« 2024年7月 | トップページ | 2024年9月 »

2024年8月

2024年8月31日 (土)

名人の残り香

Photo_2024083114210131日、出陣間近の大型イタリアンのご機嫌伺い。前の出陣から3カ月経つので鳴りを心配するも通常よりも豪快な鳴りっぷりに少々ビックリ。前回伊国の大御所が1回(それも前半数曲のみ)弾いただけなのにその時の鳴りが今だ残っていた様子。24時間ベストコンディションの湿温度で部屋を維持しているのも良い鳴りが維持出来た原因でしょうね。今日も名人の残り香を味わいながら調律。

2024年8月30日 (金)

台風直撃せず

1_2024083017190130日、前夜から山奥のワイナリーに宿泊。今日は台風直撃で嵐の中のドライブを覚悟するも天気は回復気味で途中晴れ間まで。ワイナリーの宿設備も温泉も良かったのでお土産にワイン買ってかえろうとするも最低で4000円近い高額しか置いておらず断念。金持ち外国人しか相手にしていないのか・・・。

5_20240830172301今日は日本古来のたたら製鉄について勉強。高温を得る為江戸時代に発明された足踏み大型ふいごはまるでパイプオルガンにも使えそうな構造。

7_20240830172901ランチは漁港市場で海鮮丼。地方により地魚ネタがかなり違うのが面白い。台風接近のお陰で観光客少なく店内ガラガラ。下手したら台風直撃したかもしれない地域にわざわざ行く観光客は少ないわな・・・。

9_20240830173401冬なら「名物の蟹!蟹!」と賑やかな地方も夏は蟹の出番無しなので市場も比較的静か。台風直撃で猛暑吹っ飛ぶかと期待するもコースが大幅にハズレまた蒸し暑さが戻ってしまいガッカリ。

2024年8月29日 (木)

台風接近

1_2024082917120129日、台風速度落としたお陰で朝から小雨程度。温泉旅館の朝風呂の後ご近所の公衆浴場へ。ここも激熱湯らしく初心者中級上級向けと3つの湯温の湯舟あるも中級がぬる湯と称し44℃もあり私が辛うじて入れる程度、上級はとても無理でした。

5_20240829171801街に戻りさる美術館訪問。浮世絵のコレクション常時展示中との事で拝見するも膨大かつ極上のコレクションに仰天。余りに数多いので1ヵ月毎に展示総入れ替えしているそうな。特に北斎作品の充実振りに感嘆。これは頻繁に通わなければ・・・。

9_20240829172401蕎麦激戦区なので今日も江戸時代創業という超老舗でランチ。店は格式あるも新しい内装で注文はタブレットというのがチト風情無く残念。

11_20240829172801昨日行った山奥の秘湯温泉、実はご近所に双子の様な温泉がもう1軒ある事を後から知り再び訪問。こちらは源泉掛け流しながらかなりの冷泉で夏はありがたいが冬はかなり厳しいかも。今回の温泉巡りは台風接近のお陰か殆どが貸切でありました。

2024年8月28日 (水)

秘湯巡り

1_2024082816400128日、連日安温泉宿を渡り歩くも今日の宿は海沿いの部屋だったので朝焼けショーを堪能。台風接近を危惧するもまだ影響少ない様子。

5_20240828164501今日は山奥の秘境温泉巡りの1日。途中早くも稲刈り終えた田んぼ有りビックリ。台風被害遭う前に収穫してしまえと急いだのかも・・・。

9_20240828165101宿泊していた温泉宿で朝風呂の後いよいよ人里離れた山中奥深くに入り秘湯1件目はマニア大絶賛という古びた湯治宿。色濃く濁った冷泉(33℃だとか)が湯舟の底からボコボコ自噴しており炭酸の凄い泡で体がくすぐられるという不思議な感触に感動。アクセスの悪さといい鄙びた雰囲気といいこれは確かに秘湯日本一と言う人がいるのも納得。

12_20240828170301秘湯2件目も山中の公衆温泉。浴室に掛け流しで噴出している湯量が物凄く煩い程。こちらも色濃い濃厚な温泉。番台のマダム常連客と女湯でしゃべりたおしておられたので料金払って勝手に湯舟に浸かっていると浴室に侵入してきて「いなくて御免ね、入り方判った?」。濁り湯なのでまあ見られても構わないのですがね・・・。

21_202408281718013件目も山深く険しい悪路の行き止まりにある秘境湯治旅館。古びた湯舟は濃厚な温泉の堆積物でガビガビ。トロ味あるお湯は炭酸もお豊富でしばらく肌を当てると細かい気泡がビッチリと着く程。

24_20240828172701最後は人気温泉地にあるに老舗旅館に素泊まりで宿泊。格調高い露天風呂など雰囲気素晴らしいものの癖強過ぎる秘湯温泉に入り倒した後では感動薄いかな。連日の湯治のお陰で臭覚や味覚、聴覚など五感が鋭くなってきている様な気が・・・。

 

2024年8月27日 (火)

お気に入りの蕎麦屋

2_2024082716560127日。過去何度かお伺いしている遠方のホールのご近所にある蕎麦屋を久々に訪問。偶然見つけたお店ながら今や個人的には一番お気に入りの蕎麦屋。おばばちゃん2人で切り盛りする小さなお店ながら素朴な接客が暖かく蕎麦も絶品(特にわりごそばがお気に入り、量多し)、かなりご高齢のおばあちゃんの見事な蕎麦茹でを見るだけで御馳走になります。久々に食べるのでとテンション上がりわりご5皿も注文するもチト多過ぎたか食後満腹で動けず。

10_20240827170701大型台風接近の予兆が少しづつ出て来たのか移動中も頻繁にいきなりの豪雨雷鳴が。宿前の海水浴場も閑散。

2024年8月26日 (月)

Vn製作学校見学

30_2024082617140126日、今日も楽器の勉強の為かなり僻地の温泉街にあるVn製作学校を訪問。残念ながら製作風景は見れなかったもののVn製作の歴史の中で我国で初めてVnを手削りでは無くプレス加工で作った方の資料が興味深し。

6_20240826172201この温泉街には川辺の有名な無料露天風呂が有り勇んで覗くも周囲の旅館街から丸見えなので流石に入れず。地元のご年配の方は気持ち良さそうに入っておられましたが・・・。

10_20240826173001代わりにお隣の温泉街にある駅前秘湯浴場で朝風呂。ここ素人は絶対入口判りません。何とか辿り着いて湯舟に入るも火傷しそうな熱湯(47℃越え?)にビックリ。それでも折角来たのでと我慢して入っていると地元民の方から「良くこんな熱いお湯に入れるね」「地元民でも熱すぎて入れず体流すだけ」と言われ拍子抜け。入る前に言ってくださいよ・・・。

36_20240826173601昼は魚屋が経営する海鮮食堂へ。新鮮な地魚デカ盛り安価との事で開店前から大行列。魚に煩い地元民が並ぶだけあって満足度高し。

43_20240826174201食後少し山中に入り珍しい写真家の記念館を訪問。ここはこの景色を見たくて何度も訪れている御贔屓な場所。台風接近中ながら好天に恵まれ素晴らしい自然の風景を堪能。

48_20240826174601移動中またもや山奥の秘湯に寄り道。こちらは朝から一転掛け流しの御湯が35℃の冷泉で猛暑の中では実に気持ち良し。ただ夏以外はチト厳しい冷たさでしょうね。

52こちらの地域はオオサンショウウオが繁殖しているとの事で飼育施設を見学。ウチの家の傍の川でも80cmもの大物が何年も密かに生息していた事が最近判り親近感あるのですよ。

2024年8月25日 (日)

チェンバロ用鳥の羽

21_2024082518450125日、チェンバロに使う鳥の羽のお勉強の為某地方都市の博物館を訪問。これだけチェンバロに使える猛禽類の鳥の標本があるのは日本でもここだけでは?

16_20240825185001鳥だけでなくあらゆるジャンルの標本が狭い空間に所狭しと並ぶ様子はやはり異次元と言うべき景色。マニアには有名なディープワールドなのですが・・・。

25_20240825185401お茶目なツキノワグマもいました!

27_20240825185501お隣の教会施設跡にはかなり古い足踏みオルガンが。燭台置きがあるので明治時代の物か?

32_20240825185601お勉強の後は鉄チャンの血が騒ぎご近所にある蒸気機関車用転車台を見学に。転車台もう全国に12ヵ所しか残っていないのだとか。

42_20240825190201労働の後はここしばらくの体と頭の酷使を回復させる為ご近所の温泉を廻り湯治のひととき。まずは約百年前の建物が残る老舗旅館へ。玄関は超渋いものの風呂はモダンに建替えられてました。しかしコンコンと自噴するとろ味ある温泉が素晴らしい!

46_20240825191201温泉地周辺食堂もコンビニも無くランチ難民になりかけるも山奥に古民家蕎麦屋があるのを小さな看板で見つけ勇んで入店。こんな辺鄙な場所なのに行列が・・・と驚くも皆同じ思いでやってきた様子。美しい田園風景を眺めながら頂く本寸法の蕎麦美味し!

48_20240825191801食後も湯治巡り続行。こちらも90年近い老舗旅館ながら数年前の台風被害の影響か宿泊はお休みで日帰り温泉のみの営業だとか。大浴場も改修中との事で小さな家族風呂のみでしたが濃厚な源泉の効能を存分に堪能。

55_20240825192301次はこれまた山奥の秘湯温泉へ。川辺にある露天風呂川のせせらぎがBGMの実に開放的な雰囲気が素晴らしい!ただ向かいの旅館から丸見えではないかいな・・・。

56_20240825192601最後は洞窟の様な空間の岩風呂へ。予約が必要な貸切風呂なので1時間ノンビリ温泉楽しめる人気の秘湯、今回日暮れの最終枠をやっと確保。台風接近の影響か雨模様となり始め余り長湯出来なかったのが残念。

2024年8月24日 (土)

川辺散策

4_2024082416220124日、久々にご近所の川辺散策。野鳥は猛暑で逃げたのか姿見せず、その代わり川の中に大量にかなり大きな魚が。彼らの天敵は野鳥よりは川遊びで魚採りまくる人間でしょうね。今日も川は市民プール状態、皆平気で泳いでましたが水質大丈夫なのか?

2024年8月23日 (金)

ザリガニ

1_2024082318090123日、久々にスタジオ周辺を散策。毎夏ご近所の池に大量に発生するザリガニを見に行くも何故か1匹も見当たらずガッカリ。余りの猛暑で水底に潜ったままなのか? 池にいたのはアメンボ類とシオカラトンボだけでした。

2_20240823181601先日の音大のでレクチャーで使用したCDの整理。数えると70枚近く持ち込んでました。今の若者はもうCD全く持っておらずネットでしか音楽聴かないのでベーシックな音楽知識が意外に狭い様子。古楽器の演奏などは皆初めてながら聴けば面白いと言う学生結構いましたね。

3_20240823182401久々に蓄音器引張り出しレクチャー企画で使う音源を選択。今回は多少不真面目な?選曲でも良さそうなので秘蔵の爆笑ネタを仕込む事に。しかし約百年前のアコースティック蓄音器の音の存在感はいつ聴いても圧巻! 今回の企画は音響素晴らしい会場での演奏なので楽しみであります。

2024年8月22日 (木)

イタリアン階段上げ

2_2024082218240122日、中型イタリアンの運送。角度有る厳しい階段上げながら軽量楽器なので無事搬入。お隣の部屋で同メーカーの別タイプの楽器を発見。人気メーカーの進出振りに感心。

3_20240822182901チェンバロお届けした部屋には中々凝ったオーディオ陣が。懐かしいオープンリールがあったのには驚きましたがまだ現役だとか。

5_20240822183001ランチは地元では絶大な人気ながら他所では殆ど食べれない伊勢うどん。讃岐や武蔵野などのハード系とは正反対のブヨブヨした軟弱な麺が慣れれば意外に癖になるんですよ。

2024年8月21日 (水)

骨董市

2_2024082121140121日、連日のレクチャー、ご近所の古寺での毎月恒例の骨董市が或る日だと思い出し早朝に寄り道。相変わらず広い境内に凄い数の骨董屋が出店しており古モン好き大喜び。お目当てのSPレコードは殆ど見かけなくなってしまったのは残念ながら外人客増えたお陰で高額な品が沢山出ており見応え有り。ただ日が高くなると余りの暑さに長居出来ず退散。

14_20240821212201レクチャーで使用した国産ゲブンデンクラヴィコード、中々弾き易く初心者も簡単に音が出せた様子。本当は弾き難い楽器の方がすぐには音が出ず鍵盤コントロールの難しさを理解してもらい易かったのですが・・・。

2024年8月20日 (火)

駅弁

4_2024082019220120日、本日も音大でレクチャー。ふと学内情報案内見ると同じ校舎でガンバの講習会開催中。休憩中に覗くと旧知のガンバ奏者が担当でした。この音大古楽科が無いのにガンバ多数所有しているのにビックリ。

2_20240820192601珍しくラッシュアワー時に長距離電車移動。学食が無く周辺にも食堂少ないので昼飯調達は駅構内の駅弁専門店で吟味して購入。観光客で溢れるターミナル駅だけに駅弁の種類多過ぎて嬉しい悩み。

2024年8月19日 (月)

楽器レクチャー

7_2024081921040119日、某音大で楽器についてのレクチャー。クラヴィコード、2段チェンバロ、現代ピアノそしてピアノアクション模型まで並べて中々贅沢な布陣。

21_20240819211001レクチャー終了後ご近所(ちと遠い?)のイベントスペースを見学。今まで生演奏は殆どやってなかったとの事ながら残響豊かで実は古楽向けの空間でした。

2024年8月18日 (日)

クラヴィコード階段上げ。

1_2024081817580118日、独逸製ブントフライクラヴィコードを個人宅にお届け。狭い曲がった階段上げとなるもお手伝い頂き何とか完了。チェンバロだと中型以上は難しかったかも。隣にあった小型グランドピアノはレッカーで吊り上げたとの事。箱状楽器の運び易さを実感。

2024年8月17日 (土)

ヘンデルオペラ本番

4_2024081723250117日、老舗ホールでのヘンデルオペラ本番にチェンバロとオルガンを提供。指揮者独特のグルーブに牽引され鉄壁のアンサンブルを聴かせてくれたので4時間半という長丁場の公演も最後までお客様を魅了した様で終演後の熱狂的な反応アリガタシ。この公演指揮者のお父様が設立した古楽オケに昔在籍していたというヴィオラ奏者の方が来場されていたそうな。客席にワンちゃんウロウロとか楽屋口に白塗りの二輪集団結集とか珍場面多数・・・。

2024年8月16日 (金)

台風のお陰

2_2024081616160116日、大型イタリアンを100km以上離れた北関東郊外のお宅にお届け。当初お盆明けのUターンラッシュで高速大渋滞と予想して夜明け前に出発するも台風接近のお陰で高速ガラガラとなりスムーズに現地到着。その上楽器降ろす際はずぶ濡れ覚悟するも晴れ男の実力発揮でナント作業時だけ太陽が現れる程天気回復に。台風のお陰で順調に任務完了。

3_20240816162501スタジオに予想外に早く戻り出陣前の独逸製ブントフライクラヴィコードの最終チェック。東西のスタジオを何度も移動させるも調律僅かに変化していただけでご機嫌は上々。

2024年8月15日 (木)

ヘンデルオペラ間も無く

1_2024081521590115日、都心の老舗ホールでのヘンデルオペラリハ最終日にオルガンと2段ジャーマンで出動。朝九段下を通ると凄い警備の為通行止め寸前で車全く動かない・・・。その上右翼の方のメッセージトラックの品評会?まであり大混乱。こんな日に武道館と靖国神社の前を通るのが間違いでした。

10_20240815220501オペラはセット無しのコンサート形式ながら凝った映像の演出で見応え有り。音響抜群のホールだけに古楽器の演奏でも迫力満点。老舗なのでまだLED照明導入していないとの事ながら熱持つ旧式照明でも空調管理が完璧でオルガンチェンバロ共に殆ど調律変化無く調律師大助かり。明後日の本番乞うご期待!

2024年8月14日 (水)

ヘンデルオペラリハ終盤

1_2024081422570114日、ヘンデルオペラリハも終盤に。緻密で自由奔放なアンサンブルが素晴らしい!いつのまにか歳を取り年長組になってしまった身としては日本古楽界の演奏レベルの成熟振りに感心するばかり。

3_20240814230301スタジオでは欧州在住の奏者によるフォルテピアノの選択。独逸と米国の楽器の競い合いは米国に軍配が上がった様子。

4_20240814230501ヘンデルオペラ本番を担当する阿蘭陀製2段ジャーマンの最終チェック。劇中チェンバロソロも有る様で会場での鳴りっぷりが楽しみであります。

2024年8月13日 (火)

残念な響き

3_2024081321440113日、連日のヘンデルオペラ、今日は現代音楽がメインの会場でリハ。天井高く残響豊かそうな空間ながら何故かチェンバロの音が冴えない・・・。良く見ると木目調の床材が実は音を跳ね返さず吸ってしまっていたのが原因か。確かに現代音楽なら多少ドライな響きの方が合うのかも。バロックティンパニーのケース面白い。

2024年8月12日 (月)

都心の夜景

7_2024081222170112日、連日のヘンデルオペラ、今日は都心の公共ビルの練習場でのリハ。ビル最上階地上100mの展望台から御江戸が一望出来ると知り早速見学へ。昼も中々の眺めながら夜景が絶品。

8_20240812222201夜遅い時間ながら見学客多いと思いきや遠くでの花火大会が目当ての様子。

2024年8月11日 (日)

食事難民寸前

1_2024081121360111日、ヘンデルオペラに参加2日目。踊る!指揮者の凄い熱量に牽引されアンサンブルと歌のハイテンションの絡みが素晴らしい!

5_20240811214401リハ会場近く普段は喰いもん屋多いエリアながらお盆週末休みの店多く危うく食事難民に・・・。呑み屋ばかりの中でやっと見つけたカウンターたった5席だけという小さな卵料理専門店が大当たり。凝った野菜突き出しと新鮮な卵料理が美味い(量は女性向けでしたが)。

2024年8月10日 (土)

楽器運送稼業

1_20240810223301 10日、ヘンデルのオペラ公演リハにチェンバロ・オルガンで出動。地下ホールなのでチェンバロ階段降しと伺っていたもののEVに無理矢理押し込む事が出来ホッ。オルガン久々の出番ながら万全の越夏対策の御揚げで豪快な鳴りは安泰でした。

7_20240810224101ドッグ入り中だったイングリッシュ2段を個人宅にお届け。スタジオでは照明暗く気が付かなかった外装木目装飾の美しさに改めて感嘆。流石英国人製作家渾身の力作だけある豪華なチェンバロであります。最後は国産イタリアンを引取り。楽器運送稼業の1日。

2024年8月 9日 (金)

チェンバロ工房巡り

1_202408092325019日、東西移動しながらチェンバロ工房巡りの1日。まずは日本のモンサンミッシェル?近くの若手製作家工房へ。高速お盆休み前の為か大渋滞。

3_20240809232701日本では珍しいイングリッシュモデルの2段チェンバロを拝見。まだ響板張っただけの状態ながら拘りの作りが随所に垣間見れる力作か。完成が楽しみであります。製作家と一緒に東へ移動。

6_20240809233001次はウチのスタジオで保管中の英国の名工作のイングリッシュモデル2段を2人で検分。英国らしい独特の甘い音色が素晴らしいと絶賛頂きアリガタシ。

7_20240809233501最後は2人で御江戸東端にあるチェンバロ工房へ。こちらの先代親方が作ったユニークな2段ジャーマンを拝見。今日訪問の工房の当主2人ほぼ同じアラフォー年代だとか。これからはこの世代がチェンバロ界を背負うのでしょうね。今日の関東の地震の影響で通過したばかりの高速が通行止となってしまいヒヤリ。

2024年8月 8日 (木)

祟り?

1_202408082034018日、調律レクチャー最終日。恒例?の古典調律人気投票を行うも今回は意外にもヴァロッティやバッハ・リーマン、ナイトハルトなど票が割れお気に入りの調律法が皆違った様子。昨日に続いて今日もレクチャーでCD鑑賞中突然音響機器がダウン、実は昨日は人為的な原因と判明するも今日は理由が全く判らず・・・。これはやはり12平均律を余りに腐した祟りなのか? 帰宅後宮崎の地震ニュース知りビックリ。ルーテル教会の横田オルガン幸い無事たと伺い安堵。

2024年8月 7日 (水)

ラジカセに助けられた・・・

1_202408071834017日、調律についてのレクチャー担当中。4台のチェンバロで同時に4人が数種類の古典調律を体験出来るシステムを編み出し実施。古典調律を理解してもらうには演奏を聞いてもらうのと共に実際に弾いてもらう事が重要。

2_20240807184101色々な古典調律の音源を披露している最中突然音響機器がダウン。これは私が余りにも現代の平均律調律を貶したのでその祟りか・・・?と慌てて「代わりにラジカセの様なモノ無い?」と伺うと正真正銘のラジカセが出て来たので無事レクチャー再開。

2024年8月 6日 (火)

電子チェンバロ品評会?

1_202408061912016日、早朝より某大学でチェンバロの校内移動。私の台車で簡単に運んでいると「便利な物があるんですね。いつもは手運びなんですよ」と伺い仰天。

3_20240806192401生チェンバロ運搬の次は電子チェンバロ3台の品評会?。Ⅰ台は30年超えのかなりの年代物ながら今だ健在。新型には無い純正調調律がインプットされているのがアリガタイ。

2024年8月 5日 (月)

無事越夏中

1_202408051830015日、出陣間近の楽器陣のご機嫌伺い。国産イタリアンやっと乾燥気味の部屋に慣れて来たのか安定してきてひと安心。ピッチの低下も一段落。

3_20240805183301独逸製のクラヴィコードは欧州と同じ環境なのでご機嫌は上々。調律も殆ど変化無く敢えて触る所無し。猛暑ながらウチの楽器陣は無事越夏中。

2024年8月 4日 (日)

調律法忘れた・・・

Photo_202408042137014日、近々担当するレクチャーの資料整理。録音にお付き合いしたCDを色々引っ張り出すも解説のためどんな調律法だったかを思い出すのにひと苦労。中に1枚のCDで3種類もの調律法を使った物までありました。悪条件での録音セッションは良く覚えているのにスムーズに行った物は意外に憶えていないもんですね。

2024年8月 3日 (土)

夏休み週末

7_202408031826013日、車で移動するも夏休み週末で郊外はどこも行楽客で一杯。こんな日ランチ難民は避けたいと朝から営業のスタジオ近くの漁港食堂へ。安価で地魚食べれると評判呼び今や行列必至の店も早い時間は空席有り、北で海鮮丼三昧だった舌でも穫れたてのマエモンの魚の美味さに感心。今日は何故か高速道路渋滞少なく中距離移動も順調。

2024年8月 2日 (金)

欧州より日本の方が涼しい!

13_202408021819012日、一時帰国中の欧州在住の演奏家の方から久々にご連絡有り。「日本の猛暑酷いでしょ」と申し上げると「今夏は欧州も猛暑ながらあちらは殆ど冷房無いので逃げ場が無くてお手上げ状態、いくら気温高くてもエアコン完備の日本の方が涼しい!」との事。そうなれば先日訪れたエアコン不要の北の大地は天国だったんですね。

2024年8月 1日 (木)

暑気払い

Photo_202408011850011日、連日続く猛暑の中珍しく電車移動。暑い時は熱いモノ食べて暑気払いと大衆食堂で鉄板で熱々のコナモンを注文。円安等の原価上昇の煽りか安価なはずのコナモンで千円超えのメニュー増えているのにはビックリ。店内少し蒸し暑いなあクーラー弱いぞと見渡してみると昼から冷えたビールで一杯やっておられる方多し・・・、商売上手なお店であります。

« 2024年7月 | トップページ | 2024年9月 »

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ