェンバロ界の隆盛は無かったはず!SPレコードマニアとしては、戦前の日本の音楽愛好家の間でいかに彼女のチェンバロ演奏が愛されていたかは膨大な彼女のレコードを発掘する度に思い知らされます。(ヘンデルの鍛冶屋/ダカンのかっこうのSP盤が当時どれほどヒットしたのかは現代では想像も出来ないでしょうね) 50年目の命日に改めてチェンバロ界の大恩人に感謝!
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15日、お盆。朝からチェンバロを持って横浜・川崎へ出張。朝からさるオルガン業界の方と怖い世間話、「よくコンサート本番でオルガンのピッチが合っているだけでオケマンから驚かれるねえ」。そういえば私も先日も驚かれました。(何故?) 次は某演奏家のお宅でチェンバロの入替え作業。以前のお住いは難易度高いエレベーターでの出し入れ(180cmのチェンバロでもギリギリでした)、今のお宅(高層マンション)のエレベーターはナンと240cmのチェンバロを台車に載せたまま簡単に入ったのでビックリ! 車から部屋まで1人で楽チンにチェンバロを搬入。演奏家の皆さん、住むならこんなマンションにお願いしますよ!夜は明日からの都留音楽祭の準備。急遽フォルテピアノを2台も持ち込むことになり大慌て。(楽器を一度に運べないので目白~都留を2往復する羽目に・・・)
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6日、ヨーロッパから「こんな楽器興味ある?」と写真付きメールが到着。16fと3列の8f(凄い!)を持つ豪快な2段鍵盤の大型イタリアンチェンバロ(ナンと長さ275cm!)とか。どうも最近のヨーロッパはダイナミックな鳴りの楽器が流行のようで、先日もまもなく来日のパリの暴れん坊「反対」氏(笑)が「日本に最近16f付きのチェンバロが到着したそうだが僕はそれをコンサートで弾けるかい?」とドイツの製作家に問合せしていたそうな。(その楽器はいわきのホールにあって無理ですよ!) 暴れん坊氏、昔は超軽いタッチを好んだ演奏家だったのに最近はどうも宗旨替えした様子。彼の暴れっぷりは私も昔に目前で拝見し腰を抜かしました。(人の楽器を勝手にイジルなんて・・・) 今回の来日もどうなることやら。(今度はウチの楽器を提供予定なのでますます不安だなあ)
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5日、今日は多摩川を越えて某ホールでのモダンオケの公演にフレンチで出動。曲ごとにオケの編成が大幅に変わるのでチェンバロはあちこちに移動の上に出番前の調律が出来ないタイトなスケジュール。大ホールでモダンオケ相手との事でチェンバロは生音では勝負にならないですし・・・(厳しいなあ)
今日はポジティフオルガンも登場とのことで調律の時間配分を相談しないとと思っていると「Gさんは朝倉庫で調律してすぐに帰りましたよ」との事。いやはや流派が違うと調律のスタイルも違うもんだと感心しつつ、一体どんな魔法を使えば10時間も調律が持つんだろう?(私もそんな魔法の術が欲しい!) モダンオケのお仕事は中々条件が厳しいっス!
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1日、昨日のリハに続き蒲田でファミリーコンサート本番。客席は幼い子供達の喚声で賑やかな事!(場内は調律どころではない騒々しさ!)
普段なら「音楽なんてワカンナイ!」とばかりに大騒ぎの子供を最後まで魅了したのが抜群の演奏能力とサービス満点の演出でどこでも大ウケのこの4人組。今回は「3匹のこぶた」のお話とバッハの名曲を見事にミックス、可愛い子豚達には子供達大喜び、途中怖い狼が登場すると泣き出す子供も・・・。老若男女問わずバロック演奏で笑わせ楽しませる4人の実力に今回も脱帽。
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31日、昨夜鍋島藩での公演終了後すぐに御江戸へ早駕籠で出発(笑)、大宰府の高速通行止めもモノともせず1200kmを爆走。久々に路上朝焼鑑賞会。昼にやっと目白に帰還。(佐賀は遠い!)
休む暇も無く楽器を積替えジャーマンチェンバロを持って蒲田に出動。今日は明日本番の夏休みファミリーコンサートのリハ。バロック音楽を親子共に楽しんでもらおうと演奏家は様々な楽しい演出を用意の様子。相変わらずのコスプレ・カブリモノ大活躍、演奏曲も「バッハ作曲 ぶぅランデンぶぅルグ協奏曲」など凝ってます!
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24日、イタリアンチェンバロを積んで埼玉の「キューポラの街」へ出動。搬入前に東京の北端で評判の讃岐うどんのお店を訪問。ここは讃岐か?と思うほど腰が強くピカピカ光り輝く打ちたての饂飩の美味いこと!
今日はドイツ・Mannheimから来日の弦楽アンサンブルの公演にチェンバロを提供。バッハやテレマンなど「オラが国のご自慢の音楽」からダッラーバコなどという珍しい作曲家の作品まで幅広いプログラムを披露。自称「Mannheim学派の音楽を現代に引き継ぐ団体」とのことながら、少々重心の軽い不思議なテンポ感は「オラが街の伝統だっぺ」ということなのかも・・・。
この団体、古楽器オケなのでバロック楽器にバロック弓ガット弦、しかし何故かVn・Vl奏者は皆アゴアテ付き、Vcはエンドピン使用と古楽器お家元のオランダ・ベルギー流派とはちょっと違う感覚をお持ちの様子。まあこれも「オラが街の伝統」なのかも?
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23日、新加入の楽器を含め出番を控えた楽器陣のご機嫌伺い。この10日間で7台もの楽器が出動予定・・・(汗)。デビューコンサート間近のルイ・デュルケンモデルのフォルテピアノや昨日到着の新入りイタリアンチェンバロも何とかご機嫌麗しい様子。(梅雨明けながら不順なお天気が続き楽器には厳しい!) さる方から「フォルテピアノを探して」という要望を受け早速世界中にリサーチ開始。関係各所にメールを送るとアチコチから速攻で返事が殺到。意外にもオリジナルやコピーのフォルテピアノが結構売りに出ているのでビックリ。探せばあるもんですね。
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22日、歴史的な皆既日食を体験出来るかと期待するも東京では残念ながら雨上がりの曇り空でほとんど判らず・・・(少し暗くなった程度でしたね) この歴史的な1日に実は新しく仲間入りのチェンバロが我がスタジオに到着。(ウチの9台目のチェンバロです) 詳しい紹介は後日ご報告の予定。 写真の2台のチェンバロは何故か兄弟楽器のように似てますね(フフフ・・・)
世紀の天体ショーと新たなチェンバロの仲間入りを祝して昼にご近所のちょっと敷居の高い鰻屋を初訪問。ヘンコ(関東では頑固と言うのですね)と噂の大将は寡黙に時間を掛けて鰻の調理。評判の鰻重はさすがに絶妙の焼き具合で絶品の旨さ。耳と舌で一流を味わえた至福の1日。
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18日、昨日に続き大洗に出動。今日から子供達は夏休み(各地で海開きも)、海水浴客で大洗海岸も大混雑では?と心配するも高速はガラガラで拍子抜け。ここ数日お天気も悪く涼しいので海も冷たくまだ泳ぐには早いとか。今日はお寺でのお月見コンサート。
出演は地元出身の大山真理佳(Ft 現在ブレーメン留学中)、小島城子(Vn from福島白河)、Eckart Begemann(Cem fromハンブルグ)のトリオ。会場は歴史あるお寺の本堂なので当然エアコンなんて便利なモノは無く、雨戸を外して風を通しての自然冷房。まだ湿気が多い上にお客様のひと息で湿度は見る見る上昇、チェンバロには少々厳しい環境に・・・。レジスターが動かない・・・(泣き)
地元出身の若手音楽家を応援しようと大勢のお客様が来場、お寺での珍しいバロックコンサートも評判になったのか場内は満席、外に臨時の席を並べるほどの大混雑。お寺という和風建築で畳の上での演奏なので音響を心配するも、っ広い本堂の天井が響くのか思いの外会場内の音響も良くタップリと外にまで演奏が聴こえるのにはビックリ!
地元の方の手作りコンサートとの事でお寺のあちこちに洒落たキャンドルを飾りつけお月見の風情を演出、古い漁港を何とか活性化しようという皆さんの熱意が各所に溢れてました。お天気が崩れ気味で肝心の月が見えず少々残念。
演奏の途中でついに小雨がパラパラ。屋根無しの外野席のお客様はそれでも傘を差して熱心に鑑賞。まさかチェンバロ演奏を雨に濡れながら傘を差して聴くとは思いもしませんでしたね。地元の方のサービスで客席後ろに「かき氷販売」があったのも楽しい!子供達は美味しそうに演奏を聴きながら氷をほお張ってました。これぞ本当の地元密着型の演奏会では!
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17日、今日は何と約100kmも離れた2箇所での本番のダブルヘッダー。いくらナンでも1人で掛け持ちは無理でしょ!と思うも、何と最初の公演は朝7時リハ、8時半本番という記録的な早朝公演、次は通常の夜本番。早起きさえすれば掛け持ちも何とかなるゾと夜明け前から茨城県大洗に白フレンチで出動。朝本番は500人を越える大入り(?)のお客様を前にVn・Ft・Cemのトリオでの演奏。実はここの卒業生という地元出身のFt奏者がハンブルグ留学中の知人を伴って母校の小学校の終業式の式典で演奏というユニークなコンサート。
来日2回目という独人Cem奏者は何故か日本語がペラペラ(ひらがなも読めるそうな)。 寿司や日本食大好きとの事で漁港大洗はパラダイス!と大喜びの様子。最初チェンバロの上に不思議な反響板(笑)があってメンバーには「こりゃ面白い!」と大ウケだったのですが、学校側が「やはり邪魔でしょう」と反響板は撤去。(色もお揃いだったのに残念!) 熱心に聴き入る子供達との楽しいひとときを過ごし朝本番の終演はナンと9時過ぎ。(朝のですよ!) 時間がタップリ余ったので昼前には恒例の「漁港周辺食文化研究」で大洗港の魚屋や食堂を散策。海鮮丼美味し。
漁港での豪華なランチの後ゆっくり帰京、午後は昨日に続き川口のホールに出動。こちらは15時リハ・19時本番とのことで余裕のダブルヘッダー連投。こちらもドイツ在住のOb奏者のリサイタルが大入り満員の盛況。音響も素晴らしいが満員でも温度が変化しない安定した舞台に助けられてチェンバロはご機嫌の様子。
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15日、ツァーから戻り梅雨明けの猛暑の7月後半戦を乗り切るため早朝から鍼治療へ。先生の見立てで最近足腰に発生のトラブルが胃の夏バテのためと判明。(暴飲暴食のツケが・・・) 今日から今年の北とぴあ国際音楽祭2009の目玉公演、グルックのオペラ・コミック 《思いがけないめぐり会い、またはメッカの巡礼》 (11月13日15日北とぴあさくらホール) のリハーサルがスタート。本番は2段鍵盤のチェンバロが登場予定ながら、今日はウチの「夏バテ知らずで調律が全く狂わないタフな」楽器が出動したので調律師としては出番無く今日の私は運送屋さん。今回のグルックのオペラ、オリジナル楽器の演奏と実力派揃いの歌手によるイスラム世界を題材としたエキゾティックでコミカルな舞台が楽しみ!
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13日、神戸の室内オケのリハに白フレンチで出動。チェンバロの出番が少なくあっと言う間にお役目が終わってしまい搬出まで時間を持て余し気味、待機時間に久々に神戸を散策。
ランチは地元で長年愛されている老舗の大衆蕎麦屋へ。どこぞの高級蕎麦屋のような「食べているうちに腹が減る」ようなお上品な量ではなく何とも豪快な大盛り、蕎麦の端にちょっとツユをつけるなんて貧乏臭いことはせずにド~ンとツユは二瓶丸ごとぶっ掛けてくださいねと大判振る舞い、その上すぐに出てくるし値段は安い!久々に蕎麦喰ったゾという気分で大満足。
食後は時間調整で神戸の「不良中年のワンダーランド(笑)」元町高架下をブラブラ。CDが山盛り積み上がり通ると山がドンドン崩れるという「危ない」中古屋で「LPは持っているものの新品CDを買うのはチョット・・・」というモノを格安中古CDで何枚も入手。セコハンオーディオ屋では懐かしいオープンリールや真空管アンプなども並んでおり「元オーディオマニア」は大興奮!妖しげな店も相変わらず多く楽しく散策。
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29日、目黒にジャーマンチェンバロで出動。ホールに楽器搬入前に地元のトンカツ屋でランチ。今日は「美白系」という生揚げではなくカリッと揚った好みの「キツネ色」のトンカツに遭遇(笑)。ただ店主が時間になっても「準備中」という札を裏返すのを忘れていたようで20分以上も店の周辺をウロウロする羽目に・・・(交番の横のお店だったのでさぞかし怪しい男に見えたかも)。今日は市民にクラシックを身近に楽しんでもらおうというコンサート。
今回は「フルートとチェンバロ」を特集ということで主役を交えた弦楽アンサンブルの他にサントゥールやケーナなど色々な関連楽器も舞台に登場。楽しい楽器解説と幅広い年代の作品演奏を交えて2時間を越える充実したコンサート。ここのホール、搬入口はあるものの楽器車自体をリフトに載せて上下するという何とも面倒なシステム。(いつも客席側のスロープから搬入) 先週から搬入口が変則段差で難易度最高の関西の某ホール、 搬入口が高く1人ではオルガンが持ち上がらないご近所の某ホールと楽器搬入は苦労の連続。お蔭で腰痛再発、イテテ。
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26日、白フレンチを積んで埼玉県へ出動。ホール近くに評判の鰻屋があるとの事で早速寄り道。二重重ねのボリュームのある鰻は上品な焼き加減でホクホク美味い!つき出しや肝吸い漬物果物、果てはコーヒーまで付いて値段も安い!久々に関東で満足出来る鰻に遭遇。
今日のコンサートは伴奏楽器として前半チェンバロ後半ピアノと使い分けるプログラム。いつもは時間の取り合いになる事が多い2台調律ながら、今日は心優しきベテランのピアノ調律師の方と余裕で時間を分け合って順調に調律。それにしてもチェンバロと現代ピアノの音量の違いに改めて驚嘆! 19世紀の人間は何故チェンバロを見捨ててこんなヤカマシイ(笑)楽器を開発したのでしょうかね?
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18日、この夏来日のドイツのグループからチェンバロのオーダーあり。「ヴィヴァルディなどを演奏するので次の様式の楽器を希望」との事、「ピッチは415」(ハイハイ)「2m以上のイタリアンモデル」(大丈夫ですよ)「8’8’4’がある楽器」(エ~!)。今まで国内外で沢山のチェンバロを見てきましたが8’8’4’と3列あるイタリアンはほとんど見た事が無い!ヨーロッパではこんな楽器がすぐに調達出来るんでしょうかね? そう言えば最近フランスのグループからも「A=392のイタリアンを用意して」なんていうオーダーが来ましたが、これもヨーロッパでも調達は簡単ではないはず・・・(何故か幸いウチにはあるんですよ!) 今後ますますハードルの高い注文が次々飛び込んでくるんでしょうねえ。
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16日、連日の鍵盤楽器の歴史探訪シリーズは続くよと今日もスタジオでチェンバロの調律・調整。久々に東京に戻り夏の様々な催しの打ち合わせラッシュ。ここでこの夏の主な企画をご紹介。
まずは7月8日~11日の寺神戸亮&ボヤン・ヴォデニチャロフ デュオリサイタル 盛岡・東京・神戸と日本縦断ツァーです。(私はフォルテピアノで参加) 盛岡では公開レッスンも。東京はホールではなく音響が素晴らしい重要文化財・明日館講堂、神戸はお酒を呑みながら楽しめる酒蔵コンサートでの公演。日本が誇る古楽界の至宝のモーツァルトをご堪能あれ!
次は古楽界の風雲児(お騒がせ野郎とも言いますが・・・笑)大井浩明(フォルテピアノ)とヨーロッパで活躍中の阿部千春(クラシカルヴァイオリン)の共演コンサートが7月25日護国寺の同仁教会で。いつもは古楽器による現代曲を披露の大井氏、今回はモーツァルトオンリーの直球勝負とか。実は私の2台目のフォルテピアノ(ルイ・デュルケンモデル)のお披露目でもあります。
毎夏恒例の都留音楽祭は8月16日~20日の開催。今年のゲスト講師はイタリアからルーファス・ミューラー氏が来日。古楽ファンには嬉しい充実したレッスンやコンサートもさることながら時間を忘れて盛り上がる夜の宴会も凄い!(実はこちらが目当ての参加者も多いかも・・・) 今年もチェンバロ・フォルテピアノなど鍵盤楽器が贅沢に12台も結集する予定。
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12日、梅雨入りしたばかりなのにもう中休み。そう言えば去年この時期に記録的な異常乾燥したことがありましたっけ(数日晴天が続くと最近は油断ならない様子)。まあ天からオタマジャクシやフナが降ってくる時代ですしね。チェンバロ修理は順調に進み、いよいよヴォイシング作業。どんな音色を引き出せるかワクワクしながらの調整は一番楽しいひととき。
夕方フォルテピアノを積んで東京を出発。急ぐ旅ではないので久々の夕焼け富士を眺めながらノンビリ西へ移動。
今日は金曜日との事で高速週末割引を利用するため時計を睨みながら西宮出口を土曜午前0時直後通過に成功。(時間調整がちょっと厄介ですが) これで8000円以上も安くなるので零細企業は大助かり。(宣伝している1000円ポッキリではないのが残念ですが)
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2日、今日はいわきでコンサートのダブルヘッダー。昼は素晴らしい音響のロビーでチェンバロとポジティフオルガンを使ってのランチタイムコンサート。天井がガラス張りなので客席で日光浴が出来るという夏らしい(?)会場で皆さん日陰を求めながらのコンサート鑑賞。ポジティフオルガンがまるで大オルガンのように聴こえる空間はホールより贅沢。
夜は200席という古楽器向きの小ホールでホールご自慢の「16フィート付きチェンバロ」「ポジティフオルガン」に、持ち込んだ「クラヴィコード」「フォルテピアノ」、それに比較観賞用で「モダンピアノ」と合計5台の楽器が舞台に並ぶという贅沢な「鍵盤の歴史」レクチャーコンサート。こちらは演奏のU氏と共に私も司会&お話で舞台へ登場。4台の楽器の調律で実は私自身は目一杯、その上2時間お話で舞台を努めたのでイヤハヤ大変(ダブルヘッダーでしたし)。それでも珍しい楽器達を前に最後まで興味津々で聴いて頂いていたお客様の熱心さに助けられて最後まで無事完走。4台の楽器を次々に弾き別けたU氏の熱演に驚嘆!
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29日、昨日に続き某大学のチェンバロのご機嫌伺い。今日は主に「20世紀中盤ドイツモデル」(モダンチェンバロと呼ばれてる楽器ですね)を触ることに。まずはアクションを総分解するもあまりにネジが多いのでひと苦労!そしてあらゆる部分にご丁寧に調整ネジが付いている! 近代合理主義とゲルマン魂が合体するとこれほど複雑な構造になるのかと半分呆れながらの調整作業。300年前のヒルトリカルチェンバロを凌駕しようと苦心惨憺した努力は買いますが、製作当時は音色で果たして本当にオリジナルを凌駕出来たと思っていたのか・・・。
後半は同じ西ドイツのメーカーのクラヴィコードもご機嫌伺い。こちらはさすがに調整ネジも付けられずヒルトリカルに比較的近い構造ながらやはり音色はあくまでも20世紀スタイルか・・・。そう言えば最近の若人に西ドイツって言ってもう判らないのでは?(私もこの表記を見て懐かしかったです)
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28日、朝から神戸近郊の女子音大に楽器のメンテで出動。先週は新型インフルエンザ騒動で休校(こんな大騒動はここ数十年で初めてとか)、今週やっと授業再開との事で楽器調整を一週間遅れでやっと訪問。もう関西は感染の危機は去ったとの安心感なのか学校職員以外学生はほとんどマスク姿が無い! 確かに年頃のお嬢さんは好き好んでマスクを着用はしたくないでしょうねえ。(そう言えば昔スケバンなんていうマスク姿の怖いお嬢さんがいましたね) 今日は学校の2台のチェンバロのメンテナンス。ベルギー製のヒルトリカル1段フレミッシュはタフさが売り物だけあって長年の酷使にも涼しい顔で健在の様子。ジャックを全部取り出してみるもいつのまにか結構差し替えられていて元に戻そうとするもジャックに書かれた数字が達筆すぎて(?)読めない!(1なのか7なのか9なのか・・・) やっとの思いで元に戻してじっくり調整。2台目のチェンバロは前世紀中盤に全盛を極めたオリジナルモデル(俗にモダンチェンバロというやつですな) さて、調整しようと楽器に向うも何故か楽器が傾いているような気が・・・。よく観察するとこの楽器の3本脚の位置がどうも変! どうもピアノ運送屋が移動の際に長さの違う前脚と後脚を間違えて取り付けていたのが原因。何故今まで誰も気が付かなかった?
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24日、昨日の神戸に続き飯田橋のホールでのフルートリサイタルにフレンチチェンバロで出動。到着するなりホールからマスクの支給あり。品切れが続く東京なのにホールの関連会社がマスク製造しているとの事でふんだんに配布の様子。ホールの客席スタッフはマスク着用で接客するも裏方スタッフは免除との事で調律師はマスク無しでホッ。本番の客席ではマスク姿が結構多い! ホールスタッフによると「この数日マスク率が相当高くなっている」との事。今や神戸より東京の方が緊張感あるかもです。(神戸はもう峠は越したと緊張感が解けてましたし)
九州から北海道まで回ったという今回のツァーも今日が最終日。オトテールのCD発売記念という今回のリサイタル、オールドフレンチピッチ(A=392をヴェルサイユピッチというのは変だよと昔オルガン界の大御所シャピイ氏から指摘されたことがありました。誰が言い出したの?)の妖艶な響きが素晴らしい! 気が付けば我がフレンチチェンバロ、この1ケ月ずっとA=392、あまり出番が無い箱入り娘なのでもうこのピッチで固定しようかしらん(笑)。CD発売記念のコンサートとの事で終演後は新しいCDは見事完売(私も買い逃してしまいました)。ロベール翁所有のご自慢のオリジナル17世紀フレンチチェンバロ(最近修復がやっと終わり録音には間に合ったが外装はまだだとか)の初録音、是非聴きたかったのですが・・・。
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23日、新型インフルエンザ騒動の中、神戸の某大学のチャペルコンサートにフレンチモデルで出陣。学校は休校ながら無人の校内では学生との接触が無いので感染拡大しないとの判断で幸いコンサートは開催されることになったとか。一週間前にはどうなるかと思ってましたが神戸では沈静化の兆しが見えだしたので無事開催で何より。
それでも開催にあたってはお客様は必ずマスク着用(校内に入る際に手の消毒もあったとか)、調律師もマスク着用、最初演奏家もマスク着用が議論されたとか(さすがフルート奏者はマスクでは演奏出来ない・・・)。 中々会場は物々しい雰囲気。 ただマスクをして楽器の運搬や組立で体を動かしていると何とも息苦しくかえって体調が悪化しそう。
今日は前田りり子「ヴェルサイユのフルート音楽」リサイタル。(共演 Vg平尾雅子、Cemロベール・コーネン) ホールでは味わえない豊かな残響の中での名手3人の艶っぽいアンサンブルが素晴らしい! 日本勢に混じって77歳のベルギーのマエストロも元気にソロを披露(Lクープランが何とも妖艶で素晴らしい!) 明日はいよいよ最終の東京公演。(5月24日14時開演 トッパンホール) 是非お聴き逃しなく!
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21日、朝からマスクを持ってチェンバロとピアノの調整・調律に出動。神戸はマスク率高いものの少し離れた街は意外にもマスク率が低い。やはり神戸市民の緊張度は高い様子。今日はまたもや日本のチェンバロ界の先駆者H翁氏の楽器2台と対面(これで今週だけでH翁氏のチェンバロは何と5台目!)。今日1台目の楽器はH翁氏作としては珍しい初期フレンチ2段(ヴォードリーモデル)。しばらく休眠中だった楽器も根気良く各所に手を加えると何とか精気を取り戻した様子。何よりも石の床と固い壁というチェンバロに最適な音響が素晴らしい!(個人宅のチェンバロ部屋としては何とも贅沢!)
2台目のチェンバロは約20年前の納品時にH翁と一緒に厳しい階段上げをしたという思い出の楽器。これだけ台数を見ると同じ製作家の楽器でも1台づつ随分作りが違うもんです。どの楽器にも感じるクオリティの高さと年月を経ての安定感はさすがH翁氏の作と改めてその偉大さを再認識。
久々の神戸という事でご贔屓の地酒「長期熟成12年古酒」で晩酌。もう日本酒というよりは高級老酒のようなトロ味の芳醇な舌触りが素晴らしい!
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20日、先日新型インフルエンザ騒動で延期となった神戸行き、仕切り直しで今日改めて出発。まずは体調を整えてとの事で鍼治療へ。信頼すべき先生の見立てでは「神戸の発病が若者に偏るのは今回のモノは昔流行したインフルエンザの変形種で、ある年齢以上は皆体内に抗体を持っていたのでは?」「若者は無菌の近い環境での生活に慣れてしまい簡単に伝染するも、高齢者が感染しないのは昔の劣悪な環境での生活を経ているので体内の免疫力が強いお蔭では」など大胆な説を聞かせて頂きました。
治療の後は厚木の畑の中にある素朴なうどん屋を久々に訪問。(近所の某音大が移転前は良く行けたのですが) 好々爺風の老店主手打ちのピカピカ光る新鮮で腰のあるうどんの美味しい事。(丁寧に打っているのか(?)エラク時間が掛かるのですが・・・)
このお店、うどんは美味いのですが、店はまるで「ご近所の片付けが下手なお宅の居間で頂く昼飯」状態で何とも落ち着かない(笑)。トイレは畑の中にあるし(行った事が無いのですが)、御主人は耳が遠いのか叫んでも注文取に来ないし(調理場まで注文言いに行きましたよ) 腹ごしらえの後、集中工事の名神の渋滞を抜けてやっと神戸入り。久々の地元で早速馴染みの床屋に行くもやはり「新型インフルエンザ」の話題で持ちきり。神戸の街では通行人のマスク着用率の高い事!(95年の震災の頃を思い出します!) やはり東京とは緊張感が違う様子。
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18日、今日は調布のお宅でチェンバロのご機嫌伺い。ここ最近同じ製作家の80年代、90年代、00年代と3世代の楽器を続けて触らせていただき、年代による作風の変遷を存分に味わうことが出来て大変興味深し。
作業の合間にご近所の蕎麦屋を訪問。裏通りのヒッソリとした場所ながら本格的な蕎麦打ちの「出来る」お店、通り掛かりでは見つけられない穴場でした。
朝から神戸の情報収集をするももうパニック寸前の様子。昨夜に週末の神戸でのコンサート中止の一報が入った後、今朝も今週楽器調整で訪問予定だった兵庫県の音大から学生の休校と同時に部外者の来校禁止処置が出たとの連絡が。これで今週の大半の予定がキャンセルとなり本来は今日神戸入りの予定を急遽数日延期する事に。「神戸にはもうマスクがどこにも売っていない!」と聞いたので早速地元椎名町の薬局を訪問するも「売り切れで再入荷の時期も不明」との事でビックリ。結局隣町の街外れの薬局で最後のマスクを何とか入手。関西のパニック騒動が東京にも伝染して来ているのかも?
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14日、フレンチモデル2台を持って出動。まずは都心某所でのプライベートコンサートへ。まるでヨーロッパの住宅のような洋館と我がフレンチのシノワズリの装飾が自然にフィットする様を見てやはりチェンバロはこのような空間で演奏すべき楽器だと再認識。
次に埼玉の某ホールに白フレンチで出動。このホールのすり鉢状の客席と豊かな残響はまさしく古楽器向け。ソプラノとオーボエとチェンバロの音色の溶け込み具合が素晴らしい!チェンバロの出番が終わるとすぐに都心へ引き返して最初のプライベートコンサートの後の立食パーティーに潜入。77歳のベルギー人の老マエストロに久々に会うもその元気な姿に感心!(先日の80歳のオランダ人マエストロといい勝負かも) 今日は抜けるような晴天ながら凄い乾燥の様子でご用心!(外は20%近かった!)
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12日、イタリアンと初期フレンチの2台のチェンバロを持ってご近所のホールに出動。今日はオランダの老マエストロの来日唯一の初期バロックプログラムのリサイタル。2年振りの老マエストロまもなく81歳ながらますますお元気で精力的にコンサートや観光に励んでおられる様子。(この日は色々ハプニングあり。マエストロ珍しくコンサート冒頭に舞台で喋ってましたね) 今日はマエストロ専属の80歳という調律師(何故か双子のようにソックリ!)がオランダより同行との事で私は楽器運送と休憩時のチェンバロのフタの開け閉めしか仕事が無い!(笑) 噂の老調律師の絶妙の技を拝見するも、「チェンバロの調律ってこんなに簡単なの?」というほどお仕事時間が短い! リハの途中で演奏家と相談しながら簡単な調律の手直しをしているだけでもう本番前には調律は無しという「神業」にもビックリ!(なぜ狂わない?) 休憩中の手直し調律も最初譜面台を外さず調律しようとしていましたし(苦笑)
この凄腕の調律師、17世紀のプログラムながらミーントーンとは程遠い(!)マカ不思議な調律を選択されていた様子。公演終了後スタジオに持ち帰った楽器を拝見すると、演奏家と調律師が合体してこそ魅力が出るという何とも味わい深い調律法に脱帽。老マエストロの「熟成の技」に触れることが出来、チェンバロ愛好家としても調律師としても至福の1日。
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9日、前日の豪雨から一転快晴の暖かな1日。昨日に続きM学院大学にチェンバロで出動、今日は「木村理恵とオランダの仲間達」本番。シュメルツァー、バッハ、ラモー、マレ、ヴェラティーニとヴァイオリン(木村理恵)・ガンバ&チェロ(R・スミス)・チェンバロ(F・コルテ)の3人の個性を出し切ったバラエティに富んだプログラム。若手ながら実力者揃いの3人のアンサンブルが見事!もしかすると数日前に突然現れた「神様」がこの会場に「音楽の女神」も連れてきてくれたのでは?という程の快演でした。(聴き逃した方は残念でしたね) チェンバロ関係者としてはやはり06年ライプチヒのバッハコンクール1位&07年ブルージュコンクール最高位(2位)という話題のイタリア人の俊英コルテ氏の演奏に注目でしたが、期待以上の切れ味鋭い演奏に圧倒されました! 去年こっそり来日のバンジャマン君(04年ブルージュ1位)と今回のフランチェスコ君がこれからのヨーロッパのチェンバロ界をけん引していく次世代の両雄になっていくのでは? (両者と連続してお仕事出来たのは嬉しい限り)
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8日、豪雨の中チェンバロとフォルテピアノを持って出動。まずは明日本番の会場という学校にチェンバロ搬入。このチャペル近々パイプオルガンが組立に入るとの事。ここのオルガニストから聞いた怪談話。朝一人で電子オルガンで練習していたら突然視界に人の影。誰!と振り向くと何と「神様」が立っていたそうな。(オルガニストはここはオランダか!とビックリしたそう) 「いや今度友人のパイプオルガンが入るのはどんな所か見たくってね」と言うと神様はまた気配も無くいずこへ去っていったそうな・・・。思わず「その神様足無かったのでは?」と言ってしまいましたが。(笑) 判る人には判る怪談話かも。
昼は別の学校の学内授業にフォルテピアノで出動。(階段上げが大変!) 高校生は初めて触るフォルテピアノに興味津々の様子。(羨ましい環境になったもんです)
学校の授業の後は再びチェンバロの会場へ。先日の甲府古楽コンクールの受賞コンサートでもそのダイナミックな演奏を披露した木村理恵とオランダの仲間達の明日本番のリハーサル。木村さんとRスミス氏の絶妙のコンビに今回はライプチヒとブルージュのチェンバロコンクール両方を征した噂のイタリア人の新鋭フランチェスコ・コルテ氏がチェンバロで参加。11月のミンコフスキー公演のメンバーとして来日が決まっていた評判の若手実力派が半年も早くその演奏を東京で初披露。そのシャープな演奏は最近の若手ではピカイチかも!是非お聴き逃しなく!
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5日、有楽町で開催中のBACH祭に早朝から出動。今回はチェンバロやオルガンでは無くクラヴィコードの運搬・調律を担当。相変わらず連休中の音楽祭は凄い人出で館内大混雑、顔見知りの同業者・演奏家・舞台スタッフにいたるところで遭遇し個人的には楽しい1日。こちらは1回のコンサートの出番のみ(それも45分休憩無し!)で本番以外は比較的ノンビリ、今回のチェンバロ(11台揃えたとか)・オルガン(4台を1人で運んだとか)調律のお仲間は皆さん最終日とあって疲労困憊のご様子。(いつもヨレヨレのピアノ調律師は今年は楽だよと元気でしたが) 皆様ご苦労様!
私が担当した音楽祭唯一のクラヴィコード演奏はフランス・ナントからのマダムのリサイタル。自身が所有の楽器と同じ製作家の同じモデルが日本にあるとの事で個人蔵の楽器を神奈川県内のお宅から拝借した次第。バッハ父子の作品を演奏したマダムの抜群の楽器コントロールと、ベルギーの著名製作家の自信作という楽器の張りのある鳴りっぷりが素晴らしい! 音楽ホールではない空間(!)でのクラヴィコードの演奏ながら何とか客席の隅々まで音が通った様子。雨の湿気やお客様の熱気、空調の騒音など難題が多い環境ながら何とか最後までクラヴィコードは状態が崩れず完走出来たようで調律師としては一安心。
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3日、古楽コンクール本選。ソロ部門は予選で使った楽器の他に展示の楽器も選択可能との事で皆さん前日に真剣に楽器を吟味。(予選出場者全員が本選で使う楽器を申告する制度になり大変) 本選出場者の発表は予選終了後ではなく本選当日の朝とこれまた制度が変わって皆さん緊張の一晩となった様子。(例年ならヤケ酒組が多かったのに) 今回の本選出場者はソロ7人、アンサンブル1組。ソロ7人の選んだチェンバロは今年は意外にも合計5台。(前回は10数台と分散して大騒動でした) 個人的には7人中5人が私のジャーマンチェンバロを選んでいただき大変ハッピー!
コンクール本選前に行われた展示場での楽器のデモンストレーション。色々な楽器が聴き比べ出来るとの事で熱心な古楽ファンが集まった様子。クラヴィコード5台聴き比べとか最新電子楽器など多数登場とか新鮮な雰囲気になった様子。私は3台のチェンバロを本選と受賞記念コンサートで使うので残念ながら参加出来ず。
本選では1人20分の演奏(Lクープランとバッハの組合せが多かったよう)で2台の2段鍵盤チェンバロを弾き分けたのが5人、1台ですべて弾きとおしたのが2人。皆中々楽器選択に工夫の跡が見えました。 本選が終わると去年の入賞者達によるコンサートを開催。木村理恵(Vn)廣海史帆(Vn)村田淳子(MSop)の受賞者3人にロバートスミス(Vc&Vg)、土居瑞穂(Cem・Or)が参加。受賞者3人が主役の様々な編成の演奏を披露、(熱演のあまり大幅に時間延長してしまい裏方大慌てでしたが)
最後に結果発表。
本選 チェンバロソロ部門
第2位 村上暁美
第2位 會田賢寿
アンサンブル部門
第3位 バッハゾリスデンソウル
審査員は 有村祐輔 岡田龍之介 シェティル・ハウグサン 西山まりえ 野々下由香里
コンクールは無事終了。恒例のパーティーでコンクール参加者、楽器関係者など入り混じり楽しく歓談。そろそろ渋滞も解消しているかと思いきや(例年ならそうなのですが)帰りも中央道は30kmの大渋滞!(高速割引のお蔭か) ヨレヨレになりながら深夜帰京。 皆さんご苦労様でした!
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2日、チェンバロ3台を積んで早朝5時に目白を出発するも中央道はもう25kmの大渋滞。(恐るべしゴールデンウィーク!) サンデードライバーならぬホリデードライバーが多くいつもよりノロノロ運転の上に坂道や料金所ですぐに動かなくなってしまい渋滞を抜けるのにいつより時間が掛かる!
今日から甲府で古楽コンクールがスタート。今日はチェンバロソロ部門とアンサンブル部門の予選。ジャーマン・フレンチ・イタリアンの3台の楽器を皆さん器用に弾き分けられた様子。昔なら1台の楽器で初期物から後期バロックまで何でも弾いちゃうツワモノ(笑)が多くいらっしゃったのですが、最近は皆さん楽器選択が達者になったもんだと感心。
コンクールと同時開催の楽器の展示会。今年も多くの製作家の楽器が一堂に結集。毎度ながら展示楽器を試奏するというよりコンクール参加者の練習場所となってましたが・・・。参加者が多い割りには新作楽器が少なかったのは残念。電子楽器が沢山展示されたのにはビックリでしたが。
他にもクラヴィコードが沢山集まり弾き比べが出来て楽しめました。中にはまだ完成していないチェンバロを持ち込み会場で仕上げている方もいらっしゃいましたね。(笑)(製作家が皆手伝ったのであっと言う間に完成してましたが) 予選が終了しても今回は結果発表が翌日朝という事なので参加者は皆さん緊張の一夜を過ごされた様子。
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29日、祝日(何の日でしたっけ? ゴールデンウィークのスタートか)。朝から間も無く開催の古楽コンクール山梨の準備で楽器の調整。そろそろお仲間から楽器運搬や積降しの相談など多数あり。前回頑張ってコンクールの展示会には5台も持ち込みましたが(さすがに車1台では積みきれず・・・)、今回はおとなしく3台のチェンバロを展示の予定。そのうち1台(フレンチ2段)は甲府初登場です。乞うご期待! 午後から楽器調整で出動。ランチに板橋の住宅地の中にある隠れ家のような蕎麦屋訪問。(探すのが大変) 中々丁寧な作りの蕎麦を庶民的な価格で提供の「出来た」お店で大満足。(写真忘れました!)
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