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2020年6月

2020年6月30日 (火)

17世紀チェンバロ談義

2-640x47630日、東のスタジオで珍しくCem奏者2人とチェンバロ(17c type Alain Anselm1997 after P.Dennis )を交えて17世紀チェンバロ談義。コロナ騒動後久々の古楽コンサートシリーズの開幕戦に登板したこのチェンバロ、今度はこれまた久々の(もしかしてコロナ騒動後初?)チェンバロソロリサイタルとなる(それも1段チェンバロで!)この公演でも登場の予定。ミーントーン調律による初期バロック独特の純正な響きと鮮烈な和音が美しくも激しく交差する世界を是非ご堪能下さい! このチェンバロソロを含む色々なデモ映像こちらにアップ中、是非こちらもご覧ください。

2020年6月29日 (月)

今の所アリガタイ・・・

640x427_2020062914190129日、久々に西のスタジオで梅雨を越す楽器陣の御機嫌伺い。間も無く出陣予定の1段ジャーマン数か月振りにフタを開けてチェックするもすぐにそのまま舞台に出せる程ピッチも調律も狂いなく安心。この冬は乾燥少なく梅雨も雨余り降らず今の所令和二年前半は楽器にとってはアリガタイ半年か(コロナのお陰で出番無いのが残念ですが)

2020年6月28日 (日)

原因はチューナー

640x427_2020062818220128日、御馴染み堅牢さが売りのT社のスピネットの御機嫌が斜めとの事で個人宅に出動。この時期恒例の湿気トラブルかと思いきやこれまたチェンバロ関係者にはお馴染みK社のチューナーの設定ミスによる調律手違いが原因でした。高性能過ぎて(?)ボタンひとつ押し間違えるだけで全く違う仕様になってしまうのは困ったもの・・・。

2020年6月27日 (土)

コンサート再開第2段はヴァイオリンデュオ!

11-640x427_2020062721190127日、コロナ騒動後久々の御江戸での古楽コンサート第2段 は第一線で活躍するVnのトップ奏者2人によるデュオリサイタル。先日の管楽器とチェンバロの響きも素晴らしかったものの弦楽器の音色も格別に心に染み渡りますね。小さなスピーカーから聴こえる音楽ばかりに慣れていた耳には久々の生の演奏は実に刺激的!

12-640x458この新しいコンサートシリーズ、練習風景や本番の映像をこちらでチラ見せながら順次公開しておりますのでご覧ください!次は七夕の日に人気フォルテピアノ奏者のリサイタルを開催予定!まだチケット僅かに残席有り!そしてその次は弦楽四重奏公演!乞うご期待!

2020年6月26日 (金)

コンサート登板間も無く!

1-640x427_2020062617320126日、コンサート再開となりウチの楽器陣も登板に向けてウォームアップ開始。まずは舞台に4台の鍵盤楽器が勢揃い(Cem Fp×2 Pf) という贅沢なレクチャー(久々の公共ホール!)に登板予定のフォルテピアノの御機嫌伺い。少し寝ぼけ気味ながら状態は良好でひと安心。

4-640x427_20200626174001次は昨日の登板でその個性的な音色が好評だった仏蘭西製1段チェンバロの調律替え。次回はコロナ騒動後初めてのチェンバロソロリサイタルに登板予定。滅多に聴けないオールウイリアム・バードプログラム!是非お聴き逃し無く! 昨日の御江戸での久々の古楽コンサートの映像早くもこちらにアップされてますのでどうぞご覧ください。

5-640x430_20200626174701スタジオ近くの地元民御用達の超人気焼鳥屋が間も無く閉店との事で最後の買物へ。コロナ騒動関係無く繁盛していたお店なのに・・・。昭和の香り漂う名店がまたひとつ消えるのが実に残念。

2020年6月25日 (木)

やっとコンサート再開!

12-640x427_2020062523080125日、重要文化財の歴史的洋館での新しいコンサートシリーズ 今日が初日。古楽器による生演奏を聴きたい!というお客様に支えられて約4カ月振りの公演を遂に開催!久々のチェンバロやリコーダー、トラヴェルソの生音がダイレクトに心に染み渡りリハの段階で落涙寸前。

7-640x427_20200625231701今回のコンサート、他に先駆けての開催だけに万全のコロナウイルス対策を準備。ご来場のお客様はまず検温チェックからスタート。これだけでも感染の可能性かなり抑える事出来そうで頼もしい限り。

3-640x448_20200625231701次は手と靴底のアルコール消毒。かなり純度の高いアルコールを足拭きマットに吹き掛けるも殆ど濃厚なウォッカのような消毒液は嗅ぐだけで酔いそう・・・。幸い受付嬢が酒豪の方名ばかりで酒の匂い濃厚なのはかえって喜ばれたかも。

9-640x427_20200625233101受付も自家製の感染防止用の透明シートでコロナウイルスを完全ブロック。そして本番も休憩2回で頻繁に会場内の換気。これぞコロナ後の新しいコンサートスタイルであります。濃厚な生演奏を堪能し無事公演は終了、その後はこれまた久々に御贔屓の本格台湾中華で打ち上げを!演奏後の生ビール実に美味し!

 

2020年6月24日 (水)

チラシ作るの忘れてた・・・

13_2020062418300124日、明日いよいよ約4カ月振りにコンサート 再開であります。準備万端と思いきやそう言えば今回チラシを作るの忘れてました(今時フライヤーと呼ぶのは知ってますがオッチャン世代はどうも馴染まない)。まあ挟み込みするコンサート皆無だったので印刷しても仕方無かったのですが・・・。コロナ後はすべての面で様変わりするのでしょうがコンサート業界も紙媒体廃れていくのでしょうね。

2020年6月23日 (火)

換気効果絶大!

3-640x427_2020062318430123日、明後日から開幕の新コンサートシリーズの会場の最終チェック。やはり客席の両側が全面窓というのは完全密閉の普通のホールとは違い換気効果は絶大であります。こちらの会場でも我々の公演がコロナ騒動後のコンサート一番乗りだとの事。

2020年6月22日 (月)

コンサート開幕戦のコンビ登場!

3-640x427_2020062217410122日、まもなく開幕の池袋の洋館での新コンサートシリーズ、6月25日の開幕戦に登場のリコーダー・トラヴェルソとチェンバロのコンビがリハでスタジオ来訪。数か月振りに都心で古楽系のコンサート再開の火蓋を切るという重責を担うお二人ながらサラッと曲を通すだけでもうリハOKとなるのは流石! このコンサートシリーズ、各演奏家の演奏風景を公開しておりますのでどうぞご覧ください!

2-640x436コンサート開幕戦息の合った実力派コンビの演奏も見所ながら曲ごとに持ち替えるオリジナル楽器から現代の名工作の楽器まで豪華なリコーダー・トラヴェルソのラインナップにも是非ご注目を!(使用楽器公演情報に掲載中)

2020年6月21日 (日)

秘伝のミーントーン調律

640x427_2020062118400121日、コロナ騒動後久々のチェンバロリサイタルは個性的な17世紀タイプのチェンバロを使っての「オールウイリアム・バード」プログラム!この英国の楽聖の独特の世界をチェンバロで描き出す際に重要な要素がミーントーン調律なのですがここでいつも悩むのがシャープキーの異名異音問題。今回もどんな対処法が有効なのか様々なミーントーン調律を聴き比べて演奏家と共に検証(これがまた楽しいのですが)。結局さる大御所チェンバロ奏者から口述で授かった(?)秘伝の調律法を採用する事に。どんな響きになるかは本番でお聴きあれ!

2020年6月20日 (土)

コンサート開催直前!

1-640x436 20日、コロナ騒動後久々のコンサート再開まであと僅か!スタジオは出演者のリハで大賑わい。まずは阿蘭陀在住のフォルテピアノ奏者(まだ帰国出来ない~との事)が7月7日のリサイタルのリハで来訪。今週もうホール公演に出演してきたそうで業界も少しづつ復活してきているよう。英国式フォルテピアノの公演が続いたのでウィーン式を弾くのは久々と言いながら見事な鍵盤コントロールは流石!人気者のコロナ後初のソロリサイタル乞うご期待!(まだチケット予約可能!残僅か!)演奏映像 少しだけアップしましたのでご覧下さい!

2-640x449_20200620164001次はこれまたコロナ後初?のチェンバロリサイタルに登場の実力派のリハ。先日より個性的な17世紀タイプのチェンバロをどう料理しようか色々相談するも今日は調律法の選択会議。曲に合わせてミーントーン各種をテストしちょっと珍しいタイプをチョイス。どんな響きになるかは本番を乞うご期待!

2020年6月19日 (金)

チラシ挟み込み出来るコンサートが無い・・・

Photo_2020061920100119日、間も無くスタートするコロナ騒動後新しいスタイルでのコンサートシリーズ (現在4公演の開催が決定、其の外にも多数計画中)、皆様に公演プログラムを事前に少し味わって頂こうと演奏映像 をアップいたしましたので是非ご覧ください。コロナ前のようにコンサートのチラシ挟み込みが全く出来ないのでネットでの情報配信が唯一の宣伝ですね。数か月前までは予想もしなかった激変振りには驚くばかり・・・。

2020年6月18日 (木)

久々の生!チェンバロリサイタルはオールWバードプログラム!

640x46818日、コロナ騒動後多分久々の都心での有人チェンバロリサイタルがお馴染み池袋の重要文化財の洋館で7月15日開催予定。今日はそのリハーサルにお付き合い。記念すべき(?)復活第1段のコンサートは純正なミーントーン調律を施した17世紀タイプの個性的なチェンバロ(仏蘭西のベテラン製作家Alain Anselm作)でオール「ウイリアム・バード」プログラム! 初期バロック期の珠玉のチェンバロ作品を音響抜群の歴史的洋館での生演奏で是非ご堪能下さい!

2020年6月17日 (水)

梅雨でも乾燥・・・

3-640x427_2020061718300117日、某鍵盤奏者のご自宅のパイプオルガンの御機嫌伺いに出動。我国オルガン界の至宝T氏作の40年近く経つ楽器ながら改めてその拘りの作風と堅牢さに感心した次第。仕事の後久々に演奏家とさしで業界四方山話、古今東西のチェンバロ界に精通する方だけに話は尽きず・・・。今日の御江戸は気温高目ながら日陰に入ると少々爽やかさ感じましたが異常気象寸前の乾燥だった様子。梅雨時期だけに湿度の乱高下でチェンバロ等のコンディション狂い易いのでご注意を!

2020年6月16日 (火)

昔は目白駅前で・・・

640x45916日、仕事の合間に最近楽しみとなった近くの公園の池で大繁殖中のザリガニ鑑賞。お隣で熱心に見ておられる年配の御婦人に伺うとこの辺りでザリガニ見るのは約60年振りで実に懐かしいわとの事。昔は目白駅前で(!)よくザリガニ捕りしたものよとおっしゃっておられましたが・・・。戦後しばらくは目白駅周辺まだ相当田舎だったのでしょうね。

2020年6月15日 (月)

コンサート開幕に向けて自主トレ開始

1-640x427_2020061519170115日、コロナ騒動後待望のコンサート開幕間も無く!久々に舞台で調律出来るのは嬉しいものの怖いのは数ヶ月のブランクによる勘の鈍り・・・(こんな長期の休養は過去経験無し!)。そこで開幕前の自主トレを開始。まず先発予定のチェンバロの調律練習から。こちらは管楽器とのデュオチェンバロリサイタルに登板予定。ミーントーン調律は久々!

2-640x427_20200615192901オリジナルのフォルテピアノの調律も勘が戻らないと中々ハード。こちらはレクチャー(4台の楽器の聴き比べ!)が初登板、続いて実力派フォルテピアノ奏者のリサイタル(追加公演有り!)にも登板予定。

3-640x427_20200615193401自主トレの後は所用で都心へ。通り掛かり神保町の間も無く閉店という黒カレーで有名な老舗洋食屋を覗くといつもの倍の大行列!流石に炎天下並ぶのを諦め退散、コロナ騒動の真っ最中行列無しで入店出来たのが嘘の様。ここも閉店日TV生中継するのかも?

4-640x427_20200615194001このご時世なので混雑している店は避けて同じ神保町の路地裏(?)の庶民的な老舗中華でランチ。こちら行列無く1時過ぎでもう貸し切りでした・・・。

2020年6月14日 (日)

日本で最初の古楽器アンサンブル

6_20200614155601 14日、今日は少し気温下がれど凄い湿気!除湿器フル稼働の1日。コロナ騒動でコンサート休止中なのでしばらく日本古楽史の研究に邁進中。現在日本で最初の古楽器アンサンブルの登場が今までの定説よりもかなり早かった?という仮説の立証に取り組んでいるのですが調査対象に銭形平次は出て来るは永井荷風は出て来るはと次々と意外な名前が出てきて面白過ぎ・・・。まだ検証の途中ですが戦前日本の古楽史を塗り替える画期的な新発見になれば良いのですが。

2020年6月13日 (土)

チェンバロリサイタルも復活決定!

18-640x427_2020061315250113日、コロナ騒動後の新しいコンサートスタイルを目指す池袋の洋館での古楽の新企画、6月25日リコーダー・トラヴェルソ&チェンバロ、27日ヴァロックヴァイオリン・ヴィオラ、そして7月7日にフォルテピアノ(この公演は別シリーズですが)と続きますが7月15日にはチェンバロソロリサイタルの開催が決定!間も無く公式HPで正式発表の予定。多分都心では数か月振りのチェンバロリサイタルになるのでは? 音響抜群の歴史的洋館での仏蘭西製チェンバロの音色是非お聴き逃し無く!

2020年6月12日 (金)

コンサート再開に向けて

2-640x427_2020061217490112日、2週間後に迫った待望のコンサート再開に向けて着々と準備進行中(開催企画まだまだ増える予定です、乞うご期待!)。今日はコンサート会場受付での感染防止シートを作成。折り畳み携帯可能ながら中々立派な物が出来た様子。

1-640x427_20200612175901材料仕入れで向かったご近所のホームセンター近くの御贔屓蕎麦屋久々に訪問。相変わらず豪勢な「ピラミッド盛り(仮称)」のせいろ大を堪能。地元民に愛されるお店はコロナ騒動関係無く行列出来てました。

2020年6月11日 (木)

入梅

8111日、昨日の関西に続き関東も梅雨入り。チェンバロにとってトラブル多発する過酷な時期到来、楽器部屋の湿度管理怠りなく!しかし湿気トラブルの原因で意外に多いのは湿度計の誤表示による管理ミス・・・。湿度計が本当の数値より20%もズレている事もあるので御用心!

2020年6月10日 (水)

百年前の独逸製ピアノ

6-640x39910日、早朝散策の最大の楽しみが御近所の川辺に暮らすかるがも一家ウォッチ。今日も可愛い雛を引き連れ多数の見物客を前に堂々の観艦式を敢行。

8-640x425今日は泳ぐだけでなく新兵にハードな訓練も。流れ早い川の段差を登る練習を行うもか弱き雛は半分以上脱落、それでも親鳥は我慢強く何度も雛にチャレンジさせてましたね。人間の方が見習うべき立派な教育現場を見学出来た次第。

12-640x427_20200610165401今日は個人宅の約百年前独逸ライプチヒ製のピアノの御機嫌伺い。オリジナルパーツのままで今だに張りの有る音色を奏でる独逸ピアノの堅牢さに改めて感心。

2020年6月 9日 (火)

紫陽花

17-640x427_202006091616019日、西のスタジオの隣街の海辺の神社でそろそろ見頃の紫陽花見物。地元は3週間も新規感染者無しとの事で多くの方がノンビリ花見を楽しまれている様子。御江戸とはかなり緊張感違いますね。

26-640x427_20200609162101昼は評判の郊外の蕎麦屋でせいろと穴子丼。関東の鰻のようなフワトロの焼き具合の地穴子が絶品!

7-640x443スタジオ近く(ちと遠い?)には海岸近くに酒蔵エリアがあり今日もその中の御贔屓老舗酒蔵でここでしか売っていない微発砲のにごり酒(もうシャンパンのような元気良さ)を購入。

 

2020年6月 8日 (月)

西は異常乾燥

1-640x3938日、西に戻り早朝恒例のご近所川辺散策。地元民に大人気のカルガモファミリー今日も親子揃って元気に泳いでましたが雛の一部は草むらに隠れて休憩中。何故かその雛の用心棒が亀!

5-640x427_20200608153101西のスタジオへ向かう途中スタジオ近くの御贔屓洋食屋でランチ。味も盛りもサービスも素晴らしいお店ながら実は店内天井高く残響豊かでコンサートすれば最高なのに・・・というのも御贔屓の理由。

7-640x439スタジオ前の池は水連が見頃。しかし猛暑ながら爽やかなのが変だと思ってましたら6月なのに関西は季節外れの異常乾燥でした(10%台まで低下した所もあったとか)。かなりチェンバロには負担大きかったかも・・・。御用心あれ!

2020年6月 7日 (日)

コロナ禍と古楽

Disque-227日、このコロナ騒動のお陰で3月からコンサートが全滅、現場稼業の身としては突然老後のリタイア生活の予行演習をする羽目に・・・。しかしそのお陰で貯め込んでいた戦前の音楽資料を丹念に検証する事が出来、その中で日本古楽史における重要な新発見も多々有り(?)まあ個人的には充実した時間を過ごせたかも。しかし戦前の音楽誌を拝見すると昭和8・9年をピークにかなり熱い古楽ブームが起こっていたようですが日華事変が勃発し世間が戦時色濃くなると古楽への関心もかなり低下していった模様。やはり古楽という存在は世相に余裕がある時代にしか盛り上がらないのかも・・・。歴史を読み解いていると今回のコロナ禍の後世間が古楽などというマニアックなジャンルに再び注目してもらえるか非常に不安なのであります。

2020年6月 6日 (土)

フォルテピアノは軽い?

1-640x427_202006061644016日、今日はフォルテピアノの運送を。通常フォルテピアノの方がチェンバロよりも随分重いはずが昨日の独逸製チェンバロが余りに重かったので今日のフォルテピアノ持って見ると「軽い!」 しかし郊外の幹線道路大渋滞でしたね。規制解除後の週末家族揃って久々に羽を伸ばそうと皆車で外出したのか?

3-640x427_20200606165001今日も武蔵野うどん激戦区を通ったので評判のお店でランチ。週末昼時大行列が中々進まない・・・、うどん店回転良いはずが何故?と思うもコロナ対策の席数制限の為でした。今日も肌黒くモチモチ固めの田舎風の麺と濃厚な付け出汁が素晴らしい!

2020年6月 5日 (金)

チェンバロお国合戦?

4-640x4535日、今日は独逸製Zellモデルの運送から。大型重量級の狭い階段降ろしコロナ騒動で鈍った体にはかなりコタエタ・・・。

7-640x427_20200605214401楽器お届け先では独仏日製3台のチェンバロお国合戦の様相。1台は演奏家の自作楽器だとか。中々立派な作りでありました。

8-640x457久々に郊外に出たので訪問先ご近所で評判の田園地帯の古民家うどん屋でランチ。店頭では看板娘(?)の巨大亀がお出迎え。

9-640x427_20200605215101こちらの名物肌黒く歯応え抜群固めにしっかり打たれた田舎風うどんが絶品!各地の材をふんだんに使った出汁も素晴らしい!かなり僻地ながら繁盛なのも納得。

10-640x427_20200605220301スタジオに戻り洋館での新コンサートシリーズ の新たな企画の密談会議。仏蘭西製チェンバロを使っての意欲的なプログラムでのソロリサイタルを画策中!

2020年6月 4日 (木)

仏蘭西の名工

1-640x427_202006041610014日、久々に手元に戻って来た仏蘭西の名工Alain Anselm作の1段チェンバロ(まだ彼の楽器は日本でもウチの1台のみでは?)、早速総分解して各部点検するも欧米の製作家にしては珍しく(?)完璧!と言いたくなる程緻密で丁寧な作りのお陰で完成から20年以上経ても今だ出来立ての様。仏蘭西のトップ製作家の技量の凄みを改めて実感した次第。

3-640x452_20200604162601先日子供が大はしゃぎしていたご近所の公園の池、散策ついでに覗いてみるとザリガニの大繁殖地でした。今でもザリガニ釣りは子供の人気なのですね。イヤ懐かしい・・・。

2020年6月 3日 (水)

個性派チェンバロ久々の登板へ

640x427_202006032004013日、ウチのチェンバロ陣の中でも個性派の17世紀フレンチ1段(P.Dennis-model 仏蘭西Alain Anselm作)が久々に里帰りでドッグ入り。ここ最近すっかり表舞台から遠ざかっていたもののコロナ騒動後久々の古楽器生演奏となりそうなこの公演で登板予定であります。

2020年6月 2日 (火)

そろそろ飽きてきたでせう・・・

2-640x427_202006022230012日、皆さんそろそろパソコンから聴こえる「でじたるさうんど」には飽きてきたでせう・・・。そんな方にはこんな催しをお届けしようと準備中。続編も次々繰り出す予定であります。乞うご期待!

2020年6月 1日 (月)

日本古楽史の源流を辿る(昭和初期編其の十)

Disques-2-640x5611日、昭和初期の日本古楽史の話まだ続きます。私の見るところドルメッチのクラヴィコードによる平均律全曲録音のプロジェクトが始まり(結局老齢の為中断するのですが)ランドフスカの究極の名曲ゴールドベルグ変奏曲が発売された昭和8~9年が日本に置ける第1次古楽ブームのピークだったようです。当時バッハを中心としたバロック作品が欧米の一流の演奏家によって多数録音されるのですが、「誰それがあのバッハの名曲を録音した」という記事が雑誌上でも溢れておりました。人気絶大なランドフスカは雑誌の表紙を頻繁に飾りバロック時代の演奏風景の名画が端々に掲載され古楽器の解説も読者の人気であった・・・と今では信じられない位のブームだったようですね。中には古楽に肩入れする余り「このバッハの合奏の録音は名演ながら本来あるべきチェンバロが入っていないのがケシカラン」という論調の評論が続発するのが可笑しい・・・(まだこの時代ピアノが殆ど)。そしてそんな熱い古楽ブームの中さるレコード会社の一面広告がバッハ「四十八」というだけのシンプルさ。当時の読者はこれだけであの平均律クラヴィーア曲集のセット盤販売の広告であると判ったのでしょうね。凄い時代!

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