古都の再現模造楽器展
4日、連日の古都訪問、今日は閉幕間際駆け込みで正倉院展へ。今回メインの展示が再現模造された琵琶などの楽器陣。千数百年前に作られた物を最上のレベルであるとリスペクトしそれに近付く為に徹底してオリジナルの製作技法を模倣した姿勢に感嘆。復元チェンバロと言いながら現代のテクノロジーを簡単に導入し製作過程や仕上がり具合を手抜きしてしまう楽器製作の姿勢が蔓延する中、本当の古楽器製作とは何かを改めて考えさせられる貴重な場となった次第。
例年なら正倉院展は凄い混雑振りながら今回は外国人おらず観光客も僅かで展覧会もゆっくり見学出来アリガタシ。いつもはエサくれ!と押し寄せて来る鹿も観光客の鹿センベイには目もくれず黙々と草食べてましたね。昔のような静寂の古都が復活しておりこれもコロナのお陰と感謝!
しかし9月に入っても古都は今だに蒸し暑く歩くだけで汗だくに。正倉院近くの廃工場跡を改造した素敵な喫茶で掻き氷で涼を取りひと休み。梅尽くしのシロップが美味。しかし観光客相手のお店どこも閑古鳥盛大に鳴いており瀕死状態。
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