実は神童だった?
5日、ブルージュ覇者ラ日ツァー御江戸ベイサイドの人気ホールへ。ポーランド人奏者今日もノンビリ会場に現れるといきなりプログラムに無いスカルラッティをガンガン弾き出したので仰天(指慣らしか?)、その後本来のバッハプロを暗譜でサラサラ弾いてリハ終了!と余裕の様子(ウチのジャーマン1週間前にチラッと弾いただけで実質今日初めてなのですよ)。ポーランド古楽関係者の方の話では彼は10代の頃から神童で有名だったそうな・・・。道理で若干22歳ながらもうベテラン奏者の風格持っているはずだ。しかしこの奏者陰陽併せ持つ複雑な響きが好みなのでしょうが尖がった調律法でわざとにごった響きが多い曲を選ぶセンスのお陰で本番中舞台裏で調律師ハラハラしっ放しでありました(汗)。
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コメント
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神奈川県民ですが4/6所沢ミュ-ズで聴きました。小気味の良い軽快なノリで現代的なスピ-ド感とエレガントな表現力は今まで聴いてきたバッハの演奏とは一味違っていました。意図的に響きを濁らせたり右手と左手で一人二役のセッションをしたり、様々な旋律の扱い方が非常に巧みでバッハのしてやったりの顔が浮かぶような演奏でした。チェンバロは旋律が交差してもメロディ-が分離し、響きが混濁しない澄んだ音色でした。
投稿: MK | 2024年4月 7日 (日) 02時53分