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2022年11月17日 (木)

革のツメ

3_2022111717000117日、古楽界の開祖たるDolmetschが起こした楽器工房製の小型スピネットのご機嫌伺い。珍しくオリジナルの革のツメのままという貴重な楽器ながらデルリンと全く違うヴォイシングに悪戦苦闘。20世紀前半全盛だったモダンチェンバロが意外に早く衰退した原因のひとつがこの革のツメの調整の難しさだったとの事。もうチェンバロに合う革素材の入手も困難な様で歴史的遺産の復活は中々道険し・・・。

4_20221117171101このスピネット、1人で持ち運べる様に専用運送ケース付き。これなら電車や飛行機での運搬も簡単か?まだチェンバロが普及していなかった時代に開発されたスグレモノであります。

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