柴田氏作のルッカース1段
28日、日本のチェンバロ製作界の重鎮でありその拘りの作風で多くの名作を作り続けておられた柴田雄康氏(もう亡くなられて8年とは早いものです)の初期の作という1段フレミッシュの御機嫌伺い。まだモダンチェンバロ全盛期で日本ではヒストリカルタイプは手探り状態で作られていた約半世紀前に早くも忠実なオリジナル指向で見事なルッカースモデルを作られていた事に感嘆!
このチェンバロは作者が特に思いを込めて作られた楽器だったとの事。響板のローズが不思議な形をしていると思いきや先祖伝来の家宝の刀の鍔を埋め込まれていたそうな・・・。
帰路都心を通ると外人居なくなり閑散としていたはずの浅草が観光客で大賑わいで仰天。まだ緊急事態宣言継続中のはずが皆さん自粛続きに疲れてきたのか? これではコロナ収束もまだまだ道遠しかも。
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