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27日、ご近所の川辺にこの時期恒例の人気者が戻ってきた!中々現れないので心配してた鴨ファミリー今年も12匹もの雛引き連れやっと姿を現し待ちかねていた地元民鴨ファン大喜び。
親子の様子観察していると今日は初級の滝登りの授業か。親が手本を見せて子鴨が登ってくるのを待つも幼い雛は急流怖がり中々挑戦しない・・・。それでも安易に手助けせず辛抱強く何度も雛が登ろうとするのを待つ親鴨の教育熱心振りに毎度ながら感嘆。
今日は英国製クラヴィコード運送のため古都へ出動。凄い人出ながらマスク率低いのは大半が外人観光客のためか。5オクターブのブントフライクラヴィコードはチェンバロに比べると小型軽量ながら古い日本家屋の急階段降しは中々難作業。
26日、最近出版された地元史本を見つけ早速入手。神戸は昭和12年日本で最初にチェンバロリサイタル(ヴィオラダモーレと歌と共演)を行ったRene Frank が住んでいた街ながら日本古楽史に名を残すはずの演奏家の正体が殆ど判っていない。元々ユダヤ系ドイツ人でナチスの台頭と共にスイス人として日本に移住してきたらしく、神戸ではチェンバロでの僅かな演奏活動の他ピアノの指導も行っていたと伝わっているだけで彼の日本での足跡を記録された物はまだ発見されておらず日本の古楽史研究においての彼の生涯の解明は大きな課題となっております。今回入手した神戸史本には同時代の在住外国人や亡命ユダヤ人の事が今までになく詳しく記述されており期待したものの残念ながら手掛かりは無し。しかし周辺の歴史資料が近年少しづつ充実してきているのはアリガタシ。
もう1冊、地元史研究雑誌を古本屋で発見。創刊60年を超える老舗らしく毎回興味深いネタを特集している充実資料ながらその存在を今迄知らなかったのは迂闊。
20日、老舗ホールでの古楽アンサンブル公演にジャーマンで出動。外は夏の様な陽気ながら舞台も照明旧式のお陰で外気と変わらない程の暑さとなりチェンバロの調律持つかヒヤヒヤ。リハ終了後にチェックすると幸いピッチも調律も殆ど変化しておらず安堵するもいざ調律している最中に突然ドンドン狂いだして仰天。どうも室温上がり過ぎたので急に空調働き出した様でいきなり舞台上4℃も温度下がり調律繰り返しても安定せずピッチも上ずり気味で顔面蒼白・・・。幸い本番はお客様の熱気で程良い温度になり大事には至らずヤレヤレ。夏の様な暑さの中の怖い体験でありました。
今日は来場のお客様にこんな瓦せんべいが配られたとの事。記念の公演だったのか独逸からゲストコンマス迎え豪華編成のプログラムでありました。
13日、スタジオで出陣前のチェンバロ、フォルテピアノ計5台の最終チェックから。今日の御江戸は今年一番の異常乾燥を記録したそうでまだ楽器の調整春仕様とはいかず乾燥対策も怠れない・・・。
スタジオで調整の後は楽器運送2件。阿蘭陀製1段ジャーマンお届け後は後進の運送調律研修のお手伝い。調律の技術向上は場数を踏んでもらうのが一番。
運送2件目は米国製2段フレミッシュの4階上げ。小型2段なのでEVにギリギリ押し込む事に成功。防音室にもジャストサイズで設置出来ひと安心。
訪問先のご近所に年季の入った蕎麦屋発見し勇んで入店。昭和6年建築という店は内装も価格も味も正に「昭和のまま」という歴史博物館の様相、
大振りの海老天が2本も入った看板メニューの天丼が今時880円という安価にも仰天。食後路地奥の小さな食料店を冷やかすも魚は専門店並みの価格と鮮度、酒のアテも多彩で激安、レジが今時現金のみというこちらも年季の入ったお店ながら地元民で大繁盛の様子。路地奥にこんなディープな世界が残っているとは・・・。
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