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28日、差し入れ弁当買出しに珍しく都心の百貨店に向かうも店舗は殆ど閉鎖の緊急事態。それでも地下食料品売り場はかなりの人出、皆さんこんな時でも食欲だけは旺盛な様子。弁当の次は古音盤のバーゲンセールへ。サラサーテ自演のチゴイネルワイゼンの盤など入手。
都心移動中お馴染みのホール近くの長崎ちゃんぽんが名物のお店を久々に訪問。相変わらず元気に営業されている様でひと安心するも新メニュー「あんかけスパ」登場との貼紙見てその逞しさに感嘆!それ名古屋の名物で長崎とは全く関係無いはずですが・・・。
コロナ禍のご時世でも道楽が仕事になるとはアリガタシ。今日はこんな円盤相手に格闘中。やはり百年前の物は大量生産品でも味わい深い!
21日、早朝川辺散策で再び親子鴨軍団に遭遇。ちょうど子鴨引き連れ海に出て遠泳訓練するはずが1匹の子鴨がこちらに突進してきたので急遽皆で人間観察の授業に変更した様子(もしくは愛想振り撒き餌もらう訓練か?)意外に機敏に動く子鴨の可愛い事!しかし先日よりもう3羽も減っているではないか・・・。
我が街も緊急事態宣言再び始まるとお気に入りの店も閉まるのでは?と食べ納めで中心街の馴染みの蕎麦屋で好物「ぶっかけ蕎麦」。御江戸の本寸法とは全く違うコテコテの盛りが素晴らしい!女将の神業的な客捌きも味わい深い・・・。いつもは静かな西のスタジオの周辺今日はお大師さんの日で人出多く賑やか、夜チェンバロ積み込み500km爆走。
19日、久々にコロナ感染拡大の影響での公演開催直前中止が発生。数か月振りに上野の老舗ホールにチェンバロ担いでお伺い出来ると楽しみにしていたのに残念・・・。緊急事態宣言再発動すれば再び公演中止延期が多発するのかも?もう中途半端な事はせずコロナ収束に向けて思い切った手段を取らないといつまでも元には戻らないと皆判っているはず!
今日は天気も良いのでスタジオご近所(チト遠い?)で花見。藤の名所という海沿いの神社残念ながらまだ開花したばかりで時期尚早、牡丹の名所の古寺はもう花は散り遅すぎた・・・。
訪問先ご近所にある御贔屓の海沿いの小さな酒蔵に立ち寄りここでしか入手出来ないスパークリングのしぼりたて新酒を購入、例年は沢山在庫ある時期なのにコロナの影響か宅呑み族の注文殺到したとの事で最後の1本を辛うじてゲット!
帰りに漁港市場でランチ。久々に御当地名物をと観光客相手の行列店を避け地元民御用達の老舗店で「玉子焼き」。フワフワアツアツを出汁に浸けて頂くシンプルなスタイルは昔のままでひと安心。
11日、前日のみちのくの小ホールでのリサイタルに続き豪快な鳴りっぷりの16fチェンバロなら充分聴こえるでしょうと今日は隣の1800席の大ホールでチェンバロリサイタル開催・・・。確かにこのチェンバロなら隅々まで音が届いた様子でモダンピアノと比べても全く遜色無し!16fのパワーに感嘆。
勢い余って遂には大ホールで小型クラヴィコードのソロ演奏まで・・・。
本当は大ホール舞台上でのチェンバロによるレクチャー&公開レッスンでありました。しかし客席まで16fチェンバロの音が届いたのは事実、大ホールでのソロリサイタルも夢では無いかも・・・。ホールに2台のチェンバロが導入されて14年、最初はチェンバロに関心持つ方が殆どおられなかったのに今やチェンバロ講座を受講する地元民の方も多くチェンバロ公演も大盛況。この勢いで「チェンバロの街」と名乗りを挙げてしまおうかしら・・・
10日、みちのくのホールでの16fチェンバロリサイタル本番は2年前このホールで録音したCDの発売記念公演。ゴールドベルグ変奏曲に続きこのホールのチェンバロでの2枚目の録音CDであります。
録音では後で編集出来るのでと曲中で大胆なレジスターチェンジを連発するも生演奏ではかなり難易度高し。特に16fのレジスターは両手での操作となる為今日はアシスタントが身を乗り出し奏者の面前を遮っての操作に。暗譜で弾く奏者だから出来た荒業でありました。本番後半突然長年業界に居る私も聞いた事が無い異音が発生し演奏がストップ。すわ断弦かメカニックトラブルかと大騒ぎになるも奏者は何事も無かったように演奏再開。ちょっと特殊なトラブルだったようながら思わず先日遺品コレクションがホールに届いた故N先生が愛弟子の演奏を聴きに天から舞い降りてこられたのかと思った次第。
こちらのホール、バックステージに奏者の練習(指慣らし)用のクラヴィコードを設置。チェンバロ2台にポジティフオルガン、そしてクラヴィコードと4台もの古楽器があるホールは世界広しと言えみちのくのここだけでは・・・。
小ホールでの公演はほぼ満席、明日のレクチャー&マスタークラスは大ホールで!
9日、明日のチェンバロリサイタルの前日リハの為みちのくへ。北国でも桜が散り菜の花満開ながら高速道路で「降雪注意」とあり仰天。道理で寒い訳だ。
明日のみちのくのお馴染みのホールでの16fチェンバロでのリサイタル、大御所奏者による大胆かつ多彩な音色コントロールが絶品、二人羽織状態での驚異のレジスター操作も見物か・・・。16fの迫力を存分に堪能出来る貴重な機会、是非お聴き逃し無く!
ランチはホール御近所の魚市場内の食堂で海鮮丼。夜は同じく御近所の温泉旅館に宿泊。海の幸&温泉の贅沢な出張に。
7日、地元の室内オケのリハに白フレンチで出動。千席のホールでの本番ながらリハ初日は同じ建物内の倍以上大きい大ホール。チェンバロはCPEバッハで登板予定。
今回はオケ創立40周年と共に地元出身でこのオケの初期メンバーでもある鈴木秀美氏の音楽監督就任記念を祝うメデタイ公演との事。これから秀美氏の棒の元でこのオケがどのような進化を見せるか楽しみであります。
リハの合間にホール周辺散策、少し遠出して昔は東の浅草と並ぶ日本有数の歓楽街だった新開地を探訪。入口に建つボーリング場が最近閉鎖したとの事、ここは昔「聚楽館」という豪華劇場がありエルマン・ハイフェッツ・クライスラーやサッチモなど世界の巨匠達が多数演奏したという由緒ある場所でもありました。新開地の栄華を象徴する場再び落城か・・・。
6日、御近所の川を覗くと数は減ったとはいえ相変わらずボラの大群が!食べ放題堪能する鷺や追掛けて遊ぶ鴨などの姿も。
新学期始まり某音大にチェンバロ・クラヴィコードの御機嫌伺いへ。この冬は例年と違い厳しい乾燥も少なかったのか調律も余り変化しておらず大助かり。記録的な「緩い冬」だった様子。こちらは約半世紀前の独逸製モダンタイプのクラヴィコード、長年弾き続けられた楽器ながらトラブル無くその堅牢さには驚くばかり。
次に個人宅で拝見した米国製ヒストリカルタイプのクラヴィコード。こちらも頑丈に作ってある上に鳴りも良い。ベルギーのクラヴィコード演奏の名手が四半世紀前に来日した際にこの楽器お借りしてリサイタルしましたね。全くタイプの違う2台のクラヴィコード弾き比べ楽し。
訪問先のご近所の小さなミュージアムで興味深い展示会を見つけ拝見。浪速船場のさる旧商家に残された様々な物を展示し明治から昭和初期に掛けてのモダニズムを紹介するという企画。百貨店で一般市民の声(演奏?)の録音請負の広告など初めて見ましたね。無料なのに豪華な解説本が付く贅沢な展示会。
4日、仏蘭西製スピネットをさるお宅にお届け。同じ週末郊外へ車で向かうも昨日は大渋滞、今日は車少ないのが不思議。
昼は神保町を通過したので思わず懐かしのホールの生存確認。もう閉館してかなり経過するも今だに建物解体しないのは何故?銘器と言われたパイプオルガンはどうなっているのかも気になるところ・・・。
午後は某チェンバロ奏者のスタジオで蓄音器イベント、去年某所から奇跡的に見つかったという約70年前日本で初めて録音されたマドリガル合唱のSP盤を日本古楽史研究の有志が集まり鑑賞、そのレベルの高い歌唱力に感嘆!この貴重な録音の背景を知る関係者が勢揃いしたので皆が知るこの盤にまつわる様々な情報の交換を延々と。
2日、御馴染みみちのくのホールでのチェンバロ・ポジティフオルガン・クラヴィコード試弾会の為演奏家3人とご一緒に北上。みちのくはちょうど桜満開!
恒例のみちのくランチ今日は小さな漁港前の海鮮食堂で海鮮丼+アジ&カキフライ。初めて参加の方にもみちのくの海の幸堪能して頂けた様子。
ホールは2月の地震被害まだ修復中との事でいつもの会場が使えず演劇専用ホールやそのバックステージ・楽屋などに楽器を分散して4人同時に試弾。しばらく出番無く寝ぼけ気味だった楽器も熱の入った弾き込みのお陰ですぐに鳴り全開に。
今日は御江戸から某遺品コレクションをホールへ寄贈の為運搬。膨大な量なのでまずは倉庫で保管しゆっくり整理していく事に・・・。
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