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2021年11月26日 (金)

ゴールドベルク変奏曲の調律法

3_2021112617430126日、師走に開催のリサイタルへ出陣予定の楽器陣のご機嫌伺い。久々のソロリサイタルへ出陣のジャーマンのプログラムは「ゴールドベルク変奏曲」。毎回調律法の選択に悩むこの名曲今回は奏者より「ヨキニハカラエ」との事。過去ヴェルクマイスター(1990年代は多かったですね)、キルンベルガー(米国の名手K・W氏が選んで驚いた)、ケルナー(一時の流行で終わった?)、お馴染みのヴァロッティ、ヤング、そしてナイトハルト、リーマン=バッハ(この2種は最近のCD録音で使用)など様々な調律法を体験しましたがどれも独自の色彩感が滲み出て甲乙付け難し・・・。純正5度を多くして濃淡を明確に出すのも、なだらかな割り振りにして繊細な味付けにするのも特徴を引き立てるのは奏者の弾き方次第でしょうね。意外にも平均律はまだ未体験、いつかは聴いてみたいものですが(誰かやりませんか?) 今度のリサイタルの調律法何を選択するかは当日のお楽しみであります。

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