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2022年7月

2022年7月31日 (日)

川満杯

22_2022073117040131日、猛暑続きで車の移動も冷房効き悪く大変。ご近所の川を覗くと比較的きれいな水質なので暑さに耐えかねた子供達の市民プール状態と化しており満杯。川の先住者たる魚や野鳥が人害に負けず無事夏を乗り切れる事を祈るのみ。訪問先近くの住宅地裏通りに小さなベーカリを発見、種類少ないものの中々美味しいパンを焼くお店でした。これは御贔屓にしなくては。

2022年7月30日 (土)

三刀流

2_2022073015300130日、久々に商都の都心へ。長年交友有るPf&Cem二刀流のベテラン調律師と久々にお会いして情報交換、最近はフォルテピアノにも進出で三刀流だとか。日本での古典調律普及最初期の生き証人でもあるので当時の貴重なお話も拝聴。

2022年7月29日 (金)

朝焼け富士

1_2022072916320129日、夜明け前に西へ移動。途中雨雲の隙間から朝焼け富士を鑑賞。高速どこもキャンピングカー多し。一度は私もあんな車で全国温泉蕎麦屋巡りしたいもの・・・。

3_20220729163601西のスタジオに入る前御贔屓蕎麦屋でランチ。夏名物冷ぶっそ(正式名冷たいぶっかけ蕎麦)相変わらず美味し。無人のスタジオこの猛暑の中でも湿度40%前半を維持しておりひと安心。

2022年7月28日 (木)

名店営業再開

2_2022072817000128日、ご近所にある知る人ぞ知る老舗隠れ家大衆中華の名店、コロナ禍のお陰で長期休業続きだったのでこのまま閉店かと心配するも最近営業再開したと知り久々に訪問。街外れの辺鄙な場所で高齢の大将1人で営業の外に看板がどこにも無くとても食堂とは思えない地味で小さな店ながら、味・量・値段・調理の速さどれもが圧巻でいつも地元民で大繁盛という人気店、超狭い(そして混沌とした?)厨房での大将の超人的な鍋裁きを眺めながら頂くテンコ盛りの定食に大満足。我が街の文化的遺産であります。

2022年7月27日 (水)

ミーントーン調律

6_2022072718360127日、資料整理で過去録音に参加したCD引っ張り出して鑑賞。そう言えばチェンバロ調律師として駆け出しの平成最初の頃はまだミーントーン調律の機会など殆ど無かったですね。当時としては珍しかったオール古楽器でのモンテヴェルディのVespro公演で終演後業界の大先輩が駆け寄ってこられ「今日の調律は何だったの?」と聞かれたので「ミーントーンでやりました」と申し上げると「そうだったのか・・・、きれいだったよ」と言われ安堵した覚えあり。やっと日本の器楽陣がミーントーン調律に対応出来る様になった頃の話ですが。

2022年7月26日 (火)

古典調律聴き比べ

9_2022072618350126日、近日中担当のレクチャーの資料整理。調律に関しては各種古典調律聴き比べに自分が過去担当したCD録音を出来るだけ使用する予定。改めて見返してみればかなりの種類の調律法を使っていましたね。最近はコンサートでも純正5度が多いメリハリ有る調律法のリクエストが減ってきてかなりまろやかな割り振りの調律法が主流となってきている様子。

2022年7月25日 (月)

ザリガニ

3_2022072519350125日、珍しく徒歩で外出、スタジオ近くの池を覗くと今夏もザリガニ多数繁殖中。都心で今だにしぶとく生存している生命力に感嘆。以前池でお会いしたご高齢の御婦人から昔は目白駅前でもザリガニ沢山いたものよと伺いどれだけ田舎だったのかと驚いた覚え有り。今でもうちの周辺狸なども出てきますが・・・。

2022年7月24日 (日)

平均律第Ⅱ巻全曲リサイタル

1_2022072419060124日、上野の老舗ホールでの独逸在住奏者のBach平均律第Ⅱ巻全曲リサイタルにジャーマンで出動。前回の出陣から少し間空き少々寝ぼけ気味の楽器をアッという間に豪快な鳴りに戻した鍵盤コントロールに感嘆、実はウチのジャーマンを一番弾いおり精通しているのが今日の奏者でした。

4_20220724191401今回の奏者よりリクエストされた珍しい調律法は各調色彩感明瞭に出ながら厳しい調でも程良くまろやかというスグレモノ。演奏中に今どんな調を弾いているのかを映像で見せたのは中々良いサービスでした。しかしこのBachの大曲弾く方は勿論ながら聴く方もかなり体力要るもんだと再確認。

2022年7月23日 (土)

渋滞無し

30_2022072323430123日、菩提寺でご先祖様供養の後500km爆走。夏休みの週末ながらコロナのお陰で?どこも渋滞無し。深夜でも富士山の山麓に多数灯りが見えるのは登山客多いのか?

2022年7月22日 (金)

元チビイタリアン

Photo_2022072215530122日、ドッグ入り中の仏蘭西製イタリアンチェンバロのご機嫌伺い。今や3台あるイタリアンが2台だった頃は長さ240cmもありながらもう1台が250cmだったので通称「チビイタリアン」(今は3台目が170cmなのでチビの名は返上しましたが)。湿気のダメージの為かご機嫌斜めなのでしばらくはスタジオで水抜きして様子見る事に。やっと雨季も終え現在スタジオは湿度40%近い良好な状態、これで楽器陣の越夏も問題無しか?

2022年7月21日 (木)

緊急避難

3_2022072105420121日、緊急避難先から眺める事が出来た紅い日の出。いつでも水道風呂トイレが使える有難さを改めて実感。

2022年7月20日 (水)

超穴場の食堂が・・・

1_2022072015060120日、やっと本当の梅雨明けの様な天気となり散策兼ねてスタジオ近くの漁港食堂でランチ。新鮮な地魚に拘る料理素晴らしいものの宣伝下手で昼時でも空席多い超穴場のお店だったのが今や昼前から行列出来る人気店になってしまい少々残念。自宅が水回り工事の為給排水禁止となってしまい慌てて緊急避難する羽目に。

2022年7月19日 (火)

シュワッチ!

Photo_2022071917190119日、ご近所の御贔屓地酒屋でみちのくの酒蔵夏限定の微発泡酒を見つけゲット。漢字ながらオッチャン世代には懐かしいウルトラマンの掛け声というネーミングもグッと来ますね。開封時暴発注意という危険な酒でもありますが・・・。

2022年7月18日 (月)

平均律第2巻

Photo_2022071808290118日、間も無く開催のBach平均律第2巻リサイタルへ提供のジャーマンの出陣準備。独逸在住の奏者からリクエストの調律法かなり珍しいモノ(純正2個に1/4から1/12まで混ぜた割振りでかなり繊細な色彩感出るスグレモノ)で本番の演奏楽しみであります。

2_20220718201201車で移動中偶然見つけた未確認飛行物体・・・。空も暑く無いのか?

 

2022年7月17日 (日)

みちのくへ楽器お届け

7_2022071721100117日、スピネットのお届けでみちのくへ往復700km爆走。行き早朝より高速の車の多さに驚くも(連休でしたね)幸い渋滞無しながら帰りは案の定事故多数で大渋滞。軽量スピネットのマンション階上上げ楽勝だろうと油断するもEVの中で数ミリしか隙間無く一瞬入らないかもとヒヤリ。

4_20220717211601現地で時間調整の為恒例の海産物流通調査へ。漁港近くの食堂多数あり少し高目の店に入ると連休昼時なのに来客少なし、やはり舌肥えた地元民は見向きもしないのかも・・・。注文した海鮮丼ネタは観光客相手レベルながらアラ汁は結構豪華。

2022年7月16日 (土)

フォルテピアノ入りハイドン大曲公演

Bcj-316日、都心の人気ホールでのハイドン大曲公演にフォルテピアノで出動。昨日までの水中の様な凄い湿気のリハ会場に比べて湿度コントロール完璧な舞台に管絃打古楽器陣皆大喜び(パイプオルガンが設置されているお陰か?)。フォルテピアノも一晩水抜き効果で豪快な鳴りっぷりを取り戻した様子。私の古楽器でのこのハイドンの大曲初体験は約30年前のシギス親方率いるLa Petite Bande初来日の時、海外の有名古楽オケに初めてウチの鳥の羽フレンチを提供する事になり感激した覚え有り。その時オケに日本人が8人も参加しており欧州古楽界での邦人奏者の活躍振りに驚いたのですがそれが誰だったか今日のオケメンバーに聞こうとするも30年前の事を知っている方殆どおらず皆若い事に気付き呆然・・・。私もいつのまにか業界の古老になってしまっているのかも。十数年前アーノンクールがこの曲で来た時も同じフォルテピアノ提供してましたね。ミンコフスキーの公演にも直前に言われてこのフォルテピアノ持っていた覚えあり(当初Cem弾く予定で来日していたのは若きF・コルティ)。

2022年7月15日 (金)

水中の様な湿気

Bcj-115日、人気古楽オケのフォルテピアノ入り公演リハに出動。長雨のせいかリハ会場もう水中の様な90%近い湿気でどの古楽器陣も悪戦苦闘、フォルテピアノもタフな亜米利加製ながら少々ご機嫌斜め、仕方無くリハ後いつもなら車中泊の楽器をスタジオに戻して一晩水抜きを。

2022年7月14日 (木)

違うピッチでダブルヘッダー

1_2022071421270114日、珍しくフォルテピアノ担いで距離離れた2か所のホールでダブルヘッダーというハードな1日。まずは都心高層階にある人気ホールでのTV収録から。大御所Vn奏者と共演との事でモダンピッチでの演奏。落語家の方とご一緒というのも珍しい現場。収録終わると全速力で撤収し次の現場に一目散。

12_20220714214001次の現場は郊外のホールでのハイドンの大曲公演のリハながらこちらはピッチが10Hzも低いので慌てて現場に駆け付けるも別室で何度も調律繰り返し何とかピッチ安定させてから楽器を提供。同じ日に全く違うピッチでの現場掛け持ちは初体験。そう言えば遥か昔仏蘭西の御大クリスティ初来日時前半伊太利物後半仏蘭西物(だった?)を演奏するので休憩時ピッチ半音下げてましたね。チェンバロは2台だったので問題無かったけどオケの弦楽器は調弦半音下げ!聞くと半音上げは無理だけど下げるのは出来るよとの事、今から思うとかなり無茶な事やっていたのでは・・・。

2022年7月13日 (水)

2年半振りのホール出動

4_2022071318110113日、都心の老舗ホールでの僅かな人数のお客様に向けてのたった20分のシークレット演奏に独逸製デカイタリアンで出動。この楽器コロナ禍の影響で出番途絶え長い冬眠を経て約2年半振りのホール舞台出動ながら昨日の洋館リサイタルの熱演のお陰でバッチリ目覚めていた様子。

2022年7月12日 (火)

久々に洋館でチェンバロリサイタル

1_2022071222190112日、連日の楽器多数運送、今日はフォルテピアノとイタリアンチェンバロ2台を運送。まずはハイドンプロ公演のリハ会場にフォルテピアノを搬入。

5_20220712222601お馴染みの重要文化財の洋館での久々の自主企画のチェンバロリサイタルには独逸の名工作のイタリアン2台を提供。ミーントーン調律の初期タイプでフローベルガー、フレスコバルディ、そしてリゲティ!、ヴァロッティ調律の18世紀タイプではバッハとスカルラッティを演奏。若手ながら気難しい独逸製の楽器を見事に鳴らした奏者の鍵盤テクニックに感嘆!

12_20220713065501

2022年7月11日 (月)

日英米の楽器ご機嫌伺い

2_2022071114570111日、スタジオでドッグ入り&出陣間近の楽器陣のご機嫌伺い。何故か急に売れっ子になった米国製5オクターブフォルテピアノ、近々1日でA=442と432の2つのピッチの現場を掛け持ち予定、まあタフな楽器なので何とかなるでしょう。ドッグ入り中の日英2台のスピネット、どちらも堅牢な作りながら細部にお国柄の違い出ておりオモシロシ。日本製スピネット湿気の影響で音が出ないタッチはバラバラとかなり深刻な状態だったのが2週間スタジオで水抜きしてやると自然にトラブル解消しておりご機嫌上々に。

2022年7月10日 (日)

軽量小型スピネット

4_2022071020330110日、チェンバロ・スピネット計3台積んで東へ移動。新たにドッグ入りした英国製スピネット、軽量小型な上に女性でも片手で運べる丈夫な運送カバー付き、本体の中に脚まで収納出来るスグレモノ。いつもこんな楽器ばかりだと楽なのですが・・・。

2022年7月 9日 (土)

年季入ったホールでも環境良し

2_202207092019019日、地元室内オケ新たな大ホールでの初定期公演本番。年季入ったホールで照明強く空調も古いので環境心配するも何故か猛暑の中舞台は涼しく乾燥気味でチェンバロはご機嫌な様子。次は10月にフォルテピアノによるコンチェルトに参加の予定。乞うご期待!

2022年7月 8日 (金)

試行錯誤

1_202207081533018日、もう30年以上お付き合いしている地元室内オケ、今回から定期公演会場が長年常小屋だった千席の中ホールから二千席の大ホールに変更となるも新しい空間での音響バランスの取り方がまだ試行錯誤で苦戦中。それでもちょっとした工夫で劇的に音量音質変化したりするので実にオモシロシ。

2022年7月 7日 (木)

地元室内オケのリハ

4_202207071528017日、七夕。地元室内オケのリハに白フレンチで参加。今回から公演会場が千席の中ホールから二千席の大ホールへ変更となるそうな。昨日の若手奏者デュオ公演で活躍した二百歳のオリジナルピアノが登場する公演もこの大ホールで開催予定。人気フォルテピアノ奏者のモダンオケ相手のフォルテピアノ演奏がどの様に聴こえるか乞うご期待!

2_20220707154901
今日のホールのご近所の路地裏で高齢の大将1人で経営されていた天然記念物の様な古びた大衆食堂が遂に閉店と知り別れを惜しむ為訪問。もう何十年も放置された様な外観ながらこれでつい最近まで営業していたのが驚きであります。

16-640x427_20220707154501在りし日の雄姿を見返すと閉店した今と殆ど変わらない朽ち果てた外観に呆れるも(笑)営業の目印だった垂れ下がったボロ布の暖簾が無くなったのは寂しい限り。恐ろしい程年季の入った店内でもう一度うどん食ってみたかった・・・。

8_20220707155501それでもホールご近所には昭和の香り漂う食堂はまだ数件有り。今日はこれまた老夫婦営む年季の入った中華店で五目揚げソバ。シンプルながらインパクト有る盛り付けが素晴らしい!

2022年7月 6日 (水)

若手二刀流

7_202207062308016日、築地の人気ホールでの欧州在住若手Vn&Pf奏者デュオ公演本番は満員盛況。才能有るモダン奏者が二刀流で本格的に古楽にも挑戦する姿は頼もしい限り。二百歳の老ピアノ念の為前日よりホールに入れるも凄い湿気の影響でご機嫌取りに四苦八苦(ガット弦も大変だった様子)、ホールの湿度変えられないとの事で長年の経験で得た湿度対策の秘策を駆使して本番は上々のご機嫌に。

2022年7月 5日 (火)

新聞社巡り?

1_202207052217015日、二百歳の老ピアノを積んで都心ホールでのリハへ。途中古本屋街を通ったので寄り道しいつもの様に散財、今日は珍しいフォルテピアノコレクションの図録入手。ランチはコロナ禍で長らく休業していた御贔屓大衆中華が営業再開と知り久々に訪問。年季入っていた内装が綺麗になっており驚くも以前同様豪快な盛りは健在。

8_20220705222201今日は何故か都心の新聞社巡りの様相。S社の駐車場に車を止めY社で開催中のSPレコード&蓄音器展を鑑賞。無料とは言え中々充実した展示に感心。この新聞社「音楽の殿様」の膨大なコレクションも御持ちなので是非そちらも展示して頂きたいものですが・・・。

11_20220705222701最後は二百歳の老ピアノを携えA社のリハ会場へ。台風直撃心配していると九州で消滅した様で安心するも凄い湿気には参った!

2022年7月 4日 (月)

二百歳の老ピアノでベートーヴェン

5_202207041630014日、欧州在住の奏者2人のリハにお付き合い。最新の欧州事情伺えアリガタシ。今回はベートーヴェンがメインのVn+二百歳の老ピアノの共演、注目集める若手鍵盤奏者フォルテピアノ演奏では日本デビューとの事で楽しみ。

2022年7月 3日 (日)

鍵盤楽器3台リサイタル

1_202207031925013日、都心二千席越えの大ホールでの鍵盤楽器3台リサイタル本番はほぼ満席の盛況振り。今日はチェンバロ、オルガン、ピアノともベテラン技術者がおり私は本番チェンバロフタ開けなど「パシリ」仕事がメイン。噂の移動可能な大オルガン、約3時間で組立調律出来るよ、頑張れば1人でも出来るぞ!勿論ピッチも調律も可変だぜ!と伺い仰天。どこでもオルガンコンサートが出来る画期的なシステムですね。外は雨ながら何故か舞台は乾燥気味でチェンバロ調律苦労されていた様子。鍵盤楽器との珍しい組み合わせ色々あったもののチェンバロとエレキギターの共演は業界長い私も初体験。

2022年7月 2日 (土)

工房訪問

1_202207022346012日、若きチェンバロ製作家の工房訪問し独逸製フレンチ2段を交えて長々と熱い楽器談義。まだ製作中ながら最新作のイングリッシュ2段が面白そうな仕上がりで完成が楽しみ。

12_20220702235101東西移動中連絡有り急遽大ホールでのリサイタルをお手伝いする事になり100km爆走し音出し寸前に会場入り。鍵盤楽器3台弾き分けるという凄いプログラム、噂の移動出来る大?オルガン初めて拝見。

2022年7月 1日 (金)

歯不調

16_202207011919011日、歯不調の為朝一で歯医者へ。治療後しばらく食事で固い物NGとなり仕方無く?越南料理で生春巻。チェンバロ1台終日車で保管のつもりが余りの猛暑で日中楽器を一旦スタジオに避難させる羽目に。

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