2024年10月15日 (火)

国産銘器

Photo_2024101522250115日、現代ピアノのご機嫌伺いで出動。日本のピアノメーカーの中心地浜松では無く北関東で製造し続けていたというマイナーメーカーのピアノが御相手。専門家の間では国産銘器と呼ばれただけあって小型グランドピアノを凌駕する豊かな音量と明快な音色が素晴らしい!夜は日本洋楽史の研究仲間と一杯やりながら情報交換。最近某所で出て来たというお宝の山発見の手柄話を拝聴、少し御裾分けも有る様でアリガタシ。

2024年7月23日 (火)

僻地を徘徊

8_2024072317090123日、みちのくから北の大地への長旅は安価な温泉宿を渡り歩く日々。昔から北の宿は夏でも涼しいのでエアコン無いよと聞いていたが今回かなりの場末の宿でもエアコン完備ばかり(百年経つ廃墟寸前旅館と有名温泉地老舗ホテルは無かったですが)。宿の方に伺うと最近大量に押し寄せている外人客は暑さが苦手なので入れましたとの事。お得意様には逆らえないというところか。猛暑続く北の大地を旅する貧乏人にはアリガタシ。

3_20240723172001今日は見残し無い様にと観光地では無い僻地を延々徘徊。夏の北の大地はキャンピングカー、バイク族、チャリンコ族(外人多し)の量の多さに驚くなかり。中には大八車3輪で旅する猛者もいました。

4_20240723172601ランチは観光客が来ない漁港田舎町の普通の寿司屋でちらしを注文。魚の味には煩い地元民相手のお店なので地元産の新鮮なネタを安価で提供している様。

10_20240723173201僻地の資料館で歴史的な大工道具の充実した展示を拝見。昔から船大工の伝統残る街だとか。

14_20240723173401同じく資料館で珍しい国産グランドピアノが展示。象牙鍵盤が使われており有名作曲家の所有品だったとの事で特注品だったのでは。

2024年6月25日 (火)

独逸の銘器

Photo_2024062519400125日、独逸ライプチヒの老舗ピアノメーカー製のアップライトのご機嫌伺い。高額な舶来ピアノを大正時代に購入されてから代々大切に弾き続けられていたという銘器、約百年経ってもトラブル無く魅力的な音色で弾ける堅牢さは流石独逸の伝統メーカーだと感心。

2024年1月13日 (土)

日本初のショパン弾き

1_2024011318250113日、ご近所の庭園を久々に覗くと婚礼写真撮影会。邪魔をしない様に池の主の鴨達の姿見て早々に退散。ここの鴨は川で暮らす鴨と違い天敵いないせいか警戒心全く無し。カメラ向けても逃げないのはアリガタイのですが・・・。

2_20240113183101大型書店の音楽書コーナー冷やかすと日本ピアノ界最初期の実力派の伝記を見つけ早速購入。「日本初のショパン弾き」とある様に日本人で最初にピアノリサイタルを開催し大正時代に早くもショパンやベートーヴェンを録音したという功績者だとか。個人的には震災後移住した関西での活動歴が気になるところ。

2023年11月27日 (月)

昔の値段

Photo_2023112721350127日、山越えし郊外のお宅のモダンピアノのご機嫌伺い。D社のグランドまろやかな音色が素晴らしい!ご近所に20年前の値段で鰻を食べさせる店がオープンしたと知り早速訪問。最近は余りの値上げ続きに足が遠のいていた鰻屋もこの値段なら通えるかな・・・。大振りな鰻素晴らしいものの養殖の加減か実が江戸前風にフワフワしており少し淡泊過ぎ?本当は関西風のバリバリした食感が好物なのですがこの値段なら文句言いません。

2023年7月13日 (木)

断弦レスキュー

Photo_2023071319160113日、明日弾く現代ピアノ断弦との事でレスキューに出動。この湿気と暑さは堅牢な現代ピアノでも参る程なのかも。途中立ち寄った裏通りの麺類屋でざる蕎麦注文すると今や珍しいうずら卵付き。子供時代大好物だった梅田阪急百貨店大食堂のざる蕎麦を思い出す懐かしい味。

2023年4月25日 (火)

六十歳超えの逸品

2_2023042519470125日、六十歳越えの国産Y社のピアノのご機嫌伺い。年月経てもビクともしない堅牢さと新品ピアノを絞ぐ艶有る鳴りの良さに感嘆。まだ工業生産品では無く手作り楽器の香り濃厚だった時代の逸品か。

1_20230425200801ランチはご近所の大衆中華へ。辣油がピリリと利いた名物「ネギラーメン」がマスコミに評判となり過ぎて今や行列必至の繁盛店に。実は愛嬌満点ながらかなり癖あるマダムの対応がネット上で不評との噂を聞き行列無くなるかと期待するも今日も大行列。昔みたいにいつでも気楽に入れる店に戻って欲しいモノですが・・・。

2023年3月15日 (水)

六十五歳のピアノ健在

2_2023031520080115日、御歳九十歳を超えてもバリバリお弾きになっているピアニストが長年愛用されている国産D社のグランドピアノのご機嫌伺い。弾き手もお元気なら六十五歳のピアノもまだまだ健在!我国のピアノ製作の巨匠大橋幡岩氏が設計した銘器の素晴らしさを存分に味わえたひと時。

3_20230315202301ピアノ調整終えまたもや長距離移動。訪問地に到着し食堂で夕飯は刺身定食。魚屋経営だけに量が半端無く凄く刺身だけで満腹に。

2023年3月 7日 (火)

独逸製銘器を訪ねて

21_202303071859017日、以前ご一緒した欧州で大活躍の人気鍵盤奏者から「日本で一番好きなフルコンの銘器」と伺っていた百歳を超える独逸製のピアノを拝見しに遠征するも現在使用予定無くカバー被って冬眠中で雄姿拝む事も音色聴く事も(写真撮る事も)出来ず残念。同じメーカーの竪型ピアノは写真撮れたもののこちらも修復したばかりなのに冬眠中だとか。多くの名ピアニストが絶賛したフルコン銘器是非再び活躍してもらいたいものですが・・・。

23_20230307191101ピアノオーナーの蓄音器とSPレコードのコレクションも保管されていると知り拝見。戦前からの素晴らしい収集レコード陣にはチェンバロのランドフスカやクラヴィコードのドルメッチの盤が多数含まれており戦前日本での古楽ブームの片鱗を改めて感じた次第。

2023年1月14日 (土)

七十歳を超える逸品

Photo_2023011420500114日、七十歳を超える国産ピアノのご機嫌伺い。象牙鍵盤の高級モデルも半世紀経って少し草臥れてきたと二十年前に浜松の名工によって丁寧に修復され今だ鳴りは健在。製造も修復も実に良い仕事しており感心。日本ピアノ界良き時代の逸品。

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