宮殿演奏会
5日、都心の超豪華な宮殿(?)での特別演奏会(限定50名)に珍しく観客で参加。公演前にまず国宝の建物探訪、国を挙げての贅を尽くした内装素晴らしいものの歴史の重みを感じないのが不思議。良く手入れされた庭園も見事ながら首都高鉄道近過ぎ騒音凄いのに閉口。今日のお目当ては豪華な装飾施された1906年製の仏蘭西の銘器エラールの90鍵フルコン。公演最初は少々寝惚けた鳴りながら途中から目が覚めてきたようで現代ピアノとは全く「木の温かみ有る音色」を堪能。出来る事ならこの会場にチェンバロやフォルテピアノを持ち込んで自主企画の演奏会開いたいところながら(雰囲気では日本で一番古楽器演奏に向いている空間か?)貸してくれないだろうなあ・・・。
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