チェンバロ界のレジェンド登場
12日、まずは阿蘭陀製ジャーマン2段のご機嫌伺い。万全の環境管理のお陰で割と繊細なミートケモデルが納品6年でまだ断弦知らずというのは上出来か。
今日から今月15日開催の御齢92歳間近というレジェンドのみちのくのホールでのゴールドベルグ変奏曲リサイタルのリハ開始。モダンチェンバロ全盛期から演奏されていた方が現代に蘇った16f付きヒストリカルチェンバロで是非バッハの名曲を弾きたいとおっしゃって実現した特別なリサイタル。今日も「素晴らしい楽器ですね」とおっしゃりながら多彩な音色変化を試みておられました。
実はレジェンドはチェンバロ界の重鎮と共にフォルテピアノ界の開祖というべき方でもあり個人的はご一緒出来ると言う事は日本フォルテピアノ史の最初期のお話を色々伺える貴重な機会。今日もリハの合間に色々お話する中で今まで知られてなかった沢山の秘話が次々出てきて大興奮。しかし半世紀以上前の事を克明に憶えておられるレジェンドの記憶力に感嘆!
先日までの欧州旅行では魚料理が殆ど食べられなかったので漁港近くの魚屋経営の海鮮割烹でテンコ盛りの刺身定食で憂さ晴らし。料理の値段をユーロに換算すると日本はナント物価安い事かと驚くばかり。
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