« 2024年2月 | トップページ | 2024年4月 »

2024年3月

2024年3月31日 (日)

ブルージュ覇者来日ツァー初日

3_2024033121550131日、ブルージュ覇者来日ツァー 初日は作曲家誕生日を祝ってのホール所有の16fチェンバロでのオールバッハプロ。16fは初めてと言いながら見事な鍵盤裁きで豪快に鳴らしてくれました。自分の好きな曲を並べたという今回のプログラム、情緒館溢れる少しウェットな曲が多かったのはやはりポーランド人気質のせいなのか?彼の感性ならバッハも素晴らしいが多分フランス物も絶対面白いでしょうね。バッハプロ向けにリクエストしてきた調律法癖は有るものの陰陽が明瞭で色彩感が描き易いスグレモノで奏者の選択に納得した次第。しかし弱冠22歳でここまで確固たる音楽観を持ている事に改めて感嘆!

2024年3月30日 (土)

ポーランド人Cem奏者トークショー

24_20240331044901 30日、ブルージュコンクールの覇者ポーランド人Cem奏者の来日ツァー初日直前の最終リハ、そして夜は奏者を交えたトークショー。21世紀生まれながら(若い!)グレングールドに影響されてバロック音楽好きになったとかモダンピアノからフォルテピアノチェンバロと何でも弾きたいが今はチェンバロに集中したいなど中々興味深い話多数聞けた1時間。今日だけの3台のチェンバロの弾き比べも聴けました!

26_20240330215501最後に彼がいかに身長高いかが判る写真もどうぞ。

2024年3月29日 (金)

噂の新鋭遂に登場!

4_2024032918250129日、ブルージュチェンバロコンクール覇者マチェイ・スクシェチュコフスキ氏遂に登場。早速来日ツァーで使う3台のチェンバロでリハーサル。195cmの長身が弾くと巨大な16fチェンバロも普通に見える?

5_20240329183201初めて彼の演奏に接するも若干22歳ながら完璧で鋭敏な鍵盤コントロールとダイナミックな音楽性に驚愕!やはりブルージュで優勝するだけあってトンデモナイ逸材である事は間違い無し。16fチェンバロは初めてと言いながらすぐに多彩な音色を紡ぎ出すところは流石でありました。

12_20240329183901CPEバッハが一番好きとの噂も聞いていたので父BACHの演奏が凄いのは予想出来たものの実はフレンチも大得意の様子でほぼ暗譜でプログラムさらっており感嘆!ジャーマン弾いた際も暗譜でスカルラッティをドンドン弾いてましたので頭の中に膨大なレパートリーが入っているんでしょうね。いや凄い才能であります。

来日ツァーの使用チェンバロ、今日奏者の選択で下記の様になりました。

3月30日 いわきアリオス トークショー  

 コンサートでは無いですが多分3台のチェンバロ弾き比べ少しありそうです

 16fチェンバロ(Matthias KRAMER )、鳥の羽フレンチ(Ryo Yoshida) 2段ジャーマン(Jan Kalsbeek)

3月31日 いわきアリオス  16fチェンバロ(Matthias KRAMER )Bachプロ

4月 2日 大阪いずみホール  ホール楽器(Von NAGEL) Bach&Frenchプロ

4月 3日 フィリアホール   鳥の羽フレンチ(Ryo Yoshida) Bachプロ

4月 5日 浜離宮朝日ホール  2段ジャーマン(Jan Kalsbeek) Bachプロ

4月 6日 所沢ミューズホール 2段ジャーマン(Jan Kalsbeek) Bachプロ

4月 7日 秋田アトリオンホール ホール楽器(Von Nagel) Bachプロ

4月10日 東広島くららホール 2段ジャーマン(Jan Kalsbeek) Bach&Frenchプロ

 将来のチェンバロ界を支えるであろう新鋭奏者の日本デビュー、是非お聴き逃し無く!

 

2024年3月28日 (木)

チェンバロ3台勢揃い

15_20240329071701 28日、間も無くスタートするブルージュチェンバロコンクール覇者による初来日ツァー、ポーランド人奏者今日無事来日しました!公演初日のみちのくのホールの舞台ではホール所有の16fチェンバロに加えてツァーに提供予定のウチの鳥の羽フレンチとジャーマンの計3台が一同に並ぶ豪華な景色。現地入り後すぐに練習に来るのでは?と3台のチェンバロを用意するも「飛行機で全く眠れなかった」とホテルに直行しバタンキューだった様子で今日は残念ながら演奏聴けず・・・。

2024年3月27日 (水)

700km北上

1_2024032721330127日、チェンバロⅠ台は前夜に積込みもう1台は途中でピックアップし楽器満載で700km北上。果たして北国は暖かいのか?寒いのか?

3_20240327214201途中スタジオに戻り出番間近のチェンバロとフォルテピアノの調律チェック。僅かな狂いながら冬らしい環境の中での変化か。

2024年3月26日 (火)

2台クラヴィコード鳴き比べ

3_2024032619070126日、いつもはチェンバロで満杯のスタジオも殆ど出動中で今やクラヴィコードの方が優勢に。今日は欧州製ブントフライと国産ゲブンデン2台のクラヴィコードの鳴き比べ。外は雨ながらまだ冬の乾燥続いており加湿器フル稼働。

2024年3月25日 (月)

ムクドリ

3_2024032518040125日、恒例の朝川辺散策。いつも水面ばかり眺めてましたがふと空を見上げると沢山のムクドリがせんだんの木の大きな実を頬張ってました。

2024年3月24日 (日)

まだ蕾

6_2024032417410124日、久々にご近所の川辺散策へ行くも寒さのせいか野鳥殆ど姿見えず。桜開花状況の定点観測場としている水車小屋前の桜はまだ蕾、気温上がれば開花かな?

2024年3月23日 (土)

オルガンご機嫌伺い

4_2024032322420123日、日本オルガン界の大御所T氏初期作の小型オルガンのご機嫌伺い。年月経てど今だ健在なのはバランスの良い設計のお陰か。作業終え隣にあったモダンチェンバロを触らせて頂くも昨日の革のツメと今日のデルリンのツメのタッチ音色の違いの大きさを改めて実感。スタジオに戻るとお隣の旅館の高校球児宿泊の看板が無い・・・、残念ながらもう敗退していたのか。

2024年3月22日 (金)

オリジナル仕様のモダンチェンバロ

2_2024032221570122日、チェンバロ2台の修理の1日。まずは独逸製モダンチェンバロが御相手。革のツメのままで現存していたという貴重なオリジナル仕様。しかし革のツメの調整はデルリンの数倍厄介、折角独逸から革のツメの素材を入手したのに(純正部品が今だに供給されてました 流石NEUPERT!)ツメ交換に四苦八苦。モダンチェンバロ堅牢な作りの様で湿温度変化に敏感だったのが意外。

10_202403222202012台目は国産2段が御相手。かなりご機嫌斜めな様子で各部チェックすると乾燥だけでなく湿気によるトラブルも多数併発しており中々難作業に。冬場でも湿度乱高下にご注意を。

2024年3月21日 (木)

強風の中階段上げ

4_2024032117480121日、楽器運送で三浦半島に出動。海岸線殆ど防波堤に覆われた昨日のみちのくと違いドライブしながらオーシャンビュー堪能出来るのが素晴らしい。強風の中厳しい階段上げとなるも小脇に抱えられる小型クラヴィコードだったので楽勝でありました。

6_20240321175301ランチは海岸近くの海鮮食堂当たるも「本日不漁の為休業」という店多く通り掛かりに見つけた寿司屋で海鮮丼。みちのくに比べると派手さは無いものの地魚中心のネタどれも新鮮で美味。

7_20240321180001スタジオに戻りチェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード勢揃いでご機嫌伺い。今日の御江戸寒さ戻ったせいか最低湿度17%と厳しい乾燥だった様子。まだまだ加湿器仕舞えない様ですぞ。

 

2024年3月20日 (水)

みちのくでチェンバロウォームアップ

3_2024032022290120日、ブルージュチェンバロコンクール覇者の初来日ツァー 冒頭を飾るみちのく公演 に登板する16fチェンバロのウォームアップの為御江戸から「弾き込み隊」3人のチェンバロ奏者とホール入り。交代で1日みっちりと鳴らし込んで頂いたので楽器は絶好調!ポーランド人奏者がこの巨大チェンバロをどう料理するか楽しみであります。奏者からリクエストあったバッハプロ用のオリジナル調律法試すも中々ユニークな響き!公演チケット完売間近との事でお聴きになりたい方は早目にご予約あれ!公演前日のトークショー にはツァーで使用予定のウチのジャーマン(Jan Kalsbeek)とフレンチ(Ryo Yoshida)も舞台に登場する予定で16fチェンバロとの弾き比べが聴けるはず・・・。2日間共乞うご期待!

1_20240320224501みちのく遠征今回も食道楽の方々とホールご近所の漁港近くの海鮮食堂でランチ。ネタ多彩で盛りが良く安価ながら行列出来ない穴場のお店、流石に祝日は結構混みあってましたが待たずに入店。フライと海鮮丼のセット量多過ぎで大食漢の私も沈没寸前。

2024年3月19日 (火)

御国柄比べ

1_2024031922150119日、5台の楽器御相手の1日。まずは米国製と仏蘭西製の2段チェンバロを続けて運送。豪快な作りの米国製と緻密でスマートな作りの仏蘭西製の違いが実に興味深い・・・。

8_20240319221801スタジオに戻り出陣前の阿蘭陀製2段と独逸製2段、そして米国製フォルテピアノを続けてご機嫌伺い。寒の戻りでまだ乾燥激しい冬仕様の調整に。欧米各国の楽器を連続して見ると御国柄の違い実に明瞭。夕方洋楽史&楽器研究のお仲間来訪、色々情報交換。夜は再び米国製2段チェンバロの運送。

2024年3月18日 (月)

クラヴィコードとグライダー

10_2024031817020118日、先日より日本古楽史研究家の私の元に日本のグライダー史を研究されている航空史研究家の方から調査協力の依頼有り。伺うと日本で最初に古楽器(クラヴィコード)を製造されていた現場で(詳しくはこちら)実は同時にグライダーも製造されていたとの事。約80年前国産初のクラヴィコードが製作されたきっかけにもグライダーが大きく関わっている事が判り驚いた次第。

2024年3月17日 (日)

チェンバロオルガン2段積み

11_2024031721360117日、バッハ受難曲公演にチェンバロ、オルガンで出動。今回は鍵盤奏者1人なので久々に楽器2段積み。いつもは2台のピッチ合わせで苦労するものの(チェンバロ乗せるとオルガン調律出来ない)LED照明のお陰で舞台の温度上がらず調律師にとって実にアリガタシ!しかし車中泊で冷えたオルガン搬入後1時間でリハ開始とタイトなスケジュールのため滅多に使わない裏技駆使してナントか間に合った・・・。

2024年3月16日 (土)

ポジティフオルガンソロ公演

1_2024031621140116日、ポジティフオルガンソロ公演本番。今回は建築とBachの関係を語る対談もあり大物建築家も登場。しかし客席向いて演奏出来る楽器なのにオルガニストは大オルガンと同様に後ろ向きで演奏を希望。幸いウチのオルガンは音の志向性が殆ど無く後ろ向きでも客席まで充分音が届いた様子。

4_20240316212901終演後スタジオに戻りブントフライクラヴィコードの最終チェック。長い冬眠から目覚めてから大分調子が出て来た様で鳴りも調律も安定してきてひと安心。

2024年3月15日 (金)

A=465でバッハを

2_2024031519210115日、オルガンソロ+トーク公演のリハにポジティフオルガンで出動。今回奏者からの調律オーダーは「バッハを弾くのでA=465のミーントーンアレンジでお願いします」と中々のこだわり振り。ウチのオルガンはこれからA=465の公演増えるだろうとわざわざ20年前に買い替えたのにその後そんな仕事は殆ど(全く?)無く今回やっと4段階ピッチ可変の真価を発揮出来嬉しい限り。

2024年3月14日 (木)

出陣前のご機嫌伺い

4_2024031417540114日、3月後半はアリガタイ事に6台もの楽器が出陣予定。今日はスタジオで登板開いた楽器陣のご機嫌伺い、まずは独逸製大型イタリアンをチェック。ピッチが少し上がっているだけですぐに舞台に出せる状態でホッ。

7_20240314175901次は仏蘭西製鳥の羽フレンチ、こちらも鳴りは上々。ブルージュコンクール覇者来日ツァーに向けて準備は万全。5月の有楽町熱狂音楽祭へも出陣予定。

2_20240314180401ドッグ入りしていたブントフライクラヴィコード、面倒なので台車に乗せたまま試奏して頂いていたもののやはり正規の姿で弾いてもらわなければとやっとスタンドと合体。張力に負けて反ってしまったクラヴィコード多い中この楽器今だ殆ど変形無く健全。

2024年3月13日 (水)

ゴールドベルヒ變奏曲リサイタル

1_2024031322570113日、楽器搬入で上野に向かうともう桜咲いておりビックリ、早咲きの桜か?暖冬だったので今年も開花早そう。

2_20240313225901ホールご近所でランチ今日は少し離れた路地裏の天婦羅屋へ。本寸法の江戸前天婦羅を並ばず安価で食べれる穴場のお店。大振りな牡蠣天絶品。しかしご近所にあった御贔屓の老舗洋食屋が閉店と知り愕然。理由は店員高齢化かコロナ禍か?良い店は無くなる前に出来るだけ行っておかないと・・・。

3_20240313230601老舗ホールでのドイツ在住の奏者のゴールドベルヒ變奏曲リサイタルにジャーマンを提供。多分ウチのジャーマンを一番弾いている奏者なので鳴らし方が上手いのに感嘆。しかしこのバッハの名曲僅かな調律の変化もすぐに判ってしまう調律師泣かせの難曲であります。

2024年3月12日 (火)

千客万来

Photo_2024031221290112日、ドッグ入り中の欧州製の2段チェンバロとブントフライクラヴィコードの試奏で朝からスタジオ千客万来。

2024年3月11日 (月)

311から13年

2_2024031118400111日、311の震災から早13年。どうも阪神大震災より風化が早い様な気がするのは私だけか? スタジオでドッグ入り中の2段チェンバロのご機嫌伺い。万全の環境管理で保管していた楽器なので中も外も新品同様。

2024年3月10日 (日)

LED照明の功罪

Photo_2024031100470110日、救世主公演本番。3日間湿度20%前半という異状乾燥の舞台にチェンバロ置きっ放し。以前ならいくらタフな独逸製でも楽器が捻じれるやら響板割れるやらトラブル続出だったのが今回は調律も余り狂わず過酷な環境とは思えない安定振り。これも熱くならないLED照明のお陰か。舞台スタッフの方に伺うと舞台が熱くならなくなったので夏は湿気が凄くなったとの事。LED照明は功罪相半ばか。

2024年3月 9日 (土)

相変わらず異常乾燥

2_202403091821019日、2段チェンバロの運送から。坂道での車積込みで少し苦労するも楽器が余り重量無く大助かり。

3_20240309182601連日の救世主公演リハ。舞台上相変わらず湿度計測定不能寸前の厳しい乾燥ながらタフな独逸製フレンチ全く動じず。でもこの独逸製乾燥すると普通のチェンバロと違ってピッチが上がり気味になるのが面白い。

4_20240309183301ホールご近所徘徊してみると個性的な飯屋多く楽しい街の様子。今日はご近所のピザ屋に入るも予約無しの客には1時間弱お待たせするかも?と言われる程の人気店でした。丁寧に窯で焼き上げたピザ美味な上に安価、地元民殺到するのも納得。

2024年3月 8日 (金)

遂に落城

4_202403082132018日、約90年前ご先祖様が建てた家遂に落城。久々に前を通ると正に重機で解体し終わった所だった様子。戦災震災を潜り抜けた家の最後を見届けられず残念。

1_20240308213601今日は郊外のホールでの救世主公演リハに出動。ご近所に美味くておもろい飯屋多い嬉しいホール、今日は地元民で大人気といううどん屋を初訪問。開店前に数十人並ぶ人気振りには仰天。名物カレー饂飩は某人気店(こちらもさるホールご近所か)のコピーの様な味と量ながら本家を大幅に超える強気値段・・・、まあ合格点。

3_20240308214601今日のホールはまだ新しく照明にLEDを使用、お陰で冬恒例の異常乾燥でもチェンバロが悲鳴上げる程にはならず大助かり。搬入口にチェンバロが通るスロープがあるのも好印象。

2024年3月 7日 (木)

年貢収め

1_202403071632017日、年貢収め完了。長年の習慣でゼームショまで足を運んで書類を提出するも窓口での「今時電子申告では無いなんて・・・」という対応にはカチンと来た!わたしゃ毎回多額の税金をむしり取られても心を込めて書いた乱筆の数字を苦労して読んでもらう事で少しは留飲を下げているんじゃ!

3_20240307164601スタジオ近くの梅林、そろそろ花見も終わりか? 4月に急遽初めての伊太利人チェンバロ奏者とご一緒する事が決定。どんな演奏聴かせてくれるか楽しみであります。

2024年3月 6日 (水)

クラヴィコードホームコンサート

1_202403070028016日、スタジオで出陣前の楽器陣4台の最終チェック。ゴールドベルヒ變奏曲に出陣予定のジャーマン、奏者より調律はお任せと言われ思案中。過去ヴェルクマイスター、キルンベルガー、ヴァロッティ、ヤング、ナイトハルト、バッハ・リーマンと様々な調律法を経験するもどれも色合いが違い甲乙付け難し・・・。そう言えば先日この曲弾いた仏蘭西の若き鬼才はオリジナル調律でしたね。

3_20240307003401修理終えたゲブンデンクラヴィコードを個人宅に御届けした直後に早速ホームコンサート開催しその音色を初披露。長く冬眠していた楽器ながら弾くうちにドンドン鳴り出して少し安心。

2024年3月 5日 (火)

ジャーマンモデル3台

2_202403052257015日、昨日に続きホール所有の4台の楽器のご機嫌伺い。独逸製16fチェンバロはホール納入後早15年も経つも自然断弦ゼロツメ折れも殆ど無く実にタフな楽器。堅牢な作りのはずのモダンチェンバロでも16fがあると張力が強過ぎてトラブル多発するのにヒストリカル構造でトラブル無いのは余程設計が良いのでしょうね。

13_20240305230401ホール楽器の後は阿蘭陀製ジャーマンのご機嫌伺い。こちらも日本に来て5年経つも断弦などのトラブル無く安泰。今日御相手のチェンバロはジャーマンモデル3台ながらハス、ツェル、ミートケとモデルが皆違いましたね。

2024年3月 4日 (月)

みちのくで楽器4台ご機嫌伺い

4_202403042023014日、みちのくのホール所有楽器4台のご機嫌伺い。16fチェンバロと1段ジャーマン、そしてクラヴィコードは昨日までの2日間存分に弾き込んで頂いているのでご機嫌は上々で作業捗るもここ数年コロナ禍の影響もあり出番殆ど無かったポジティフオルガンがかなり臍曲げておりご機嫌取りが大変。

2_20240304203101こちらのホールに来る楽しみはご近所の海鮮食堂巡り。昼は最近出来た魚屋直営のお洒落なお店で海鮮丼。ネタは新鮮ながらチトお上品な量かな。

17_20240304203601夜はその隣にある同じく魚屋直営の寿司屋で平目ヅケ丼。八戸の有名店で平目の余りの美味さに仰天した覚え有り同じみちのくなら同様に旨いかなと期待するもチト期待外れ、やはり余程新鮮でないとあの味は出ないのか?

2024年3月 3日 (日)

楽器3台の公開レッスン

4_202403032005013日、雛祭。昨日のリサイタルに続きみちのくのホールで公開レッスン。看板楽器の16fチェンバロに加え1段ジャーマンとクラヴィコードも使用、そして受講者の指裁きを映像でアップで見れるというナントも贅沢な催し。15年前このホールが開館しチェンバロが入った時は街にチェンバロ経験者が1人しかいなかったのが、今や地元の小中学生含め多くの市民がチェンバロレッスンを受講される様になっており長年その変遷を見守ってきた者としては実に感慨深し。

1_20240303202001昨日のリサイタルでミーントーン調律にした1段ジャーマン、今日も2台目として使用するも調律をバロックピッチのミーントーンからモダンピッチのヤング調律に変更すると余りの違いに楽器が仰天したのか調律中々安定せず・・・。せめて同じピッチならまだましだったかと後で反省。

2024年3月 2日 (土)

2台チェンバロ使う贅沢なリサイタル

2_202403022118012日、みちのくで久々にモーニング海鮮丼。朝から行列出来る人気漁港食堂に行くも以前程の活気無し。どうも値上げの影響か。店からの値上げ告知には「漁獲量減少、円安の為」とあるも輸入物の魚ばかりだったのか?

9_20240302212801今日はみちのくのホールで16fチェンバロでのリサイタル。プログラム見ると初期物もあるので奏者に「もう1台1段チェンバロもありますよ」と申し上げると「もう1台はミーントーン調律で使いましょう」となり2台チェンバロ登場の贅沢な公演に。16fチェンバロ今月末には初来日ツァーで話題のブルージュチェンバロコンクールの覇者の公演初日 でも登場予定(詳しくはこちら

2024年3月 1日 (金)

連日の長距離遠征

5_202403011903011日、連日の長距離遠征、今日はみちのくへ。あちこち寄り道しながら北上すると山中まだ雪残ってました。

1_20240301190701ランチは最近見つけた企業城下町の街外れにある小さな海鮮食堂へ。新鮮な地魚に拘ったランチメニューどれも素晴らしく辺鄙な場所ながら開店前から行列出来るのも納得。

2_20240301191401食後は少し山奥に入り鄙びた温泉宿でひと休み。今時囲炉裏がある藁葺屋根の旅館残念ながら宿泊は休業中ながらトロ味ある源泉掛け流しの温泉が最高!ただ噴泉量が激減しているのかチョロチョロとしてお湯が出てこないのがチト心配。

3_20240301191801もう1軒かなり山奥秘境と言うべき僻地の温泉旅館でも入浴。到着すると「今は女性タイムなので待ってね」と言われ指定時間まで待って浴場に飛び込むも混浴タイムとの事ながら野郎2人とご一緒でした・・・、ここも岩風呂の底から自噴するトロ味あるお湯が素晴らしい。

« 2024年2月 | トップページ | 2024年4月 »

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ