20世紀タイプのオリジナルチェンバロ
17日、今日も小型ながら重量あるチェンバロ2台運送。お届け先のチェンバロ工房では珍しく20世紀タイプの独逸製チェンバロが3台揃い踏み。現在修復中の1台を拝見すると16f付きのフル装備で今や絶滅寸前のオリジナル仕様の革のツメを使用との事。私も殆ど聴いた事が無いオリジナルの革のツメの音色は想像以上にまろやかで艶っぽい!比較の為デルリンツメを装着した音も聴かせて頂くもデルリンは味気無く雑味が耳障りな音色で革のツメの方が圧倒的に魅力有り!ただ革の素材の選択と削り方が難しいそうでベストの革の素材を見つけるのには相当苦労されたとの事。しかしこの革のツメの艶っぽい音が本当の20世紀タイプのチェンバロ(俗称モダンチェンバロ)の真髄なのでしょうね。修復終われば絶滅寸前の革のツメの音色をコンサートで聴けるのでは・・・?
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