みちのくでチェンバロリサイタル
10日、みちのくのホールでの16fチェンバロリサイタル本番は2年前このホールで録音したCDの発売記念公演。ゴールドベルグ変奏曲に続きこのホールのチェンバロでの2枚目の録音CDであります。
録音では後で編集出来るのでと曲中で大胆なレジスターチェンジを連発するも生演奏ではかなり難易度高し。特に16fのレジスターは両手での操作となる為今日はアシスタントが身を乗り出し奏者の面前を遮っての操作に。暗譜で弾く奏者だから出来た荒業でありました。本番後半突然長年業界に居る私も聞いた事が無い異音が発生し演奏がストップ。すわ断弦かメカニックトラブルかと大騒ぎになるも奏者は何事も無かったように演奏再開。ちょっと特殊なトラブルだったようながら思わず先日遺品コレクションがホールに届いた故N先生が愛弟子の演奏を聴きに天から舞い降りてこられたのかと思った次第。
こちらのホール、バックステージに奏者の練習(指慣らし)用のクラヴィコードを設置。チェンバロ2台にポジティフオルガン、そしてクラヴィコードと4台もの古楽器があるホールは世界広しと言えみちのくのここだけでは・・・。
小ホールでの公演はほぼ満席、明日のレクチャー&マスタークラスは大ホールで!
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