ドイツ北上中
6日、ベルリンの次はドイツを北上しハンブルグへ。中央駅の駅前のハンブルグ美術工芸博物館には沢山のチェンバロ・フォルテピアノが展示中。
この博物館現在一部改装中との事でニュルンベルグみたいに楽器部門閉鎖中では?と心配するも楽器はほぼ以前同様の数を展示中でひと安心。
ここのコレクションの最大の目玉は地元ハンブルグのチェンバロ製作家Cツェルの2段オリジナル。素晴らしい音色と豪華な外装を併せ持つジャーマンらしい銘器ながら以前は展示されておらず私も悔しい思いした経験有り。今回はフタを閉めたままながらその雄姿を拝む事が出来周少し満足。でも中も見たかった!
ここのチェンバロコレクションは個人コレクターの物だった楽器が殆どながらその方が派手な楽器がお好きだった様で他の博物館よりもギラギラ感多めの楽器が多い?
これは18世紀中盤のフランスの名工タスカン作の2段フレンチながらルッカース作と偽装している面白い楽器。作風は全くルッカースでは無くタスカンらしい頑丈な作りなのですが・・・。
フォルテピアノ陣は他の博物館よりも少し地味なラインナップか。それでも数は多し。
今日も朝から博物館に入り時間掛けて楽器見学するもランチは館内の洒落た地元料理のお店へ。ここは外よりも北ドイツらしい料理が安価で食べれる穴場のお店。
豆や茸を中心とした地元料理をバイキングで沢山盛り付けビールで流し込みながら頂くランチは大満足。博物館見学後この旅一番心配だった飛行機移動へ。もし欠航となれば深夜に夜行列車と長距離バスを乗り継いでの綱渡りしか無かったのですが無事次の街に到着。
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