大正時代に日本にヴィオラダガンバが来ていた?
19日、8月29日開催の日本古楽史研究会例会、今回は「戦前日本のチェンバロ事情を探る」というタイトルで日本のチェンバロ導入の様々な歴史を検証するのですが、もうひとつのテーマが日本のヴィオラダガンバ導入史の検証。実は日本最初のチェンバロ奏者は誰か?という謎を解く新発見をした際同時に日本のガンバの歴史についての重大な証言も発見。今までガンバは昭和初期に英国から持ち帰られたのが最初との説が有力でしたが(江戸時代以前は除外)さる証言では大正時代に早くも日本に来ていたそうな(ただし演奏に使われてはいなかった様子)。また昭和初期に別にオリジナルガンバも日本に来ておりこちらはアンサンブルで演奏されていたとの事。私が常々主張する昭和初期に日本で第1次古楽ブームが起こっていたという説を裏付ける重要な発見でありました。詳しくは8月29日の例会でご紹介する予定。乞うご期待!
« 日本最初のチェンバロ奏者発見! | トップページ | 銀ブラ »
「チェンバロ」カテゴリの記事
- チェンバロソロ初日(2025.01.13)
- チェンバリストに変身中(2025.01.12)
- えべっさん(2025.01.09)
- 堅牢さが自慢(2025.01.08)
コメント