大御所H氏作のフレンチ2段
31日、日本チェンバロ界大御所H氏作のフレンチ2段のご機嫌伺い。吟味された材料を使ったオーソドックスな作りのお陰か35年以上経った今も堅牢なのは流石。特にこの楽器の低音の豪快な鳴りっぷりが素晴らしい!
明日に迫った洋館でのチェンバロデュオコンサート, 今日も出演予定の若手奏者がカナダ製大型1段チェンバロでリハーサル。スウェーリンク、フローベルガー、バッハを演奏予定。チケット残数僅かですのでご希望の方は急いでお申込みを!
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31日、日本チェンバロ界大御所H氏作のフレンチ2段のご機嫌伺い。吟味された材料を使ったオーソドックスな作りのお陰か35年以上経った今も堅牢なのは流石。特にこの楽器の低音の豪快な鳴りっぷりが素晴らしい!
明日に迫った洋館でのチェンバロデュオコンサート, 今日も出演予定の若手奏者がカナダ製大型1段チェンバロでリハーサル。スウェーリンク、フローベルガー、バッハを演奏予定。チケット残数僅かですのでご希望の方は急いでお申込みを!
30日、間も無くコンサート に出動予定のカナダ製大型1段チェンバロ、保管お願いしていた演奏家宅で最後にと即席で映像収録。今時の若い世代の色々な方法での自己アピールの上手さにはオッチャン世代は感心するばかり・・・。チェンバロはスタジオへ帰還。
9月1日開催の池袋の洋館でのチェンバロデュオコンサート、今日はオランダから一時帰国の奏者がリハで登場。欧米楽器の鳴らし方には慣れておられるだけにカナダ製のスカルラッティ音域(FFーf3)の楽器でのシャープで豪快なスカルラッティが見事!公演あと数枚チケット有り!
28日、湖国郊外のホールでの合唱公演リハにオルガンで出動。かなり辺鄙なロケーションながら300席で中々音響良いホール、録音等にも使えるのでは? 今回は一度延期された仕切り直し公演ながら直前に人口少ない県がまさかの緊急事態宣言で開催危ぶまれるもナントか決行との事。
今回オルガンの出番は短く空き時間に湖国関連の日本古楽史の調査を敢行。実は日本で初めての古楽器収集家は2人おり一人はかの「音楽の殿様」のご先祖様。もう1人は同時代湖国の有力藩の殿様。桜田門の変で有名な殿様の1代前の方、この2人が江戸時代に楽器収集で競い合っていたのだとか。今日はその資料を地元図書館で発掘。もう1件音楽の殿様が建てた日本初の民間音楽ホールを設計した米国人建築家の調査、音楽堂建築時の初見のエピソードを発掘出来大収穫。
23日、某所で楽器のご機嫌伺いの1日。まずは大御所H氏作の2段チェンバロがお相手。堅牢なつくりのお陰で四半世紀経っても殆ど変化せずご機嫌は上々。その凄さは今後もっと評価されるべきでしょうね。
次はセミプロの方が製作したというクラヴィコードがお相手。中々の力作の楽器で何よりも殆ど変形していないのが素晴らしい!(プロの楽器でも年月経つと殆ど反り曲がってしまうものなのですが) 意外にもプロ仕様の超敏感なタッチで装飾もユニークでありました。
訪問先ご近所に地元民に評判の隠れ家大衆食堂があると知り早速初訪問。地元名物ちゃんぽんが絶品、独特のエグ味あるスープは本場ならではか・・・。しかし斜面の辺鄙なところにあるお店なので途中階段ばかりで辿り着くまで疲労困憊。
22日、南国2日目まずは早朝より営業の温泉銭湯へ。昨日程では無いものの今日も外観中々年期入っている歴史的遺産。この街このクラスがまだ多数残っているようで激渋温泉マニア垂涎のエリアか。
こちらも番台は無人、服は籠に入れるだけ、窓全開で外から丸見え、それでもドバドバ掛け流しのお湯はトロミがあり最高の温泉。今日も貸切状態でノンビリ朝風呂を堪能。
次の目的地へ移動の途中寄り道して地震で崩壊寸前だった天下の名城を遠くから見学。あれだけの大被害を良く短期間で復興したと感心するも県内去年の豪雨被害の爪痕が多数残っておりそちらの復興も急務か?
移動の途中再びフェリーを利用、海を見てのランチは地元名産の鮎寿司と辛子蓮根。船上で焼酎一杯やりながら摘まみたい料理ながらまだ運転あるのでグッと我慢。
今回のフェリーは小1時間の短い船旅ながら餌ねだるカモメが集団で船を追走する姿見てるだけであっという間に到着。しかしカモメは塩辛いポテトフライがそれ程好物なのか。
道すがらふと見ると「旧鍋島邸」という看板があり思わず吸い寄せられるように入館(チェンバロ関係者を引き付ける強力な磁力が・・・)江戸時代から昭和まで建増ししながら使われていたという大豪邸中も庭も中々素晴らしい!
21日、快適な太平洋航路の船旅で南国に上陸。早速クラヴィコードを個人宅にお届け。この繊細な楽器に初めて触れたとおっしゃるもののすぐにスラスラお弾きになる姿に感心。
訪問先の街はうどん激戦区との事で評判店を訪問。他の本場とは違いこちらのうどんは麺が固くない!それでも濃厚ないりこ出汁との絡みも良く柔らかな麺の喉越しの良さは絶品。南国のうどんレベル高し!
次の目的地へ移動中山奥で曼殊沙華を発見。まだ8月なのに何故咲いているのか不思議・・・、南国のせいなのか異常気象の為なのか・・・?
夜は創業二百年近い老舗温泉旅館に泊まるも去年夏の洪水被害でまだ大浴場閉鎖中との事(1階水没したそうな)。仕方無く街の温泉銭湯へ。どうせならと激渋な温泉を探すと外観は廃墟寸前、番台は無人、脱衣所はただ籠があるだけ、湯舟は足滑らしそうな程ヌルヌル、ただしお湯は最高という大当たりの温泉を発見。貸切で風情ある?お湯を堪能。
17日、お馴染み池袋の重要文化財の洋館でのチェンバロコンサート 1年振りに再開。実は今年この洋館百周年との事ながら時節柄記念イベントは無いとの事。本当は盛大にお祝いするべきですが・・・。
今日は2台のチェンバロを使っての若手チェンバロ奏者2人のデュオリサイタル 。御年63歳という世界的にも超古株のイタリアン(Martin Skowroneck1958)と奏者自作の出来立てのルッカースの2台の競演、60歳の年齢差も感じず相性抜群でありました。
今日の会場、小さな空間ながら天井高く残響豊かで音響抜群!また両面窓なので換気もし易くコロナ時代に最適。若手奏者の活きの良い演奏を間近で堪能出来た次第。この企画第2段は9月1日開催予定、次回はカナダ製の迫力ある大型チェンバロが登場予定。こうご期待!
13日、6月に収録されたみちのくでの16fチェンバロによるゴールドベルグ変奏曲の映像が遂に配信開始となりました!今回も多数のカメラによる贅沢な撮影ながら特殊カメラによる面白い映像が色々挿入されており見応え充分。名手による16f付きチェンバロならではの豪快なBachの世界を是非ご堪能ください!
11日、長期化するコロナ禍のお陰でコンサート開催が困難になって約1年半、これから世界に羽ばたこうとする若手チェンバロ奏者達に演奏の機会を!との思いで小さなコンサートを企画いたしました。第1回は8月17日、第2回は9月1日。会場はお馴染みの池袋の歴史的洋館 、百年の歴史を持つ音響抜群の空間での活きの良いチェンバロ演奏是非お聴き頂きたいと思います。
第1回公演の使用楽器はドイツの名工Martin Skowroneckが1958年に製作した17世紀タイプのイタリアンチェンバロ(製造番号No.9)。多分現役のコンサート用ヒストリカルタイプのチェンバロとしては世界の中でも最も古い楽器では?と思います(1990年代に製作家自身が最新のアイデアを盛り込んで修復しているのですが) 幸運な出会いを経て入手してからもう15年も経つものの実はリサイタルで使うのはこれが初めてかも・・・。レオンハルトを始め数多くのチェンバロ界のレジェンド達が愛した伝説の名工のチェンバロを今回若手演奏家がどのように料理するかが今回の聴きどころでもあります。そしてもう1台演奏家が自作のフレミッシュ1段も登場の予定。厳しい状況ではありますが万全のコロナ対策を施してご来場をお待ちしております。詳しくはこちらをご覧あれ。
6日、みちのくでの楽器調整の旅も終え帰路北関東を徘徊中。明治時代には芸術村として脚光を浴びた景勝地の絶壁海岸でひと休み。流石渋過ぎて観光客殆どおらず。近所の海水浴場は程々の賑わい、サーファーも多し。
小さな漁港近くの山奥の隠れ家食堂でランチ。新鮮な海の幸刺身でもフライでも抜群の美味しさ、実はご飯も絶品なお店であります。かなり僻地ながら噂を聞きつけ来店の方多い様子。
今日お相手のチェンバロは2台、まずは阿蘭陀製のジャーマン2段。日本に来てから2年経つも万全の湿温度管理のお陰で今だに欧州の楽器らしい骨太の鳴りが健在、調整も殆ど変化せずご機嫌は上々。海外の楽器を完璧に維持されている貴重な例かも。
最後は国産2段フレンチのご機嫌伺い。一時期保管場所で湿気の影響受けていた様子ながら乾燥気味の部屋で約2週間水抜きしたお陰でご機嫌は回復。
4日、コロナ禍の中でも何故か登板多かったみちのくのホール所有の16fチェンバロのご機嫌伺いの1日。6月にこのチェンバロで収録したゴールドベルグ変奏曲の映像は近々ネット上で公開予定(去年別の奏者が演奏した映像はこちら) 16fチェンバロならではの豪快な鳴りっぷりを是非ご堪能あれ!
このみちのくのホールはチェンバロ2台、ポジティフオルガン、クラヴィコードと鍵盤古楽器を4台も所有するという贅沢さ。楽器の保管庫も24時間湿温度コンピューター管理という万全な体制なのでコンディションも常時ほぼベスト!後はもう少し出番が多ければ最高なのですが・・・。
3日、ドッグ入り中だったカナダ製の1段チェンバロを今やウチの第3スタジオとなっている某演奏家宅へ移動。こちらにはウチのチビイタリアンも来ており1段チェンバロ独加対決、250cmと2段より巨大なカナダ製と170cmとチビな独逸製を並べてみると身長差80cmもありまるで大人用と子供用(笑)。それでも音量は同等か? チビイタリアンは8月17日池袋の重要文化財の洋館でのチェンバロリサイタルに登場の予定。お馴染みの洋館でのチェンバロ演奏は約1年振り!
訪問先周辺武蔵野うどんの激戦区ながら最近見つけたモツ系料理が絶品の隠れ家食堂へ。珍しいレバー生姜焼き定食肉が新鮮で凄い量!僻地のお店なので貸切状態でノンビリランチ。
1日、楽器運送屋稼業の1日。大型2段フレンチを個人宅にお届け、入れ替えに小型2段を別の個人宅へお届け。1階への運送ながら楽器が真直ぐに通らず多少難作業に。最後は高層階へのチェンバロ搬入の下見、別の楽器はスンナリEVに入りましたと伺い期待するも楽器のサイズが違い過ぎると判明、結局階段9階上げになりそうな気配(汗)。
楽器運送で首都圏各地を移動するも急激なコロナ感染拡大で外食も心配の種に・・・。出来ればお客のいないお店で美味いモノ食いたいものの日曜とあって評判店はどこも満杯の様子。それではとスタジオ近くの激渋蕎麦屋に行くと穴場過ぎて昼時にも関わらず貸切状態! 店名物の辛味大根の蕎麦余りの辛さに水飲んでもヒリヒリする程、味もサービスもチト風変りなお店で気兼ね無くノンビリランチ。
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