オープンリールテープコレクション調査
25日、行く末を苦慮している3000本のオープンリールテープの調査の為関東から乗り込んできた研究家の方と共にコレクションがある日本海近くのコレクター宅まで往復300kmを遠征。途中の山越えでは積雪も。
約60年前のFM放送エアチェックがメインと思われるテープコレクション、実際テープを再生してみるとCDを凌駕する程鮮明な音が入っており仰天。流石アナログの最高峰オープンリールの音質は素晴らしい!偶然選んだテープは先日ご一緒したレジェンドチェンバロ奏者の貴重なスタジオ演奏だったのにもビックリ。
一体テープにはどんな演奏が入っているんだ!と皆でコレクションの山に飛び付くも余りの数の多さに調査は大難航、本当は凄いお宝演奏の連続で興奮し過ぎで作業が遅々と進まなかっただけですが・・・。
残念だったのは半世紀以上の経年変化で一部のテープが劣化してしまい再生不可能だった事。しかし昭和30年代に当時相当高額だったはずのオープンリールテープで膨大な数のエアチェック録音を残していたコレクターの情熱の凄さには脱帽でありました。だた相当調査が進まないとこのテープコレクションの本当の価値は判明しないでしょうね。もう放送局にも残っていないという歴史的遺産というべき音源の全容が早く解明される事を祈るのみ。
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