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2020年2月

2020年2月29日 (土)

肺炎騒動続く・・・

4-640x427_2020022921070129日、今日も新型肺炎騒動で無観客となった公演でフォルテピアノ調律。映像収録しているのでいつかは演奏見て頂けるはず・・・。

8-640x427_20200229210901公演後少し御機嫌斜めというスピネットの御機嫌伺いへ。冬場の乾燥によるトラブルかと心配するも堅牢さを誇るT社のスピネット殆どダメージ無く微調整のみで作業は終了。流石であります。しかし肺炎騒動でマスクの次にトイレットペーパーが店頭から姿消してますがインスタント食品も無くなりつつあり仰天。皆さんかなりの危機感お持ちのようですね。

2020年2月28日 (金)

公演中止続出・・・

8-640x480_2020022822190128日、新型肺炎蔓延防止と称する御上のイベント自粛要請の影響で次々と中止となっている古楽系公演、私が参加するはずだった海外グループの全国ツァー3月だけで2つも来日中止に。伊国の重鎮ビオンディ(彼は結局京の1公演のみでしたね)と日本でガチンコの「四季」対決するはずだった仏国の実力派Aベイエの全国ツァー も残念ながら中止。是非彼女の衝撃的なヴィヴァ四季をもう一度聴きたかった!

13-640x485_20200228222701東京神奈川京都広島と回るはずだったバーゼル在住の若手日韓古楽トリオの全国ツァー も中止。今回も珍しい能舞台での公演予定されてたのですが・・・。

4-640x427_20200228223401そして今日公演でお伺いしたホールの隣で間も無く開催予定だったカウンターテナーの大物公演もポスターにこんな張り紙が・・・。過去何度かの来日でご一緒させて頂いていただけにその素晴らしい歌声と魅力的な器楽アンサンブルが再び日本で聴けなくなったのは実に残念!

1-640x427_20200228223901各地で開催中止が続く中私は無観客での開催となった公演にフォルテピアノで参加。どんな形であれこの時期に演奏出来るという事は実にアリガタイ!

2020年2月27日 (木)

今すべき事は・・・

640x427_2020022716210127日、御上からのイベント自粛要請のお陰で各地で公演中止蔓延中(まるで新型肺炎と同じ勢いか?)。公共ホールは仕方無いとしても民間の公演は是非開催に踏み切ってもらいたいものです。御上がおっしゃる3月15日までの自粛期間を過ぎれば事態が回復しているかと言うと多分より深刻な事態が表面化するだけだと思います。そして日常的に国民全員が感染の危険性に対峙せざるを得ない事態は相当長期間続くのでは・・・? そうなれば感染拡大防止のため延々とイベント自粛を続けていく事も限界となるでしょう。お客様や演奏家にとって安心な感染防止策を充分に施した上でイベント開催を継続していくのが今後のベターな方向だと思います。そして何よりも今我々が一番優先すべきは感染しないあらゆる努力、感染の危険性ある場所を避ける、自己免疫力を高めるといった事でしょうね。もうひとつ重要な事はストレスを溜めない事!(実は現代人はこれが一番難しいかも?) 楽天家の私はこんな時こそ楽しい事を!と日頃混み合う人気洋食店で美味三昧。案の定繁盛店なのに昼時客少なくノンビリ食事出来ました。

2020年2月26日 (水)

ついに来たか・・・?

212_2020022620270126日、御上からの新型肺炎蔓延防止の為のイベント自粛要請(命令?)が出た途端堰を切ったように続く公演中止の報の嵐。早速ウチにも何件かの中止の連絡有り。現場の企画担当者は何とか公演開催したいと思っていても上層部が右へ習えと中止を決めてしまうと逆らえない様子。イベントの中止だけで交通機関等を止めないままだと感染の危険性は余り変わらないと思うのですが御上は自らが痛みを伴わない指令を出してやるべき事はやりましたと頬かむりするつもりなのでしょうね。まだ自粛要請出たばかりで各主催者は中止にするか迷っている所も多いようです。どの公演も正式な発表を待たれよ! そして自主公演の主催者へ。ひも付きの公演は御上の意向には逆らえないので中止は仕方無いところですが自主開催なら主催者の意向を明確にすれば開催も充分可能だと思います。会場での感染防止策の徹底、感染の疑いの有る方の入場自粛要請と払い戻しの実施等を明確にすればお客様も安心して公演に参加して頂けるはず。まずは出来るだけの事をやった上で開催しますので皆さまも感染防止にご協力の上是非お越しくださいとの宣言をすべきでしょうね。しばらくは音楽関係者にとって苦境が続くと思われますがお互い頑張って道を切り開きましょう!

2020年2月25日 (火)

ピリオド楽器的な?モーツァルトオペラ

1-640x427_2020022519230125日、フォルテピアノ入りのモーツァルトオペラもリハ終盤戦いよいよGPへ。今回英国人指揮者の意向でフォルテピアノはいつものオケピット片隅では無く指揮者の真ん前という珍しい配置、またレチタティ―ヴォもチェロ入り、オケ中でもフォルテピアノ弾く場面多し・・・とモダンオケのモーツァルトオペラにしては中々ユニーク。先日のロト氏と言いモダンオケの中でピリオド楽器的なアプローチをする指揮者増えてきてますね。

2020年2月24日 (月)

モダンオケvsフォルテピアノ

8-640x427_20200224204801都心歌劇場でのモーツァルトオペラ今日からオケが入り本格的な編成でのリハへ。今回チェンバロの代わりに登板のフォルテピアノ、いつものレチタティーヴォでは生音で客席まで充分聴こえるもオケ中ではやはりモダン楽器と古楽器の音圧の違いからか残念ながら余り聴こえない・・・。モダン楽器のオケ中でのフォルテピアノの使用はまだまだ色々な経験が必要なのでしょうね。

2020年2月23日 (日)

伊国古楽界の重鎮古都に登場!

1-640x427_2020022400490123日、西の古都郊外にある200席の贅沢なホールにジャーマンで出動。こちら音響は最高ながら楽器搬入が中々厄介。ナンでも1人でやる私がここだけはお手伝いをお願いしてやっとこチェンバロを舞台に設置。

2-640x426_20200224005501今日は伊国古楽界の重鎮Vn奏者率いるグループの「四季」公演来日初日。肺炎騒動にも負けず無事メンバー全員元気に現れてくれて内心ホッ(直前はトルコで四季だったそうな)。豪快な鳴りっぷりの重鎮のVnを中心に鉄壁のアンサンブルが見事!古楽系四季公演はこのグループと3月のベイエ率いるラテン混成軍団の一騎打ちの様相、同じ古楽ながら両者全く違う攻め方のようで是非続けて聴き比べすべし!ホール隣のコンビニに弁当買出しに行くとナント御江戸では姿消しているマスクが売ってました!(流石関西か?)慌てて購入し舞台スタッフの方にお伝えするもすぐに姿は消してしまっていたそうな・・・。

2020年2月22日 (土)

暖冬のお陰で・・・

1-640x427_2020022218580122日、西に移動してスタジオで楽器メンテナンスの1日。仕事の前にご近所の(ちと遠い?)御贔屓の饂飩屋でランチ。色とりどりの野菜を豪快に放り込んだカレーうどん絶品。御江戸なら大行列の人気店ながら昼時でも殆ど待たずに座れるのが関西ならではか・・・。

2-640x427_20200222190601今日はエアコン・加湿器無しの部屋で3か月放置のチェンバロの御機嫌伺い。例年なら冬の乾燥でかなり御機嫌斜めのはずが暖冬のお陰で殆どコンディション崩れておらずビックリ。やはりこの冬は稀に見る異常気象だったのでは・・・?(楽器的にはアリガタイ冬でしたが)

3-640x427_20200222191701例年なら今頃花見の時期というご近所の梅の名所の天神さん。さぞ満開かと意気込んで向かうも余りの暖冬で花は散り始めており今冬は見頃を逃してしまい残念・・・。

2020年2月21日 (金)

フォルテピアノ入りモーツァルトオペラ

7-640x50121日、都心の歌劇場でのモーツァルトオペラにフォルテピアノで出動。リハ初日英国人指揮者は楽器を見るなり「モーツァルトオペラにはチェンバロよりもフォルテピアノが合うんだよね。もう欧州の歌劇場は殆どフォルテピアノ使っているよ」と大喜びのご様子。今回はウチの5台目のフォルテピアノとなる特注のオペラ専用小型フォルテピアノの初登板でありました。

2020年2月20日 (木)

年貢納め

640x427_2020022020080120日、今年も憂鬱な年貢納めの時期到来。昔と違ってパソコンに数字打ち込むだけである程度計算出来るのはありがたいものの使っている会計ソフトが古すぎて(パソコンもまだWindows7だし)去年の消費税率アップに対応出来ず今回は結構電卓叩いて記入する羽目に・・・。久々に自分で計算してみるとここ数年電脳任せで見落としていた計算ミスを発見、出鱈目な数字が出てきて毎年かなり税金払い過ぎていた事が判明しガックリ。

2020年2月19日 (水)

御宝の山!

1-640x427_2020021920530119日、実はご近所ながら再開後まだお伺いしていなかった元オリゴ(現在はチェンバロ・フォルテピアノ付き貸しスペースとして活動中)を久々に訪問。オリゴの開設者故鍋島先生の膨大な遺品の整理を継続中との事ながら、それとは別に7年前に亡くなられたチェンバロ製作家柴田雄康氏のチェンバロ関連の遺品が大量に保管されておりビックリ。行き場が無く困っておられたので引き取ったとの事。

4-640x427_20200219210801柴田氏の遺品今日は少し拝見しただけながらチェンバロ関係者にとってはもう御宝の山!今や絶対入手出来ない貴重な資料も多そうですね。近々その御宝を皆さんの前で御開帳するイベントを開催しようと密談中・・・。マニアには堪らない放出品も同時に見て頂く予定。乞うご期待!

2020年2月18日 (火)

18世紀の伝統引き継ぐ英国製チェンバロ

Cem-16-640x427 18日、倫敦から持ち帰られたという20世紀半ば英国の名工作のチェンバロをベテラン製作家と2人で修復へ。今日はまずメカニック総分解するも7本ペダルという複雑な機構の為鍵盤が中々取り出せず作業は難航・・・。悪戦苦闘の末やっと鍵盤取り出し内部拝見するも独逸の大手モダンメーカーN社の機能優先のモダンな作りとは違い18世紀英国製チェンバロの作風を受け継いだような意外にヒストリカルな機構に感心。20世紀チェンバロ復興の生き証人と言うべき貴重な楽器でありました。

2020年2月17日 (月)

伝説のピアノメーカー

640x427_2020021721220117日、個人宅の縦型ピアノの御機嫌伺いへ。浜松の量産メーカーとは全く違い職人によって細部まで丁寧に作られていたという宇都宮の伝説のメーカーのピアノ、歌うような明瞭な音色が素晴らしい!もうこんな味わい深いピアノは日本では作れないのかも・・・。

2020年2月16日 (日)

ディナーと共に

3-640x427_2020021623050116日、本邦洋楽発祥の地鹿鳴館跡に建つ老舗ホテル(創業130周年!)でのディナーコンサートに白フレンチで出動。入口には立派な雛人形が。それより初めて見るお隣の歌劇場の凄い数のヅカファンの熱狂振りに仰天(今日が楽日だったそうな)。スターの出入り待ちでの一糸乱れぬファンの行儀良さが凄い!

7-640x427_20200216231901今日は話題のシェフの特製ディナーの前に豪華なソリストを交えてオケが演奏、チェンバロはバッハとヴィヴァルディで登板でありました。外は雨ながらやはりホテルの強い暖房で乾燥しチェンバロのピッチ維持にひと苦労。仕事の合間に少し銀ブラするもあれだけおられた中国の方が姿を消して週末なのに閑散としてましたね。

2020年2月15日 (土)

このまま行くと・・・

212  15日、都心移動中薬屋見つける度にマスク探すもこのご時世どこも品切れ、よく見ればウェットティッシュ等防菌系の商品もいつの間にか姿無し。コンサートでもマスク着用必須!と言われるようになるのでは?と思うとどこかで入手しておきたいのですがどこにも無い!このまま騒動が大きくなると「ワタシ キケンナジャパンニハイキタクアリマセン」という海外演奏家も出て来る可能性ありますね。

2020年2月14日 (金)

日本最古のコンサートホール

1-640x427_2020021421020114日、上野の日本最古のコンサートホールに楽器持ち込まず調律のみというミッションで出動、本来は電車で行けるはずがこのご時世人混み怖い!とわざわざ車で移動(駐車場高し!)。待機時間に御近所の資料室で日本古楽史の発掘調査。今日の最大の収穫は「日本人初のチェンバロ奏者関西在住ながら作曲コンクール入賞で話題になったのか東京でも知名度はあった様子」。他にも戦前の邦人チェンバロ奏者(今日は3人)の経歴が少しづつ明らかに・・・。

4-640x427_20200214211201今日は日本越南合同アンサンブルの公演でホールチェンバロの調律。女性奏者のアオザイの衣装実に艶っぽく素晴らしい!舞台の幕が下りた中でのチェンバロ調律客席の騒音シャットアウト出来大助かり。この日本最古のコンサートホール、今秋には海外から来日の大物古楽公演連続で開催予定。乞うご期待!

2020年2月13日 (木)

英国製モダンチェンバロ

11-640x427_2020021317520113日、銘器ながら日本には殆ど入っていない英国製モダンチェンバロ(半世紀以上前の作?)の修理の依頼を頂きベテラン技術者とご一緒に楽器拝見へ。2段鍵盤5列(16+8+8+8+4f)7本ペダルという仕様はヒストリカルに比べて中々重装備。モダンチェンバロで代表的な独逸N社の大量生産の機能的ながらドライな作りとは違い18世紀から続く英国の銘器Jブロードウッド社の伝統を引き継ぐシックな木目外装が素晴らしい!

5-640x427_20200213180301このチェンバロ、オリジナルの革のツメがすべて残っており実に貴重!(16f付きモダンチェンバロで革のツメが残っている楽器日本では殆ど現存していないはず・・・)長年冬眠していたお陰でかなり御機嫌斜めな状態ながら修理後この歴史的銘器が果たしてどんな魅力的な音色を奏でてくれるか実に楽しみであります。

2020年2月12日 (水)

楽器越冬中

640x427_2020021215170112日、年が明けてから登板続く売れっ子チェンバロと秋から登板無く冬眠中のフォルテピアノの御機嫌伺い。どちらも暖冬のお陰か越冬中も御機嫌は上々でひと安心。チェンバロは次回登板予定(45000円という超高額チケット完売だとか)のリハに提供。

2020年2月11日 (火)

みちのくで16fチェンバロリサイタル

8-640x427_2020021121230111日、みちのくで16fチェンバロリサイタル本番。チェンバロ研究の第一人者でもある奏者自著では余り16fチェンバロには肯定的な事書かれておられなかったものの今回この楽器を弾かれると実に面白いとおっしゃって頂き早速色々なレジストレーションをアプローチ。バッハの名曲を多彩な音色と音量変化で料理され最後アンコールでは16f単独と言う珍しい演奏も登場。16fチェンバロならではの魅力と迫力を存分に味わえたひと時。

6-640x427_202002112145012日前にお披露目を済ませたばかりのホール所有のクラヴィコード、早速フタに奏者の記念サインが・・・。

2020年2月10日 (月)

16fチェンバロリサイタル間も無く!

0-640x42710日、みちのくでの16fチェンバロのリサイタル を明日に控え今日は舞台で念入りなリハーサル。二百席の贅沢な空間でチェンバロに精通した名手が奏でる16fチェンバロの豪快な鳴りっぷりに感嘆!遥々みちのくまで来なければ聴けない異次元のチェンバロのサウンド是非お聴き逃し無く!(東北とは言えいわきは意外に近いですぞ!)

5-640x427_20200210223501リハの合間にホール御近所で評判ながら未発掘の鮮魚店経営の海鮮食堂で初ランチ。お勧めの海鮮定食ネタも新鮮で中々豪華(実は御飯あら汁お代わり自由だったとの事)。いやみちのくの海の幸の豊富さはやはり素晴らしい!夜も演奏家と晩酌ご一緒するもチェンバロ界のレジェンドが披露する取って置きの業界裏話が面白過ぎ・・・。

7-640x427_20200210224401リハの前に御近所の阿蘭陀製チェンバロの御機嫌伺い。この冬の乾燥知らずのお陰でコンディションそれ程崩れておらずひと安心・・・。去年夏のみちのくでの台風豪雨の被害が間近に迫っていた話には仰天でありました。

2020年2月 9日 (日)

みちのくで16チェンバロマスタークラス

2-640x427_202002092342019日、みちのくのお馴染みのホールでの16f付きチェンバロを使ってのマスタークラスに調律で参加。ホールにチェンバロが入った十数年前には市内にチェンバロ経験者が殆どおられなかった事を思うと今回の多数の受講者聴講者が参加の盛況振りを見てホールスタッフの皆さんの長年の市民へのチェンバロ普及の努力に頭が下がる思い。

7-640x427_20200209235801今回は新たにホール楽器に加わったクラヴィコードも登場、講師を務められた大御所の奏者によってお披露目演奏も・・・。

5-640x427_20200210000101昼休み調律あるので演奏家とランチご一緒出来ず、仕方無くホール御近所の喫茶店で持ち帰りのサンドウィッチを注文。中華、オムライスとデカ盛り激戦区のこの街でこのサンドウィッチも有名なそうな・・・。フワフワの玉子サンドは絶品。マスタークラス終了後皆さんとみちのくの海の幸で一杯。今や日本古楽史の生き証人たる大御所先生から沢山の興味深い想い出話伺う事が出来大収穫。

2020年2月 8日 (土)

ハマでシューベルト

2-640x427_202002082246018日、ハマの人気ホールでの歌&ピアノシューベルトプログラムの公演に二百歳の老ピアノで出動。音響素晴らしいものの冬は異常乾燥が怖いホールなので秘密兵器を持ち込むも本番では使わずに済みヤレヤレ。歌曲とピアノソロに加えて盛り沢山のトークコーナーもあり二時間半の充実したプログラム。しかしこちらのホール、話題の(?)クルーズ船のご近所のはず、その為かホール近くの野毛の地元民御用達の大衆中華食堂にランチで行くも昼時なのに何故かガラガラ・・・。消費税アップの後の大不況に追い打ち掛けるようにチャイナ肺炎騒動で安価で美味の中華系でも足が向かないのかも・・・?

2020年2月 7日 (金)

四季続き・・・

4-640x427_202002071752017日、浪速の北にある新しいホールでの「四季」公演リハにジャーマンで出動。今年に入ってもう3つ目の四季ながら今日はヴィヴァルディでは無くハイドン。ヴィヴァ四季公演はこの後すぐヴィオンディとベイエと古楽系公演も続くのですが・・・。しかし今になって四季ブーム再来なんでしょうかね?

2-640x427_20200207175601 このホール近くには大の御贔屓の隠れ家蕎麦屋があり今日も勇んで訪問。ここの天ざる打ち立ての蕎麦の美味さもさる事ながらテンコ盛りの天婦羅が量・味共に凄すぎる!また大将と女将の掛け合いがまるで上方漫才で実に楽しい・・・。本当は大将の店内乱入パフォーマンスも見物ながら(蕎麦は塩で食べろとか色々客に注文付けてくるのがまた楽し)今日は蕎麦打ちで忙しく残念ながら見れず。

2020年2月 6日 (木)

今にこうなる?

8-640x4616日、中国発で世界中に広まるコロナウイルス騒動。余りの感染の拡大の早さには驚くばかり。そのうち人が集まる催しは感染拡大の元として危険視されるのでは? 実は11年前のSARSの世界的流行の時も同様の騒動があり、私が参加したさるコンサートでは「演奏家・お客様共にマスク着用の事」というお触れが出た程。演奏家は本番ではマスクは免除になりましたがリハでは強制着用、ただしフルートだけは流石にマスクのままでは吹けないとの事で無しで済みましたがガンバとチェンバロはマスク付ける羽目に(ロベール爺さんマスク着用とは聞いたが口に着けろとは聞いて無いゾと頭に付けてましたが・・・)

32-2640x479そしてお客様も全員マスク姿で演奏鑑賞。いやかなり異様なコンサートでありました。まもなくこんな様子が再び来るのかも?

2020年2月 5日 (水)

加湿し過ぎが問題だ!

2-640x427_202002052103015日、連日のチェンバロの御機嫌伺い、今日は独逸製2台がお相手。まずは伝説の名工作の1段チェンバロから。状態をチェックするもこのメーカーらしい格調高い鳴りは健在、音色を揃える僅かな調整で済みひと安心。

3-640x427_20200205210901チェンバロの横にはショパン時代のピアニーノも鎮座しており贅沢な楽器コレクション。この180歳の老ピアノもチェンバロ並みに環境変化に敏感なようで興味深し。

5-640x427_20200205211101次は独逸の人気メーカーの2段ジャーマンがお相手。こちらも豪快な鳴りっぷりは健在。今日お伺いした2軒共冬用の充分な加湿対策を施されているものの乾燥しない異常気象の今冬では加湿し過ぎが問題点でありました。皆さんも御用心あれ!

2020年2月 4日 (火)

独仏製チェンバロがお相手

2-640x427_202002041941014日、今日は独仏両国製のチェンバロがお相手。まずはヘビー級の独国有名メーカー製ジャーマン2段の引越から(堅牢な作りだけに実に重い!)。都心有数の超高層マンションの天空のお部屋から(景色抜群!)ご近所の低層階の新居まで高低差約150mという珍しい移動でありました。

3-640x427_20200204195001次は仏国製の小型軽量のスピネットの御機嫌伺い。繊細な構造だけに四季の湿度変化には敏感に反応し少々御機嫌斜めだった様子。

2020年2月 3日 (月)

上野で仏蘭西プログラム

10-640x427_202002032125013日、モダンオケの仏蘭西プログラム2日目は上野の老舗ホールへ。昨日の赤坂も今日の上野も音響の素晴らしさが売りの大ホールながら同じ演奏が全く違う聴こえ方するんですね。どちらも席の位置でもかなり印象違う様子。しかしラモーとルベルというフレンチバロックのプログラムではモダンのダイナミックさと古楽の切れ味を上手くミックスした仏国指揮者の棒捌き素晴らしく多分バロック嫌いが多いモダンオケファンにも大受けでありました。

1-640x427_20200203213401こちらの老舗ホール、歴史的な建物ながらその斬新さは今だ健在、実はお客様は見られないバックステージも見物であります。来演した世界中のオペラ・バレー・オケの記念プレートが壁や天井所狭しと飾られている様子は実に壮観!またそれぞれが実に贅沢に作られており毎回来る度に見惚れてしまう程。

2-640x427_20200203214101このホールの楽しみは御近所のランチ巡り、今日も稲荷町に繰り出し御江戸では珍しい京丹後の魚専門の割烹で海鮮丼。大味な外海の魚では無く繊細ながら濃厚な山陰の地魚の味実に美味し。

2020年2月 2日 (日)

大ホールでのモダンオケ公演でも生音勝負!

7-640x427_202002021913012日、赤坂の名門ホールでのモダンオケ公演に白フレンチで出動。大ホールで大編成の爆音モダン楽器陣に囲まれながらチェンバロは生音勝負!ラモーやルベルというフレンチバロックの作品をモダン楽器で見事に調理した仏蘭西人指揮者の棒捌きが圧巻!明日は上野の名門ホールで同プログラムの公演有り。

2-640x427_20200202192201チェンバロ以外にもラベルの曲で使用の楽器陣が舞台にズラリ。チェレスタ、シロフォンなど鍵盤楽器との共演は滅多に無く興味津々。

2020年2月 1日 (土)

大好評だったスカルラッティのバロックオペラ ラジオに登場 

2-640x427_20200201053801去年11月新百合ヶ丘のオペラハウスで上演され大好評だったAスカルラッティのバロックオペラ「貞節の勝利」。2月21日にFMラジオで放送されるとの事。最近発表された音友の2019コンサートベスト10でも多くの方がこのオペラを挙げておられましたね。上演後に絶賛の噂を聞いて聴き逃したと悔しい想いされた方には朗報であります。ほぼ引越公演並みに本場伊太利のテイスト満載、メインの伊国勢に引けを取らなかった日本勢の歌手器楽陣の充実振りも素晴らしかったバロックオペラ、是非ラジオでお楽しみあれ!

懐かしの市場見納め

1-640x427_202002012359011日、地元で長年Bachのカンタータを演奏し続けているグループの公演本番。舞台は冬特有の異常乾燥でチェンバロはボディーが捻じれ始め音が出なくなるなど悲鳴を上げる程・・・。悪条件の中での2台調律も難易度高く久々にハードな現場。

20-640x427_20200202000601 今回のホールのご近所には地元でも有数の活気有る商店街があり今日も週末の買い物客で大賑わい。メイン通りの裏にも老舗の市場があったものの間も無く閉鎖との事で別れを惜しむ為久々に訪問(40年前御近所に住んでおり良くお世話になったものでした)

18-640x427_20200202001101市場は殆どシャッター通りと化しており閑古鳥が鳴いてました・・・(涙)。最後とばかり蒲鉾屋で昼飯買うも僅かな買い物なのにおまけで揚げたてを付けてくれたりと人情溢れる商いは昔のまま、イヤ市場閉鎖実に残念!

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