チェンバロ2台御機嫌伺い
5日、西のスタジオにドッグ入りしたチェンバロ陣の御機嫌伺いの1日。まずはルッカースモデルの1段チェンバロを総分解して内部チェック。オリジナルに忠実な作りに感心するも穴無し調律ピンには四苦八苦・・・(断弦修理有り)。今時オリジナルに拘って穴無し調律ピンを使う製作家は世界中にもいないのでは?
今日は同じくドッグ入りしたお馴染みT社のスピネットも平行して総分解し内部チェック。先日違う楽器で行った通常のデルリンツメの移植手術が予想以上に効果有ったのでこの楽器もデルリンツメに交換へ。タッチが軽くなるだけでなくツメのしなりを指で感じる事が出来るのは本格的なチェンバロの練習を目指す方にはかなり重要な要素では・・・。
T社のスピネットのツメのデルリンへの交換は手順が確立したので約半日での作業が可能に。堅牢さだけで本格的なチェンバロ練習には程遠いタッチだった楽器をヒストリカル仕様に交換したい方はどうぞ!
感染拡大で緊張感高まる御江戸とは違い西のスタジオ周辺は桜満開で実にノンビリムード。今日はランチ後にスタジオ近くのビーチを散策するも花見を兼ねた散歩や釣り、ウインドサーフィンを楽しむ方多くコロナ騒動とは程遠い平穏な1日。
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