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2022年10月

2022年10月31日 (月)

鳥の羽チェンバロ

3_2022103118520131日、移動の途中スタジオ近くの池に住む鴨を久々に鑑賞、川辺で外敵多い中激しい生存競争をしている西の鴨と違って緊張感皆無でチト肥満気味?

1_20221031190201某所で今や珍しくなった鳥の羽使用のチェンバロを拝見。最近は昔ほど大振りでしっかりした羽が入手出来ないとの事。一時期入手出来た大型のバルチャー(禿鷹系)の羽などチェンバロには最適だったのですが・・・。

2022年10月30日 (日)

季節跨ぎでも変化無し

Photo_2022103016200130日、長らく仕舞い込んでいた阿蘭陀製1段ジャーマン約半年振り?のご機嫌伺い。季節跨ぎでコンディション心配しながら恐る恐るフタ開けるも鳴り良好で調律ピッチ共殆ど変化しておらずそのまま舞台に出せる状態でひと安心。日頃のスタジオの環境維持の賜物であります。

2022年10月29日 (土)

同メーカー同モデル

3_2022102916180129日、阿蘭陀のベテラン製作家作のジャーマン(Mietke)の1段と2段が珍しく(実は初めて?)スタジオで揃い踏み。同じメーカーの同じモデルでも製作年代や調整でタッチや鳴りが結構違うモンです。ウチは2段はリサイタル用、1段は通奏低音用。

2022年10月28日 (金)

現代ピアノご機嫌伺い

1_2022102818570128日、やっと気温も下がり冬到来近し。山間部走ると紅葉始まってますね。今日は現代ピアノのご機嫌伺い2件。国産D社のグランド、名工大橋氏設計なので半世紀近く経っても木の香りする暖かな音色は健在。

2_202210281902012台目は国産Y社のアップライト。1台目と同じ年代なので大手の量産タイプとはいえ堅牢で明瞭な音色が素晴らしい。ピアノ有る部屋に垂涎のアナログオーディオ銘器がズラリと並んでおり調律しながら気になって仕方無し・・・。

3_20221028190601スタジオに戻るとこの辺りの主の様な野良猫?が悠然と昼寝中。そう言えばトラの方は一度スタジオに表敬訪問なのか忍び込んできてましたね。スタジオの脱ピンク色が完了した様子、綺麗になったものの何やら普通の建物に見えてしまいチト残念。

2022年10月27日 (木)

ピンクハウスのチェンバロ屋

1_2022102718000127日,西のスタジオ現在外に足場組まれ模様替えの真っ最中。古い建物ながら(阪神大震災の際周辺倒壊多数の中生き残ったシブトイ奴ですが)外装がピンクとブルーという派手さを気に入って入居したものの今時の方には人気無いようだと大家さんの意向で地味な色に塗り替えるそうな。「ピンクハウスのチェンバロ屋」という看板は返上ですな・・・。

2022年10月26日 (水)

音大で蓄音器レクチャー

121_2022102622190126日、音大での蓄音器レクチャー本番。広い円形ドームの空間が蓄音器との相性素晴らしく約百年前のSP盤で聴くピアノ演奏実に生々しい!今回はドイツとフランスという二大ピアノ産地の銘器陣の音色聴き比べ、流石ピアノ黄金期どのピアノメーカーも互角の勝負と思える程レベル高し。ドイツとフランスのピアノを交互に聴くと勿論お国柄の違いは感じるものの目指していた二者の理想はそれ程違っていなかったのでは?というのが正直な感想。後半は意外にも日本で活躍していたフランスのピアノの事を中心に関西に残る歴史的銘器をご紹介。出来ればもっと多くの若い世代にも蓄音器によるヴィンテージピアノの音色聴いてもらいたかったなあ。

2022年10月25日 (火)

ペダル付きチェンバロと格闘中

10_2022102519480125日、前日ドッグ入りした珍しいペダル鍵盤付き大型2段フレミッシュ相手に格闘の1日。元々ノーマルな2段チェンバロに後からペダル鍵盤を付け加えたと伝わるこの楽器、本来のチェンバロ機能を損なわずに複雑なペダル鍵盤を装着したスグレモノながらそのメカニックを解読するだけでひと苦労。1人ではとても動かせない・・・。

2022年10月24日 (月)

巨大チェンバロ運送

12_2022102418100124日、ペダル付き大型2段チェンバロ運送の1日。精密に作られたペダル鍵盤部分を分解するのにひと苦労、250cmを超える巨大サイズの狭い階段降しにふた苦労。西のスタジオに持ち込んでチェンバロ満載のスペースに無理矢理押し込むのにさらにひと苦労。体と共に頭も使ったハードな作業。

8_20221024182201積込終えて現地でご当地ソウルフード「味噌煮込みうどん」でランチ。地元民の具や麺の好みの拘りに感心。本当は〆に白飯をぶち込むのが流儀ながら胃の許容量オーバーを恐れ遠慮するも地元民は老若男女問わず白飯頼まれてますな。

2022年10月23日 (日)

笠富士

1_2022102315540123日、夜明け前寒い御江戸出発し西へ。途中三度笠を乗せた見事な笠富士に遭遇。西のスタジオに着くとまだ残暑続いているも湿度だけは冬近しと乾燥気味。除湿器と加湿器どちらを使うか迷うところ・・・。

41_20221023161201お隣から里で獲れたての丹波黒豆を御裾分け。本場モンの大粒で甘くホクホクの食感が素晴らしい!

 

2022年10月22日 (土)

ドイツとフランスの銘器ピアノ聴き比べ

83-640x640_20221022155901 22日、間も無く開催の京都芸大での蓄音器レクチャーコンサート、来年の移転を控え現校舎での最後の開催で音響素晴らしい円形ドーム式ホールで約百年前の大型蓄音器の迫力あるサウンドを堪能できるラストチャンスであります。参加費無料!

Photo_20221022155201今回のテーマは「ピアノ黄金期の2大ピアノ産地「ドイツ」と「フランス」の音色聴き比べ!」。約百年前のピアノ黄金期の音楽界は現在の様な僅かなメーカーが独占している様な事は無く、数多くのメーカーがトップの座を目指して競い合っていた時代でありました。その中でもベヒシュタイン、スタインウェイ、ブリュートナーなどの「ドイツ勢」とエラール、プレイエル、ガヴォーなどの「フランス勢」の2大産地のピアノは欧米だけでなく日本でもライバルとして激しくしのぎを削っておりました。

2_20221022160901ドイツ、フランスそれぞれの銘器を使った巨匠達の歴史的名演を、貴重な映像と詳しい解説付きで蓄音器によるオリジナル原盤の演奏でタップリと楽しんで頂く予定。スタインウェイを筆頭に現在でも人気高いドイツ製のピアノの源流はどんな音色だったのか?今や幻の銘器となってしまったフランスのピアノの全盛期がどんな音色だったか?フォルテピアノにも通じる歴史的ピアノの魅力を是非お聴きください!詳しくはこちらをご覧ください。

2022年10月21日 (金)

新旧チューナーテスト

1_2022102116500121日、新旧独逸製チューナーの性能テスト。基本性能は殆ど互角?自動読取機能は新式が優秀、しかし操作性はボタン少なくシンプルだった旧式に軍配か。使い慣れているせいもあるも今どちらを使う?と問われれば旧式かな・・・。かなり高額で新式購入したのにチト悔しいなあ。

3_20221021165801スタジオに10代の奏者来訪。海外に積極的に出て色々な経験を積んでいる頼もしい若き才能、今後が楽しみであります。

2022年10月20日 (木)

乾燥始まる

1_2022102021230120日、恒例の早朝川辺散策、縄張りは重なるものの余り仲良くない鷺と鴨の珍しい2ショットに遭遇。

2_20221020212501連日の秋晴れながら今日は各地20~30%台のキツイ乾燥となった様子。そろそろ加湿器の出番か?

2022年10月19日 (水)

百歳超えてまだ現役のピアノ

Photo_2022101917260119日、浪速に向かったついでに都心リバーサイドにある大正7年建築のホールを久々に訪問。ここには大正時代に納入された独逸August Forster社製のフルコンピアノが今だ現役で稼働中(普段楽器庫の奥に密かに仕舞われてます)。世界広しと言え百年以上前から同じピアノを使い続けているホールは他には無いのでは?百年の間に数々の世界的演奏家に弾かれてきた銘器も残念ながらここ数年は出番無いとの事、今日はその世界的遺産と言うべき老ピアノの生存確認をしてきた次第。

2022年10月18日 (火)

加湿器の出番

7_2022101817150118日、まだ湿度高目で除湿器フル回転ながら間も無くの冬到来に備えてスタジオ内の加湿器陣の稼働チェック。去年やっと無人でも連続給水出来る仕組みを考案したもののまだ効能薄く今年はさらに改善し異常乾燥の中でも数週間無人で対応出来る様にしていきたいモノ。

8_20221018172201移動中前から気になっていた歴史有る色街の外れにある新し目の洋食屋初訪問。メニュー豊富で丁寧な料理ながらどうもデカ盛りで集客しようという気配濃厚なお店か。キムチ沢庵梅干もタップリでこれだけで飯何杯でもいけそう。

2022年10月17日 (月)

金木犀

2_2022101715190117日、街を歩くと遠くから金木犀の香りが・・・。秋の気配は確実に近寄ってきているので早く湿度下がってくれる事祈るのみ。

1_20221017152201通り掛かりに見つけた出石蕎麦のお店。味も盛りもかなり本場風、店内には地元での食べ比べ大会の戦況報告が張り出してあり優勝は132皿だったとか。換算すると26人前を食べた事に。蕎麦は別腹なのか?

2022年10月16日 (日)

残暑戻る

Photo_2022101618060116日、神無月後半に入るもまだ残暑戻る・・・。中々秋らしいカラっとした天気が来ないですね。まだ除湿器の出番終わらず加湿器はまだベンチ待機か。きれいな夕暮れもまだ冬を感じず。

2022年10月15日 (土)

爆音モダン楽器が御相手

1_2022101519080115日、豪華クルーズやヨットが並ぶ人気ビーチ近くのホールでのObリサイタルに白フレンチで出動。週末早朝から大渋滞かと相当早出するも道空いており2時間前に会場到着・・・、遅刻するよりはマシですが。今日のホール音響素晴らしいも御相手が爆音モダン楽器なのでチェンバロの音量調整にひと苦労。久々に舞台上で乾燥に遭遇し秋深しを実感。

3_20221015191601ホール前では何故か消防はしご車の試乗大会が。子供限定なのが残念。

2022年10月14日 (金)

フォルテピアノ二刀流

2_2022101417440114日、出陣控えたフォルテピアノ陣のご機嫌伺い。この秋のフォルテピアノ提供は何故か二刀流ばかり。まずは露西亜出身の若き鬼才のソロリサイタル、この公演はチェンバロ、フォルテピアノ(ワルター)、モダンピアノの三刀流という凄い布陣でオールモーツァルトプロ。まあこんな無茶な組み合わせをやろうと言うには驚異の四刀流で度肝を抜いた同郷の天才奏者並みの才能でしょうね。伝え聴く前評判も高評価ばかりで期待大! 次はVn界の大御所がフォルテピアノと現代ピアノの伴奏二刀流で演奏という来日ツァーに二百歳の老ピアノを提供予定。今やモダン奏者の古楽参入は珍しく無く圧巻の技量でフォルテピアノ相手にどう演奏するか楽しみであります。最後はフォルテピアノ界の獅子王久々の来日ツァーはワルターコピーと二百歳の老ピアノの2台弾き分けという豪華プログラム。日本では初めてのオリジナルフォルテピアノの演奏、達人がどんな音色を奏でるかこれまた楽しみであります。11月は聴き逃せない公演続きでフォルテピアノファンには嬉しい悲鳴か・・・?

2022年10月13日 (木)

今日の収穫

Photo_2022101316300113日、今日の収穫、多分約90年前のチェンバロの女神Wランドフスカの写真入りレコードスリーブ。

2022年10月12日 (水)

みちのくで蓄音器コンサート

5_2022101221020112日、みちのくのお馴染みのホール近くの公民館での蓄音器コンサートに出動。会場が普通の集会室ながら蓄音器との相性抜群で過去ベスト3に入る程音響良く、どの盤も実に生々しく鳴ってくれ嬉しい誤算、カルーソー、クライスラーから美空ひばりまで歴史的名演奏を堪能!大多数の蓄音器初体験の皆さんもその迫力あるサウンドに驚いておられた様子。

1_20221012211201みちのくに来ればまずは海の幸をたらふく食べたい!と漁港の海鮮割烹へ。名物デカ盛り海鮮丼慎重に食べないと刺身の山が崩壊してしまう程サービス過剰気味・・・、完食するのが精一杯ながら大満足。

6_20221012212401終了後会場近くの御贔屓隠れ家湯治場跡鉱泉で骨休め。2人も入れば満杯という狭い湯舟で混浴という今時凄い所ながら幸い(残念ながら?)貸切でありました。効能凄いと評判の冷泉を薪で焚いた熱湯風呂で体がピリピリ痺れ実に爽快。

8_20221012212901 9_20221012213001こちらの鉱泉住宅地近いものの茂みに囲まれ異次元の様な不思議な空間。湯治場跡も昭和の香り濃厚な(驚くほど古い?)歴史的遺産ながら今日はそこで兎と狸に遭遇。もうお伽噺の世界に迷い込んだ様な気分。

2022年10月11日 (火)

ベルギーの名工作の大型クラヴィコード

1_2022101119060111日、出陣控えたフォルテピアノ陣のご機嫌伺い。コロナ禍で長らくお茶引き状態だったワルターもこの秋はリサイタルへの登板続くのでウォーミングアップ開始。先日二千席の大ホールでモダンオケ相手に健闘した二百歳の老ピアノも次の登板向けて再調整、次も広い会場続くので万全の状態を維持する為色々苦心中。

2_20221011191601次はベルギーの名工作の大型ブントフライクラヴィコードのご機嫌伺い。65鍵 最高音a3まであるという広い音域の楽器で古典派まで弾けるというスグレモノ。反応良く弾き易いタッチで太く声量有る低音の鳴りっぷりが素晴らしい!

2022年10月10日 (月)

ヴィンテージピアノに感嘆

Photo_2022101021120110日、個人宅の現代ピアノのご機嫌伺い。国産Y社の五十歳を超えるヴィンテージながらメカニックはまだまだ健在、長年調律していなくてもすぐに安定するのも素晴らしい!欧米のメーカーを凌駕し世界を席巻していたこの時代のY社のピアノのレベルの高さに改めて感嘆。連休最終日に東へ移動、富士山の冠雪楽しみにしているも帽子の様な不思議な雲で見れず・・・。代わりに大渋滞で中秋の名月ゆっくり鑑賞。

2022年10月 9日 (日)

雨中のだんじり

3_202210091431019日、自宅を出ると周辺でだんじりの山車多数と遭遇。春の例祭では無く10年に一度の地域の32台の山車大結集という特別な巡行との事。

13_20221009143801本来は32台揃っての中心部巡行のはずが雨で残念ながら行程半分で終了。しかし勇壮な曲がり角の切り返しなども見れて大満足。

7_20221009145601山間部では秋桜が開花中。今年は残暑のせいで見頃はまだ先と予想されていたものの急な気温低下で急に咲き始めた様子。まだ見物客殆どいない中ノンビリ花見。帰路農協の野菜売り場覗くとこの時期名物の丹波黒豆争奪戦の様相。

2022年10月 8日 (土)

高性能チューナーと格闘中

Photo_202210081257018日、先日入手した独逸製高性能チューナー、7つのボタン操作のバリエーションのみで沢山の機能が自在に操れるスグレモノ!との謳い文句に期待するも膨大な取説読んでもチンプンカンプン・・・、当てずっぽうでは全く操作出来ず困った!長時間格闘し少し使える様になるも確かに高性能ながら(古典調律70種類程入力されているのには仰天)旧式では簡単に出来た事が新式は操作余りに複雑で時間掛かり過ぎ・・・。実戦で果たして使えるのか?

2022年10月 7日 (金)

気温下がるも・・・

Photo_202210071836017日、雨降る中久々に西のスタジオへ。急激に気温下がるもまだ夏仕様の除湿で大丈夫な様子。ランチはご近所の御贔屓饂飩店へ。相変わらず渋い昔の黒人ブルースをBGMに頂くプリプリと歯応え良い麺と地産野菜たっぷりの濃厚カレーの組み合わせが絶品。夕飯用にこれまた御贔屓隠れ家ベーカリーでバケットも。ご近所に饂飩とパンの名店多くアリガタシ。

2022年10月 6日 (木)

蓄音器レクチャー間も無く!

7_202210061314016日、京都の音大での蓄音器レクチャー 好評につき3年連続で開催決定。今年は10月26日(水)16時半開演、参加費無料!要予約(限定50名)。今回のテーマは「ピアノ黄金期の2大産地ドイツとフランスの音色聴き比べ」。全盛期のエラール、プレイエル、ベヒシュタイン、ブリュートナー等歴史的巨匠が残したピアノの銘器での録音を大型蓄音器で聴いて頂きます。今回は日本でのフランスピアノの普及具合や関西にある歴史的ピアノの事なども紹介予定。蓄音器の生音がこんな広い空間でも良く聴こえると好評だったドーム型ホールでのSP盤演奏は学校移転の為今回で最後となります。是非お聴き逃しなく!詳しくはこちらをどうぞ。

2022年10月 5日 (水)

3台のご機嫌伺い

1_202210060508015日、季節跨ぎの個人宅の楽器のご機嫌伺いの1日。まずは日本のベテラン製作家のモダンチェンバロが御相手。断弦とツメ交換簡単に済ませて調律しようとすると殆ど狂っていない・・・。最近調律したんですねと伺うと1年前私がお伺いした時の調律のままですとの事で仰天、モダンチェンバロの堅牢さに脱帽でありました。

7_20221006051201次は独逸のベテラン製作家の2段フレンチの断弦修理。20年振りの断弦発生との事でこれまた独逸製の堅牢さに感心した次第。実はウチの白フレンチと色違いの双子の楽器であります。

11_20221006051401最後は百歳以上?と伝わる珍しい北欧製のグランドピアノのご機嫌伺い。最近日本にやってきたとの事で湿気のダメージかなり受けてしまったものの調整し直すと蘇ってきたそのブリリアントな音色にこれまた感嘆。ピアノ黄金期の欧州メーカーのレベルの高さを実感した次第。

みちのくの16fチェンバロ最新映像公開開始

 3_20221005025001今年6月に美術館で収録したみちのくの16fチェンバロの演奏映像、遂に公開開始! 石造りの大空間でのチェンバロと美術作品の共演をカメラ11台も使って非常に凝った映像で見せてくれます。是非ご覧ください。パルティータはこちら 半音階的幻想曲はこちら。ポジティフオルガンによるパーセルはこちら

2022年10月 4日 (火)

英国製スピネット

9_202210041805014日、ドッグ入り中の英国製スピネットのご機嫌伺い。脚が本体に収納出来専用ケースで1人で簡単に持ち運び出来る超小型ながら音域4オクターブ半もあるというスグレモノ。百年以上も前から古楽器の普及を目指したArnold Dolmetschの思想を受け継ぐ貴重な生き証人でもあります。

11_20221004181201スタジオで出陣前の楽器陣の状態チェック。残暑残る中まだ夏仕様でも行ける様な気配あるも秋仕様に調整転換中。

2022年10月 3日 (月)

みちのくから帰還

4_202210031827013日、前日まで東西をハードスケジュールで走り回ったので昨夜はみちのくのホール近くの温泉宿で骨休め。何度も展望浴場で温泉楽しみ朝は漁港食堂でモーニング海鮮丼。相変わらず新鮮なネタと蟹汁美味し。

6_20221003183401帰京の前ホールご近所((かなり遠い?)の辺鄙な山奥にある湯治湯旅館の混浴温泉を初訪問。旅館玄関で入浴頼むと「その辺りに料金置いて勝手に入ってね」と言われ浴場に向かうと男性が入口に陣取って中に入れない。伺うと奥様入浴中との事で旦那と待つ事に。中は素朴な湯舟ながらぬるめでトロトロの湯質は極上、湯舟の底から温泉が自噴しているのも珍しい!温泉マニアの旦那に伺うとここも隠れ家温泉として名高いものの一番のお気に入りは意外にもお馴染みのホールすぐご近所の街中秘境鉱泉だとの事。怪我の治療で入浴するも行きは松葉杖でも帰りはしっかり歩ける程効能抜群だとか・・・。

9_20221003184601美味い魚を食べ温泉を堪能し田舎の稲刈りの風景を眺めながら無事東のスタジオに帰還。早速先日モダンピッチで活躍終えた二百歳の老ピアノのピッチ下げ。独逸から届いたばかりの新型チューナーを早速テスト、結構小型ながら高性能過ぎて操作が判らず四苦八苦、しばらくは試行錯誤か・・・。

2022年10月 2日 (日)

みちのくの16fチェンバロで公開レッスン

2_202210022014012日、みちのくのホールでのチェンバロ公開レッスンに参加。15年前ホール開館当時は独逸から輸入したチェンバロ2台もあれど地元にチェンバロ弾きたい方殆どおらず困ったものの今や地元だけでなく遠方からもホールご自慢の16fチェンバロを弾きに沢山の方がお越しになっており感慨深し。

4_20221002201901ホール前の川辺ではまだ曼殊沙華色褪せながら紅い花しぶとく残ってました。異常な残暑続きで咲き頃判らなくなったせいか・・・。

6_20221002202301ホールご近所の新しい台湾料理店初訪問。華僑一家?経営の元気良いお店で麺飯セット注文するも余りの盛りの良さに完食出来ずギブアップ。ご近所に全国的に有名なデカ盛り中華があるので張り合っているのか?

2022年10月 1日 (土)

モダンと古楽の幸せな融合

2_202210020030011日、古楽の重鎮率いるモダン室内オケ本番。オリジナルフォルテピアノとモダンオケの共演でのショパンPfコンチェルト2番、しかも会場は年季の入った2千席の大ホールとかなり冒険的な公演ながらフタを開けるとフォルテピアノガチ生音でモダンオケ相手に互角の健闘振り、1階最後列2階の下の席が極上のバランスだった様子、老舗大ホールがこんなに音響良く聴こえた事にビックリ。勿論百戦錬磨の指揮者の匙加減と繊細なオリジナルピアノを限界まで鳴らしたピアニストの力量の功績多し。ショパンとウィーン式ピアノとの相性の良さも良く判ったのでは?モダンと古楽の幸せな融合が垣間見れた至福のひと時でありました。

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