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2024年12月 5日 (木)

ベルリンでオリジナルチェンバロを弾く

 4155日、欧州楽器博物館巡りも終盤戦、今日はベルリン楽器博物館を訪問。膨大な楽器の所蔵量を誇るだけあって鍵盤楽器の写真撮るだけで2時間弱も掛かってしまい大騒動。チェンバロは現代製作家がコピーする歴史的銘器が揃っておりいつまでも見惚れてしまう程。

340フォルテピアノもシュタイン、ワルター、グラーフと銘器揃い。

556そしてここの大きな特徴はモダンチェンバロを含む19世紀末から20世紀に掛けての復元チェンバロのコレクションの充実振り。古楽復興の生き証人の様な楽器がずらりと並ぶ姿は壮観であります。

587今日は特別許可を頂きジルバーマン、フライシャー、ステラン、デラン、ランドフスカモデルプレイエルなどのオリジナル銘器を遠慮無く弾かせて頂きアリガタシ。今日試奏出来るとの噂を聞きつけわざわざ日本からこっそり駆け付けた演奏家もいらした程。

2_20241206080201ランチはベルリン風海鮮丼。中々本格的なネタの上に安価なので寿司店大繁盛の様子。

19_20241206080301午後はオリジナルフォルテピアノを含む素晴らしい個人コレクションを拝見。オリジナル楽器入手のエピソードなど羨ましいお話を多数拝聴。

2_20241206122901 夜はランドフスカが初代チェンバロ教師、エタ・ハーリッヒ=シュナイダーも教えていたというチェンバロ史でも由緒ある音大でのコンサートで急遽チェンバロ調律を担当する事に。古楽史における重要な場所でチェンバロ調律出来た事は一生忘れない良き思い出に。

 

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