ストラデイバリウス
20日、最近古楽史洋楽史研究のお仲間とオールドVnの最高峰ストラデイバリウスについて調査中。1929年日本人で初めてこの銘器を欧州で入手し持ち帰った方の事を調べていると、帰国後すぐに入手したばかりの銘器を凱旋公演で弾くも意外にも不評、調整が悪いのかといきなり経験浅い日本人製作家に託して改造させたとの資料が出てきてビックリ。もしかして不評だったのはその銘器がまだ完全にモダン仕様に改造されていないオリジナルの状態に近かったからでは?との説もあり興味津々で調査しております。オリジナルのストラデイバリウスと言えば2010年秋に来日した伊国の伊達男Vn奏者が持ってきたこの銘器(さる財団から貸与されているとか)が数百年貴重なオリジナルの状態で残っていたというトンデモナイ楽器だった覚え有り。国宝級のヴァイオリンながら伊達男氏は何故か自分の楽器の方が弾き易いので公演の目玉であるその銘器を弾きたくないと駄々を捏ねて周辺を困らせておりましたが・・・。
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