日本古楽史の源流を辿る(昭和初期編其の七)
29日、昭和初期の日本古楽史昨日の続き。昭和13年誌上でランドフスカ女史のサロンの訪問記を語った次にはクラヴサンの魅力をタップリ紹介。まだ実物を見た事が無くレコードを通してしか知らない日本の読者に向けてクラヴサンの歴史やペダルを含むレジスターの説明が実にマニアックなのが微笑ましい!当時の代表的なチェンバロメーカーとしてプレイエル、ノイペルト、そしてアンマーの3つを挙げてますね。そして最後に私が独逸アマ社の2段チェンバロとクラヴィコードを日本に向けて注文したと述べてます。実はこの記事の著者こそ日本人が最初に購入したチェンバロの重要なキーパーソンでありました(注文主は実は別の方)。日本初のチェンバロがその後どうなったかは現在調査中。もしかするとまだどこかに秘蔵されているのかも・・・。
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