再び海外脱出?
29日、今月2度目の海外脱出も優雅なナイトクルーズ。しかし今回の船旅はたった4時間、それも目的地うどん県のうどん屋の開店時間に合わせて到着するという念の入れ様・・・?
上陸後早速港近く夜明け前から開店という御贔屓うどん店を訪問。名物の胡椒の効いた釜玉バター実に絶品。この辺りでは少々高目の値段ながら同等の味が100円以下で味わえる強者がゴロゴロ有るのはうどんの本場ならではか。
楽器調整でお伺いする街の近くにある老舗温泉に時間調整で(笑)立ち寄ると風情有る明治の建物が現代美術に覆われており仰天。中々粋な改修工事。
しばらく弾いていなかったという国産A社の1段チェンバロ、幸い断弦ツメ折れも無く調整調律ですぐに目覚めてくれた様でホッ。40年以上経てもボディには変化無く微調整で済むとは流石堅牢さが自慢のモダンチェンバロ。
楽器を調整させて頂いたのは郊外の教会、天井高く木で覆われた内装のお陰で残響豊かで古楽向き、チェンバロが蘇ったのでと早速リコーダーとチェンバロの演奏を聴かせて頂くも是非東京でも欲しい贅沢な空間でした。
次の現場へ移動の途中海辺の食堂で海鮮丼のランチ。値段と量は少々観光地風ながらネタの鮮度は抜群、特に名物の蛸のコリコリした歯応えが素晴らしい。
移動の途中に由緒ある神社を参拝、こちらの宝物館には国宝級の甲冑刀剣がずらりと並び圧巻。先日甲冑製作家のお話聞いたばかりで日本が誇る伝統文化に惹き込まれてしまった次第。1千年近く前の職人の驚くべき技を間近で見れたのは収穫でした。
最後は明日本番の会場にチェンバロ搬入。「外人演奏家は来なかった」公演第2段は伊国の重鎮Vn奏者兼指揮者が来日出来ず日本人指揮者に交代したとの事。コロナ感染激しいエリアながら公演開催出来る様でナニヨリ。
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