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2024年4月

2024年4月30日 (火)

チェンバロクラヴィコードご機嫌伺い

6_2024043019050130日、個人宅の英国製イタリアンチェンバロと国産ブントフライクラヴィコードのご機嫌伺いで早朝より古都に出動。部屋の湿温度管理万全のお陰で2台共半年以上前の調律がピッチ含めて殆ど崩れておらず感心。しかし古都は大通りどころか路地裏まで外人観光客で溢れており仰天。何やら占領されてしまった様な気分。

2024年4月29日 (月)

クラヴィコード運送

3_2024042919560129日、ご近所でGW恒例の山車巡行準備に遭遇。

2_20240429201001ランチはご近所の大繁盛食堂で地元民ソウルフード「お好み焼定食」。メインディッシュはコテ御飯は箸で食べるのが流儀。連休中なので午前中から一杯やっている吞兵衛多し。

9_20240429201701ブントフライクラヴィコードを個人宅に運送。設置場所は和室ながら楽器の下に固い板を敷いたお陰で音響がグッと向上しひと安心。

2024年4月28日 (日)

千秋楽

4_2024042900270128日、フォルテピアノ入りロッシーニオペラ千秋楽。今日も準主役が急遽降板し前日出演の歌手が連投となるハプニングあるも公演は好評のうちに終了。オペラは歌舞伎並みに声掛け多く賑やか。しかしフォルテピアノを見に来るお客殆どいなかったのはチト寂しい・・・。

2024年4月27日 (土)

ロッシーニオペラ初日

2_2024042719150127日、フォルテピアノ入りロッシーニオペラ本番初日。いつも異常乾燥起こり易い時期ならが恵みの小雨で楽器のご機嫌は上々。長丁場(3時間強!)のオペラだけに調律最後まで持つかヒヤヒヤしながら本番中は奈落で待機。本番舞台はロッシーニマニア大満足の出来だった様子。

2024年4月26日 (金)

ハプニング

Gp240426-126日、GW恒例の有楽町熱狂音楽祭、数年振りに参加の為提供楽器の最終チェック。今回はチェンバロリサイタルが2公演も有り楽しみであります。

Gp240426-2ロッシーニオペラGP2日目は演技途中で止まるなど色々ハプニング発生するもすぐに完璧にフォローする裏方陣の技に感嘆!明日からいよいよ本番2連チャン、乞うご期待!

2024年4月25日 (木)

GPスタート

Gp-325日、ロッシーニオペラオケが入りGPがスタート。今回の公演は歌劇団創立90周年記念との事。創立者「我らがテナー」氏が戦前に日本でも本格的なオペラを!との思いでスタートさせた歌劇団も長年の実績を経て欧米との差はかなり縮まったのでは? フォルテピアノは前日より気温10℃も上がり少々ビックリした様子でご機嫌宥めるのにひと苦労。

2024年4月24日 (水)

オケピット事情

3_2024042422400124日、フォルテピアノ入りオペラリハ2日目。オケピッチでの演奏は中々厄介で「譜面灯が暗い」「歌手が見えない」等の奏者の要望も解決しなければいけないし調律中も舞台の作業があり結構賑やか、今回の一番の難題は調律が音出し5時間前!いつもより賞味期間長い調律しなければ使えない・・・。

2024年4月23日 (火)

オケピット入り

3_2024042322590123日、ロッシーニオペラリハ、今日から本番会場のオケピットにフォルテピアノ設置。まだオケは入らずコレペティがオケパートをモダンピアノで演奏、必然的に両者の鳴き比べとなり改めてモダンピアノの爆音に驚いた(呆れた?)次第。

2024年4月22日 (月)

ロッシーニオペラ

Photo_2024042218190122日、ロッシーニオペラにフォルテピアノを提供、今日はまず個人練習。先日同じモダンピッチ公演に出陣したばかりなので楽器は安定しておりひと安心。そろそろ突然の異状乾燥が起こり易い時期ながらここ最近の悪天候は楽器的にはアリガタシ。

2024年4月21日 (日)

クラヴィコード工房訪問

1_2024042120530121日、今日も2台の楽器運送で地方徘徊中。移動中見掛た川を泳ぐ?大量の鯉のぼり、もうそんな季節なんですね。

4_20240421205601豪雪地帯の山奥にあるベテラン製作家の工房を表敬訪問すると沢山の猫がお出迎え、伺うと7匹もいるのだとか。ここは我国で数少ないクラヴィコード製作をメインとしている工房なので(勿論チェンバロも作られてますが)豊富な経験に裏打ちされた楽器談義がアリガタシ。現在製作中の日本初という珍しいモデルのクラヴィコード完成が楽しみであります。

7_20240421210701この工房訪問のもうひとつの楽しみがご近所の山裾にある格式高い秘湯温泉。こちらのお湯は冷泉ながらトロ味あるかなり濃い成分だとか。何故か真空管アンプ含む高級オーディオでアナログレコード試聴出来るのも面白い。

29_20240421211401最後に最近修復された仏蘭西の銘器1930年製の90鍵フルコンERARDを見学。以前拝見した際はガラクタ寸前瀕死の状態だったのが見事に蘇った様子。長年学校の片隅で放置されていた銘器も「日本に4台しかない貴重な仏蘭西製最高級ピアノ」として動態保存され地元民に公開されるとの事。

2024年4月20日 (土)

遅い春を堪能

1_2024042020460120日、みちのく古都の朝は早い!宿近くに偶然あった(?)卸売市場の食堂でモーニング海鮮丼。観光客向けとは全く違う安価でハイレベルな盛りが素晴らしい!

2_20240420205601今日はスピネットの引取り作業から。1cmの隙間も無いギリギリでEVに楽器押し込む事が出来てヤレヤレ。

6_20240420205801次の目的地へ200km移動途中少し寄り道し山奥の鄙びた混浴秘湯温泉でひと休み。残念ながら(笑)貸切でしたが川のせせらぎを聞きながらノンビリ入浴。

7_20240420212401会津の山奥は今が桜満開。みちのくの遅い春を堪能。

17_20240420212501次の訪問先でチェンバロの試奏大会。独逸製と日本製の小型チェンバロの鳴き比べ。

2024年4月19日 (金)

季節跨ぎのクラヴィコード

1_2024041920250119日、季節跨ぎで調子悪いとのSOS頂き小型ゲブンデンクラヴィコードのご機嫌伺い。流石に前回の調律から気温10℃も上がると大幅に変化しており安定させるのにひと苦労。その後違う小型ゲブンデンクラヴィコードを積んで300km移動。

2_20240419204401夕飯は訪問地近くの漁港傍の海鮮割烹ではらこ飯とほっき飯のセット。ここ連日刺身攻めだったので目先が変わって新鮮、飽食の旅まだ続きます。

 

2024年4月18日 (木)

囲炉裏あるチェンバロ工房

4_2024041821060118日、山麓の別荘地にあるチェンバロ工房を久々に訪問。囲炉裏がある和風古民家にチェンバロやクラヴィコードが並ぶ中々風情有る空間が羨ましい!今日は独逸の百年を超える歴史持つ有名チェンバロ工房で長年メイン技術者として活躍されていた頃の話を色々拝聴。

7_20240418211401伺うと和風古民家の隣のウッドハウスも最近工房にしているとの事、沢山の楽器がゆったりと置かれている広いスペースは都会では考えられない贅沢さでありました。

2024年4月17日 (水)

4度目の正直

8_2024041721540117日、斧振氏弾き振りオケ公演本番。マエストロ異常にテンション高いなと思いきやコロナで2回、能登地震で1回と計3回も延期となった正に「4度目の正直」と言うべき待望の公演だったそうでそりゃ力が入るのも無理は無いなと納得した次第。

9_20240417220401公演後ホールご近所の烏賊専門店で地元産の新鮮なネタを肴に一人慰労会。日本海の海の幸を堪能した3日間。

2024年4月16日 (火)

リハ2日目

3_2024041618530116日、斧振氏弾き振り公演リハ2日目も順調に進行中。伊国人Cem奏者に「初来日?」と尋ねると「10年前1度だけ浜松にチェンバロ弾きに来たわよ」との事。彼女どうも前日伊太利本番直後に飛行機に飛び乗って翌日昼の日本でのリハにギリギリ辿り着くという超ハードな旅だった様子。

4_20240416190501今回の公演チェンバロ使用は半分だけとの事で空き時間多し。ランチは郊外の地元民御用達の定食屋で海鮮丼。シンプルながら新鮮なネタばかりの贅沢な盛りでした。歩いていけない場所なのに昼呑みの客多いのが不思議。

5_20240416190901食後街中の名所旧跡を散策するも桜は数日前の雨風で殆ど散ってしまっていたのが残念。幸い遅咲きの桜もあり花見気分は堪能。

14_20240416191201リハ後はホールお隣の食堂街で夕飯にまたもや海鮮丼。店によってネタの産地が違うのでつい食べ比べしたくなり魚尽くしの食事になるのは仕方無しか・・・。

 

2024年4月15日 (月)

斧振氏再び登場

8_2024041519030115日、1月に開催予定が地震で延期となったオケ公演のリハにジャーマンで出動。弾き振りの斧振氏伊太利から空路現地入りホールに直行しそのままリハに突入するもテンション高いVn演奏と棒裁きは相変わらず健在。今回チェンバロには伊太利の実力派が参加。1月の仕切り直しとなる明後日の本番乞うご期待!

4_20240415191601ランチはホールご近所の食堂で海鮮丼。国内外観光客で賑わうエリアながら質量価格どれも驚くレベルの高さ。この街に来たがる演奏家多いのも納得。

19_20240415192101リハのチェンバロ降り番の空き時間にご近所の蓄音器のミュージアムを久々に見学。コロナ禍の間に蓄音器やSP盤の寄贈が激増したとの事。業界の現状など貴重なお話伺えアリガタシ。

2024年4月14日 (日)

ヴィヴァルディ大人気

1_2024041423430114日、老舗ホールでの日独混成アンサンブル公演にジャーマンで出動。「調和の霊感」全12曲演奏というハードなプログラムながら満員近い盛況、もしかしてバッハよりヴィヴァルディの方が人気あるのか?

5_20240414234901終演後週末の大渋滞横目に今日も500km爆走。

2024年4月13日 (土)

名手の残り香

Photo_2024041316070113日、スタジオに戻ったジャーマン、先日まで連続して弾いてくれた新鋭ポーランド人奏者の残り香を味わいながら次の出陣に備えて調律ピッチ変更。鋭敏なタッチで楽器から明瞭かつ厚みある音色を引き出してくれたお陰で鳴りも絶好調。しかしチェンバロのタッチや調律法への尋常ならぬ拘りを聞いているととても若干22歳とは思えぬ貫禄を持つ奏者でありました。10代から余程豊富な経験積んで来たのでは?さてジャーマン次は独逸組そして伊太利組が御相手の予定。

2024年4月12日 (金)

美術品運送

4_2024041300110112日、今日は楽器では無く美術作品と書籍の運送屋稼業。チェンバロより小さいとは言え階段上げ降し疲れたべ。

5_20240413001501運送後再びチェンバロとクラヴィコードを積み直し500km爆走。途中元遊郭という実に香ばしい建物をオフィスにすると言うので見学。上り階段が何故か下り階段になっているという訳判らない構造が流石怪しい風情満点。

2024年4月11日 (木)

超小型軽量スピネット

2_2024041120000111日、英国の老舗メーカー製の超小型軽量のスピネットがドッグ入り。誰でも簡単に運べるチェンバロというコンセプトで設計されたスグレモノ、私なら片手でヒョイと持つ事出来る程軽い!女性でも問題無く運べるのでは・・・。

6_20240411200401この楽器元々は革のツメが装着されていたもののデルリンに交換されてました。革独特のふくよかな音色が聴けないのは残念ながら楽器の維持を考えるとアリガタイ改造か。

9_20240411201401スタジオ周辺の桜まだ満開で見頃。いつか地元で花見宴会してみたいものですが・・・。

2024年4月10日 (水)

千秋楽

26_2024041022290110日、ブルージュ覇者来日ツァーも今日の広島郊外のホール公演で千秋楽。来日前から稀に見る逸材との噂届いてきたもののいざ生演奏を聴くと想像以上の凄さにぶっ飛んだ次第。完璧な鍵盤コントロール、幅広いレパートリー、豊かな音楽性、楽器や調律への異状な拘りなど若干22歳とは思えないトンデモナイ才能を持つ天才を間近に見る事が出来た忘れがたい2週間でありました。今日も圧巻のバッハとラモーを披露、最後というのでアンコールは3曲も・・・。しかし2週間お付き合いしながら名前覚えられなかったのが残念。

7_20240410225401今日の公演リハは殆ど不要と急に言われ空き時間出来たのでノンビリ周辺散策へ。まずは巨石、奇岩が並ぶ庭園で桜花見へ。ここ数日の荒天でかなり花びら散り始め満開過ぎてしまったのが残念。

11_20240410230001桜だけでなく菜の花も見頃でありました。

17_20240410230201ホール周辺は西日本有数の酒蔵地帯なので利き酒はグッと我慢しながら古い酒蔵を散策。地元灘五郷と違って古い蔵が沢山残ってるのが羨ましい。ホールの方に伺うと公演で来る出演者で本番前に利き酒に精を出し過ぎて出来上がってしまう猛者もいらっしゃるとか。

2024年4月 9日 (火)

世界各国の楽器が御相手

1_202404092105019日、世界各国の楽器が御相手の1日。まずは日本、白耳義、独逸3国の楽器のご機嫌伺いから。どれも堅牢さが自慢の楽器ばかり、日本の厳しい環境変化にもビクともしないのは流石。

5_20240409210901次は阿蘭陀製の楽器のご機嫌伺い。ウチのジャーマンと兄弟楽器だけあってトラブル起こり易い箇所まで一緒、そこまで似なくても良いのに・・・。最後は英国製超小型楽器を移動の途中の高速道路のPAで受取りウチの阿蘭陀製ジャーマンを明日の公演地へ届けて今日の任務終了。

2024年4月 8日 (月)

桜満開

1_202404081722018日、スタジオでブントフライ・ゲブンデン2台のクラヴィコードの弾き比べ。10年近く冬眠中だったブントフライも少しづつ目覚めてきた様子。季節が進みやっと加湿器も出番終了か?

7_20240408172501スタジオ周辺は明治大正時代には茶屋や遊園地が並ぶ全国に名が轟く桜の名所だったそうな。今や昔の賑やかな面影なく池周辺に桜の古木並ぶ穴場の花見処、今年も満開の桜を静かに堪能出来ました。

 

2024年4月 7日 (日)

ツァー終盤

1_202404072028017日、ブルージュ覇者来日ツァーも今日の秋田公演終え(ホール楽器使用なので私はOFF)後東広島公演残すのみ(チケット完売とか)。肌寒い頃始まったツァーも桜開花進み春爛漫の日々に。池のオタマジャクシも元気に遊泳中。私は一足先にチェンバロ積んで移動開始。

2024年4月 6日 (土)

連日のバッハプロ

1_202404061858016日、ブルージュ覇者来日ツァーも後半戦、今日は郊外の小振りで音響良い人気ホールへ。こちらが一番最初にチケット完売したとの事で埼玉県民のポーランド人新鋭奏者への注目度の高さを実感。連日のオールバッハプロで力が入ってきたのか今日も圧巻の演奏を披露。来日ツァーもいよいよ残り2公演!私は最後の広島公演を担当予定、こちらもほぼ完売だとか。新人の初来日ツァーとしては異例の人気では・・・。

2024年4月 5日 (金)

実は神童だった?

1_202404052214015日、ブルージュ覇者ラ日ツァー御江戸ベイサイドの人気ホールへ。ポーランド人奏者今日もノンビリ会場に現れるといきなりプログラムに無いスカルラッティをガンガン弾き出したので仰天(指慣らしか?)、その後本来のバッハプロを暗譜でサラサラ弾いてリハ終了!と余裕の様子(ウチのジャーマン1週間前にチラッと弾いただけで実質今日初めてなのですよ)。ポーランド古楽関係者の方の話では彼は10代の頃から神童で有名だったそうな・・・。道理で若干22歳ながらもうベテラン奏者の風格持っているはずだ。しかしこの奏者陰陽併せ持つ複雑な響きが好みなのでしょうが尖がった調律法でわざとにごった響きが多い曲を選ぶセンスのお陰で本番中舞台裏で調律師ハラハラしっ放しでありました(汗)。

2024年4月 4日 (木)

調律の日

Photo_202404041758014日、今日はApril4.4なのでピアノ調律の日だとか。そこで現在ツァー同行中のマチェイ君の公演の調律について語ります。来日前彼からバッハプロには5度圏の図面データのみ、フレンチプロはマイナーな古典調律法の名前を挙げてリクエストがありエラク調律法に拘るなあと感心した次第。バッハ向けの調律はかの平均律第1巻の表紙の上端にあるグルグルから解読された「バッハ調律(E.Jobin版)」と判明。最近御相手するトップ奏者は殆ど平均律に近いものの微妙に色彩感が出るまろやかな調律法を選択する中、彼のリクエストは調によって色合いが激しく変化するかなり扱いが難しい物。そしてその調律法を使い敢えて複雑に響く調性の曲を選んでいるのが彼の独自のセンスなのでしょうね。日頃とはかなり異質のバッハの響きとなる事間違いなし! またフレンチプロも最近仏蘭西周辺で流行っている?ミーントーンテイストの調律法でして陰陽のコントラストが明瞭に出るスグレモノでありました。今回マチェイ君の演奏、その独特の響きにも是非ご注目あれ!

 

2024年4月 3日 (水)

圧巻のフレンチプログラム

7_202404031936013日、ハマ郊外の人気ホールでのブルージュ覇者来日公演3日目は今回たった1回のオールフレンチプログラム。来日前奏者から提案あったプログラムを見てメインのバッハプロもかなり渋い選曲だと感心するもフレンチプロが余りにも本格的なのでこれは余程自信があるのでは?と期待するもいざ生演奏聴くと予想を大幅に超える完成度に度肝を抜かれた次第。また繊細な鳥の羽の楽器をほぼノーミスで弾きこなした圧巻の鍵盤コントロールにも驚愕。若干22歳でこれだけ弾けるとは恐ろしい限り、近年稀に見る逸材の来日ツァー まだ4公演残っているので是非お聴き逃し無く!

2024年4月 2日 (火)

同じ会場同じ楽器 ブルージュ覇者対決

5_202404021550012日、同じ会場で同じチェンバロを弾いても弾く奏者によってこれだけ音が違うものかと言う事を体験出来る貴重な機会をご紹介。会場は築地の人気ホール、楽器はウチのジャーマン、そしてブルージュコンクール覇者2人による対決であります(勝手に煽ってますが・・・)。

14_20240402155401まず先攻は4月5日現在来日ツァー中の新鋭ポーランド人奏者のバッハプログラムのリサイタル。その2m近い長身から繰り出される剛速球奏法(?)の凄まじさを是非お聴きあれ!ポーランド人ならではのナイーブさも堪能出来るはず。

4_20240402160001続いて後攻は7月3日今や仏蘭西を代表する重鎮となりつつある実力派2年振りのチェンバロリサイタル。今回はゴールドベルグ変奏曲を日本で初披露(東京1回きりの演奏との事)。19歳でブルージュ優勝した彼ももう円熟期に入ったと言えるのでは・・・、磨き上げられた究極のバッハの名曲楽しみであります。

2人による同じ条件での演奏対決、是非お聴き逃し無く!

 

2024年4月 1日 (月)

二刀流

4_202404012312011日、老舗ホールでのモダンObとチェンバロ+フォルテピアノという珍しい組み合わせの公演本番。気候も良く(やっと乾燥終わった?)2台の楽器も絶好調だったので爆音モダンObと互角に渡り合えた様でナニヨリ。タッチが全く違う2台の鍵盤楽器を絶妙に弾き分けた二刀流の奏者の鍵盤裁きに感嘆。

3_20240401231701会場周辺は桜の名所なのでさぞ大賑わいだろうと冷やかすもまだ桜殆ど咲いておらず拍子抜け。しかし今日は年度初めだったので職場の夜桜宴会用ブルーシート多数。

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