フォルテピアノ入りハイドン大曲公演
16日、都心の人気ホールでのハイドン大曲公演にフォルテピアノで出動。昨日までの水中の様な凄い湿気のリハ会場に比べて湿度コントロール完璧な舞台に管絃打古楽器陣皆大喜び(パイプオルガンが設置されているお陰か?)。フォルテピアノも一晩水抜き効果で豪快な鳴りっぷりを取り戻した様子。私の古楽器でのこのハイドンの大曲初体験は約30年前のシギス親方率いるLa Petite Bande初来日の時、海外の有名古楽オケに初めてウチの鳥の羽フレンチを提供する事になり感激した覚え有り。その時オケに日本人が8人も参加しており欧州古楽界での邦人奏者の活躍振りに驚いたのですがそれが誰だったか今日のオケメンバーに聞こうとするも30年前の事を知っている方殆どおらず皆若い事に気付き呆然・・・。私もいつのまにか業界の古老になってしまっているのかも。十数年前アーノンクールがこの曲で来た時も同じフォルテピアノ提供してましたね。ミンコフスキーの公演にも直前に言われてこのフォルテピアノ持っていた覚えあり(当初Cem弾く予定で来日していたのは若きF・コルティ)。
« 水中の様な湿気 | トップページ | みちのくへ楽器お届け »
「フォルテピアノ」カテゴリの記事
- パリ バルロン工房(2024.12.02)
- ベルギー クリスマーネピアノ博物館ロイセレデ訪問(2024.11.28)
- 懐かしのブルージュへ(2024.11.28)
- フォルテピアノの音色(2024.11.14)
- 獅子王リサイタル千秋楽(2024.11.13)
コメント