名ピアニストが選んだ仏蘭西の銘器
24日、最近綿密な調査に基づく素晴らしい伝記が出たばかりの名ピアニスト原智恵子、昨日著者とお会いしてお話伺ったところまだまだ解明出来ない謎が多いとの事。私も謎と思ったのは1958年大阪と1962年東京で彼女が使用したピアノが仏蘭西の銘器プレイエルだったという事。戦前の欧米ピアノ激戦時代ならいざ知らずもうスタインウェイとヤマハが独占しだした時代にわざわざ当時手配が難しかったと思われる仏蘭西のピアノを弾いたのが不思議。どこから持ち出したピアノだったのかも是非知りたいところ(どなたかご存じでしょうか?)もしかすると現代的なピアノでは出ないピアノ黄金期時代の輝かしい音色を求めて敢えて古い仏蘭西製ピアノを選んだのかもとも思うのですが・・・。戦前のピアノ黄金期に競い合っていたトップメーカー11社の音色を聴き比べ出来る珍しいレクチャーが12月に京都で開催予定。ご興味ある方は是非ご参加を!
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