無事越冬を確認
12日、西のスタジオで越冬終えたチェンバロ陣の生存確認? まずは独逸の名工最初期のヒストリカルタイプ(1958年製)のイタリアン。スペース無い中無理矢理ピッチ変更出来る様に改造したので切り取った最高音の鍵盤を取り出して鍵盤移動。65年経ても今だ豪快な鳴りっぷりでバリバリの現役、世界でもコンサート用ヒストリカルとしてはこんな高齢楽器は無いのでは?
同じ独逸の名工作のスカルラッティ音域の大型イタリアン、この楽器がウチで一番長く冬眠しているかも。久々の出陣はまだ先ですが某大物カウンターテナーの来日公演に提供の予定。
まとめて5台のご機嫌伺い、最後はこれまた冬眠続く仏蘭西製フレンチ。久々にチェックするも鳥の羽や猪の毛など天然素材の一部に劣化を発見。長期弾かない事で起こる事例らしく初体験。この冬は無人のスタジオでも連続加湿出来るシステムを開発したのでチェンバロ陣変化殆ど無く無事越冬出来た様子。そろそろ気温上昇し始めたので今年初めて除湿器稼働、まだGW頃の異常乾燥予想されるので加湿器は仕舞わない様に!
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