調律に拘るCem奏者
22日、今週末から始まるVn&Cemデュオ来日公演に提供のチェンバロ2台の最終チェック。私が知る限り一番調律に拘るのが今回のCem奏者、毎回凝りまくったオリジナル調律法をリクエストしてくるものの今回の様な1/15PCなんていう5度など初体験か・・・。初期物弾くイタリアンも捻ったミーントーン。3公演のうち銀座公演のみ2台Cem弾き分けの予定。
ウチの独逸製イタリアンのフタ蝶番見ると「近所のホームセンターにあった一番安いヤツ」と思える情けない安物で先日見た英国製とは大違い。この独逸人製作家、名工と呼ばれながら「ワシは音色には拘るが装飾まで手が回らないから」と公言していたそうで外装は思い切り手を抜いていたのかも。まあ舞台では見えない部分なので良いのですがね。
ウチの阿蘭陀製2段ジャーマンのフタ蝶番は中々凝ったモノでした。
今週末からのVn&Cemデュオに続いて次もVn&Fpデュオの公演があり出陣予定のワルターのご機嫌伺い。好天で乾燥気味なので楽器部屋の湿度管理少し注意が必要か。
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