バッハの街ライプチヒへ
ここは鍵盤楽器の展示が充実しており見逃せない博物館。バロック時代のオリジナルの他に20世紀前半や現代の復元楽器も展示されておりバランスの良いコレクションか。
何と言ってもここの目玉楽器はイタリアの楽器製作家クリストフォリ作のフォルテピアノ、そしてチェンバロやスピネット、クラヴィコードか。彼の楽器が一堂に集まっておりその先進性と精密な作りをじっくり堪能出来ます。
次に注目はウィーンの有力ピアノ製作家シュタインファミリーの楽器か。
鍵盤楽器の他にもオリジナルのアルペジョーネも注目か。今回の渡欧で早くも2台のオリジナルアルペジョーネを拝見出来ました。
博物館見学を終えライプチヒの街を散策。まずは聖ニコライ教会へ。バッハ由来の教会ながら私には18年前BCJの公演で調律を担当した思い出深い場所でもありました。あの時は演奏中に電源落ちてオルガンが急に鳴らなくなるハプニングありましたが・・・。
バッハの本拠地聖トーマス教会に行くとちょうどオルガンギャラリーで合唱団の練習があり生の歌声でその素晴らしい音響を味わう事が出来ラッキーでした。
街はどこもクリスマスで賑わっており沢山の屋台を冷やかしながら地元料理やホットワインに舌鼓。
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