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2023年10月

2023年10月31日 (火)

ブルージュチェンバロコンクール覇者次々来日するぞ!

2_2023103117570131日、仏蘭西の鬼才来日ツァーも北のホールで千秋楽(ホール楽器なので私は不参加)。この鬼才はベルギーブルージュのチェンバロコンクール2012年の覇者でありました。

10_20231031180201彼に続いてブルージュチェンバロコンクールの覇者達が次々来日予定。2024年3~4月には最新の開催2023年の覇者ポーランドの新鋭が早くも来日が決定。彼の演奏凄いぞとの噂も届いており公演が楽しみ、チェンバロリサイタルでは珍しく全国を回る予定なので乞うご期待!

10-640x427_20231031181101続いてまだ明細未定ながら夏に2003年ブルージュの覇者仏蘭西の実力派が2年振りに来日予定。若干19歳でブッチギリで優勝した彼ももうベテラン奏者というべき存在か。円熟の域に入った彼の演奏も楽しみであります。

15_20231031182301今年初めに2度目の来日で見事なフレンチプログラムを披露した2015年ブルージュの覇者仏蘭西の若手奏者再来日予定が早くも決定。今度は多彩なプログラムを弾く予定だとか。チェンバロ愛好家にとっては楽しみな公演続く予定、お聴き逃し無く!

 

2023年10月30日 (月)

コンサートサロンにフレンチ搬入

3_2023103022260130日、最近出来たコンサートサロンに米国製2段フレンチを搬入。会場予想以上に残響豊かで古楽器向きか。チェンバロも入ったのでこれからドンドン古楽公演やりましょうとオーナーおっしゃっており今後が楽しみ。

6_20231030223101搬入助っ人2人が欧州最新古楽事情詳しいので早速地元飯をご一緒にと誘い長時間事情聴取。某有名楽器コレクター訪問エピソードなど羨ましい話多数拝聴。

2023年10月29日 (日)

豪快な鳴りに変身

1_2023102918500129日、仏蘭西の鬼才のツァー今日は西の人気ホールへ。名手の連日の熱演でジャーマンも過去経験した事が無い程豪快な鳴りに変身しており私自身もビックリ、鬼才の楽器を鳴らす技量の凄さを改めて実感。

9_20231029190101相変わらずプログラムは完全に仕上がっているのか今日のリハはたった5分(リハと言うよりサウンドチェックか?)、余った時間で次回来日時のプログラム候補?の曲を弾き始めたので役得で贅沢な時間を独り占め。鬼才今日も本番前ラフな姿で会場周辺ジョギングしてましたね。

2023年10月28日 (土)

ゴールドベルグ本番

1_2023102900490128日、都心郊外の人気ホールで仏蘭西の鬼才によるマスタークラスに続き今日はゴールドベルグ変奏曲本番。この超難曲も完全に仕上がっているのかリハはたった20分で終了してしまい仰天。勿論本番では凄まじい集中力で実に濃厚な演奏聴かせてくれました。しかし600席の広い会場でもチェンバロの音を隅々まで届かせた抜群の鍵盤コントロールに感嘆!

9_20231029005601鬼才のツァーで困ったのは衣装問題。調律師は演奏家より正装してはいけないというマイルールを決めており鬼才の舞台衣装に合わせるのに四苦八苦(汗)。昨日のマスタークラスでは余りの大胆な衣装についにギブアップ(私が短パン下駄履き位でないと釣り合わない?)、そして今日本番前楽屋で鬼才の衣装見て卒倒寸前・・・、こんな衣装で出られたらもう私は着る物が無いと焦っているとコンディション作りのジョギング用衣装でした(笑)しかし本番直前に会場周辺走るとは・・・、来場のお客様の中にも走る彼を見掛た方いたのでは?

2023年10月27日 (金)

鬼才マスタークラス

5_2023102722270127日、チェンバロ調律していると通りすがりの怪しげな兄ちゃんふらりと舞台に現れ物珍し気にチェンバロ弾いき始めた・・・の場面?

10_20231027223001今日は都心郊外の人気ホールでの仏蘭西の鬼才のマスタークラス。受講者大半が仏蘭西物を弾くとの事でジャーマンに加えて鳥の羽フレンチも提供。寡黙だと思っていた鬼才実はかなり饒舌だったとはビックリ、4時間の予定が1時間も延長する長丁場ながら彼の深い音楽観が垣間見れた充実のひと時でありました。弾き手によって同じ楽器でもこんなに音が違うのかと改めて実感した次第。

2023年10月26日 (木)

ピアノ作品をチェンバロで

2_2023102621540126日。仏蘭西の鬼才のリサイタル2日目の前に個人宅のチェンバロの引取り。重量ある米国製チェンバロをほぼ直立で狭く曲がった階段降しで汗だくに。しかし米国製の楽器は何故こんなに重いのか・・・。

3_20231026220001リサイタル会場入り前にご近所の下町エリアの隠れ家老舗天婦羅屋でランチ。年季入った職人が揚げる季節のネタの天丼が安価ながら絶品。かなり辺鄙な場所ながら開店すぐ席が埋まる繁盛店。

5_20231026220601鬼才のリサイタル2日目は上野の老舗ホールへ。モーツァルト、クレメンティ、ベートーヴェンから果てはドビュッシーまでピアノ作品をチェンバロで弾くという独創的なプログラム。彼の演奏を聴くと「はい、これらはチェンバロの為に書かれた作品ですね」と納得してしまう程の説得力に脱帽。

2023年10月25日 (水)

仏蘭西の鬼才登場

5_2023102522470125日、仏蘭西Cem界の鬼才3度目の来日ツァー初日は都心の人気ホールでのゴールドベルグ変奏曲から。曲は練習しなくても完全に仕上がっているのかリハはすぐに終えて明日の別プログラムの練習するなど余裕の様子(何度も弾いた楽器なので安心だった?) 本番ではいきなり即興で始まり随所に独創的なフレーズ繰り出す自由奔放な演奏が圧巻。繰り返しがこんなに待ち遠しいゴールドベルグは初めてか・・・。本番衣装かなりラフと思われた様ですがリハよりはかなり正装でありました(笑)。明日の盛り沢山でユニークなプログラムも楽しみであります。

2023年10月24日 (火)

食卓の音楽

1_2023102422590124日、チェンバロの階段上げ2連チャン。まずは小型スピネット、2段チェンバロが通らない曲がった階段も楽々通過。

3_202310242301012台目は都心人気ホテルでのディナーコンサートで白フレンチの階段上げ。ホテル自慢のフルコースとTelemann「食卓の音楽」の豪華な組み合わせ。

2_20231024230401お客様はフルコースなら裏方も飽食しようとランチは90年の歴史誇る下町老舗食堂で名物レバー丼。和洋中に加え甘味も充実の豪華メニューが素晴らしい。

10_20231024230601夜は名古屋名物わらじとんかつ。赤味噌ふんだんに使った甘い味付けが癖になりそう。

2023年10月23日 (月)

名手の残り香

Photo_2023102317160123日、先日までのフォルテピアノ人気奏者によるチェンバロ演奏ツァーで出陣していたジャーマン、今度は仏蘭西の鬼才のリサイタルに出陣予定で今日は最終チェック。名手の残り香を味わいながら調律するもその明瞭ながら引き締まった音色に感嘆!次に鬼才がどんな音色に染め直すか楽しみであります。5連チャンの出陣毎日調律法が変わるので大変ですが・・・。

2023年10月22日 (日)

ダブルヘッダー

1_2023102222510122日、チェンバロマンションお届けダブルヘッダー。スピネットはEVにギリギリ入るも1段チェンバロは小型ながらEVにそのまま入らず2人掛かりの難作業。

2_20231022230001移動の途中ランチで立ち寄った定食屋、博物館入り級の年代物の機械式レジが現役でビックリ。構造がシンプル過ぎて壊れないのでしょうね。

2023年10月21日 (土)

独逸風テイスト

1_2023102119070121日、爆音系独逸仕様での出番終えた白フレンチ、スタジオに戻り日本仕様にキャラ変。タッチ激変するも一度響板に染み込んだサウンドはすぐには変わらず今だに少し独逸風テイスト有り。

2023年10月20日 (金)

熱い手拍子は・・・

1_2023102022430120日、いつもは静かな西のスタジオ周辺人出多く露店多数、今日は弘法さんの日でした。10月後半ながらスタジオまだ冷房除湿で大丈夫な様子。今年はいきなり暖房に切り替える事になるのかも・・・。

7_20231020230101今日は浪速の老舗ホールでのモダンオケ公演に白フレンチを提供。外は雨ながら何故か舞台乾燥気味でチェンバロにはありがたし。実は本番中に突然客席から歓声上がるのでは?もしかして六甲おろしの合唱始まるのでは?と心配するもハプニングは無し!しかしアンコール演奏中の熱い手拍子はもしかして虎ファンの歓喜の表現だったのかも?

2023年10月19日 (木)

オオサンショウウオ

1_2023101919480119日、昨日驚いたのがいつも散策していたご近所の川でオサンショウウオが目撃されたというニュース、それも70cmという大物だったとか。川のどの辺りだったのかは不明ながらしばらくは野次馬や珍獣狩りの連中が押し寄せるでしょうね。以前西のスタジオ前の池で2m近いアリゲーターガーが捕獲された際ももう1匹いるという噂流れ釣り人殺到して騒動でした。

21_20231019200001今日もモダンオケのリハに参加。独逸製白フレンチ、爆音化する為色々ヴォイシング調整していると独逸の工房出荷時の調整に戻すとやはり鳴りが良い事が判るもタッチ重めでか弱き大和撫子にはチト無理かも・・・。

14_20231019201601今回のリハ会場があるのは実は浪速郊外の「幸之助はんの企業城下町」。そして会場近くには約80年前早くもチェンバリストが教鞭を取っていた音楽学校があったそうで今日はその痕跡を求めて周辺を探索。やっとここでは?という場所を発見。ある意味日本チェンバロ界の聖地と言うべき街でありました。

2023年10月18日 (水)

爆音Cem

6_2023101820240118日、モダンオケのリハに白フレンチで出動。弾き振りの指揮者から爆音Cem希望とのリクエスト頂きウチの主力楽器を魔改造?して提供。モダン楽器相手ではチェンバロ余程の音量無ければ客席まで音が届かないのですよ。

10_20231018204001同会場でリハ続くので楽器は舞台泊となるも業界人に伺うと最近あちこちのホールで漏水事故多発しているとの事でいつもなら剥き出しで放置する所を用心の為楽器はカバー掛け。

2023年10月17日 (火)

日独スピネット鳴き比べ

Photo_2023101719190117日、スタジオで日独製スピネット2台が揃い踏み。早速両者の鳴き比べ行うと独逸製は肉食系、国産は草食系とそれぞれのお国柄が出た音色が面白い。

2023年10月16日 (月)

難有っても・・・

Photo_2023101615590116日、鳥の羽フレンチ分解し各部チェック。雨降り後秋晴れのキツイ乾燥到来と湿度変化大きく鳥の羽のツメもヴォイシング安定せず。こういう時はデルリンツメの安定感がチト羨ましいもののやはり鳥の羽ならではの敏捷なタッチと良く通る音色の素晴らしさを知ってしまうと多少の難有ってもこちらに軍配上げてしまいますね。

2023年10月15日 (日)

鳥の羽フレンチ

Photo_2023101515090115日、東のスタジオに鳥の羽フレンチドッグ入り。久々の登板に備えてチェックするも(9ヶ月振りか)猛暑の夏も無事乗り越えていた様でご機嫌上々でひと安心。ニュースで某ホールの漏水トラブルを知り仰天、直前までウチの楽器を4日間も置いていた舞台での事故なので危機一髪か。今後舞台での楽器保管は漏水対策必要になるのかも・・・。

2023年10月14日 (土)

実は三刀流

6_2023101417430114日、人気Fp奏者のたった1回のチェンバロリサイタルにジャーマンで出動。FpとCemの二刀流の剛腕奏者と知っていたものの(モダンPfも結構弾いているそうで実は三刀流か)こんなにCemを自在にコントロール出来る達人とは予想しておらず絶品の演奏の連続にただ脱帽でありました。

1_20231014180301ウチのジャーマンは今月末の仏蘭西Cem界の鬼才のリサイタルでも登板の予定。チェンバロには最適な音響と評判のこのホール(海外のCem奏者多数がここの音響を絶賛してますね)で鬼才が今日と同じチェンバロでどんな音色を紡ぎ出すか興味津々、滅多に聴けない大胆なプログラムも楽しみであります。まだチケット少し有るとの事、是非お聴き逃しなく!

2023年10月13日 (金)

二刀流たった1回のソロリサイタル間も無く!

1_2023101319160113日、スタジオへ移動中道端で満開の曼殊沙華発見。今年の記録的な残暑で花も咲く時期を見失ってしまったのかも・・・。

6_20231013191901明日日本で初めてで唯一のチェンバロリサイタルを開くフォルテピアノの名手の前日リハにジャーマンで出動。先日までの豪華トリオの演奏で二刀流と言える見事な鍵盤テクニックを見せつけてくれたもののソロリサイタルでどんな世界を描いてくれるか楽しみであります。またプログラムが凄過ぎる!まだチケット少し残っているとの事、チェンバロ好きはたった1回のリサイタル是非お聴き逃しなく!

2023年10月12日 (木)

お抱え楽師

5_20231012134001 12日、ツァーの空き日で久々にスタジオでデスクワーク。こういう時は優雅な生演奏で癒されたいと「お抱え楽師」を呼んで隣室でチェンバロ演奏をリクエスト。何やら知らない渋い曲ばかり弾く困った楽師ながら達者な演奏振りを堪能のひと時。

3_20231012134101チェンバロの隣にフォルテピアノあるのを見ると触り出しこちらもパラパラと達者に弾ける様子。中々器用なお抱え楽師であります。

 

2023年10月11日 (水)

湿度乱高下

1_2023101122450111日、スタジオで近々出陣予定の白フレンチのご機嫌伺い。奏者から「爆音で鳴る楽器希望」と言われキャラ変調整。元々独逸製でタッチ強めの「爆音系」だったのを日本仕様に改造した楽器なので元に戻すのは簡単。

3_20231011225201今日も銀座の人気ホールでの豪華トリオ公演2日目。ランチはご近所の人気老舗印度料理店を久々に訪問。名物ムルギーランチ相変わらず絶品ながら以前の様に注文時に「あなたムルギーね!」と強制される事も無く料理が来てから「全部マゼテ!マゼテ!」と怒られる事も無くなったのはチト残念・・・。

5_20231011225901豪華トリオの公演2夜連続なのに初日雨のせいか凄い湿気だったのが今日は一転舞台は異常乾燥寸前の激変振りにまたもや調律師顔面蒼白・・・。今回のメンバー今迄で一番調弦にシビアで湿度乱高下の中チェンバロの調律安定させるのに四苦八苦。照明が最新のLEDで舞台熱くならなかったのが救いでしたが。

2023年10月10日 (火)

チェンバロソロやっと登場

2_2023101022350110日、豪華古楽トリオの4日目は都心の人気ホールへ。今日からいよいよチェンバロソロがプログラムに登場、まずはフローベルガー。いつもパリパリ鍵盤弾くイメージ強かった奏者がこんなしっとりした世界が描けるのかと感嘆!今回たった1回きりのチェンバロソロリサイタル ではどんな濃厚な演奏を聴かせてくれるか実に楽しみであります。まだ僅かにチケット残っているそうなのでお聴き逃しなく!

2023年10月 9日 (月)

川魚料理店

Photo_202310091553019日、ツァーの空き日を利用してリハ会場の下見へ。OrはEVでの搬入可能ながらCemは階段上げと確認。下見後現地でランチ。朝から営業の居酒屋多数という都心でも有数の「文化度高い」(?)街の中でも一番人気の川魚料理店を久々に訪問。開店15分前に到着するももう数十人もの大行列でギリギリ入店、相変わらず大繁盛の様子。昭和の風情がそのまま残る老舗ながら今や行列中に注文取って指定された席に座るともうオーダーの品が置いてあるという効率化されたシステムに仰天。昼前から一杯やってご機嫌な吞兵衛に囲まれながら鰻を堪能。

2023年10月 8日 (日)

恵みの雨

1_202310081929018日、豪華古楽トリオの来日公演3日目は都心郊外の人気ホールへ。渋いプログラムながらほぼ満席というホールの動員力に感心するも今月古楽公演目白押しという活気にも仰天。昨日まで舞台は異常乾燥に悩まされるも今日は雨模様で乾燥収まりホッ。チェンバロにとっては恵みの雨に。

4-640x427_20231008193201このホール私は次回仏蘭西の鬼才のチェンバロリサイタルでお伺いする予定。公演前日には同じホールで鬼才日本で初めてのマスタークラスも開催。公演で使用するジャーマンを提供予定ながら受講生フランス物が多いとの事で急遽ウチの鳥の羽フレンチも提供する事に。この2台が舞台に並ぶのは6年前のアンタイ・センぺデュオ公演以来かな・・・。2台の聴き比べも出来るマスタークラス是非聴講にお越しください!

2023年10月 7日 (土)

異常乾燥

1_202310072251017日、豪華古楽器トリオの来日公演2日目は愛知郊外の新しいホールへ。千席の大ホールと伺い音響心配するも舞台が室内楽用にアレンジ出来る上客席も形状良く古楽器演奏でも全く問題無く聴こえひと安心。

6_20231007225501ただ舞台は昨日に続き異常乾燥で古楽器にはかなり厳しい環境。数日前まで残暑で「湿気が~」と騒いでいたのが嘘みたいな変わり様で参った!仕方無く加湿器を舞台に並べてリハ。気休め程度の効力ながら日本の厳しさ知らないトリオのメンバーは加湿器に大喜びのご様子。

2_20231007225901ランチはホール近くで見つけた名古屋人のソウルフードを地元民の解説付きで堪能。ラーメン+ソフトクリームという組合せが王道との事ながら今日はラーメン炒飯セット。いつのまにこんなに高くなってしまったのかと嘆く名古屋人・・・。

2023年10月 6日 (金)

豪華トリオ初日

5_202310062312016日、超人気Vn奏者とFp界のスターと実力派Vcの豪華トリオの来日公演初日。噂に違わぬ鉄壁のアンサンブルが凄過ぎる・・・。Fp奏者のCem演奏も本職を凌駕する程のハイレベル(この方元々Cem志望だったとか)、Vcも凄腕と感心するもフライブルグbロックオケのコンマスの妹さんでした(FBOにも長らく在籍していたそうな)。Vn奏者はモダン古楽二刀流ながらバロックVnも今や貫禄の演奏の域に。これは絶対聴き逃せないトリオですぞ!東京公演は完売ながら愛知・三鷹はまだ残席有り(公演情報はこちら

2_20231006232701昨日からホールでリハがあり2日目の今日もチェンバロは絶好調と安心しているとリハ後に舞台が急に乾燥し始め気が付くと調律がメロメロになっており調律師顔面蒼白。残暑で湿度高目がここ数日の気温低下でいきなり秋の乾燥が到来した為か。時間無い中必死にピッチ上げしナントか本番には調律間に合いホッ。

2023年10月 5日 (木)

二刀流の強者登場!

2_202310052007015日、阿蘭陀の同じメーカーの1段ジャーマンと2段ジャーマン同時出陣。まず1段をモーツァルトオペラの会場に搬入。舞台とオケピットの僅かな隙間に上手くチェンバロはめ込み設置。

4_202310052016012段は明日から始まるVn+Vc+Cemの古楽器凄腕トリオの来日ツァー初日会場での前日リハの為浪速の人気ホールへ。このホールコロナ禍の間に何度も楽器提供する公演あったものの全滅したのでもう最後どんな公演で来たのか忘れる程本当に久々の出陣か。

6_20231005202701今回のCem奏者、今やフォルテピアノ界のトップ奏者として超売れっ子ながら実はチェンバロを弾いても全く遜色無い二刀流の強者でありました。その抜群な鍵盤コントロールで紡ぎ出される芳醇な音色実に素晴らしい!名手の貴重なチェンバロ演奏是非お聴き逃しなく!

2023年10月 4日 (水)

国産小型オルガンご機嫌伺い

17_202310041806014日、ベテランオルガンビルダーの助手として大御所作の国産小型オルガンのご機嫌伺い。製作家の意向を知り尽くした技術者の楽器へのアプローチの適作さを垣間見れて実にアリガタシ。オルガンの現状と潜在能力の見極めがいかに重要かを実感出来た次第。

3_20231004181401今日はコロナ禍挟んで久々の電車出動(多分4年間で2回目か)。乗換の最後は路面電車での移動。住宅地の隙間をノンビリ走る電車旅楽し。

18_20231004182001いつも車移動なので電車移動の時位羽を伸ばしたいと乗換駅で寄り道して歴史的遺産というべき老舗居酒屋で一杯。カウンター越しに交わされる女将との粋なやり取りが絶妙で気が付けば酒も肴も欲張って注文してしまいお店の術中にはまっているのが判るものの後味最高というのが素晴らしい!

2023年10月 3日 (火)

やっと秋の気配を堪能

3_202310031609013日、古都郊外のお宅のクラヴィコードのご機嫌伺い。人気観光地近くながらのどかな景色広がる農村地帯の道端には彼岸花咲き乱れておりやっといつもの秋の気配を堪能出来た次第。しかし秋らしい天候になったと思った途端乾燥も始まりましたね。湿度の変化に御用心!

5_20231003162101英国製ブントフライクラヴィコード、除湿器無しの部屋での越夏で心配するも調律の乱れ以外は殆ど影響無しと判りひと安心。日本の厳しい夏を何度も経験している楽器なので打たれ強くなってきているのかも・・・。

2023年10月 2日 (月)

技術伝承

2_202310021646012日、技術伝承の為スタジオで若手技術者へのチェンバロ運送や調律の実地研修。長年の経験を経て独自に培ってきた技術を次世代に渡せる事が出来てアリガタシ。

5_20231002165201まだ未公開ながらウチには現存楽器としては日本最古と思われる1960年製国産クラヴィコードが秘蔵されており久々に御開帳。情報も材料も無い中で苦労して製作されたと思しき力作の迫力が今でも伝わってくる思い。いずれこの楽器の背景を検証出来れば是非皆様にも見る機会作りたいモノ。

6_20231002165601研修の後は地元名物でもと中華ランチへ。月曜は主要店殆ど定休日で行先探し苦労するも老舗店の支店が辛うじて営業、安価でも手を抜かずちゃんと仕事している料理出すので安心、繁華街の真ん中ながら隠れ家的な入口で昼時でも行列無く御贔屓のお店。

2023年10月 1日 (日)

チェンバロソロには最適

1_202310012131011日、以前は御江戸のホールよりも出陣回数多かった尾張の人気ホールでの久々のチェンバロリサイタル(ゴールドベルグ変奏曲)にジャーマンで出動。やはり天井高く残響豊かな300席のこの位の空間がチェンバロソロには最適か(御江戸にもこんなホール是非欲しい!)

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