久々のチェンバロリサイタル!
15日、コロナ騒動後の自主企画の洋館コンサート第6弾はチェンバロソロリサイタル。久々のチェンバロ主役の公演が個性的な17世紀タイプの1段鍵盤にミーントーン調律という本寸法な内容で調律師張り切るも梅雨の凄い湿気忘れてました。会場に楽器を入れるなり湿気のお陰でピッチはドンドン上昇し本番でも調律は不安定、幸いコロナ対応で休憩2回取ったお陰で大惨事にはならずホッ。
今日のリサイタルはオールWバードという実に渋いプログラム。奏者の見事な鍵盤コントロールでミーントーン調律の濃厚な世界が明瞭に描き出され圧巻でありました。これで6月から約3週間で6公演というコロナ騒動後のコンサートシリーズ第1段が無事終了。この6公演を経験する事でこれからのコンサートには絶対必要となるコロナ感染防止策のノウハウを確立出来た事が一番の収穫、また現在のお客様の動向をコンサートを通じて直接触れる事が出来た事も今後の活動にとって大きな収穫でありました(コンサート関係者にとってはかなり悲観的な結果ではありましたが)。コンサート復活への道のりは始まったばかりながら道は険しそうであります。
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