70年前に日本に来たチェンバロ
28日、上野の日本最古の音楽ホールで開催中の「音楽の殿様」展、12月2日閉幕との事で駆け込みでやっと観覧。ホール御自慢の日本最古のコンサートオルガンは元はこの音楽の殿様が自宅ホールに設置した物でちょうど今年がオルガンの百周年(関東大震災で自宅ホール被災閉館したので上野のホールへ寄贈)との事での殿様の特別展。元御三家の膨大な資産を投げ打って収集したという殿様所有だった世界有数の楽譜コレクション、現在は和歌山で保管されているのですが今回ベートーヴェンの直筆書簡やバッハハイドンベートーヴェン等の初版楽譜など貴重なお宝が上野に来ております。私も初見の秘蔵写真も多数展示。日本の洋楽史に関心有る方は是非お見逃しなく!
観覧後このホールにチェンバロ導入されたきっかけを作ったというチェンバロ奏者にお会いして四方山話を拝聴。日本最古の音楽ホール移築保存時の秘話多数出て来てアリガタシ。70年前に日本に来て今だ現役という独逸製携帯用スピネットチェンバロも拝見。先日紹介した1929年設立の合唱団と共に長年活躍した楽器だとの事。歴史的遺産がしっかりと残っている事は実に素晴らしい!
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