鳥の羽
19日、スタジオに試奏でCem奏者来訪されしばし楽器談義。所有楽器は鳥の羽をお使いとの事ながら最近入手出来る羽の質が悪いと嘆かれるので私のストック分を少し御裾分け。幸い私は品薄になる前にチェンバロに向く大型の羽を一生分確保していたので安心か。本来は1本の鳥の羽から約20本ものツメが削れたのが今入手出来る貧弱な羽は半分以下なのだとか。小さな羽だとしなりも弱く力強い音も出ないでしょうね。以前は何とか国内でチェンバロに使える羽を調達しようと模索されていた方もおられたのですが海外から入るような大型猛禽類の羽の入手は難しかった様子。北海道離島に住むワタリガラス(raven)は大型で使えるかも?という話を聞いた事あるも捕獲が難しいか。海外で「日光にいるカラスがチェンバロに最適」という噂も聞くも国内のカラス(crow)は小型で使い難いはず、霊験あらたかな鳥の羽なら良い音が出るのでは?というジョークだったのかも・・・。
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