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5日、前夜はエタ・ハーリッヒ=シュナイダーが昭和16年10月12日に日本で初めてクラヴィコードソロリサイタルを行った新潟のホテルに宿泊。この年5月にチェンバロとクラヴィコード持参で来日後プライベートの場ではクラヴィコード演奏を披露していた様だが公開の場では前日新潟の公会堂でのピアノリサイタルのアンコールでクラヴィコードを演奏したのが最初か。そして翌日日本初のクラヴィコードリサイタルをホテル兼レストランの宴会場で開催。その日の午前中には近所のカトリック教会で当時日本で数少ないパイプオルガンも演奏した様である。その教会はオルガンと共に今だ健在、早朝散策兼ねて外から見学。
続いて卸売市場の場内食堂でモーニング海鮮丼。日本海の穫れたての地魚絶品。僻地にあるせいか観光客が殆ど来ない超穴場のお店。
今日は大雪との警報出ているも降るのは午後からとタカをくくり午前中ノンビリ越後から帰京。雪の難所越後湯沢周辺雪は残っているも降雪無く順調ながら長いトンネル抜けて関東平野に出た途端激しい雪に遭遇し仰天。次第に首都圏一体全面交通網マヒ状態となってしまいタッチの差で帰還出来てホッ。Ⅰ時間遅かったら東京には戻れず群馬で立ち往生だった?
4日、氷雨の中軽量スピネットを個人宅に御届け。今日は珍しく晴れ男の神通力効かず。
運送後御江戸を離れ一路北国へ。しばらく降雪無かったはずが途中の山越えではかなりの雪が残っておりビックリ。
越後に入りアマチュアながら日本古楽界に長年貢献されている演奏家のお宅に独逸製のチェンバロをお届け。お持ちの素晴らしい楽器コレクション拝見、中には欧州古楽界のレジェンド所有だった楽器もあり感嘆! 長年の経験から得た日本古楽史の貴重な裏話も多数拝聴出来アリガタシ!
昨日の南紀に続き今日は越後の海の幸を堪能。南国の魚と違って引き締まった繊細な味が素晴らしい!
最初は北国の雪怖いと日帰りの予定が平地は雪全く無いので越後で一泊する事に。泊まるなら日本で最初にクラヴィコードリサイタルが開催されたという由緒あるホテルを選択。実は今日お会いした演奏家の方は83年前に開催されたその演奏会の再現公演でクラヴィコードを弾かれたそうな・・・。流石地元だけあってこの日本古楽史の重要な出来事は良くご存じでありました。
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