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2021年3月

2021年3月31日 (水)

除湿器の出番

1-640x443_2021033117480131日、連日のチェンバロ運送昨日は郊外を走り回るも今日は都心各所を移動。郊外はまだ桜満開ながら都心はもう葉桜になる寸前?途中古書街を通ったので超有名老舗カレー屋の新店舗でランチ。相変わらず開店前から大行列。シンボルの象の置物は新しい店でも入口に健在。

2-640x427_20210331175201人間国宝の様だった老店主はもういないものの雰囲気や味は以前と余り変わらず真黒なガッツリ系カツカレー美味し。キャベツを箸で食べれるようになったのはアリガタシ(以前はスプーンで刻みキャベツ食べるのがかなり厄介でしたが)。

3-640x427_20210331175901スタジオに戻り出陣前の楽器の御機嫌伺い。湿温度の変化激しい時期ながら独逸製フレンチは数週間前の調律ピッチが全く崩れておらずそのタフさに感心。

4-640x427_20210331180201ドッグ入りしてきた仏蘭西製スピネットはしばらくコンディションを整える為スタジオで保管の予定。ここ最近の気温上昇で加湿を止めて初めて除湿器稼働、これからは湿気との闘いの時期到来か。

2021年3月30日 (火)

桜満開のドライブ

1-640x427_2021033019010130日、チェンバロ運送でさいたまから多摩と御江戸西エリアをグルリと周回ドライブ。桜もそろそろ見納めのようで今年は車中よりコロナ時代に見合った花見で我慢。

3-640x450_20210330190701楽器積込でお伺いした御近所の御贔屓武蔵野うどん店を久々に訪問。辺鄙な田園地帯の真ん中にある隠れ家的お店ながら今だに行列出来るのか大繁盛の様子。看板娘?のゾウガメ今日も元気に愛想振り撒き徘徊中。

4-640x427_20210330191001日替り定食注文するも丼から盛大にはみ出る穴子天2本に極上の武蔵野うどんのセットで千円しないのが田舎価格か?麺少し増量を頼むと「ウチは普通でもボリュームありますが良いですか?」と警告出されるも確かに大食漢でも満腹する凄い量!

5-640x427_20210330191501独逸製の重量ある大型2段チェンバロの運送、今日は階段無く平地を少し担ぐだけで済んでヤレヤレ。

2021年3月29日 (月)

コアなファンのお陰で・・・

27-640x427_2021032918200129日、フォルテピアノ2台担いでのハードなツァー終え無事帰京。今日は現代音楽で活躍される音楽家のお宅の現代ピアノの御機嫌伺い。最近の苦労話を色々伺うも意外にも現代音楽界は元々コアなファンばかりなのでコロナ禍になっても余り動員落ちていないそうな・・・。古楽界もコアなファンだけで成立するような確固たる足場を築いていかなければと思った次第。

2021年3月28日 (日)

フォルテピアノ2台弾き比べ

1-640x427_2021032823170128日、コロナ後も多分日本一忙しいホールでのフォルテピアノ公演、昨日は現代ピアノ入れて3台ながら今日はフォルテピアノ2台をじっくり弾き比べ。バッハからベートーヴェン・シューベルト・ショパンなど時空を超えて幅広いプログラム、最後アンコールは先日急逝された濱田慈郎先生への追悼の意を込めてスペイン物。フォルテピアノ2台の音色の違いが間近で聴けた贅沢な公演。実は来月こちらのホールで私の「蓄音器漫談家」としての公演もあります。大型蓄音器持ち込んで歴史的名演を掛けながら約100年前の音楽界四方山話をお話する予定、宜しければ是非お越しください。

2021年3月27日 (土)

三河でフォルテピアノ公演

2-640x427_2021032721050127日、三河の老舗ホールでのフォルテピアノ2台+ホールスタインウェイの計3台弾き分けの公演本番。バブル末期に建てられたホールだけに贅沢な内装材や理想的な設計のお陰でお客様に3台のピアノのキャラクターの違いが明確に伝わったようでナニヨリ。

6-640x426_20210327211701こちらのホール、今は殆ど古楽系の公演されないものの開館当初は意欲的な古楽系公演を企画されていたとか。25年前には2日間で12台!もの歴史的鍵盤楽器を登場されるという驚きべき公演を開催、私はその凄い企画を覚えていたものの現在のホールスタッフは誰もご存じ無かった・・・、幸い古い資料を出して来て頂きその凄い企画の全容が判明した次第。日本のフォルテピアノ史における重要なイベントが早くも四半世紀前に大都会では無く三河であったとは驚きでした。

17-640x427_20210327212101公演終え翌日の本番会場に2台の楽器を搬入するもこちら日本有数の楽器搬入の難易度高いホール、狭いエレベーターに大型フォルテピアノを無理やり押し込み何とか搬入完了。

18-640x427_20210327212501ハードな楽器搬入も終え遅い夕飯は正統派ナゴヤ飯を。ホール傍のジャンク飯元祖のお店春休み週末で大繁盛かと思いきや意外に空席多くコロナのご時世には適合したお店でありました。しかし夜の栄はもうコロナなど終わったような盛況振り・・・。

2021年3月26日 (金)

三河へ

8-640x426_2021032621050126日、明日からの愛知ツァーの為フォルテピアノ2台積み込んで早朝西へ出発。途中今時珍しい川の渡し船を見学へ。街近くながら昔ながらの竿だけで渡船を操る姿が素晴らしい!

13-640x427_20210326211701昼は漁港近くの三河の魚料理の人気店で刺身定食。開店間に合わず少し遅れて入店するともう長蛇の列、魚新鮮で安いとあれば地元民も行列してまでも押し寄せる様子。

14-640x427_20210326212601食後は腹ごなしに御贔屓の120年も経つという赤レンガの歴史的建物を見学。最初に訪れた頃は地元からも見捨てられそうになっており取り壊し寸前だったのが今や観光の目玉になり良かった!

20-640x427_20210326213201時間調整で某所でこんな物も見学へ。

35-640x427_20210326213201夕方フォルテピアノ2台を明日本番の舞台へ搬入。バブル期建築のホールだけに内装実に贅沢で音響素晴らしい!

2021年3月25日 (木)

チェンバロお届け

4-640x44325日、本格的に春到来。都心某所の桜のトンネルが見事!いつかは再び花見宴会出来るかしら?

2-640x427_20210325201101御近所の池も春の調べが・・・。これが皆成人すると蛙の大合唱凄まじいはず。

6-640x427_20210325201601今日は1段チェンバロを個人宅にお届け。少々重い楽器ながら曲りくねった廊下を通っての搬入よりも車で狭い路地を通過するのにひと苦労。天気予報では好天のはずが何故か午後は雨、幸いチェンバロ搬入した途端の降雨となりまたしても晴れ男の面目躍如。

2021年3月24日 (水)

鍵盤斜めカット兄弟

1-640x427_2021032416560124日、東のスタジオで「鍵盤斜めカット兄弟」が揃い踏み。チェンバロとフォルテピアノが並ぶのはチト珍しい?

3-640x427_20210324165901要町のオリゴの建物間も無く退出との事で鍋島先生所有だった書籍コレクションを某所に引き渡すお手伝い。日本の古楽史における貴重な歴史的財産を後世に伝える事が出来そうでナニヨリ。

2021年3月23日 (火)

桜満開

4-640x427_2021032314520123日、数日御江戸を離れており戻ってみるともう桜満開近くビックリ。去年同様西より東の方が桜開花早い様子。このままだと卒業式は満開で入学式には葉桜か・・・。

6-640x426_20210323145501西のボラに続き東でも大量発生を発見。夏はザリガニ天国のご近所の公園の池を覗くと小さな黒いナニカが大量に遊泳中、もしかしてオタマジャクシ?

1-640x427_20210323145901スタジオでは間も無く開催のフォルテピアノ奏者の愛知ツァーのリハ。今回は初日のこちらでは贅沢な3台の楽器の聴き比べ、2日目のこちらではフォルテピアノ2台が登場の予定。この2台のフォルテピアノ、今年11月の阿蘭陀の「king of fortepiano」来日公演でも登場の予定。

2021年3月22日 (月)

年貢納め

1-640x427_2021032301220122日、やっと年貢納めで税ムショ訪問。例年は窓口で申告書類渡すと即座に不審な数字になっていないか厳しくチェックされたのが今年はコロナのお陰で先方も諦めムードなのか数字チェック無しでスンナリ受理され拍子抜け。毎回ムショ通いの楽しみはお隣のKサツの玄関のミミズク?を見る事位か?

4-640x426_20210323013001近くの川のボラ大量発生ニュース拡散しているのか今日も見学客多数。これぞ究極の密状態か・・・。

6-640x426_20210323013201今日も魚食べ放題目当てで鷺・鵜など大型野鳥多数来訪。何故か草食の鴨も多数来るもどうやら食べるのではなくボラを追い回して遊んでいる様子。しかし地元民はきっと大量発生して欲しいのはボラでは無くイカナゴ!と思っているはず(イカナゴ今年も記録的な大不漁)。

9-640x427_20210323013901ドッグ入りの1段チェンバロ調整終わり車に積み込むもお隣の旅館ちょうど宿泊の高校球児甲子園で試合の真っ最中なのに静かなので不思議に思うも終盤僅差の接戦だったので固唾を飲んでTV見入っていたのか。幸い勝ったので旅館に凱旋の際は大賑わいだったのでは?東へ戻ると久々に深夜飲酒検問に遭遇。深夜居酒屋が開いていないので宅呑みで飲酒運転すると予想したのか?

2021年3月21日 (日)

ボラの大群

2-640x427_2021032116450121日、御近所の川を覗くと鷺が見つめる水面下に巨大な黒い帯が・・・。良く見るとボラの大群!暖かくなってきたので海から上がってきたのでしょうがこんな凄い量を見るのは初めて。

4-640x367突然の食べ放題サービスタイムに鳥達も大興奮、潜っては大物捕まえ丸飲みを繰り返し。ボラは逃げるでも無し鳥の近くの魚影が少し薄くなるだけ。イヤ珍しい光景。

7-640x427_20210321165901スタジオにドッグ入りした1段チェンバロの御機嫌伺い。堅牢なはずの楽器が保管場所での湿気や乾燥の影響かなり受け少々御機嫌斜めの様子だったものの基本設定を取り直すだけでスンナリ御機嫌直りひと安心。スタジオお隣の旅館に陣取る福岡代表の高校球児、今日試合のはずが雨天延期となったようでノンビリムード。お隣の古寺もお大師さんの日ながら雨で人影少なし。

2021年3月20日 (土)

チェンバロ運送クラヴィコード修理

1-640x427_2021032019020120日、早朝より西へ移動。高速パーキングどこも行楽客でほぼ満杯、桜も咲こうかという陽気に誘われ皆出てきた様子ながらコロナの事など忘れてしまったのか。途中下車し重い1段チェンバロ階段降ろし。御近所の御贔屓のミュージアムを覗くも入館は予約制との事で素敵な外観のみ見学。

2-640x427_20210320191401ランチは訪問地が発祥という「ころうどん」。茹でた腰有るうどんに冷たい出汁を掛け山盛りの山葵と薬味で食べるという面白い組合わせ。実は元祖というお店を目指すも開店30分前に大行列という混雑振りに恐れをなして違う人気饂飩屋へ。地元民は殆どこの「ころ」をお食べの様子。

3-640x427_20210320192101最後は西でクラヴィコードの断弦修理。ミュートフェルトに弦を通すのがひと苦労、手はまだまだ動くものの視力の衰えは困ったモノ。

2021年3月19日 (金)

間も無く閉幕

14-640x427_2021031918300119日、日本古楽界の重鎮鍋島先生が開設された古楽研究会オリゴがあった要町のビルがこの3月末に完全に閉鎖となると伺い最後の表敬訪問。こちらに移転してからでも早20年経つとの事、月日経つのが早い事! 中は最後の片付けで奮闘中のご様子。

10-640x427_20210319183701まだ行先決まらぬ未整理の物も多いとの事。これは亡くなられたチェンバロ製作家の柴田雄康氏が所有されていたチェンバロ図面、貴重な財産なので出来れば次世代の製作家に引き継いでもらいたいとの事。

12-640x427_20210319184001拝見した中で驚いたのは1970年代からの古楽公演の膨大なチラシ・プログラムの山。これなど古楽界の長老達の若かりし御姿が眩し過ぎる・・・!これらもどこに行くのか心配ですが。

15-640x427_20210319184801御近所への方形訪問の帰りに御贔屓の隠れ家老舗食堂でカレー蕎麦でランチ。安価ながら凄い量の上にオレンジ2切ゼリーコーヒーまで付くという度を越した(?)サービス振りは流石!

16-640x427_20210319185201歴史感じる洒落た絵文字入りの大きな鏡も含めた店内が最早文化遺産!辺鄙な場所で長年繁盛しているお店の底力を実感。

 

2021年3月18日 (木)

年貢算盤合わせ終了

2-640x427_2021031819290118日、例年ならこの時期終了している年貢納め、今年はコロナのお陰で1カ月延長との事でつい気が緩み今日やっと算盤合わせ完了。数字見て改めてコロナ禍の甚大な影響を実感。気乗りしない用件やっと済ませ先日某所で偶然入手していた戦前戦後の音楽月刊誌をチェック。大正から昭和に掛けて我国の洋楽だけでなく古楽導入にも大きく貢献した「音楽の殿様」の初見の資料や日本初の舞台写真家の貴重な談話など興味深い記事多数あり収穫多し。しかしこの時代の雑誌紙質悪く捲るだけで崩壊しそうになるのには困ったモノ。

2021年3月17日 (水)

残り香

640x427_2021031716460117日、東のスタジオで出陣前のチェンバロフォルテピアノ計3台の御機嫌伺い。1月に仏蘭西と露西亜2人の奏者の舞台に登板したジャーマンチェンバロ、2カ月振りに弾いてみるも最後に弾いた露西亜の鬼才の豪快な鳴りが染み込んだまま、その前の仏蘭西の新鋭の華麗な鳴りは消し飛んでおりました。肉食系の残り香の強烈な事!

2021年3月16日 (火)

クラヴィコードと似た先住者

2-640x427_20210317164501 16日、独逸製のクラヴィコードをさるお宅にお届けすると部屋には似たような先住者が・・・。R社の人気商品小さくても5オクターブ(クラヴィコードは4オクターブ半)音色も多彩で機能も満載、21世紀タイプの古楽器と言うべきか?

2021年3月15日 (月)

蓄音器とロールピアノ

5-640x403_2021031518560115日、恒例の早朝川辺散策、今日はまだ鳴き方幼い野鳥を発見(鶯?メジロ?)。朝食は梅のようなアーモンドの花の蜜、結構慌ただしく飛び回る鳥ですね。

3-640x385いくら探してても見つからず今日は見れないかと諦めていた人気者のカワセミ、あらぬ方向にカメラ構えるベテランバードウォッチャーに教えて頂き水辺の深い草むらの奥に潜む姿を確認。僅かな色の変化も見逃さないプロの眼力に脱帽。

3-640x439今日はフォルテピアノ奏者がスタジオ来訪、久々の再会で延々と業界四方山話止まらず。実はこの方フォルテピアノ演奏と共に蓄音器と同時代の重要な演奏再生装置「ロールピアノ」の研究家でもあるので今後は一緒に20世紀前半のピアノ演奏の研究を進めて行く事になりそう。蓄音器とロールピアノを同時に使う研究は世界的にもかなりユニークな手法になるのでは・・・。

5-640x416スタジオ横の老舗和風旅館、最近はコロナのお陰で閑古鳥鳴いていたものの今日久々に前を通ると大きな歓迎看板が・・・。甲子園の高校野球出場校が1年半振りに戻って来たようでナニヨリ。

2021年3月14日 (日)

フォルテピアノでモーツァルトPf協奏曲

5-640x427_2021031418540114日、京の酒蔵地帯近くのホールでのフォルテピアノによるモーツァルトPf協奏曲23番公演に5オクターブルイ・デュルケンモデルで出動。この楽器舞台登場は約1年振りながら御機嫌麗しく堂々の鳴りっぷりで調律も余り変化せずホッ。しかし終演後15分で撤収する羽目になりコンサートへの出動激減しもう楽隠居のような生活している身としては久々にハードな現場に!

2021年3月13日 (土)

クラヴィコード試奏

1-640x427_2021031317090113日、西のスタジオでクラヴィコード試奏にお付き合い。ほぼ経験無しの方ながらコントロール難しいクラヴィコードをいきなり巧みに弾かれるのでビックリ。ピアノを余りお弾きになっていなかったのが幸いだったのかも。

2-640x427_20210313171701試奏後所用で地元中華街に向かうもコロナ騒動前の賑わいが戻っており仰天。緊急事態宣言解除したとは言え余りに無警戒な観光客ばかりにため息が・・・。

8-640x427_20210313171901昼は平清盛由縁の街でランチ。御贔屓の国内有数の廃墟?食堂今日も元気に営業中!隙間だらけの店内から話し声聴こえたのでお客で繁盛していた模様。名物のボロ布のような暖簾がドアに挟まっており開店しているか判らない・・・。

5-640x427_20210313172701今日のランチは御近所の本寸法の小さな老舗洋食屋を初訪問。手の込んだ料理を良心的な値段で提供する地元民御用達のお店中々居心地良し、これは御贔屓にしなくては。

9-640x427_20210313173101食後の腹ごなしに近くの古本屋を覗くも日本初の本格的チェンバロ奏者エタ・ハーリッヒ=シュナイダーの愛人だったゾルゲの古い資料2冊も見つけ購入。この2人の関係はエタ・ハーリッヒ=シュナイダーの自伝で自ら告白するまで一般だけでなく研究家の間でも知られていなかったのかも。

 

2021年3月12日 (金)

山奥へ食料買出しへ

2-640x427_2021031216330112日、震災報道見過ぎた為?食糧調達で山奥へ。最寄りの駅から車で30分バスも1日数本という道険しい秘境?にある隠れ家ベーカリーで石窯で焼かれた絶品のパンやピザを爆買い。御近所の小さな製茶場でも素朴な地元茶数種購入。どちらも苦労して買いに行く価値有り。

3-640x427_20210312164301帰り路少し離れた山奥の隠れ家古民家蕎麦屋を覗くも大行列で断念、緊急事態宣言解除となれば皆さん一斉に行楽に向かったのか・・・。仕方なく美味いが時間掛かり過ぎるという隠れ家うどん屋を久々に訪問、こちらは空席多し。何しろ拘って打ったうどんを釜で茹でた後圧力釜で再度湯掻くという独自の方法を取るそうで出てくるまで30分以上は掛かる?お陰でモチモチした歯応えのうどんは絶品!

2021年3月11日 (木)

311とコロナ

3-640x428_20210311134501 11日、早朝川散策今日も滅多に見れない?カワセミと遭遇。朝食(小魚?)今から頂こうというところか。今日はあの311から早くも10年目。東北の復興、放射能汚染、津波対策など多くの問題山積のまま経済復興という錦の御旗の元で迷走続けている10年だったのでは?四半世紀前は神戸で阪神淡路大震災に遭遇、10年前は東京で東日本大震災に遭遇、人生で苦難に遭遇するのはこの2回の大震災だけでもう充分と思ってましたが・・・。震災に負けぬ去年からのコロナ禍のダメージの大きさを改めて実感。

2021年3月10日 (水)

楽器満載で西へ

1-640x43510日、楽器満載で夜明け前より西へ爆走。朝富士見ると冬始め雪が無いと騒いでいたのが嘘の様な綺麗な綿帽子。

5-640x427_20210310183701尾張に所用で途中下車。ランチに御当地ソウルフード「あんかけスパ」の人気店初訪問。今日の日替わりアジフライですと言われたので注文するもスパの上に乗っただけとは・・・。パスタにパンが付くのも謎?フォークだけでアジフライ食べるのは中々難しい!

2021年3月 9日 (火)

都心のチェンバロ工房訪問

3-640x427_202103091723019日、久々にベテラン製作家 の工房を所用で訪問。23区内にあるアクセス便利な工房には本格的なコンサートが出来るサロンも併設されており常時工房作のチェンバロ(ジャーマン&イタリアン)とクラヴィコード(ゲブンデン&ブントフライ)が多数設置されているというナントも贅沢な空間。ちょうどお伺いした際にはジャーマンチェンバロ録音の準備中、自分の工房でコンサートだけでなくCD録音まで出来るのが凄い!サロンで拝見した小さなイタリアン、その凝った外装が実にユニーク、イスにも謎の尻尾が生えてました・・・。

4-640x427_20210309173501帰路御近所の江戸有数の活気有る下町商店街へ寄り道。ランチは和洋中から甘味までメニュー豊富なお気に入りの大衆食堂でレバー丼。そして地元民で大賑わいの商店街冷やかすも気が付けば安価な手作り惣菜多数買う羽目に。

2021年3月 8日 (月)

フォルテピアノ&クラヴィコード

1-640x440_202103081918018日、現代ピアノからフォルテピアノ、クラヴィコードと幅広く活躍されている奏者のリハにお付き合い。今日はフォルテピアノがメインながらお得意のクラヴィコードの演奏も少し拝聴。最近ウィーンの銘器Grafでコンチェルトを弾かれたばかりとの事で興味深いお話も多数聞けアリガタシ。

2021年3月 7日 (日)

転職画策中?

640x427_202103071228017日、コロナ禍で我が業界も激変中、今までの様にコンサート仕事ばかり続く訳無いのではと密かに転職?画策中。年甲斐も無く円盤DJになろうとヘッドマイクを購入、目指すは「蓄音器漫談家」であります(笑)。

2021年3月 6日 (土)

クラヴィコードお届け

5-640x4316日、早朝御江戸を出発往復700km爆走し昨日積込んだクラヴィコードのお届けへ。設置したお部屋ではオルガン・クラヴィコードと2種の2段鍵盤ペダル付きの楽器が並び正に壮観!

7-640x427_20210306224701厄介な組立作業を終えランチは御近所の御当地グルメ「味噌煮込みうどん」の老舗店へ。今日は春の陽気でセーター要らずの暖かさながら冷たい麺類には目もくれず汗だくになりながらグツグツ煮える味噌煮込みうどんを食べる地元民多し。やはりこれがソウルフードなのか・・・。程良い甘さで濃厚な赤味噌に具沢山そして歯応え良いちじれ麺の組合わせが見事。

2021年3月 5日 (金)

2段鍵盤ペダル付きクラヴィコード引越

640x427_202103051922015日、2段鍵盤ペダル付きの大型クラヴィコードの引越に出動。かなり複雑な構造で難易度高い運送ながら短期間に3度も体験するともう慣れたモノ。狭い急階段斜め上げも無事クリア。しかしペダル用16fクラヴィコードの重い事!長さも重さも2段チェンバロ並みか。運び出し直前に雨が降り出し心配するも積み込む間はピタリと雨が止み作業終えた途端激しい降りに・・・。まだ晴れ男の霊力は健在なり。

2021年3月 4日 (木)

何故か絶好調・・・

640x427_202103041549014日、コロナ禍始まってから全く登板が無かった5オクターブのフォルテピアノ、久々の出陣(モーツァルトのPf協)を前に御機嫌伺いをするも1年も弾いていなかったはずが鳴りっぷり絶好調! 普通楽器は弾き続けないと鳴りが悪くなると思われがちながら違う要因もかなり影響与えている様子。

2021年3月 3日 (水)

乾燥の中での御機嫌伺い

16-640x427_202103032206013日、みちのくのホール所有の楽器陣の御機嫌伺い2日目。初日は外が雨模様でホール内も湿度高めだったのが今日は一転真冬並みの異常乾燥で湿度20%以上急降下、前日折角仕上げたチェンバロのタッチやヴォイシングもバラツキ気味に・・・。巨大で堅牢なように見える独逸製16fチェンバロも実は湿度変化にはすぐに反応する程敏感なのが不思議。

3-640x427_20210303221601その点ポジティフオルガンは温度には敏感ながら湿度の影響は殆ど無し。数か月前振りに弾いてみると前回の調律が全く狂わず残っていたのにはビックリ。張力が掛かっていない楽器の調律の持ちの良さは流石!

1-640x427_20210303222101この2日間昼は楽器と格闘するものの夜は温泉三昧。この1年コロナのお陰で「余所者はお断り」と全国の御贔屓温泉地から締め出しを喰らっていただけに源泉掛け流しの極上の温泉を朝晩独り占め出来た至福のひと時。

2021年3月 2日 (火)

213の爪痕

13-640x427_202103022010012日、御馴染みのみちのくのホール所有のチェンバロ2台、ポジティフオルガン、クラヴィコードの御機嫌伺いへ。この1年コロナのお陰で楽器陣の出動少なかったものの保管部屋の湿温度コンピューター管理という万全の体制のお陰でどれもコンディション良好でひと安心。

5-640x455_20210302202001実はみちのくに来てみると震源地が近かった為か2月13日の福島県沖の強い地震の被害の爪痕が街のあちこちに。お伺いしたホールもダメージ受けたそうで一部閉鎖中でした。幸いチェンバロなど保管中の楽器庫は10年前の大震災の経験を活かし転倒しそうな楽器はベルトなどで固定するなど地震対策徹底したお陰で全く被害無かったそうな。

7-640x427_20210302202901みちのくでのランチは御近所のマニアの間で噂の大衆食堂初訪問。路地裏でヒッソリと老夫婦お二人でやっておられる年季の入ったお店、タンメン注文するも素朴な味ながら具沢山の豪快な量でした。

8-640x427_20210302203801料理より驚いたのは昭和テイスト濃厚な雑然とした店内!半世紀は時間が止まったままような景色が素晴らしい!B級グルメマニアには堪らない穴場食堂発見か。

18-640x427_20210302204301夜は近くの小さな漁港前の海鮮割烹で豪快な海鮮丼。地元民相手のお店なのでネタの鮮度の良さや種類の多さは勿論の事刺身の量が観光客相手のお店の倍もあろうかというテンコ盛りが凄い!こちらもみちのくならではの超穴場。

2021年3月 1日 (月)

コロナと地震のダブルパンチ?

1-640x427_202103012115011日、チェンバロ奏者がクラヴィコード試奏でお越しになるも久々に生でお会いすると業界四方山話の方に熱が入り手よりも口の方が忙しい・・・。

4-640x427_20210301212101明日からのみちのく仕事の為前日現地入り。宿は恒例のご近所の温泉旅館、今回は老舗高級旅館の一番安い部屋を予約するも(それもポイント使って無料)先日の地震で宿泊客激減したのか3部屋もある特等部屋へアップグレードの上掛け流しの大浴場貸し切り状態!10年前の大震災からやっと復活しつつあった温泉街がコロナと地震のダブルパンチでまたもや厳しい状況に逆戻りか・・・、微力ながら応援しております。

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