米国製チェンバロが続く・・・
13日、スタジオにドッグ入りしたチェンバロはまたもや米国製。しかし余りワイルドなキャラでは無くどちらかというと端正な欧州テイストか。大型2段ながら通常の米国製程重くなくEVにもギリギリ押し込む事が出来殆ど汗掻かず運べホッ。
街を歩くと昨日の金木犀の香りに続き道端で曼殊沙華を発見。ちょうど咲き始めなのか夕方には花の数が増えてましたね。秋近しを今日も実感・・・。
チェンバロ運送の合間に街外れの隠れ家うどん屋を久々に訪問。お江戸で数軒しか無いという珍しい吉田うどん専門店、腰有り過ぎるハードな麺をキャベツ入りの味噌味汁で食べるという富士山北山麓の名物料理、馬肉や超辛い薬味「すりだね」のトッピングもユニーク。私は昔都留音楽祭の際散々食べ歩いた懐かしい味であります。しかし箸で摘み上げても全く形が変わらない超固麺が凄過ぎる・・・。
今日は日本古楽史研究でも収穫多し。まず久々に古本屋街のSP盤専門店を覗くと「こんな盤出てきましたよ」と見せられたのが日本最初の本格的チェンバロ奏者Eta Harich-Schneider の昭和16年日本で録音したというレコード。長年探し求めていた幻の盤だっただけにその姿が見れただけでも大感激!この日本古楽史における記念すべきお宝を喜び勇んで入手した次第。次は日本最初のフォルテピアノ製作家は誰?という謎を追い求めての調査、今日は最初に作った可能性高い某チェンバロ工房を訪問し聞き取り調査。色々な証言を照らし合わせるとどうも1985年頃には日本でフォルテピアノが作られていた様子。重要な証言を伺う事が出来大収穫。
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