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2021年2月

2021年2月28日 (日)

柴田氏作のルッカース1段

6-640x427_2021022818250128日、日本のチェンバロ製作界の重鎮でありその拘りの作風で多くの名作を作り続けておられた柴田雄康氏(もう亡くなられて8年とは早いものです)の初期の作という1段フレミッシュの御機嫌伺い。まだモダンチェンバロ全盛期で日本ではヒストリカルタイプは手探り状態で作られていた約半世紀前に早くも忠実なオリジナル指向で見事なルッカースモデルを作られていた事に感嘆!

7-640x439_20210228184101このチェンバロは作者が特に思いを込めて作られた楽器だったとの事。響板のローズが不思議な形をしていると思いきや先祖伝来の家宝の刀の鍔を埋め込まれていたそうな・・・。

8-640x427_20210228184801帰路都心を通ると外人居なくなり閑散としていたはずの浅草が観光客で大賑わいで仰天。まだ緊急事態宣言継続中のはずが皆さん自粛続きに疲れてきたのか? これではコロナ収束もまだまだ道遠しかも。

2021年2月27日 (土)

オルガン拝見

14-640x427_2021022716510127日、さる教会にお伺いし会堂と独逸製オルガンを拝見。約半世紀前まだ日本でパイプオルガンが少なかった頃に導入されたというポジティフオルガン、今のコンサート用楽器に比べると結構大型でストップ数も多い。環境変化激しい日本でもトラブル知らずとは流石堅牢な独逸製。

27-640x427_20210227165801帰りに御近所の公園内で公開されている我国の洋楽導入の立役者の旧宅を見学へ。大正7年米国へ亡命の途中来日したプロコフィエフも弾いたという百年前の豪華な装飾のピアノや高級蓄音器・文献資料などが展示されており戦前の本邦洋楽界の活気ある様子を伺い知れる貴重な場。

2021年2月26日 (金)

クラヴィコード携え東へ

1-640x426_2021022617190126日、クラヴィコード携え東へ移動。途中新名神の冬の難所・信楽付近雪の予報有り心配するも小雨でホッ。ただ融雪剤撒いていたのか車が真っ白に。ちょうど高速周辺も梅や桃が見頃で少し花見気分。

2-640x419独逸製クラヴィコードが東のスタジオに到着。しばらく西のスタジオのベストの環境で保管していたのでかなり御機嫌回復か?今日は西も東も下り坂の天気ながら湿度だけは乾燥気味、まだしばらく加湿器必要な様子。

2021年2月25日 (木)

歌うジュウシマツ

1-640x44025日、スタジオに長年仕舞いこんでいた旧式家電一式をまとめてゴミ処理場へ。除湿器加湿器かなりの数貯め込んでおり改めて自分が重度の家電マニアである事を実感。西にいる間は関西のコテコテの食事を楽しもうとランチは昼呑み客が多い大箱の大衆食堂でお好み焼定食。専用の鉄板皿に乗った固めに焼かれたお好み焼はコテで食べ後は飯味噌汁という炭水化物祭り!

3-640x426_20210225180501午後は半世紀前に通っていた幼稚園の現代ピアノの御機嫌伺いへ。調律していると部屋で飼われていたジュウシマツがピアノの音に合わせて賑やかに歌うんですよ!何故か中音だけにしか反応してくれないのが不思議・・・。

2021年2月24日 (水)

浪速下町

2-640x441_2021022418200124日、早朝の野鳥ウォッチング、今日は模様の違う?鴨3種と遭遇。鴨の種類判別中々難しく野鳥の世界も奥が深い・・・。中にはシベリアからの密航者もいるのだとか。

3-640x377草陰に潜むカワセミを昨日に続き発見。極彩色は目立つはずが小柄で見つけるのが大変。野鳥の中でも別格の人気はそれが理由か?

16-640x427_20210224183001浪速の湾岸エリアのディープな下町にあるスタジオの開設をお手伝い。周辺は正に「じゃりんこチエ」の世界のまま、もう昭和テーマ館の様相でありました。近くには今だに狭い川を往復する渡船が現役であるのだとか。

2021年2月23日 (火)

カワセミ発見!

3-640x39123日、早朝恒例の川辺散策、息殺して望遠カメラ構える方がおられるなと思うと狙い先には滅多に見れない人気者のカワセミが。連日この鳥ばかり撮っているというこの方に伺うとそろそろ巣作りの時期なのだとか。

6-640x426_20210223164201川は相変わらずカルガモ、千鳥、鳩、鴉など多種な野鳥の宝庫。中でも目立つのは大きな真白い鷺。水中の獲物を虎視眈々と狙う姿中々迫力有り。獲物見つけた際いきなり首が伸びて仰天・・・。

7-640x426_20210223165101

2021年2月22日 (月)

播州のギャラリー訪問

7-640x427_2021022216480122日、春の陽気に誘われて播州の山奥?にある木の器と手織り作家ご夫婦の工房ギャラリーを訪問。工房2階にあるギャラリーは月3日のみ営業だとか。古民家の廃材を集めて3年掛けてコツコツと自力で組み上げたという建物が素晴らしい!

2-640x427_20210222165501一面窓という洒落たギャラリーにはご夫婦の木工と織の作品の他に面白い古民具や骨董品も並んでおり実に楽しい空間。また世界に名が轟く播州刃物の本場だけあって伺うお話も楽器屋にとって興味深い物ばかり・・・。今時川から採った砂鉄を原料に恐ろしい切れ味の刃物を作る伝説の鍛冶職人がおられるという話には仰天。

8-640x427_20210222170601ランチには御近所の地元民専用?の日帰り温泉の食堂でおろし蕎麦。入浴後ちょっとひと休みする場ながら出て来る地元産の蕎麦は中々本寸法、その上都会の店では考えられない位の凄い量!満腹になり大満足。

11-640x427_20210222171401ギャラリーで骨董品の中から見つけた収穫がこれ。最近購入したスピーカーの台になる予定。多分近くの繊維工房から出た糸車か。

2021年2月21日 (日)

独逸製クラヴィコードドッグ入り

2-640x427_2021022116300121日、独逸製の外装凝ったクラヴィコードがドッグ入り。早速総分解し各部点検するも独逸人らしい堅牢な作りに感心。

10-640x456スタジオ隣の古寺今日は一番賑やかなお大師さんの日。いつもは閑散とした参道や境内にご高齢者に特化した露店が並び参拝客で賑わう姿は西の巣鴨状態か。

12-640x427_20210221163801御近所の天神さんも梅満開で受験祈願の参拝者と花見の衆で大賑わい。陽気に誘われ非常事態宣言物ともせず外出する方多いのでは・・・。

2021年2月20日 (土)

個人宅のオルガン拝見

2-640x45220日、夜明け前に御江戸を発ち紅い朝焼け富士を眺めながら西へ移動。午前中は尾張の戦前洋楽公演調査。大正から昭和初期の大物演奏家の来日公演御江戸は元より京阪神は結構あれど名古屋が飛ばされている事多し・・・。芸事好きな街のはずなのですがね。

11-640x427_20210220204201個人宅にある伊国製の10ストップのパイプオルガンを演奏家とご一緒に見学へ。5m近い高さのオルガンが普通の一軒家に入っている事に感嘆!2階部を抜いて吹き抜けにされたのだとか。

12-640x427_20210220204201いつでもオルガン存分に弾きたいという事で厳重な防音を施した20畳の部屋が素晴らしい!自宅でオルガンのコンサートが出来るとはナントも贅沢な空間!

4-640x460麺文化研究家今日のテーマは味噌煮込みきしめん。帯のような幅広麺意外に弾力性有り噛み応え良し・・・。クドイ程濃い赤味噌の出汁も慣れれば美味いもんです。

2021年2月19日 (金)

水分補給

1-640x427_2021021916440119日、昨日の現場でボディが反り始める程乾燥ダメージ受けた白フレンチをスタジオで慎重に水分補給、一昼夜で何とか反りも治り鳴りやタッチも御機嫌直ったようでホッ。乾燥時最高音部エリアの反りがきつかったのか元に戻すと調律のズレ凄かった。

2-640x427_20210219165101次は1年以上登板無く西のスタジオに放り込まれて冬眠状態だったフォルテピアノの御機嫌伺い。恐る恐るフタを開けてみるも半年以上放置の割りに調律ピッチも殆ど変化無くすぐに登板出来る状態。常時無人の西のスタジオでの楽器管理も上手くいっているようでひと安心。この楽器は近々コンチェルトで出陣予定。

 

2021年2月18日 (木)

異常乾燥

2-640x459_2021021819530118日、某チャペルでのコンサートに白フレンチで出動。案の定舞台は冬特有の異常乾燥となり流石タフな独逸製もボディが反り始めるなど影響出てしまい辛うじて演奏に支障無い状態を維持出来た次第。ヤワなチェンバロなら調律もタッチもバラバラになっていたでしょうね。

4-640x427_20210218200601演奏の合間に御近所の(チト遠かった?)武蔵野うどんの人気店で肉茄子つけ汁のランチ。不揃いながらモチッとした絶妙の歯応えのうどんと大振りな茄子がふんだんに入った素朴なつけ汁の相性が抜群。同じ武蔵野うどんでも北関東西と東ではかなり風味違うもんです。

2021年2月17日 (水)

ゲルマン魂

1-640x427_2021021718210117日、独逸製フレンチを総分解し出陣前の最終チェック。タスカンモデルとしては意外に軽量な作りながら木工精度が良いのか過酷な舞台登板でも変化少なく堅牢なのがアリガタイ。

3-640x427_20210217182701ただこの独逸製完璧な作動を目指す余り複雑な構造に拘る傾向があり鍵盤のカプラーを超軽くするため独自の金属レバーを取り付けたのは良いものの鍵盤分解に通常の倍以上の時間が掛かるのが実に厄介・・・。目的の為なら手間は厭わずというゲルマン魂を垣間見た次第。

2021年2月16日 (火)

朝富士

640x37016日、夜明け前から東へ向けて500km爆走、途中雪帽子被る朝富士を眺め昼前御江戸到着。留守していたスタジオ先日の地震で結構小物落下被害有り,都心もかなり揺れたのか。午後はスタジオで若き奏者のチェンバロ試奏有り。

2021年2月15日 (月)

歴史的洋館下見

5-640x427_2021021516500115日、イベント会場探しでご近所の1933年建築という歴史的洋館を訪問。何度かの改修を経ても約90年前の姿を良く残している魅力的な建物ながらコロナのお陰で窓開けての使用が条件とか・・・。音響・雰囲気共に良い部屋ばかりながら前が国道で窓を開けるとかなり騒音入ってくるのが残念。

2021年2月14日 (日)

花見

4-640x427_2021021417230114日、間も無く東日本大震災10周年というタイミングで東北でまたもや大きな地震!まだお仲間からの被害の報告来ていないものの揺れが大きかっただけに心配です。今日は陽気に誘われスタジオ近く(ちと遠い?)の梅林で花見。御近所の方がノンビリ散策されている程度で混雑無く非常事態宣言下でも安全な穴場でした。

3-640x427_20210214173401御近所の漁港近くにある御贔屓の小さな酒蔵に立ち寄り新酒を入手。好物な微発砲酒(シャンパンみたいで実にフレッシュ!)はまだチト早いとの事で残念。

14-640x427_20210214173801帰りに漁港前の食堂で冬限定のかす汁うどんでランチ。スタジオに戻るもここ最近異常乾燥が収まっており加湿器フル回転まで不要な様子。しかしまだ2月、これからまだ厳しい乾燥何度か来るでしょうね。

2021年2月13日 (土)

床暖房による乾燥注意

640x427_2021021316170113日、現代ピアノの御機嫌伺いへ。堅牢なはずの国産Y社のグランドピアノも冬場の異常乾燥の影響かなり受けた様子で調律安定させるのにひと苦労。床暖房による乾燥ダメージ大きいのでお気を付けあれ。

2021年2月12日 (金)

梅見頃

4-640x427_2021021216010112日、スタジオ近くの天神さんの梅林がそろそろ見頃に。まだ満開とはいかないもののここしばらくは花見楽しめそう。天神さん受験シーズン真っ只中で参拝者多く大繁盛。

1-640x462ネット徘徊中に超安価(2万円台!)な真空管ミニコンポを見つけ衝動買い。アナログ風の面構えで光る真空管をいつも眺められるのがドストライク!音も古楽耳にフィットする優しいサウンド。いつもは今の物より昔の物の方が良いぞ!と主張しているもののこんな良質安価な物に触れると時代が進むという事も良いもんだと少し思った次第(少しだけですが・・・)。

2021年2月11日 (木)

85年前のブランデン録音入手

1-640x427_2021021116370111日、先日プーランク作品で出動したばかりの独逸製フレンチ、今度は久々にバロックプロのソロ演奏に出陣との事で古楽器仕様にシフトチェンジ。メカニックの精度が高い独逸製なので全体の調整変更簡単に出来るのがアリガタイ・・・。

2-640x427_20210211164101時間掛かっていたSPレコードの整理もやっと一段落。久々に神保町の古盤屋に伺うと昭和初期に録音されたブランデン2種を見つけすかさず入手。実はその頃3種類ものブランデン全曲が競って録音され、日本でもどの録音がチェンバロやガンバなど古楽器をバッハの指示通りに使っているかでマニアの間で大論争が起こっていたそうな。ちょうどこの時期日本でも本格的に古楽が注目され始めた様子。今日は85年前ブランデン録音時の写真まで拝見。

2021年2月10日 (水)

一世紀前のオーディオ

1-640x427_2021021019390110日、連日のSPレコード整理、コレクションの再チェックの為すべての盤をSP盤専用収納箱から引張り出し空箱を積み上げると天井に届かんばかりの高さに・・・。いつの間に集めたのか百年以上前の英国製片面盤が意外に多し。電気録音の前ラッパ吹込みの時代の盤には歌やヴァイオリンが意外に生々しい音で入ってますね。ピアノやオケはちょっと弱弱しいかな。それでも一世紀前のオーディオサウンドの情報量の多さには改めて感嘆!

2-640x427_20210210200601御近所のマスター1人で切り盛りする御贔屓の小さな洋食屋、コロナの影響を心配するも久々に覗くと以前よりも客多くテイクアウトも人気のようで現在休日返上で奮闘中のご様子。周辺の大手チェーン店次々閉店しており苦境の飲食店多しと報道される御時世ながら安価で美味いお店は逆に好機到来なのかも・・・。

2021年2月 9日 (火)

SPレコード整理中

640x427_202102091859019日、車検中の車数ヶ所交換部品取寄せとなり急遽後2日間車無し状態に。コロナ騒動中は電車バス利用せずを貫いているので(1年継続中)遠出も出来ず、それならと長年放置していたSPレコードの整理を敢行。奥に山積みのまま仕舞いこんでいた盤を引張り出してジャンル分けするだけで1日仕事。コレクションの中心となる20世紀前半のチェンバロを含む古楽器演奏の盤(珍しい盤多し)に加えクラシックだけで無くジャズや流行歌まで含めるとかなりの量に・・・。近々蓄音器コンサート開催予定なので名盤珍盤選りすぐってご紹介する予定。

2021年2月 8日 (月)

絶滅寸前?

4-640x427_202102081718018日、愛車車検中。アナログ世代のオッチャンは今だにオートマを嫌いマニュアル車一筋! 車屋で「今この車種のマニュアル車は全体の何割位?」と尋ねるも「殆どいませんよ、数%位でしょうかね」との事。いつぞやガソリンスタンド利用時若いスタッフに「凄い!マニュアル車だ!」と驚かれた訳もやっと納得。今や絶滅寸前のオタク車なのかも・・・。

2021年2月 7日 (日)

スピネット運送

2-640x427_202102071624017日、スピネットチェンバロの引越運送に出動。いつもなら1人で済ます軽量楽器運送も台車使えない長い砂利道を運ぶのでと大型楽器並みの2人掛かり。お届け先では建物前に車駐車出来ずこちらも台車で遠距離移動に。大型2段チェンバロならかなり難易度高目な運送だったかも・・・、スピネットで良かった!

3-640x427_20210207163901お届け後ご近所の有名な武蔵野うどんの人気店でランチ。具沢山のつけ汁と固めに打たれた歯応え良いうどんの相性素晴らしいものの駅前の人気店らしい都会風の精練された味わいは田舎の素朴さとB級感を愛する武蔵野うどんマニアにはちょっと残念。

 

2021年2月 6日 (土)

久々の2台出動

3-640x427_202102070100016日、毎年ご一緒している老舗グループのBachカンタータ公演本番。1年振りのオルガンチェンバロ2台出動、今日の舞台は照明で暑い上に異常乾燥の厳しい環境となりオルガンのピッチは上がり放題、チェンバロは下がり放題とこれまた久々にハードな現場となるも長年の実戦経験を活かせる現場に再び戻って来れた喜びを実感出来た1日。

2021年2月 5日 (金)

オルガンチェンバロ出陣

1-640x445_202102051948015日、恒例の夜明け前の川辺散策、今日は青と白の鷺のツーショットをパチリ。決して仲が良い訳では無さそうながら同じ川で共存しているのが面白い。

2-640x427_20210205195401昼は関西では珍しい本寸法の江戸前蕎麦の店でせいろ。裏通りの目立たない小さなお店でかつ江戸風の強気の値段ながらファンが多いのか開店と共に盛況の様子。

3-640x427_20210205200001明日のBachのカンタータ公演の為ポジティフオルガンとチェンバロ2台を前日搬入。スタッフの方に伺うとコロナ禍の元でもホールは結構稼働していますよとの事、同じ緊急事態宣言の下でも関東よりも関西の方が公演開催が盛んなのか?

2021年2月 4日 (木)

バードウォッチ三昧

1-640x4384日、久々の夜明け前からの川辺散策はバードウォッチ三昧、まずはいつもの如く川中で微動だにせず虎視眈々と獲物を狙う青鷺に遭遇。寒くて魚も泳いでいないように思えるも実に勤勉。

6-640x435_20210204152201次は白鷲(?)にも遭遇、こちらはまだ幼い為かチョロチョロと動き回って捕食活動。一撃必打の青鷺に比べると効率悪し。

8-640x426_20210204152901年中居座るカルガモ一家を眺めていると青く光る派手な鳥が眼前と通り過ぎてビックリ、よく見ると滅多に見れないカワセミ!、その後には追いかける重装備のカメラマンの一団が・・・。バードウォッチャーにとってはカワセミは花形役者な様子。

9-640x427_20210204153401御近所の美術館で開催中の地元出身のスーパーマルチエディターの回顧展を拝見。絵・文・写真・企画・編集どの分野にも特筆した才能があった事に感嘆!戦後すぐの混乱期の精練された美的センスが素晴らしい!

11-640x469

 

2021年2月 3日 (水)

花見はまだ先か

1-640x427_202102031658013日、スタジオで久々に出陣予定の1段ジャーマンの最終チェック。実は先月来日した仏蘭西の新鋭Cem奏者の隔離生活に提供予定だったのが狭い階段通らないと小さなチェンバロに急遽差し替えとなり約半年振りの出番。梱包解くと乾燥期なのに真夏の湿気の影響が残っておりチェンバロカバーの保湿性に感心。

4-640x427_20210203171001スタジオ近くの天神様の梅林に花見に出掛けるもまだ見頃とはいかずチラホラ程度。受験シーズンなので真剣な参拝者の姿多数。今はコロナのお陰で拝殿の鈴が無いのか・・・。

5-640x427_20210203171601ランチはスタジオ近く(チト遠い)の御贔屓饂飩屋へ。季節モンという地鶏と地野菜がたっぷり入ったしっぽく美味し。行列必至の店もコロナのお陰で程良い混み具合ですぐ着席出来るのはアリガタシ。

2021年2月 2日 (火)

宇都宮製ピアノ

1-640x427_202102021950012日、連日のモダンピアノの御機嫌伺い、今日は本場浜松では無く珍しい宇都宮の小さなメーカー製のピアノがお相手。少量生産ながら良心的な作りでプロに人気あったというだけあって明瞭で声量ある鳴りっぷりが見事。このメーカー確か調律師主人公のコミックにも登場してたような・・・。

2021年2月 1日 (月)

米国製チェンバロの拘り

1-640x427_202102012002011日、米国の大御所製作家作のフレンチ2段の御機嫌伺い。欧州製とは一味違う豪快な作風と鳴りっぷりが持ち前か。米国人らしい合理的な部分もあるものの調律ピンオリジナル通りの穴無し巻き付けに拘るセンスが面白い・・・。同時にCristoforiのピアノも調律、こちらは300年前の歴史的モデルでは無くモダンピアノでありました。チェンバロの直後にピアノを触るとタッチの重い事!

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