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30日、前夜から山奥のワイナリーに宿泊。今日は台風直撃で嵐の中のドライブを覚悟するも天気は回復気味で途中晴れ間まで。ワイナリーの宿設備も温泉も良かったのでお土産にワイン買ってかえろうとするも最低で4000円近い高額しか置いておらず断念。金持ち外国人しか相手にしていないのか・・・。
今日は日本古来のたたら製鉄について勉強。高温を得る為江戸時代に発明された足踏み大型ふいごはまるでパイプオルガンにも使えそうな構造。
ランチは漁港市場で海鮮丼。地方により地魚ネタがかなり違うのが面白い。台風接近のお陰で観光客少なく店内ガラガラ。下手したら台風直撃したかもしれない地域にわざわざ行く観光客は少ないわな・・・。
冬なら「名物の蟹!蟹!」と賑やかな地方も夏は蟹の出番無しなので市場も比較的静か。台風直撃で猛暑吹っ飛ぶかと期待するもコースが大幅にハズレまた蒸し暑さが戻ってしまいガッカリ。
29日、台風速度落としたお陰で朝から小雨程度。温泉旅館の朝風呂の後ご近所の公衆浴場へ。ここも激熱湯らしく初心者中級上級向けと3つの湯温の湯舟あるも中級がぬる湯と称し44℃もあり私が辛うじて入れる程度、上級はとても無理でした。
街に戻りさる美術館訪問。浮世絵のコレクション常時展示中との事で拝見するも膨大かつ極上のコレクションに仰天。余りに数多いので1ヵ月毎に展示総入れ替えしているそうな。特に北斎作品の充実振りに感嘆。これは頻繁に通わなければ・・・。
蕎麦激戦区なので今日も江戸時代創業という超老舗でランチ。店は格式あるも新しい内装で注文はタブレットというのがチト風情無く残念。
昨日行った山奥の秘湯温泉、実はご近所に双子の様な温泉がもう1軒ある事を後から知り再び訪問。こちらは源泉掛け流しながらかなりの冷泉で夏はありがたいが冬はかなり厳しいかも。今回の温泉巡りは台風接近のお陰か殆どが貸切でありました。
28日、連日安温泉宿を渡り歩くも今日の宿は海沿いの部屋だったので朝焼けショーを堪能。台風接近を危惧するもまだ影響少ない様子。
今日は山奥の秘境温泉巡りの1日。途中早くも稲刈り終えた田んぼ有りビックリ。台風被害遭う前に収穫してしまえと急いだのかも・・・。
宿泊していた温泉宿で朝風呂の後いよいよ人里離れた山中奥深くに入り秘湯1件目はマニア大絶賛という古びた湯治宿。色濃く濁った冷泉(33℃だとか)が湯舟の底からボコボコ自噴しており炭酸の凄い泡で体がくすぐられるという不思議な感触に感動。アクセスの悪さといい鄙びた雰囲気といいこれは確かに秘湯日本一と言う人がいるのも納得。
秘湯2件目も山中の公衆温泉。浴室に掛け流しで噴出している湯量が物凄く煩い程。こちらも色濃い濃厚な温泉。番台のマダム常連客と女湯でしゃべりたおしておられたので料金払って勝手に湯舟に浸かっていると浴室に侵入してきて「いなくて御免ね、入り方判った?」。濁り湯なのでまあ見られても構わないのですがね・・・。
3件目も山深く険しい悪路の行き止まりにある秘境湯治旅館。古びた湯舟は濃厚な温泉の堆積物でガビガビ。トロ味あるお湯は炭酸もお豊富でしばらく肌を当てると細かい気泡がビッチリと着く程。
最後は人気温泉地にあるに老舗旅館に素泊まりで宿泊。格調高い露天風呂など雰囲気素晴らしいものの癖強過ぎる秘湯温泉に入り倒した後では感動薄いかな。連日の湯治のお陰で臭覚や味覚、聴覚など五感が鋭くなってきている様な気が・・・。
26日、今日も楽器の勉強の為かなり僻地の温泉街にあるVn製作学校を訪問。残念ながら製作風景は見れなかったもののVn製作の歴史の中で我国で初めてVnを手削りでは無くプレス加工で作った方の資料が興味深し。
この温泉街には川辺の有名な無料露天風呂が有り勇んで覗くも周囲の旅館街から丸見えなので流石に入れず。地元のご年配の方は気持ち良さそうに入っておられましたが・・・。
代わりにお隣の温泉街にある駅前秘湯浴場で朝風呂。ここ素人は絶対入口判りません。何とか辿り着いて湯舟に入るも火傷しそうな熱湯(47℃越え?)にビックリ。それでも折角来たのでと我慢して入っていると地元民の方から「良くこんな熱いお湯に入れるね」「地元民でも熱すぎて入れず体流すだけ」と言われ拍子抜け。入る前に言ってくださいよ・・・。
昼は魚屋が経営する海鮮食堂へ。新鮮な地魚デカ盛り安価との事で開店前から大行列。魚に煩い地元民が並ぶだけあって満足度高し。
食後少し山中に入り珍しい写真家の記念館を訪問。ここはこの景色を見たくて何度も訪れている御贔屓な場所。台風接近中ながら好天に恵まれ素晴らしい自然の風景を堪能。
移動中またもや山奥の秘湯に寄り道。こちらは朝から一転掛け流しの御湯が35℃の冷泉で猛暑の中では実に気持ち良し。ただ夏以外はチト厳しい冷たさでしょうね。
こちらの地域はオオサンショウウオが繁殖しているとの事で飼育施設を見学。ウチの家の傍の川でも80cmもの大物が何年も密かに生息していた事が最近判り親近感あるのですよ。
25日、チェンバロに使う鳥の羽のお勉強の為某地方都市の博物館を訪問。これだけチェンバロに使える猛禽類の鳥の標本があるのは日本でもここだけでは?
鳥だけでなくあらゆるジャンルの標本が狭い空間に所狭しと並ぶ様子はやはり異次元と言うべき景色。マニアには有名なディープワールドなのですが・・・。
お隣の教会施設跡にはかなり古い足踏みオルガンが。燭台置きがあるので明治時代の物か?
お勉強の後は鉄チャンの血が騒ぎご近所にある蒸気機関車用転車台を見学に。転車台もう全国に12ヵ所しか残っていないのだとか。
労働の後はここしばらくの体と頭の酷使を回復させる為ご近所の温泉を廻り湯治のひととき。まずは約百年前の建物が残る老舗旅館へ。玄関は超渋いものの風呂はモダンに建替えられてました。しかしコンコンと自噴するとろ味ある温泉が素晴らしい!
温泉地周辺食堂もコンビニも無くランチ難民になりかけるも山奥に古民家蕎麦屋があるのを小さな看板で見つけ勇んで入店。こんな辺鄙な場所なのに行列が・・・と驚くも皆同じ思いでやってきた様子。美しい田園風景を眺めながら頂く本寸法の蕎麦美味し!
食後も湯治巡り続行。こちらも90年近い老舗旅館ながら数年前の台風被害の影響か宿泊はお休みで日帰り温泉のみの営業だとか。大浴場も改修中との事で小さな家族風呂のみでしたが濃厚な源泉の効能を存分に堪能。
次はこれまた山奥の秘湯温泉へ。川辺にある露天風呂川のせせらぎがBGMの実に開放的な雰囲気が素晴らしい!ただ向かいの旅館から丸見えではないかいな・・・。
最後は洞窟の様な空間の岩風呂へ。予約が必要な貸切風呂なので1時間ノンビリ温泉楽しめる人気の秘湯、今回日暮れの最終枠をやっと確保。台風接近の影響か雨模様となり始め余り長湯出来なかったのが残念。
23日、久々にスタジオ周辺を散策。毎夏ご近所の池に大量に発生するザリガニを見に行くも何故か1匹も見当たらずガッカリ。余りの猛暑で水底に潜ったままなのか? 池にいたのはアメンボ類とシオカラトンボだけでした。
先日の音大のでレクチャーで使用したCDの整理。数えると70枚近く持ち込んでました。今の若者はもうCD全く持っておらずネットでしか音楽聴かないのでベーシックな音楽知識が意外に狭い様子。古楽器の演奏などは皆初めてながら聴けば面白いと言う学生結構いましたね。
久々に蓄音器引張り出しレクチャー企画で使う音源を選択。今回は多少不真面目な?選曲でも良さそうなので秘蔵の爆笑ネタを仕込む事に。しかし約百年前のアコースティック蓄音器の音の存在感はいつ聴いても圧巻! 今回の企画は音響素晴らしい会場での演奏なので楽しみであります。
15日、都心の老舗ホールでのヘンデルオペラリハ最終日にオルガンと2段ジャーマンで出動。朝九段下を通ると凄い警備の為通行止め寸前で車全く動かない・・・。その上右翼の方のメッセージトラックの品評会?まであり大混乱。こんな日に武道館と靖国神社の前を通るのが間違いでした。
オペラはセット無しのコンサート形式ながら凝った映像の演出で見応え有り。音響抜群のホールだけに古楽器の演奏でも迫力満点。老舗なのでまだLED照明導入していないとの事ながら熱持つ旧式照明でも空調管理が完璧でオルガンチェンバロ共に殆ど調律変化無く調律師大助かり。明後日の本番乞うご期待!
9日、東西移動しながらチェンバロ工房巡りの1日。まずは日本のモンサンミッシェル?近くの若手製作家工房へ。高速お盆休み前の為か大渋滞。
日本では珍しいイングリッシュモデルの2段チェンバロを拝見。まだ響板張っただけの状態ながら拘りの作りが随所に垣間見れる力作か。完成が楽しみであります。製作家と一緒に東へ移動。
次はウチのスタジオで保管中の英国の名工作のイングリッシュモデル2段を2人で検分。英国らしい独特の甘い音色が素晴らしいと絶賛頂きアリガタシ。
最後は2人で御江戸東端にあるチェンバロ工房へ。こちらの先代親方が作ったユニークな2段ジャーマンを拝見。今日訪問の工房の当主2人ほぼ同じアラフォー年代だとか。これからはこの世代がチェンバロ界を背負うのでしょうね。今日の関東の地震の影響で通過したばかりの高速が通行止となってしまいヒヤリ。
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